2023/09/18 - 2023/09/18
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さんちゃんさん
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今日も、タクシーを1日チャーター。比較的エレバンに近い修道院を見学します。
最初に行ったチャレンツのアーチ、アルメニアの人々の心のよりどころアララト山がよく見えるという場所です。
次に、ゲガルト修道院。わたくしたちの計画ではこの日の最後に行程を組んでいましたが、ドライバーのArmenさん、「まずは、ゲガルトに行くよ!」と。
着いたのは11時少し前。日曜日でしたので、ミサをやっていました。荘厳な雰囲気、静かに響く聖歌、人によってはアルメニア一の修道院というのも納得です。
その後、ガルニ神殿、フリプシメ教会、エチミアジン教会、スヴァルトノッツ
と見学、最後はお連れ様のお楽しみ、ブランデー工場へと盛りだくさん。
地元民ならではのArmenさんの案内で、充実した一日となりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空 フライドバイ LOTポーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
おはようございます。
Azoyan Guest Houseの共用キッチン。 -
3部屋のゲストハウスなので朝食用の席も3部屋分。
今朝のお隣の席は、オーストラリアからのご夫妻。反対側にはロシア人の女性。 -
朝食は8時から。
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ハムとチーズをいただいて、トーストを焼いて・・。
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朝食担当スタッフが、オムレツを持ってきてくれました。
温かい卵料理は日替わりで、オムレツだったり、ゆでたまごだったり。 -
9時半に、ドライバーのArmenがお迎えに来てくれました。
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途中、両替屋さんによってもらったりして、最初に来たのは、チャレンシ・カマール。時刻は10時半。
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チャレンツのアーチという意味。
エレヴァン周辺でアララト山が一番美しく見えるといわれている場所。
観光客が入れ代わり立ち代わり訪れます。 -
次に来たのは、ゲガルド修道院。
時刻は午前11時。
駐車場のスペースは残り少なく、日曜日の今日は、午前中早い時間にこちらに来たわけがわかりました。人も多く、お土産物屋さんも店開き。ゲガルド修道院 寺院・教会
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この修道院は、アルメニアの中でも古い修道院で4世紀ころの建立といわれています。
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洞窟修道院とも呼ばれ、岩盤をくりぬいて作られた部分もあります。
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日曜日の午前11時過ぎ。
ちょうどミサの時間。 -
厳かな雰囲気に息をのみます。
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ゲガルトの名前の由来は槍。
キリストが磔にされたとき、わき腹を刺された槍がここで発見されたといわれています。
そしてその槍は、午後に行くエチミアジン大聖堂の宝物館に収められています。 -
岩盤を利用した修道院ですが、こうして固い岩に装飾を施しているのは見事。
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床に穴が開いているところからは。下の小部屋ジャマトンが見られます。
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自然の岩盤を利用した外観。
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修復中なのがカトゲキ聖堂で、隣国ジョージアのタマル女王がアルメニアを支配下に置いた13世紀の建立だといわれています。
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山の中の修道院ということがよくわかります。
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そして、このような固い岩盤をくりぬいて、修道院のほとんどが作られているのです。
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自然の中の素晴らしい修道院ですが、アクセスは良くなく、タクシーで来るか、ツアーを利用するのがよいかもしれません。
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駐車場でアルメニア名物のガタを売っています。
とりわけ、このガル二村が有名だそうです。
昨日、セヴァン湖を出発するとき、Armenさんが、「おいしいよ」と少し分けてくれたのが、これ。
おいしかったから、1つ購入。 -
12時、ガルニ神殿にやってきました。ゲガルト修道院からは車ならすぐ。
先ほどのゲガルド修道院同様駐車場がかなり混んでいます。
だから、Armenさん、今日はゲガルド修道院方面からにしたのかな。 -
ガルニ神殿の建立は1世紀。
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コーカサスでは珍しい、イオニア様式。
ギリシャでよく見かけたあの様式です。ガルニ神殿 寺院・教会
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これが建てられたころは、まだアルメニアでキリスト教が普及していなくて、古代アルメニア神話の精霊信仰が主流。
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太陽神にささげられたものとされている神殿です。
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そして、神殿の立つ辺りは、断崖絶壁。
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アルメニアでキリスト教が国教として認められた後も、ガルニ神殿は破壊されることなく残りました。
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その後、ペルシャ、アラブ、モンゴル、ティムールなど異教徒が侵攻してきてもこのガルニ神殿は残り、アルメニアの謎の一つとなっています。
かなりの山奥にありますから、うまく残ったのでしょうか。
さて、次は、エチミアジン地区に向かいます。 -
エチミアジン地区の入り口に差し掛かった時、道路の右側に見えてきたのは、大きな手のモニュメント。
聖グレゴリウスの右手。 -
聖フリプシメ教会。
リブシメ教会 寺院・教会
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618年に建てられたといわれるこの教会は、世界でも古い時期のものといわれ、世界遺産になっています。
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フリプシメという教会の由来は、アルメニアに西暦290年ごろやってきた、修道女の名前からきています。
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修道女フリプシメは、当時の国王の求愛を断ったため拷問の末殺されたといわれています。
