2022/05/26 - 2022/05/26
613位(同エリア670件中)
きままな旅人さん
- きままな旅人さんTOP
- 旅行記58冊
- クチコミ3149件
- Q&A回答2件
- 289,384アクセス
- フォロワー4人
国東半島の社寺と仏像巡りを終えた後、宇佐神宮へ。
今夜は宇佐市内のホテルに宿泊するので、時間がある限り宇佐神宮で過ごします。
*写真は「上宮二の御殿」
〔4日目の行程〕
国東半島の社寺巡りの後、宇佐神宮へ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
国東半島の社寺巡りを終え、宇佐神宮へ。
境内図を見てわかるように、境内には多くの境内社が鎮座していますが、できるだけじっくり見て回ります。宇佐神宮 寺・神社・教会
-
仲見世前の駐車場に車を停め、表参道を進みます。
一の鳥居を過ぎる頃からポツポツと雨が降り始めました。
以下は回った順に。 -
入口の鳥居を過ぎるとすぐ現れるのが「26号蒸気機関車」
宇佐参宮線(国鉄豊後高田駅-宇佐八幡駅間、約8.8キロを結ぶ大分交通の路線)で活躍した蒸気機関車です。宇佐参宮線26号蒸気機関車 名所・史跡
-
宇佐神宮表参道沿い(旧宇佐八幡駅の地〕に静態保存されていましたが、保存状態は良いようでした。
-
隣に「種田山頭火」の句碑。
記念碑の左右と下部3カ所に説明文が刻まれていましたが、読みづらく長文だったことからあきらめました。 -
「種田山頭火」の隣には、宮本武蔵の「誠心直道の碑」が
-
神橋を渡ると、いよいよ神域に入った気持ちに。
宇佐神宮は568年に建立され、全国に約4万社ある八幡神社の総本宮で、応神天皇がご祭神です。 -
「黒男神社」
神橋を渡り大鳥居の手前に鎮座し、八幡大神(応神天皇)などに大臣として仕えた武内宿祢(たけのうちのすくね)をご祭神として祀る神社で、長寿や奉仕などのご利益があるとされています。
朱色に塗られしっかりした造りの社殿ですが、柵が設けられ近寄れなかったので離れた所からお参りしました。
大鳥居の手前に鎮座しているのは歴代天皇に使えた陰の功労者らしく、控えめの存在のようでした。宇佐神宮 黒男神社 寺・神社・教会
-
「大鳥居」
名の通り大きな鳥居です。 -
「宝物館」
大鳥居を過ぎてすぐ横の初沢池の畔にあります。
興味があり宝物館入口へ向うと、「毎週火曜日休館」の案内板と共に「本日休館日」の表示がありました。
今日は5月の木曜日なので、臨時休館だったようです。宇佐神宮宝物館 美術館・博物館
-
近くにスタッフらしい方がいなかったのであきらめましたが、休館の理由はわからなかった。
-
「大尾神社」への参道
宇佐神宮 大尾神社 寺・神社・教会
-
大尾神社への参道は「流鏑馬神事」に使われ、その痕跡を見ることができます。
大尾神社は山の中腹にあるうえ、雨が強くなってきたこともあり、途中であきらめました。 -
「頓宮」
大尾神社への参道脇にあります。
神様の御旅所で、御神幸祭の際に上宮から頓宮に向けて練り歩きます。 -
「春宮神社」
春宮とは皇太子のことで、応神天皇(八幡大神)の御子神である「莵道稚郎子命」が祀られているる神社です。宇佐神宮 春宮神社 寺・神社・教会
-
「力石」
3種〔大(140K)中(120K)小(90K)〕の石が置かれ、力自慢を競った名残りのようです。 -
参道が二手に分かれ、左へ行くと上宮、右へ行くと下宮へ。
上宮へ向うため左の参道へ。 -
「夫婦石」
上宮へ向う参道沿いにこの看板があり、矢印通り右下に「夫婦石」があります。 -
三角形の石が並んでいて、夫婦や恋人が手を繋いで片足ずつ足を置いてお祈りすると、縁結びや夫婦円満にご利益があるそうですが、人通りの多い参道の中央にあるので、お祈りしている方は見かけなかった。
宇佐神宮 夫婦石 寺・神社・教会
-
「亀山神社」
本宮へ向う参道から左へ逸れ、御霊水へ向う途中にあります。
木々の中に鎮座する神社でお参りする方も少なく、静かな雰囲気の中にあります。宇佐神宮 亀山神社 寺・神社・教会
-
「亀山神社」
上宮が鎮座されている小椋山は別名亀山と言い、亀山の神である大山積命(別名山の神)を祀る神社です。
ご祭神の大山積命は産業振興や五穀豊穣などにご利益があるとされ、木々の中に鎮座する朱色のお社は遠くから国土安泰を見守っている神様のようでした。 -
「宇佐鳥居」
上宮へ続く石段の頂上にあり、この先の西大門をくぐると上宮です。
笠木がそり上っているのが特徴です。 -
「西大門」
宇佐神宮の上宮(本殿)の入口にあたる門ですが、劣化や損傷が目立つため、現在解体修理が行われています。 -
「上宮」
宇佐神宮の最も奥、小椋山(亀山)の山頂に鎮座し、上宮と呼ばれ国宝に指定されています。
全国に約4万社ある八幡神社の総本宮で、向って左から八幡大神(応神天皇)を祀る一之御殿、比売大神を祀る二之御殿、神功皇后を祀る三之御殿と並んでいます。
