台風6号/7号の影響を受けそうで受けなかった夏休みの帰省旅 Part II: 25年以上前に訪れた時と様変わり?! つくば市はめっちゃ都会

2023/08/10 - 2023/08/20

夏休みの実家帰省の前に茨城県を訪れた旅行のPart IIです。　茨城県自体は9年ぶりでしたが、今回滞在したつくば市を訪れたのは、恐らく1996年以来?!　

当時、図書館情報大学(2002年に筑波大学と合併)に通っていた高校の同級生の友達の一人暮らしのアパートに遊びに行ったんです。　当時はまだつくばエクスプレス開業前で、友達と一緒に新宿駅(だったと思う)から高速バスで行ったんですよね～!(時代を感じるw)　その友達が大学卒業して、しばらくしてからつくば市を再訪したら、全くの別世界になってて迷った!と言ってたくらいなので、当時と比べたら街自体が様変わりしたんだろうな…。　

この日は、つくば市内+牛久をウロウロする予定だったので、おなじみのタイムズカーシェアでドライブに出かけました!　この日も快晴で暑かった～!

8/13(日)に、つくばエクスプレスで東京に移動するまでを書きます。

エリア つくば(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 レンタカー スカイマーク JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ようやく見つけた、TXつくば駅の入口。　都内ならともかく、つくばを走る電車の駅が地下にあるなんて思いもしなかったです…。

ちなみに、茨城県内初および現在も唯一の地下駅だそうです。

つくば駅 駅

今更ですが、私にとっては、初つくばエクスプレス乗車!　つくばから秋葉原まで最速45分で移動出来ちゃうから、つくば市は立派なベッドタウンですよね。

つくばエクスプレス 常磐新線 乗り物

この日から2連泊するホテルの最寄りの研究学園駅に到着!

研究学園駅 駅

駅前に建つ、ホテルマークワン つくば研究学園に2連泊します。　

お盆休み突入する感じの時期だったにも関わらず、6000円/泊(早割35)でTXの駅前のキレイなビジホに泊まることが出来たのはラッキーだったと思います。　シングルルームでしたけど、広さや使い勝手は良い感じでした。

ホテルマークワン つくば研究学園 宿・ホテル

ユニットバスはごくフツーのビジホって感じ。

おはようございます!　8/12(土)は朝からお出かけです。　

さすが、つくば学園都市。　研究学園駅前には、ロボットゾーンなんてのがありました。　近未来感ハンパないっ☆

9:30～、おなじみのタイムズカーシェアを借りました。　この日もヤリスです!

昨日と違うのは、ハイブリッドのヤリスってこと。　昨日トヨタレンタカーで借りたガソリン車のヤリスよりもエンジン音が静かです。

まずやってきたのは、つくばエキスポセンター。　

昭和50年代生まれの関東人にとっては、万博と言ったら1970年の大阪万博じゃなくて、1985年に開催された、つくば万博なのよね～。　このキャラクターに、"コスモ星丸"っていう名前があったのは今日初めて知りました!　

夏休みという事もあり、家族連れのお目当ては、プラネタリウムだったようです。　朝一の回は既に満席でした。

つくばエキスポセンターというからには、館内全ての展示が、1985年当時のつくば万博のものを保存してるのかと思っていたのですが、そういうわけではないんですね。

案内などを見る前にそれに気付いたのは、湘南330のナンバープレートが付けられていた、高性能電気自動車「KAZ」(Keio Advanced Zero-Emission vehicleの略)の展示。　1985年当時は湘南ナンバーなんてなかったよね?!　アレ?って思って…。

ちなみにこちらは、2001年に慶応義塾大学を中心に開発された電気自動車だそうです。　KAZはジュネーブ国際モーターショー2001、東京モーターショー、デトロイトモーターショーなどに出展され、また、東京クリエイション大賞・創造賞を受賞するなど話題になりました。

乗り心地はラクジュアリーカーって感じですけど、車内の写真だけ見ると、あの奇抜な外観と全然結びつかない(笑)。　

3Dの虹。　ハンドルを回すと、キラキラの虹色のベルトが見えました。

エッシャーのだまし絵。　なんてことない、フツーの建物に見えますけど、ちゃんと見ると、水が上って行ってる?!?!　摩訶不思議な絵でした。

目がチカチカする!

この図形、どうなってるの?

平面に描かれてるんだけど、目の錯覚を利用して、めっちゃ奥行きがあるように見える!

