2023/11/02 - 2023/11/02
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kojikojiさん
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この旅行記のスケジュール
2023/11/02
この旅行記スケジュールを元に
ツアー4日目の朝はパンフレットにあった希望者のみの「朝日観賞」に参加しました。希望者だけあって約半分の方が参加するようです。もちろん早起きの嫌いな妻は参加しません。午前6時から朝食が食べられるはずでしたが、料理は出来ておらず、パンとジュースとゆで卵といったものだけ食べて午前6時50分に出発します。誰かのブログで駐車場のようなところで朝日を見たなんて話も聞いていたので参加しようかどうしようと迷っていましたが、ガイドさんが「シベリア鉄道の貨物列車が見えます。」というので心は決まりました。まずはウランバートル市内を出て南東の方向へ進みます。ほとんど線路に沿っているので2日目に行った「テレルジ国立公園」へ行く途中のようです。アジアハイウェイ3号線を40分ほど走ると東の空が明るくなってきます。これではアサヒは見えないだろうと半分諦めながら進んでいると炉型にバスが留められました。バスを降りて「死辺wリア鉄道」の線路の下のトンネルを抜けると川沿いの草原に出ます。川は凍てついて氷で覆われています。凄いところに来たなと思っていると後方からディーゼル機関車の音が聞こえてきます。振り返るとそこには疾走してくる貨物列車が見ました。線路に近い場所にいるのですごい迫力です。中国方面に向かう貨物列車は70両以上の貨車を引っ張っています。通過するまで数分かかったように思えます。貨物列車を見送ってしばらくすると東の空から太陽が昇ってきました。途端に周りが明るくなり、凍った川の氷もキラキラ輝いています。前日の夜は小雨も降っていたほどなので、天気がどうなるか分からなかった「朝日観賞」出下がここへ来て良かったと思いました。寒かったですが30分ほど大自然を楽しんでバスに戻り、ホテルに向かいます。すると今度は背後から中国国境からウランバートルを目指す貨物列車が近づいてきます。今度は石炭を積んだ長大な貨物列車で2両連結したディーゼル機関車が凄い迫力です。バスは60キロくらいで走行しているようなので列車も同じくらいのスピードが出ているようです。しばらくは付かず離れずの異種レースのようでした。ガイドさんによるとディーゼル機関車は中国製かロシア製なのだそうですが、中国製は極寒地には弱く、ロシア製は馬力が弱くそれぞれ長短があるそうです。一番良いのはアメリカ製ですが、敵視する大国に挟まれたモンゴルでアメリカ製のディーゼル機関車は使えないそうです。午前9時にホテルに戻り、もう一度朝ご飯を食べてウランバートル市内の観光がスタートします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ミアットモンゴル航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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ツアー4日目の朝はパンフレットにあった希望者のみの「朝日観賞」に参加しました。希望者だけあって約半分の方が参加するようです。もちろん早起きの嫌いな妻は参加しません。午前6時から朝食が食べられるはずでしたが、料理は出来ておらず、パンとジュースとゆで卵といったものだけ食べました。ぱさぱさなパンですが、中に甘いクリームが入っていて、なかなか美味しかったです。子供の頃に食べた山崎パンのチョココロネを思い出します。
東横イン ウランバートル ホテル
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午前6時50分に市内の「東横イン」を出発して、バスは最初に行った「テレルジ国立公園」へ向かうアジアハイウェイ3号線を東に進みます。
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この時点でどこまで行くのか分かりませんが、東の空はすでに明るくなっているので日の出には間に合わなさそうです。
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空も明るくなってきて時間切れではないかと思いますがバスはまだ東に向かいます。
そして何も無い道路の路肩に停車するとガイドさんから降りるように促されます。 -
場所の説明のしようがないのですが、この日はAH3から「Bumbat Eco Amralt」というリゾートへ向かう脇道の線路の下のトンネルを通り過ぎたところで朝日を見るようです。ウランバートル市内からリゾートの名前をグーグルマップに入力すると場所は分かります。
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この日はもう少し先までバスは進んだのですが、途中で引き返したので本当は別の場所が目的地だったのかもしれません。この先には「シベリア鉄道」の線路が大きくカーブする場所があり、撮影のポイントのようなのでそこを目指していて時間切れになったのかもしれません。
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西の空に浮かんだ雲には朝日が当たりピンク色に染まっています。
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脇を流れる川は完全に凍り付いてガイドさんが医師を投げても割れることはありませんでした。グーグルマップで川の名前を調べても何も出てきません。
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ピンクに染まった西の方角から突然貨物列車が疾走してきました。ガイドさんは前日の晩の確認時に「シベリア鉄道の貨物列車が見えます。」と言っていたのでこの事だったのかと分かりました。
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牽引しているのはロシアのブリヤンクス製の大型機関車「2ТЭ25КМ УБТЗ」で、2017年からモンゴル鉄道に導入されています。
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機関車は2車体連結式の箱型車体で、重連運転が前提のため運転台は片側のみに設置されてているようです。
