トルコ3週間旅行、17-22日目：アジア側のカドキョイに5泊

2023/09/14 - 2023/09/19

北フランス在住の日本人夫婦です。

先ずはダイジェスト版としてトルコ3週間旅行をアップしました。
https://4travel.jp/travelogue/11854422

旅行記グループは最大30旅行記で超えてしまいました。
イスタンブールに入るまでの旅行記は↓のグループになります。宜しければ覗いて下さい。
https://4travel.jp/travelogue_group/52495


最後はイスタンブールに5泊。そこまで訪れた場所はどこも大変印象に残る素晴らしい所ばかりでした。
でもイスタンブールはやっぱりイスタンブール。良いですね、本当に。
旅行最後を飾る素晴らしい滞在となりました。

5泊するので落ち着けて、少し地元感があると聞いたアジア側のカドキョイに5泊しました。
一番参考にしたのはサボワールさんのサイト、https://ca-voir.com/istanbul-asian-side-tourism-jp/

確かに、アジア側はヨーロッパ側に比べて地元感が溢れていて、食事代も若干安め。10分間隔でヨーロッパ側のエミニョムまで船が出ているので移動も楽ちん。19年夏にイスタンブールへ行った際にはヨーロッパ側のスルタンアルメット地区に滞在しましたが、2回目以降のイスタンブールはアジア側が本当にお勧めです。

日中はヨーロッパ側に渡り観光していたので、内容は乏しいですがカドキョイに関してアップします。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

滞在したホテルは、アキン スイーツ (AKIN SUITES - İSTANBUL SUİTE OTEL)　https://www.akinsuites.com/

1泊約50ユーロ。アパートホテルなので最低限のキッチンはあり、洗濯機も部屋にあります。結局外食ばかりで一度も使用しませんでしたが、リビング・キッチンと寝室があり、40平米位の部屋でとても快適でした。港からも徒歩2－3分、カドキョイの中心地（ごちゃごちゃ沢山レストランやお店があるエリア）まで徒歩5分と最高の立地です。次回も利用したいホテルです。

部屋からの景色。生活感溢れる建物の中。

結局行きませんでしたが、近くのハマム。

滞在中暑かったので、近くの八百屋さんでスイカを購入。味見させてくれました。甘かった！

日本でも話題になったトンビリの銅像。
Wikipediaから拝借します。

トンビリ（生年不明 - 2016年8月1日）はイスタンブールの地域猫。舗道の階段に寝そべっている写真によって、世界的に知られるようになった。イスタンブール市では、彼女の死後に記念碑が作られている。

生涯
トンビリ（トルコで一般的な、ぽっちゃりしたペットの愛称である）は、イスタンブールのカドゥキョイにあるジヴェルベイ・ヴィラに住む野良猫だった。この猫は、人懐っこく、また、階段に寄りかかっている姿が近所の住民に人気があった。階段に寄りかかるポーズの写真がソーシャル・ネットワーキング・サービスに載せられたのをきっかけに、この猫は世界中に知られるようになり、インターネット・ミームとなった。カドゥキョイ地区で彼女はカルト的な人気を得て地域猫となった。2016年、彼女は重い病気にかかり、ついに8月初旬亡くなった。

Söğütlüçeşme駅からすぐ近くにあります。ネットで上がっている写真と少し違いました。どうやら銅像は盗まれた後、再度設置された様で、元々あった場所とは違う場所の様です。大きな車屋さんの目の前にあります。
行く方はグーグルマップで「Kedi Tombili Heykeli」で検索したら場所が分かるかと思います。カドキョイの港近くのホテルから行きました。途中寄り道しながらでしたが、直接行くと、2km弱なので徒歩圏内です。

Söğütlüçeşme駅ホームからの眺め。
イスタンブールも近代的な建物がニョキニョキありますね。

トンビリ行く途中に通った広場にある牡牛の像。
フォートラベルの口コミにもある有名な像みたいですね。

https://4travel.jp/os_shisetsu/10599675

わざわざ行く場所ではないかもですが、カドキョイ泊なら行っても良いかも知れません。広場のど真ん中にあるこの像、中々インパクトあります。

ヨーロッパ側にもあるのかも知れませんが、私は気づきませんでした。
道路標識に、猫や犬注意、徐行（YAVAS)を促しています。確かにヨーロッパ側よりカドキョイの方が犬や猫が多かった気がします。

朝の船乗り場前。通勤ラッシュ前ののどかな一時。

ホテルすぐ近くで何か大声を出しながら歩いている人がいるなと思ったら、
頭の上にシミット（トルコのパンの一種）が沢山入った籠を乗せて売り歩いている人でした。

大量のニンニク！

カドキョイはこれ！と行った観光名所はありませんが、本当にブラブラ歩きをしていて全く飽きません。

夕暮れ時も素敵です。

港の奥にあるホテル「DoubleTree by Hilton Istanbul - Moda」の前には海に沿って大きな公園があり、夕方は沢山の人達が散歩していました。
ここから見る対岸のヨーロッパ側、しかもアヤソフィアやブルーモスクが夕日をバックに浮かび上がる姿は絶景です。

