満を持しての？スイス旅行　２（ヴィンタートゥール周辺地域　その1）

2023/09/28 - 2023/09/30

　かねてより、６５歳の記念にとスイスへの夫婦旅を企画していました。
　春先には、ホテルを予約、列車の乗車券・指定券もこまめに買いそろえ、「さぁ、準備万端だ！」と出発を心待ちにしていた８月のお盆過ぎに、初孫（男児の内孫）が誕生。
　これを境に、家内は初孫愛に燃える一方で旅行熱が急速に冷め、結果「一人で行ってらっしゃい！」ということに。何やら過酷なミッションになりそうな予感を持ちつつ、またも一人旅に出かけたのでした。
　3日目から5日目はヴィンタートゥールに2泊して、スイス北東部の見所を巡り、ザンクト・ガレンからルツェルンに移動しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　旅行日程
３日目(9.28)
　ヘルシンキヴァンター空港 16:30 → 18:20 チューリッヒ空港 19:13 → 19:27 ｳﾞｨﾝﾀｰﾄｩｰﾙ駅 → ﾎﾃﾙｳﾞｧﾙﾄﾏﾝ ｱﾑ ﾊﾞｰﾝﾎﾌ（泊）
４日目
ホテル → ｳﾞｨﾝﾀｰﾄｩｰﾙ⑥ 8:42→ 9:22 ②ｼｭﾀｲﾝ ｱﾑ ﾗｲﾝ（観光）11:30（桟橋）→（クルーズ・昼食）→12:45（桟橋）ｼｬﾌﾊｳｾﾞﾝ（観光）② 13:57→14：01 ①ﾉｲﾊｳｾﾞﾝ ﾗｲﾝﾌｧﾙ（ライン滝観光）ｼｭﾛｽ ﾗｳﾌｪﾝ ｱﾑ ﾗｲﾝﾌｧﾙ① 16:26→ 16:54 ⑧ｳﾞｨﾝﾀｰﾄｩｰﾙ → ホテル（泊）
５日目(9.30)
ホテル →ｳﾞｨﾝﾀｰﾄｩｰﾙ⑥ 9:01 → 9:43 ②ｸﾛｲﾂﾘﾝｹﾞﾝ③ 9:45 → 10:12 ⑤ﾛﾏﾝｽﾎﾙﾝ④ 10:26 → 10:41 ④ ｻﾞﾝｸﾄ ｶﾞﾚﾝ（荷物預け・昼食・観光）④ 15:05 →（ﾌｫｱｱﾙﾍﾟﾝEX）→ 17:21 ② ﾙﾂｪﾙﾝ
※　丸数字はホームの番号です。

エリア ヴィンタートゥール(スイス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ほぼ定刻にチューリヒ国際空港に到着。以外と大きな空港に感じられました。ヴィンタートゥール行きの切符（14.6CHF）の購入に手間取ったが、なんとか19：13発の電車に乗ることができました。

チューリッヒ国際空港 (ZRH) 空港

　ハーフフェアカードは日本にいるうちにネットで購入しました。半額になるので、物理的に不可能でない限り、今回は1等車で回ることにしています。

　地上に出ると、19：20頃なのに結構明るかった。

　ヴィンタートゥールに到着し、ホテルにチェックイン。

Hotel Wartmann am Bahnhof ホテル

　ホテルは駅の真ん前です。

　駅地下のＣＯＯＰで仕入れたサンドイッチと、ヘルシンキで買った松の実で夕食を済ませました。1フランが170円近いので夜は外食を控えないと破産しそうです。（この日の食材費は24.05CHF。）でも、ビールは3フランくらいなので大目に見ることにします。

　このホテルは、日本で言えば駅前のビジネスホテルといったところだと思いますが、逆に落ち着きます。朝食のケチャップやマヨネーズなどもわかりやすい場所にあってありがたかった。

　翌朝、シュタイン アム ラインに向かう電車。ヘルシンキで乗ったHSLに似た、都市近郊線特有の車両です。

　線路脇には延々と牧草地が続きます。

　シュタインアムラインの駅に到着しました。ここからライン川を渡って旧市街に向かいます。

　ライン川の上流方向の風景です。

　ライン川に架かる橋から下流方向の風景。クルーズ船の桟橋が見えます。

　駅から15分ほど歩いて、市庁舎の広場に着きました。ここのフレスコ画も見事ですが、散策前には建物の左奥の公衆トイレをご利用ください。

市庁舎 (シュタイン アム ライン) 建造物

　ホテルアドラーの壁面です。

Hotel Adler ホテル

　向かい側の建物も壁画や出窓が見事です。

　朝9時半過ぎで、搬入車両は見ましたが、ひと気はあまりないようです。

　写真は結構撮りましたが、10時前にウンター門まで来てしまいました。船は11時半発なのにどうしましょ。ホーエンクリンゲン城に行くにはタイトだし、その気力もないし･･･。

　門の手前の噴水にネコを発見！

　魚屋ではなく、ナイフなどを扱う店のようですが、ここの飼い猫なのでしょうか？
遊び心に「いいね！」

　ウンター門の外側から船着き場に回り込み、ベンチでまったりと船を待つことにしました。因みに、ウンター門のすぐ外側の観光案内所と船着き場のクルーズ船の事務所には無料のトイレがありますよ。そうこうするうちに、クルーズ船が到着しました。

　この日は風もなく、川面もおだやかです。

　お昼時ですので、船内でランチをいただきました。マカロニに、すりおろしリンゴと粉のチーズをかけて食べるのですが、リンゴの酸味と甘み、チーズの塩味が絶妙な味わいで、琥珀の液体とともに胃袋が幸せに満ちるプロセスを楽しめました。

　途中、橋の下をくぐり抜ける場所もありました。

　雲もなく、いい天気に恵まれました。川の両側では、水着姿で日光浴する人も結構いました。川のすぐ近くに民家も多く建っていることに驚きました。

　まもなくシャフハウゼンに到着です。

　桟橋から、シャフハウゼンの駅に移動します。これは、テルブルンネン（ウイリアムテルの噴水）。

　騎士の館。あやうく見過ごすところでした。シュタインアムラインから来たせいか、結構大きな街に感じられました。

騎士の館 建造物

　メッツガーブルンネン（肉屋の噴水）。どう見ても兵士の像ですが、なぜ肉屋?
　とりあえず、ライン滝に急ぎます。