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朝日の中を疾走してくる貨物列車はものすごい迫力です。朝日観賞のツアーですが、こんな景色を見られるとは思いもよりませんでした。
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あ先頭車両はあっという間に通り過ぎていきますが、貨物車両は延々と続いています。
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車両の数を数えた方の話では77両あったということです。中国国境へと向かっていきます。
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先頭車両を400ミリの望遠で撮ってみます。線路はこの先で3つのヘアピンカーブを通過していきます。そのカーブは撮影ポイントのようで、いろいろな方がここで撮った写真をアップされています。
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碑が登るにつれてそれまで青白かった周囲の山々がピンク色に染まっていきます。
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写真撮影のポイントの先には「Bumbat Eco Amralt」しかありませんが、そこへ向かう男性の姿がありました。厚手のデールという伝統衣装にハンチングのような帽子がカッコいいです。
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刻一刻と変化して良く景色をずっと眺めています。モンゴルの景色を眺めながら久しくヨーロッパアルプスの風景を見ていないと思い、次のクリスマスマーケット巡りでは山々の姿が見えるだろうかと思いに耽ります。
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雪が無かったらなんてことない景色だったと思います。雪の持つ不思議な力を感じます。
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そろそろ日の出の時間です。厳寒の地のようですが、思っていたよりも寒くはありませんでした。モンゴルの冬はまだこれからのようです。
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誰も言葉を発せずにこの風景を眺めています。
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凍てついた川面にも太陽光線が当たって、その表情を変えていきます。
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中国方面に貨物列車の姿が見えましたが、こちらへは来ませんでした。いくつか駅もあるようなのでそこで貨物の積み下ろしをしているのかもしれません。
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ようやく太陽光線が差し込みました。山がある分だけ朝日を眺める時間は遅くなります。ガイドさんは何も言いませんでしたが、時期や天候をちゃんと調べてここへ案内されているのでしょう。
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妻と2人で旅していても彼女の知らない景色はたくさんあり、帰国してから4トラの旅行記で知ることが最近特に多くなってきました。
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薄氷の場所を見ると何故か足を踏み入れたい衝動に駆られることがあります。子供の頃にそんな衝動を抑えることができずに、赤城山のカルデラ湖へスケートに行った際に歩いてしまったことがあります。氷は割れて水中に落ちましたが、とっさに両手を広げたので氷の下に入ることは無く、自力で這い上がることができました。そんなことを思い出しました。
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振り向くと自分の影が長く伸びていました。
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そろそろ出発の時間です。
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空気がきれいなので月のクレーターまでもがくっきり見えます。ガイドさんが「きれいに撮れましたね。」と言われ、iPhoneに勝ったかなと思いました。星空の写真はiPhoneに完敗でしたから。
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路肩に停めたままのバスに戻ります。
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ウランバートルに戻る車窓からは中国方面から疾走してくる貨物列車に追い立てられます。
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ガイドさんによるとディーゼル機関車は中国製かロシア製なのだそうですが、中国製は極寒地には弱く、ロシア製は馬力が弱くそれぞれ長短があるそうです。一番良いのはアメリカ製らしいのですが、敵視する大国に挟まれたモンゴルでアメリカ製のディーゼル機関車は使えないそうです。
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ウランバートルに石炭を運ぶ貨物列車のようです。昔の国鉄時代にはこんな貨物列車は旅先で当たり前のように見ることができましたが、時代が変わって見ることが減ったように思えます。
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バスは時速60キロほどで走っているようですが、その脇を追い抜いていきます。
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冬のウランバートルは石炭の煤煙で空気が悪くなるそうです。そんな季節も間もなくやってくるのでしょう。
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ピンク色に染まった雪景色の中を進むディーゼル機関車はすごい迫力です。