スマホしか持っていない私にはこれが限界ですが、良いレンズをお持ちであれば、物凄くいい写真が撮れると思います。

Sandaviççi Zahir

一本裏道に入るだけで一気に静かになり地元感満載になります。
目にしたこのレストランはカドキョイで一番気に入ったお店。なにしろ親父が陽気です。英語話せませんがなんとかなるコミュニケーションの達人です。注文して炭火焼きしてくれる串焼きは間違いなし。どこも美味しいけどこの親父の人柄で一番です。

手羽先。

羊のレバー。

シーフードならお勧めは、レストラン街のど真ん中の賑やかな場所にある
Hamsi Pub Et & Balık

新鮮なシーフードを味わう事が出来る人気店。店員さんの感じも付かず離れずで心地よかったです。

でもアンタリアで食べたシーフードには叶いませんでした。

https://4travel.jp/travelogue/11854608
名前：Alara balık express
住所：Kepez balık çarşısı ve organik ürün pazarı no:4, 07090 Kepez/Antalya
https://alarabalikexpress.com/

すぐ近くにある蜂蜜屋さんはお勧めです！
コクがあるヨーグルトにその場で蜂蜜をたっぷり掛けてくれます。
体に良さそうで、そして美味しい！ちょっとしたデザートにもなります。

Etabal Arı Ürünleri
https://www.etabal.com.tr/
Caferağa, Güneşli Bahçe Sok No:28, 34710 Kadıköy/İstanbul

本当に賑やかな地区です。裏道も歩いていて、治安が悪いとは感じませんでした。パリやロンドンの方が身構えてしまう雰囲気です。

カドキョイで夜を過ごしたので、ヨーロッパ側での夜は一度も過ごしませんでした。なのでライトアップされたアヤソフィアやブルーモスクなどを見なかったのが今となっては少し後悔。

事前にYoutube等で見て皆さん絶賛の濡れバーガーが有名なお店は、
カドキョイのど真ん中にあります。

Kızılkayalar Kadıköy
Caferağa, Mühürdar Cd. No:16/A, 34710 Kadıköy/İstanbul

一つ35リラ（1.3ユーロ）

一度は試すべきなB級グルメ。小腹空いた時に良いですね！

カドキョイ海沿いの大通りに面したこのお店のココレチ。
Meşhur Kokoreçci Adem Usta
Rasimpaşa, Rıhtım Cd. 54/A, 34716 Kadıköy/İstanbul

とても美味しかったけど、デニズリで食べたココレチを超えることはありませんでした。

デニズリのココレチ↓
https://4travel.jp/travelogue/11856334

でもここには、ムール貝のピラフ詰めmidye dolmasıがあり、生のアイラン（Ayran）もあり、良かったです！

普通は瓶やプラスチックの容器に入っているアイランですが、ここのアイランは注いでくれるタイプで美味しかったです。ここで飲んだアイランが一番良かったかも。癖になるアイランはトルコ滞在中毎日飲んでいました。気分のせいか分かりませんが、腸内環境が良くなった気がします。

Hacioglu
Caferağa, Yasa Cd. No:40/A, 34710 Kadıköy/İstanbul

同じ看板は色々見たので恐らくチェーン店だと思いますが、
ここのラマチュンも濡れバーガー同様に小腹空いた時の味方。焼き立てです。ピザやピデと違って薄いパリパリの生地であっという間に食べられてしまいます。

トルコでの朝食の定番メネメンの専門店。朝早くから開いています。
Meşhur Menemenci Cemal Polat
Osmanağa, Pavlonya Sk. No:14/a, 34714 Kadıköy/İstanbul, トルコ

どなたかのブログでもここは特別！と絶賛されています。
今まで食べたメネメンとは違います！是非行かれてご自身の舌で感じてほしいです。

今回、5泊アジア側にして本当に正解。次にイスタンブール行く時もまたカドキョイに泊まりたいです。唯一の難点は私達は朝方と言う事や、夏は遅くまで外が明るい事もあり、ヨーロッパ側のイルミネーションを見ながらの散歩をしなかったこと…　5泊したので次の日の夜はと毎日思っていたのですが、日中歩き回って夕方ホテルに戻ると夜出かける気が無くなってしまうんですよね…　

次回のイスタンブール訪問のお楽しみとします。

上の写真。右手の指を上に向けてつぼめているジェスチャー。
イタリアでこれを知らない人にやったら喧嘩になってしまいます。
上品な言い方で言うと「何か用か？」とちょっと挑発した感じなのですが、
トルコでは「美味しい！」という意味の様です。

これ、パムッカレの後に立ち寄った村で村の人達が皆このジェスチャーをしていました。
https://4travel.jp/travelogue/11857328

最初は意味分からなかったのですが、あー、美味しいね！と理解し、以降レストラン等でこのジェスチャーをしたらお店の人が喜んでくれたので、簡単ですので是非活用してくださいね！