ジョージアとアルメニア22日間の旅　③　トビリシぶらぶら街歩き

2023/09/02 - 2023/09/02

三日目の今日は、トビリシ街歩きです。雨かも・・と思った天気も、晴れに変わりました。

まずは、ホテルから歩いて行かれる、ツミンダサメバ大聖堂です。途中、大きなパンをいくつか持った女性を見かけたので、「あら大きいパン！」とほほ笑んだら、「どうぞ、あげるわよ。」とパンをいただいてしまいました。そんなつもりではなかったのに・・。
朝ごはん用？に買ったのではないのかしらと申し訳なく思いながら、いただきました。

ツミンダサメバ大聖堂の後はロープウェイで川の反対側にわたり、ナリカラ要塞やらシオニ大聖堂、国立博物館を見て、最後にケーブルカーでツミンダ山に登るフルコース。

街を歩くジョージアの男性は、体格がよい人が多いです。でも、夫がちょっと躓いて転びかけた時、さっと手を差し伸べてくれました。気は優しくて力持ち・・なのかな。

エリア トビリシ(ジョージア (グルジア))

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空 LOTポーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。

トビリシ三日目の朝。

朝食の8時まで少しあるので、ホテルの屋上に来てみました。

これから行こうとしている金ぴかのツミンダサメバ教会が見えます。

こちらの方角には、手前にメテヒ教会。

山の上にはナリカラ要塞。

眺めを楽しむことのできる屋上でした。

Hotel Four Brothers ホテル

さてさて、お待ちかねの朝食時間です。

今日も、盛だくさん。

ヒンカリ（ジョージアの餃子）。中には、チーズが入っています。

オムレツというか、目玉焼きというか・・。

卵焼きといえばいいのかな、焦げがご愛敬。

さて、トビリシ街歩きに出かけましょう。
今日は忘れずに参拝用のスカーフをバッグに入れました。

徒歩数分のメトロ最寄り駅、アヴラバリへまずは行きます。

アブラヴァリ駅 駅

明日トビリシ中央駅からズグディティに移動、中央駅まではメトロで移動します。

滞在中何回かはメトロに乗るでしょうから、メトロカードを購入、チャージしておきます。

各自1枚ずつ買おうとしたら、窓口の係員さん、1枚を二人で使うことも可能、と教えてくれました。カードはデポジット２GEL,あとは乗車1回分１GELを必要に応じてチャージすればよいようです。