コスモ星丸は、イラストだけじゃなくて実物(実写?)もいたのね!　やっぱりこういうのはイラストの方がカワイイな。

ちなみにコスモ星丸のデザインは、日本全国の小中学生から公募され、愛知県の中学一年生の女子生徒がUFOをイメージして描いたものに、選考委員が仕上げを加えたものらしいです。　

つくば万博開催当時の1985年、私は小学校低学年でした。　埼玉からつくばなら、行けない距離ではなかったんでしょうけど、当時は父は仕事が忙しく(モーレツ会社員時代)、妹もまだ小さかったので、週末などに行く機会には恵まれず。　

最近になって、中学時代の同級生から話を聞いたら、彼女は私と同じ市内のお隣の小学校(一学年一クラスしかない、小さな小学校)時代、校長先生が張り切ってマイクロバスを借りて、校長先生の運転で、学年ごとに日程を分けて、その年の遠足として連れて行ってくれたそうです(校長先生は、6回行ったって事かw)。　一学年の生徒がマイクロバスに乗れるくらいの小さな小学校だったからこそ出来た事でしょうね。　ちょっと羨ましかったな。

当時のチケットやその年に発売された記念切手や記念乗車券など、時代を感じるものが色々と展示されていて、マニアにはたまらないと思います!

入場券や招待券など、色々と展示されています。

2025年のEXPO大阪・関西万博では、こういう入場券なども全てモバイル対応になるのかなぁ～。　時代の移り変わりを感じるけれど、将来こういう資料館的な場所を作ることになった時に、展示できるものがどんどん減って行きますね。

全館のスタンプを集めた人って当時どのくらいいたんでしょう?!

つくばエキスポセンター 美術館・博物館

リニアモーターカーは、近未来の乗り物☆っていうイメージが当時からあったなー。　21世紀になったら、リニアモーターカーが日本国内を走るのか!って子供の頃は無邪気に思ってましたけど、技術の進歩が…とかそういう理由ではなく、一県知事のせいで未だに開通に漕ぎつけてない…なんて、当時の大人がタイムマシンに乗って未来を覗きに来て、この現実を知ったら驚くでしょうね…。　

実家にあった、つくば万博の時に発行された記念500円硬貨。　今でも大事に保管してます。　実は、祖父が町内会の旅行でつくば万博に行ったそうで、その時のお土産として買ってきてくれました。　

あと、「科学万博ポストカプセル2001」というプロジェクトもあり、1985年につくば万博の会場で投函された郵便が、2001年の元旦に届くというもの。　本当のタイムカプセルじゃん!　未来の自分に手紙を送った人も多かったんでしょうけど、祖父は私たち孫に手紙を書いて送ってくれていました。　2001年に手元に届いてビックリしましたけど、祖父は送った事をかすかに覚えていたようです。　

フィンランドのサンタクロース村に行った時にも、専用の申込書を購入・記入して投函すると、サンタクロースからのクリスマスカードが届くとか、専用のポストに投函すると、その年のクリスマスに合わせて配達されるとかいうサービスはありましたけど、こっちは16年後に届く壮大なプロジェクトだったからね!　当時の日本の郵政省の底力を感じるわ。

無表情なんだけどカワイイ、コスモ星丸に癒されるわ～。　久しぶりに見てますます好きになったかも!

つくばエキスポセンター、入館料500円でも十分楽しめました!

つくばエキスポセンターの目の前には、つくば市中央公園があり、緑が多く癒されます。　

続いて、車を走らせてやってきたのは、つくば万博跡地に作られた科学万博記念公園。　

万博閉幕後に作られた、高さ10メートルの“科学の門”は、見る方向により歴史に残る4人の科学者の顔が浮かび上がるという不思議な門です。　

門の柱(?)部分に、目の前を走る車が反射して映ってしまうので、車がいないタイミングを狙って撮影しました!

科学万博記念公園 公園・植物園

科学万博記念公園にあった、岡本太郎作「未来を視る」の像は、つくばエクスプレスの万博記念公園駅に移設されました。

万博記念公園駅 駅

続いて、つくば市内から30分ほど車を走らせてやってきたのは、牛久大仏。　

時系列バラバラで既に公開済みの、2023年11月にカナダからお友達が来日した時の滋賀ドライブ旅行記にも登場する、Nさんが牛久市在住で、「牛久まで来てたのに何で連絡してくれなかったの～?!」と言われましたが、カーシェアしてのドライブdayは、色々と行きたい場所が多くて時間がなくてさ…って感じでした。　その後、11月にNさんには直接会えたから良かった!　滋賀のドライブ旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11866578　(2023年11月)

牛久大仏 寺・神社・教会

發遣門をくぐってすぐ、「後ろをふりかえってください」っていう案内の通りにふりかえったら、大仏様が門のガラスに映っていました。

大仏様の髪の毛部分は、「螺髪(らほつ)」と呼ばれていて、それの一粒(?)の実物大の物が展示されていました。

牛久大仏は、高さ120mもあり、世界最大です。　

花の浄土庭園は、季節ごとに様々な種類の、カラフルなお花畑を楽しむことが出来ます。　大仏様をバックに、季節ごとに色々な景色を撮影出来そうですね!