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本当に地球上の風景だろうかと思えてきます。
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このバスの中からの景色さえも現地の旅行会社の考えだとしたらすごいなと思います。
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バスも負けじとスピードを上げてきました。
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そして追い抜きます。
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貨物列車とのカーチェイスを楽しみました。
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童心に帰ってシャッターを押し続けていた脳で、我に返って恥ずかしくなってきました。誰も貨物列車の写真を撮っていませんでした。連写のシャッター音がうるさかったのではないでしょうか。
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線路の脇にも遊牧民のゲルがポツンと建っています。
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1時間前には立ち枯れた木々の寂しい風景でしたが、太陽光線で赤く染まると別世界のように輝きだします。改めて太陽の力ってすごいと思います。
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不思議な家族の裸婦像を越えるとウランバートル市内も近いです。
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国道を歩く人の列がシルエットになって見えました。写真を撮っているときは何だか分かりませんでした。
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しばらくするとコンビニの「Nice to CU」の前で佇む人を見て、兵隊が訓練のために行進しているのだと分かりました。モンゴル陸軍は大モンゴル国時代のボグド・ハーン政権の頃に設立されています。モンゴルの総兵力は1万5千人で予備役は14万人で徴兵制度を実施しており、男性の18歳から1年間兵役に付くそうです。徴兵制度は厳格ではなく、兵役代替金と呼ばれる納付金(約1,500ドル)を納付するか、海外に留学するなど26歳までやり過ごせば兵役義務は消滅するそうです。
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踏切を渡りウランバートル市内に入ります。線路の写真を撮ろうとしたらちょうど朝日が写り込んで、ターナーの絵画「雨、蒸気、スピード」のような写真になってしまいました。
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ターナーはグレート・ウェスタン鉄道を描き、この日はシベリア鉄道がモチーフになりました。
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ウランバートル市内にはロシアの地方都市で見掛けるような巨大なパイプ網が見られました。1970年代でロシアで構築されたシステムなので同じ時代にモンゴルにも導入されたのではないでしょうか。火力発電所で温められた温水がビルなどの部屋を暖める暖房のもとになります。
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このシステムが導入された都市部のミルは良いのですが、導入されていない周囲のゲル地区では現在も石炭を使うので冬は煤煙で空気が悪くなるそうです。
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ウランバートルのグラフィティシーンは1990年代後半に共産主義政権が崩壊した後に出現しました。MTVの影響でブラック・ローズのようなヒップホップ・グループの形成に影響を与え、やがてモンゴルのヒップホップ・クルーやラッパーがROAAD Crew、S-UNITED、REDEGGS Crew、SASなどのグラフィティ・クルーが出現する道が開かれました。鳥山明の漫画ドラゴンボールの亀仙人としか見えない老人の背後には先日乗ったロシアのUAZが描かれています。
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バスはウランバートル駅の近くに差し掛かると「鉄道博物館」の屋外展示を見ることができます。大型の蒸気機関車П36形は南満洲鉄道のシンボルでもあった「あじあ」を思い出させます。
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右側は2車体連結型の大型ディーゼル機関車「ТЭ2形」でヘッドマークにはスターリンのレリーフがあります。左は小型蒸気機関車「ЕЛ形」で、旧ソ連でも使われていた車両ですがアメリカのボールドウィン社製の車両です。
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次にモンゴルへ来るとしたら立ち寄りたい場所の1つになりました。
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今回行くとかのストリートアートしか見えていませんが、モンゴルのグラフティの質の高さを感じました。
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モンゴルの僧侶の着る袈裟はチベットと同じエンジ色なのだと思いました。妻と旅した中国雲南省の香格里拉の寺院でこの衣の布を買い求めたことがあります。
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ようやくホテルが見えてきました。予定よりは少し早くの帰着でした。
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お陰でこの日2回目の朝ご飯をちゃんと頂くことができました。そして30分ほど部屋でも休憩が出来たのも助かりました。ウランバートルの最終日はようやく市内観光と買い物ができます。
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