なおバトゥミのバスもこのカードで乗車できました。

メトロカードの購入のあとは、歩いて、ツミンダサメバ大聖堂へ向かいます。

この写真は、トビリシ到着の一昨日、そして昨日と夕飯に利用したイートインの惣菜店。Khachapuri House。

結局、この後も、トビリシに泊まった6泊すべてつまり6回こちらで夕食をとりました。

どうやらこのあたりは、下町？

きれいに改装された家もありますが・・

ところどころ、こうした古い家にもお目にかかります。

さて、向こうから歩いてくるご婦人、大きなパンを持っていました。

「わあすごい！」と思わず大きな声がでて、写真を撮らせていただきました。

そのあと、ご婦人はパンを差し出します。「あなたたちに、あげるわ。
食べてごらんなさい・・。」

固辞したのですが、断り切れずご厚意に感謝し、いただいてしまいました。

焼きたてほかほかのパンを手持ちのエコバッグにいれながら、歩いた目的地はこちら。

ツミンダサメバ大聖堂。

ツミンダ サメバ大聖堂 建造物

ともかく、巨大な、そして新しい教会です。

ジョージア正教会独立1500年、キリスト生誕2000年を記念して、2004年に完成。

ジョージア正教会の総本山。

高さ86m、ドームの上の十字架は7.5m。

教会内は、地下も含めて広大な空間が広がっています。

建設資金はほとんど寄付で賄われたそうです。

床は大理石。

地下まで何層にもあるこの空間、もしかしたら、シェルターの役割もあるのかなと推測してしまうのは、この国の歴史と、置かれている地理的条件からでしょうか。

大聖堂をあとにし、警備の厳しい大統領官邸のそばを通り、少し遠回りしながら、街歩き。

大統領官邸 建造物

川に沿った公園、Rike Parkを通り抜け・・

竜の動くような形の「平和の橋」。

平和の橋 建造物

川の向こうに見えるのはシオニ大聖堂？

昨日の夜も見た気球。

初日は地上に置かれていたので、ガスタンクかと思いました。

大人1人５５ラリで上空からトビリシの街を眺めることができるそうです。

高いところからトビリシを眺める方法はまだあります。

ロープウェイ。

ロープウェイ その他の交通機関

ここ、Rike Parkとナリカラ要塞を結びます。

片道２．５ラリ。
日本円だと１５０円くらいかな。

料金は現金ではだめで、今朝買ったトビリシメトロカードで支払います。
メトロカードはここでも販売しており、チャージもできました。

空中散歩のスタート。

シオニ大聖堂。

気球が目印、スタート地点のRike Park。

空中散歩は所要５分間。

トビリシの街を見下ろすように立つジョージアの母の像。

グルジアの母の像 モニュメント・記念碑

画面中央はベツレヘム救世主降誕上教会。

ケーブルカーを降りてから歩く道沿いにはお土産屋さんがいっぱい。

I LOVE TBILISI・・の前にあったモニュメント。

シオニ大聖堂に来ました。

先ほどロープウェイで上から眺めたところです。

トビリシ市内で最も格式が高いといわれる教会。

シオニ教会 寺院・教会

スカーフをかぶって中へ。

1500年前に原型が建てられた由緒ある教会ですが、異民族の侵入で一度は破壊されます。

現在の建物は12世紀初頭にダビット建設王によって再建されました。

900年もの歴史ある建物。

この教会には「ニノの十字架」が保管されているということで、その格式が高い教会になっています。

このあと、ジョージアの修道院を巡ると、ジョージアにキリスト教を伝えた「聖ニノ」のお話があちこちで聞かれます。

天井のフレスコ画。

ジョージアの人たちの心のよりどころといわれる教会だけあって、参拝客が絶えませんでした。

ルスタヴェリ通りを散策します。

はちみつ屋さん。

手ごろな大きさ、容器のがあれば・・と思いましたが、かなわず。

横道にちょっと入ると、２階が張り出した家。

トルコやバルカン半島で見た風景。

チュルチヘラと果物がカラフルに並びます。

車の運転が荒いので、のんびり歩けませんが、こんな素敵な通りも。

道の両側にあるお店をのぞきながら歩いていたらリバティスクエアに着きました。

自由広場 広場・公園

植え込みの中にプーシキンの銅像があるプーシキン広場です。

15日に行った、ダヴィド・ガレジツアーの集合地点はこの銅像の前でした。

プーシキン広場 広場・公園

プーシキン広場から歩いて数分、
ジョージア国立博物館、見たいフロアがありました。

3階にソ連時代の展示があるとか。

展示物は古代からのもの。

たしかこの国では７０００年前からこのクヴェリでワインづくりが行われていました。

そんなわけで、出土品のこの布にもブドウの刺繍。

甲冑を見て、日本のと似ているよねと夫婦で感動していたら、正真正銘日本の甲冑。
そばにいたスタッフが教えてくれました。

武具のコレクターの収蔵品を公開していました。

国立博物館の全体像。

道路の反対側から写しました。

期待していた3階のソ連占領時代の展示は、ちょっと物足りなかったです。

このあたりは、重厚な建物が多いのです。

ジョージア国会議事堂。

そしてまた、ルスタヴェリ通りには青空市場が広がります。

はちみつを一つ買いました。

ルスタヴェリ通りから横道に入っていきます。

迷いながら、途中で女学生に道を教えてもらいながら、たどり着いたフニクラ乗り場。

ケーブルカー 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ケーブルカーは片道10ラリ。

現金払いではなく、写真のカードを2ラリで購入、そこにチャージする仕組みです。
二人だったので、1枚のカードを二人で使えました。

カードはムタツミンダ公園の観覧車などに使えるようでした。

これがフニクラ＝ケーブルカー。

発車直前に修道女さんがたくさんのりこんできました。

彼女たちは中腹の駅にある修道院で降りていきます。

山頂のムタツミンダ公園。

ムタツミンダ公園 広場・公園

この眺めのために、道を聞きながらケーブルカーに乗って、やってきました。

観覧車やら、小さい人たちが喜びそうなもののある遊園地のようでしたが、眺望を楽しんだらもう満足。

時間も時間ですから、下に折りましょう。

ケーブルカーで下界におりてみつけたアイスクリーム屋さん。

手前、ピスタチオ、奥、ベリー。

食べたら元気が出ました。

さすがに今日はたくさん歩いたから、ダヴィスプレビスモエダニ駅からメトロで帰ります。。

初メトロです。

わたくしの大の苦手、東欧のエスカレーター。

地下深くにホームがあります。

すごい早い！大きな荷物がないので、なんとか飛び乗ります。

車内はこんな感じ。

次の駅、アヴラヴァリでメトロを降り、今日は疲れたね・といつものお店Khachapuri Houseで、夕食を購入。

テイクアウトにして、部屋食です。

シャワーを浴びて、夕食を済ませ一息ついた寝る前に・・・・。

今朝も行ってみたホテル屋上から夜景を眺めました。

明日は早朝出発で、いよいよスヴァネティ地方へ・・。
おやすみなさい。