ジョージアとアルメニア22日間の旅　⑯　エレヴァンぶらぶら街歩き

2023/09/19 - 2023/09/20

アルメニア最後の日。明日早朝のフライトで帰国しますので、ホテルの出発は未明。逆算すると、早めの夕飯を済ませ、8時くらいには休みましょう・・ということになります。

というわけで、今日はゆっくりスタートし、グミマーケットを冷やかしながらドライフルーツを買ったり。メトロに乗ってみたり、カスカードへ行ったり・・。

エレバンの中心部、道が斜めになっていたりして結構迷います。おかげで、ずいぶん通りがかりの方々に助けられながら。目的地へとたどり着きました。皆さん本当に親切です。そして決まって、聞かれるのは「アルメニアは好きかい？」という言葉。

「はい、もちろん。あなた方が誇りをもっているこの国が好きですよ。」

エリア エレヴァン(アルメニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空 フライドバイ TAPポルトガル航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。

アルメニア最後の日となりました。

Azoyan Guest House ホテル

今日は、エレヴァン市内をゆっくりぶらぶらするつもりなので、8時からの朝食もゆっくりといただきました。

クレープみたいに薄く焼いたパン、ラヴァシュ。

ハムやチーズを挟んでいただきます。

アルメニアに来て、３日間ともチャーターしたタクシーで回っていましたので、観光最終日の今日は、自分たちの足で回ります。

ソビエト時代の集合住宅。

エレヴァン 散歩・街歩き

メトロのZoravar Andranik駅の横を通り過ぎ・・。

ドライフルーツを売る露店を眺めながら・・。

たどり着いたのはこちら、Gumマーケット。

内陸国なのでお魚はセバン湖産かな？

水槽に入れて売っています。

ペプシコーラのマークもあるイートインコーナー。

中に入ってまあびっくり。

まず目に入ったのはドライフルーツ。

魅せるパッケージが重要なようです、

味見をさせてもらいながら、どれがいいか品定め。

それぞれセールスポイントがあるようです。

今朝もいただいた、ラバシュ（薄焼きパン）でした。

こんなにたくさんあると壮観です。

各家庭で焼くのかなと思いましたが、既製品もありなのですね。

ガタ！

初日にセバン湖のあたりでドライバーのArmenさんが、おいしいよと分けてくれましたっけ。

香辛料。

ジョージアほど、香辛料は多く見かけなかった印象があります。

ずらりと並ぶ、ミネラルウォーター。

ケースの上の数字は値段？
2リットル　690AMD　256円
1.5リットル　590AMD　219円

コーラやファンタなどソフトドリンクのお値段みたいです。

ザクロやグレープフルーツなど、フレッシュフルーツもジュースにして売っています。

市場見学を終え、次の場所へ。

車窓からもずいぶん見ましたが、ソビエト時代の集合住宅。

パン屋さん。

花屋さん。

街角で見るとホッとします。

画面中央、はるか向こうに教会が見えます。

さあ、地下鉄へ。

アンドラニク将軍駅。

1981年開業、1路線12駅。

地下鉄内のショッピングモール。

ジェトンというコインを買ってそれを改札に通して乗ります。

10年前のサンクトペテルブルクで経験しました。（今は、近代化してるのでしょうね）

駅は、他のと元・社会主義国と・同じく、深い深い地下にあります。

電車は思ったよりきれいでした。

平日の日中ですが、かなりの乗客。

共和国広場駅の次で降ります。

そして、長ーい長ーいエスカレーターで地上に出ます。　　
イェリタサルダカン駅。

メトロ駅の出口にも花屋さん。

素敵なアレンジメント。

郵便ポスト。

赤いのだわ。

このあたりは、観光客でにぎわっています。

ソ連時代人気のあった車ヴォルガ。

・・・のようです。

カスカードにやってきました。

入り口には大きなアレクサンドル・タマニアンの像。
偉大な建築家で彼によって、このエレヴァンの街並みが作られたそうです。

アレクサンドル タマニアン像 モニュメント・記念碑

カスカードは画面中央の石段からまっすぐに緑地帯というか公園がのびていて、エレヴァンの見どころの一つです。

カスカード 散歩・街歩き

美しい緑地帯も魅力ですが、入り口の像といい、興味を引くモニュメントが並んでいます。

ライオン像。

とげとげしています。

ポット。

Smoing Woman。

Sculpture Fernando Botero, Gatto

ネコちゃん！

彫刻を見ているうちに、一番奥にたどり着きました。

くるりと回れ右をすると、まっすぐエレヴァンの街が見渡せます。

Cascade Complex

カスカード 散歩・街歩き

多分アララト山の方向。

うっすら山が見えているような・・。

笑うおじさんのモニュメント。

ゲストハウス近く、中心部へと歩きます。

カスケードからは、道が斜めに伸びているので、予想通り？迷ってしまい。道行く人に尋ねながら歩きます。

何とか共和国広場にたどり着きました。

共和国広場 広場・公園

途中で道を聞いたおにいさんが、ヴェルニサージュのほうまで行くから一緒に歩いていこうと、道案内してくれます。

若いひとは大体英語が通じました。

水飲み場。

お兄さんの案内のおかげで、なんとか青空市場、ヴェルニサージュに着きました。

ここからゲストハウスまではすぐ。

週末青空市場 市場

手持ちのアルメニアドラムのコイン、あるだけを手のひらに載せ、これで買えるものある？と青空市場のおばちゃんに聞きました。

「そうねえ、これならいいわよ。」と売ってもらったのがこのポーチ。

本日gumマーケットで買ったドライフルーツ。

夕食は、日本から持ってきた非常食の炊き込みご飯。

お湯が沸かせるので、それとわかめスープで部屋食にします。

2時半にお迎えが来るので、今日は、午後7時には消灯、早じまい。
でも、なかなか眠れないものですね。

外もなんだか賑やかです。

Azoyan Guesgt Houseの特典（公式サイトからの予約）で、空港への送りのタクシーがつきます。

深夜2時15分にお迎えの車が来ました。車が走り出しゲストハウス近くの共和国広場に、たくさんの警察車両と物々しい雰囲気にびっくり。

9月19日アゼルバイジャン国境のナゴルノ・カラバノフ地域で軍事衝突勃発。しかし、翌日にはアルメニア政府は停戦に合意。合意をうけいれたパシニャン首相の辞任を求めるデモが広がろうとしたところだったのでした。

未明にはまだデモの動きはなく、無事空港に到着。

エレバン空港 (EVN) 空港

先日工場に立ち寄ったブランデーARARAT 。

アルメニアの聖なる果物　ザクロ。

布製品にもずいぶんザクロの図案が使われていました。

あとは、待合室で搭乗を待つばかり。

滞在最終日とはいえ、ナゴルノ・カラバノフ紛争が再燃したことには驚き。

改めて、穏やかに暮らせる日々に感謝した次第。