満を持しての？スイス旅行　7（ツェルマット　その1）

2023/10/05 - 2023/10/06

　かねてより、６５歳の記念にとスイスへの夫婦旅を企画していました。
　春先には、ホテルを予約、列車の乗車券・指定券もこまめに買いそろえ、「さぁ、準備万端だ！」と出発を心待ちにしていた８月のお盆過ぎに、初孫（男児の内孫）が誕生。
　これを境に、家内は初孫愛に燃える一方で旅行熱が急速に冷め、結果「一人で行ってらっしゃい！」ということに。何やら過酷なミッションになりそうな予感を持ちつつ、またも一人旅に出かけたのでした。

　10日目は、ゴルナーグラート展望台で眺望を楽しんだ後、定番の「ローテンボーデンからリッフェルベルクまで」と「リッフェルアルプからスネガまで」のハイキングを行いました。

　　　　　　　　　　　　　　　　旅行日程

10日目(10.5荷物送り Grindelwald)
ホテル → ﾂｪﾙﾏｯﾄ 8:00 → 8:33 ｺﾞﾙﾅｰｸﾞﾗｰﾄ 9:07 → 9:12 ﾛｰﾃﾝﾎﾞｰﾃﾞﾝ（ハイキング） → 10:05 ﾘｯﾌｪﾙﾍﾞﾙｸ 10:10 → 10:20 ﾘｯﾌｪﾙｱﾙﾌﾟ（ハイキング）→ 12:30 ｽﾈｶﾞ 13:30 → 13:33 ﾂｪﾙﾏｯﾄ → ホテル（泊）

エリア ツェルマット(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　翌朝7時半頃、ホテルのベランダから望むマッターホルン。肉眼では白っぽかったが、カメラではこのとおりモルゲンロートになってました。
　朝食後、ツェルマット駅で、グリンデルワルト駅あてにスーツケースを送り（12CHF）、ゴルナーグラート鉄道駅に向かいます。

　せっかくの機会なので、ピークパス（右）のほか、優先乗車券（7ＣＨＦ）を使ってみました。

　優先乗車券は、専用の待合室を利用でき、他の乗客より早く電車に乗ることができます。この季節だと乗客もさほど多くないので、必要性はあまり感じませんが、先頭車両の窓の大きな席が確保できました。

ゴルナーグラート鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

　8時ちょうどに発車。列車は、ゆっくりですが、徐々に高度を上げていきます。

　少しずつ視界が開けてきます。

　フィンデルバッハ駅の手前からの写真。

　リッフェルベルク辺りから撮った写真。

　まもなくゴルナーグラートに到着します。

ゴルナーグラート展望台からの眺め。雲が多めで、日の出前のような感じがします。左から右に少しずつ撮影していきます。モンテローザとリスカムの間を流れるゴルナー氷河。

ゴルナーグラート 山・渓谷

　モンテローザ。

　左からリスカム、中央の二つの白いコブはガストールとポリュックス、右の岩山はロッチャ・ネーラ。

リスカム。

右端がブライトホルン。と4,000ｍ超えの山々が連なります。

　中央右横の黒くとがっているのが、マッターホルン・グレッシャー・パラダイス。

　少し青空が見えてきました。地球の歩き方のイラストと見比べると、氷河が痩せ細っているのが一目瞭然！

　そして、マッターホルン。

　眺望を楽しんだ後は、一駅下ってローデンボーデンに着きました。

　リッフェルベルクまで、定番のハイキングコースを歩きます。リッフェルゼーでの逆さマッターホルン。天気に恵まれました。

リッフェル湖 滝・河川・湖

　その下の池での逆さマッターホルン。

　ダラダラとハイキングコースを下りながら、やっぱり気になり写真を撮ってしまいます。

　以下同文！

　リッフェルベルクの駅が見えてきました。

　目線を少し左にやれば、ツェルマット方面の谷間が。

　ホテルリッフェルハウスが見えてきました。まもなくリッフェルベルクの駅です。

　10時10分発の電車で、さらに一駅、リッフェルアルプまで下ります。

　電車がやってきました。

　リッフェルアルプに到着。ここから、スネガまで歩きます。

　秋の気配が漂う道を歩きます。針葉樹も黄葉するんですね。

　草花も赤く色づいています。

　グリュンゼーでの一枚。

　次のグリンジゼーを探すのに30分以上ロス。フィンデルン川の上流に行ったり来たり、途中で浚渫工事してた場所が「グリンジゼー？」と勘違いしたりで、体力もかなりロス。

　川を渡った先の一本上の道の付近で道標を発見し、やっとの思いでグリンジゼーにたどり着きました。樹林越しに眺めたマッターホルン。

グリンジゼー 滝・河川・湖

　気を取り直して、スネガに向かいます。モレーンに沿って結構上るイメージで心が萎えますが、途中途中で足を止め、山をみては元気をもらいます。

　登りから下りになってきました。後ろを見るとこんな感じ。

　あの先を右に行けばライゼーが見えるのでは、と期待してしまいした。

　ライゼーの手前は崖を登るような感じの道でしたが、ようやくたどり着きました。

　スネガのレストランで遅い昼食をいただきます。

ビュッフェ バー スネガ 地元の料理

　いい汗かいた後は、定番の一杯！この旅で初めてブラートブルストとロシュティの組合せです。困ったときの一品と言われるみたいですが、喜んで食べたい逸品ではないでしょうか!!（昼食代31CHF）

　昼食を終え、ケーブルカーでツェルマットに戻ります。

スネガ 山・渓谷

　時間も早いので、街中をブラブラ歩きます。（これは、マーモットの泉）

　このあと、土産物（マッターホルンの絵柄のアーミーナイフやピーラー合計139.9CHF）、夕食（26.65CHF）などを買ってホテルに戻りました。（駅横の線路を横切り、裏口からカードキーでホテルに行くことができます。）

　日中は暑いくらいですが、夕方、山の陰に入るとひんやりしてきます。ベランダで、2度目の水分補給を始めました。

　家でも、毎日同じような物を食べているので、お供の泡さえあれば全然苦にはなりません。さて、明日はどこへ行こうかしら･･･。