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こちらが、その修道女フリプシメの棺。
供えられた深紅のバラみたいな方だったのかなと想像しました。 -
教会を入り口横から眺めます。
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教会の全景です。
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フリプシメ教会から車を10分くらい走らせると、エチミアジン大聖堂に到着です。
エチミアジン 寺院・教会
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エチミアジン大聖堂はアルメニア使徒教会の総本山。
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この大聖堂があるエチミアジンはアルメニア第4の都市。
エレヴァンからは30㎞程のところにある、宗教都市。 -
聖グレゴリウス門。
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カトリコスといわれる総主教がこの大聖堂内に住んでいます。
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木の陰に隠れてしまいましたが、現代風な塔のある建物は聖天使教会。
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石造りの十字架。
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聖職者の方たちが列を作ってやってきました。
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何か始まるのかとしばし見ておりました。
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聖歌を皆さんで歌って、解散していきました。
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修復が終わって見学できるようになった大聖堂の内部。
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観光客だけでなく、参詣者、結婚式に参列している人など日曜日なのでたくさんの人。
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ロンギヌスの槍があるという宝物館を見学しようと、入場券を買いに行きました。
時間で区切っているようで、少し待つようにと・・。
チケット売り場も兼ねている売店で、アララト山の絵を購入したら、チケットは現金で売りますよと。あれれ、少し待ってと先ほど言っていたけれど、こんなにすぐに売ってくれるんだ。 -
韓国人グループ客の入った後、そう待つこともなく宝物殿に入りました。
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残念ながら、チケット売り場のスタッフが言うように、今、宝物館は修復中で、見られるところは限られているみたいです。
まあ、槍は見られたから、良しとしますか。 -
15時20分、エチミアジン大聖堂を後にしました。
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スヴァルトノッツに着いたのは午後3時半ころ。
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エレヴァンの空港はスヴァルトノッツ空港といいますが、エチミアジンからエレヴァンの方向に戻るここスヴァルトノッツ地区にあるから。
スヴァルトノツ 史跡・遺跡
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このスヴァルトノッツ大聖堂は、7世紀、ペルシア帝国の支配下の時、ネルセス3世によって建てられました。
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この地が選ばれたのは、アルメニアがキリスト教を国教とした4世紀に、当時のアルメニア王がグレゴリウスによって洗礼を受け、キリスト教に改宗した地であったから。
先ほど、グレゴリウスの右手のモニュメントは見ましたね。 -
ネルセス三世は、グレゴリウスにささげるためこの地を選んだそうです。
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そして、大聖堂が完成した後、ネルセス3世はこの横に自分の宮殿も建てました。
今は、ただ柱と、土台が残るのみ。10世紀ころからこのような形になってしまったといわれています。 -
日時計を見つけました。
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スヴァルトノッツ博物館も併設されています。
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大聖堂はこんなかたちだったのではと、復元された模型がありました。
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こうして中の様子もわかるようになっています。
エレヴァン中心部から10㎞ほど、そしてエチミアジンやリプシメ教会も近いので、ぜひこのスヴァルトノッツの見学をお勧めします。
聖堂の在りし日の姿を想像するのも楽しいですよ。 -
さて、本日の最後の見学場所、エレヴァン ブランデー カンパニー。
エレヴァン コニャック工場 その他の店舗
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観光バスも数台停まっていました。
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建物の入り口にずらりと並ぶ製品の数々。
観光名所の一つになっているのでしょう。 -
ブランデー『アララト』はアルメニア特産の白ブドウから作られたワインと湧き水が原料です。
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お連れ様は、いろいろ悩んだ挙句、1本購入。
さてさて、どうやって無事に家までもっていくのでしょう。 -
幹線道路を見下ろすような高台にありますので、「ARARAT」工場は目立ちます。
この後も何回か横を通り、最後の朝、空港に行くときも、この工場の横を通ってまいりました。 -
これにて、本日の観光はおしまい。ドライバーのArmenさん、二日間ご苦労様。
ゲストハウス近くの、共和国広場で降ろしてもらいました。
今日の夕食はこちらで。The Italian イタリアン
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店名はThe Italian.
それならパスタをいただきましょう。
パスタと炭酸水で、2人で6784AMD(約2700円)。 -
夕食後、少し散歩します。
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テントが並ぶヴ「ヴェルニサージュ」と呼ばれる青空市場。
骨とう品や、お土産物屋さんがたくさん並んでいます。週末青空市場 市場
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あらあら、車の上に商品を並べています。
今日は、もう遅いので、ちらりとみるだけ。
最終日に、ここでお土産を買うことにします。
さあ、ホテルへ。
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