トルコ3週間旅行、17-22日目：アヤソフィアは午後がお勧めの理由

2023/09/14 - 2023/09/19

北フランス在住の日本人夫婦です。

先ずはダイジェスト版としてトルコ3週間旅行をアップしました。
https://4travel.jp/travelogue/11854422

旅行記グループは最大30旅行記で超えてしまいました。
イスタンブールに入るまでの旅行記は↓のグループになります。宜しければ覗いて下さい。
https://4travel.jp/travelogue_group/52495


最後はイスタンブールに5泊。そこまで訪れた場所はどこも大変印象に残る素晴らしい所ばかりでした。
でもイスタンブールはやっぱりイスタンブール。良いですね、本当に。
旅行最後を飾る素晴らしい滞在となりました。

旅行記は時系列ではなく、トピックス別にアップします。

今回はアヤソフィア。
イスタンブールに訪れるなら必ず一度は行くであろう、有名なモスク（ジャーミィ）です。
イスタンブール滞在中、2回中に入りました。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

2019年に訪れた際には外も中も足場が組まれて大工事中でした。
上の写真は2019年7月のものです。

https://4travel.jp/travelogue/11640957

とても残念な気持ちだったこと今でも覚えています。
工事が終わったら絶対に来ようと心に誓い、既に工事が終わったと知り、行きたい！行きたい！と言う気持ちが強くなりました。


2020年夏に博物館だったアヤソフィアは集団礼拝が出来るモスク（ジャーミィ）に姿を変える事になりました。記憶が曖昧ですが2019年は靴を履いたまま入場しましたが、今回はジャーミィなので靴を脱いで入りました。

アヤソフィアは下から眺めてもかなりインパクトある建物。ピンク色に染まる姿が美しいです。写真では分かり難いし、実際に見てもあまり気づきませんが外部は改装工事中です（2023年9月）

2023年夏、イスタンブールだけでは無いトルコを色々と回ることが出来て本当に幸せ。旅行の〆はイスタンブールにして本当に良かったです。


前回も思ったのですが、アヤソフィアは非常に大きな建築物なので全体を見ることは困難。という事で何箇所か上から眺められる場所にも行きました。詳しくは別の旅行記に記してあります。

https://4travel.jp/travelogue/11858709

このミナレット4本を同時に地上から見ることは難しいですが、少し上から見ると4本見ることが出来ます。

タイトルに書いた通り、午前より午後に行かれることをお勧めします！
もしかしたら夏限定かも知れませんが。理由は追々と…

アヤソフィアは朝9：00に開くので、先ずは9：00前に行きました。
その段階で列は数百メートル。クルーズ船の人達がとても多かったです。
朝、アジア側から船で旧市街に来ましたが、確かに大きなクルーズ船が停泊していました。ブルーモスク同様に1時間待ちを覚悟しましたが、とてもスムーズに入ることが出来ました。トルコでは至る所で金属探知機を通って厳重なセキュリティチェックが行われていますが、本当に何か調べているの？と言うくらいにあっさりしています。通る度に必ずアラームがなりますが、一度も止められてチェックされた事はありません。

別の日の午後に行った際にも長い列でしたが、どんどん進みますので、列を見て諦めずに最後尾に行って下さい。

じゃーん。素敵過ぎます。

アヤソフィア大聖堂の歴史は長く、これまでに数度、さまざまな理由から再建されています。現在のアヤソフィアができたのは、537年でした。以降、キリスト教主聖堂として、教会会議の場として重要な役割を果たします。
1453年にはモスクに改修されて利用されていましたが、1935年からは博物館として公開され、2020年からはまたモスクと、時代によって用途が変わった稀な建築物。確かに教会のようでもありジャーミィでもあり。不思議な感覚になります。2019年に行った際にはキリストのモザイク画など教会だった名残が普通に見えましたが、今は布で覆われています。

何故訪れるのは午後がお勧め！かと言うと、夏の午前、丁度太陽がアヤソフィア正面から太陽光が差し込みます。アヤソフィアのガラスは素ガラスなので日光がそのまま内部に入ってきます。それはそれで明るくて綺麗なのですが、写真を取ると、逆光になってしまいます。

上は2023年9月撮影。真ん中の布で隠された聖母マリアとキリスト。

上は2019年7月撮影。聖母マリアとキリストはそのまま見ることが出来ました。

2019年は絨毯はひかれていませんでした。今は緑の絨毯です。
2019年は2階に上がることが出来たし、地上階も周りを色々と行くことが出来た記憶ですが、2023年9月はこの大広間だけ見学が可能でした。

出口に向かう途中で振り向くとここは隠されていない聖母マリアとキリストのモザイク。

アヤソフィアも礼拝中は見学出来ません。通常日の出のお祈りの後はお昼になるので、午前中は見学できる時間帯が長いのは事実です。ネットでは観光客が少ない午前中がお勧め！とありますが、私の感覚だと午前だろうが午後だろうが一日中沢山の観光客がいるのであまり変わりは無いと思いました。

であれば、もし選択の余地があるなら、太陽光が真正面から入り込んで逆光になる午前より、午後の方がより綺麗なアヤソフィアの内部を堪能出来ると思います。
但し、冬や曇、雨の日はその限りでは無いかも知れません。

以下からは午後4：00頃に改めて入った時の写真になります。
写真を見ると、午前も午後もあまり変わりは無いか…　笑
スマホは逆光でも調整してくれるので助かりますが、実際に見た自分の目では午前はかなり眩しかったです。

最後の写真はアジア側のカドキョイから見た夕暮れ時のアヤソフィアとスルタンアフメット・ジャミィ（ブルーモスク）。シルエットがとても素敵でした！