真夏の青空を背景に大仏様のお顔を撮影!

大仏様の胎内空間では様々な体験が出来ます。　展示も色々とあってなかなか楽しかったです。　

牛久大仏の細かな情報や、他の銅像や仏像との大きさの比較に関して学ぶことが出来ます。　奈良の大仏様もかなり大きいと感じましたけど、牛久大仏様の手のひらに乗ってしまう大きさだそうです!

ギネス世界記録公式認定証が展示されていました。

大仏様の、右脚親指先端の実物大模型。　デカ過ぎて良く分からん!

高さ120mの牛久大仏を更に上から撮影したらこんな感じなんですね!　これは、ある新聞記事に載ってた写真です。

牛久大仏の掃除の様子。　高層ビルの掃除をする方々が派遣されて行うのかな…。

牛久大仏が完成するまでの様子が写真パネルで説明されていました。　なかなか興味深かったです。

建設途中の東京スカイツリーが段々と高くなっていってる様子みたいだね!

展望台がある、高さ85mの場所までは、エレベーターで行けます。　大仏様のちょうど胸部にあたる場所に展望台が設置されています。　

3Fの、「蓮華蔵世界」
約3,400体の胎内仏に囲まれた金色の世界で、毎日朝夕読経が響き渡る厳粛な空間です。

牛久大仏と季節の花を描いた絵。

真下から見上げた、牛久大仏と青空!

鯉が、浅瀬に出て来過ぎじゃない、コレ?!　

餌をくれそうな人間が近付くたびにこんな感じなってましたけど、普段から餌とか与えられてないのかなぁ。

牛久大仏を後にして、筑波大学にやって来ました。　

カーシェアした車を返却前にサザコーヒーに行きたかったのですが、筑波大学のキャンパス内が1番行きやすい場所でした。　スーパーマーケットまであるなんて、大きな大学って羨ましいな。

サザコーヒー 筑波大学アリアンサ店にやって来ました。　夏休み期間中なので、お隣のスーパーはお休みでしたが、サザコーヒーは営業してて良かった!

冷たいドリンクを体が欲してました!

サザコーヒー 筑波大学アリアンサ店 グルメ・レストラン

去年転職してしまった、元同僚の中国人エリート社員が、筑波大学大学院出身で、彼女に美味しいパン屋さん情報を聞いていてメモしてたので、その中から何軒か立ち寄りました。

名前の通り、本格的なドイツパン専門店でした。　

閉店間際だったこともあり、1個おまけしてくれました!

ベッカライ・ブロートツァイト グルメ・レストラン

つくば市内のドライブを終えて、ホテルに帰ってきました。　

ホテルマークワン つくば研究学園 宿・ホテル

この日の夕食は、茨城グルメでも何でもなく、ホテルのすぐ近くのお店のまぐろ丼をテイクアウトしてホテルの部屋で食べることにしました。　

1日限定20食の、本まぐろ「極」丼をテイクアウトしました。　

オープンと同時に電話して買いに行ったので食べることが出来ました!　めっちゃ美味しくてカンドー☆　2500円弱で美味しいディナーを食べられて良かった!

鮪と米 研究学園店 グルメ・レストラン

8/13(日)。　今日はつくばエクスプレスに乗って東京に移動する日です。　

その前に行きたいところがあったので、この日は昨日よりも更に早起きして、またまたタイムズカーシェア。　

昨日と同じステーションからはいっぱいで借りられなかったのと、返却後、TXのつくば駅から始発電車に乗りたかったという事もあり、一駅移動してつくば駅近くからカーシェアします。　この日借りたのは、日産ノートです。　2時間の予約でしたけど、結局1時間で返却しました。

旅行中でも私がちょっくら行きたい場所は、やっぱりパン屋さんなんだよね(笑)。

このパン屋さんも、筑波大学出身の元同僚に聞いて、気になっていたお店です。　お盆休み期間中の日曜日とは言え、お店の外まで行列が出来ててビックリでした!

茨城県内でチェーン展開する、クーロンヌというパン屋さん。

焼きたての美味しいパンが並ぶ店内。　

クーロンヌつくば グルメ・レストラン

人気商品の、しあわせクリームパンも勿論get!　美味しく頂きました。

この日は午後から、日本武道館で行われるライブに参戦するのですが、1度ホテルに行って荷物を預けてから行きたいので、9時台のつくばエクスプレスに始発駅のつくば駅から乗車します!

つくばエクスプレス 常磐新線 乗り物

40分ほどで新御徒町駅に到着!

ドラマ『ペンディングトレイン』みたいにタイムスリップせずに到着しましたよ(笑)。

続きは次の旅行記へ!

新御徒町駅 駅