格式の高さが感じられました。宇佐神宮本殿 名所・史跡
-
エグザイルのUSAさんが、アルバムのミリオンセラーを祈願したそうです。
-
神功皇后を祀る三之御殿
多くの天皇陛下がご参拝されました。 -
「ご神木の楠」
上宮の奥にある樹齢約800年の大木で、触れながら願うとご神徳が頂けるとしてパワースポットとなっています。 -
「八子神社」
宇佐神宮の本殿(一之御殿)のすぐ左側にあり、八幡大神(応神天皇)の八王子神を祀る神社です。
八王子神とは仏教の守護神・牛頭天王の8人の子供の総称で八将神とも言われ、母と子の守護神として信仰されています。
「社殿はなく楠の木に鎮まっている」とされ近寄れません。宇佐神宮 八子神社 寺・神社・教会
-
「大元神社遥拝所」
宇佐神宮上宮拝殿の向い側にあり、窓のような遥拝所です。
説明板に「向いの御許山に鎮座する大元神社(おおもとじんじゃ)が宇佐神宮発祥の地」とあり、聖地・大元神社への参拝が難しいことから遥拝所が設けられたのでしょう。
大元神社は現在宇佐神宮の奥宮となっていますが、立入禁止なのでここから参拝するしかありません。宇佐神宮 大元神社遙拝所 寺・神社・教会
-
「大元神社の遥拝所」
この日は雨模様のため御許山は良く見えず、残念な思いが残りました。 -
「若宮神社」
上宮から下宮への参道(帰り道)の途中にあり、仁徳天皇など若宮五神を祀る神社です。
社殿は茅葺屋根で風情があり、重要文化財に指定されています。
厄除けにご利益があるそうなので、しっかりお参りしてきました。宇佐神宮 若宮神社 寺・神社・教会
-
「下宮」
小椋山の麓に鎮座し、810年頃に嵯峨天皇の勅願により創建されました。
上宮と同様、八幡大神、比売大神、神功皇后の三柱が祀られていて、「もし下宮へ行かなければ、お参りは半分しか達成されない」と言われているそうすが、参拝者は上宮に比べてほとんどいません。 -
「八坂神社・養蚕神社」
合祀された神社
宇佐神宮の西側、弥勒寺跡に隣接した所にある神社で、八坂神社と養蚕神社が合祀されています。
八坂神社は弥勒寺の守護神として建立され、ご祭神の須佐之男命は弥勒寺のご本尊の薬師如来と共に病気平癒と疫病退散にご利益があるとされています。
養蚕神社は文字通り貴重な絹を生み出す蚕を祀る神社で、蚕自体を神とする蚕神の信仰が伝えられたものと思われ、ご祭神は国土安泰や開運、産業振興の神とされる天照大神です。
弥勒寺跡に隣接し、歴史を感じる石鳥居の先に鎮座する朱色の社殿は格式の高さが感じられました。宇佐神宮 八坂神社 養蚕神社 寺・神社・教会
-
「旧弥勒寺の案内板」
宇佐神宮境内の西側、呉橋までの西参道沿いにあり、礎石と記念碑だけが残されています。 -
「弥勒寺跡」の記念碑
応神天皇(八幡神)により738年に宇佐八幡宮の境内に移設された後、金堂、講堂、三重塔、鐘楼、経蔵などが造営された大寺となりました。
しかし明治の廃仏毀釈により伽藍は破壊、焼失し、薬師如来をはじめ多くの仏像は大善寺や極楽寺などに移されています。弥靱寺跡 名所・史跡
-
現在は礎石と記念碑だけが残っていますが、境内の広さや礎石からも当時の繁栄が想像できます。
-
宇佐神宮側から見た「呉橋」
-
呉橋は勅使街道から寄藻川を渡る橋で、渡った先は宇佐神宮の西参道に続きます。
屋根が付いた朱色の優美な橋で、勅使街道を真直ぐ進んだ先にあるので勅使のための橋と思われますが、名の由来は広島県呉の人が架けた説や、中国の呉の人が架けた説があるそうです。呉橋 名所・史跡
-
10年に一度行われる勅使祭の時だけ扉が開かれ通ることができるそうなので、機会があれば通ってみたい橋です。
-
呉橋を渡った所に「鉄鳥居の沓石」の案内板と鳥居の沓石(礎石)があります。
説明板によると、「呉橋前の参道入口に鉄製の鳥居があったが、戦時中の金属回収により供出された」そうです。
立派な沓石から、大きな鳥居があったことが想像されます。 -
仲見世通りにある「かくまさ」に立寄りました。
仲見世通りの中では大きなお土産屋さんで、お店の奥が食堂になっています。宇佐神宮仲見世通り 名所・史跡
-
売店には地元のお菓子や水産加工品、地酒など、選ぶのに迷うほど豊富な品揃えでした。
-
奥の食堂で休憩を兼ねて食事を。
「はも天そば」を注文、味は普通に美味しかった。かくまさ 観光土産店 グルメ・レストラン
-
本日の宿泊は、宇佐ホテル・リバーサイド。
宇佐市には他に選択肢がなく、このホテル一択です。
しかしこのホテルも2022年6月末で休館とか...宇佐ホテルリバーサイド 宿・ホテル
-
ホテルは宇佐神宮に近い川沿いにあり、前庭には立派な石灯籠もある静かな場所にありますが、周辺にはコンビニはじめ飲食店はありません。
夕食の提供はないので、事前に夕食を済ませるか持ち込む必要があります。 -
ツインルームの室内。
建物、室内、設備とも経年は隠せず、フロントで借りたズボンプレッサーの留め具が2カ所共壊れていましたが、もうすぐ休館と聞くとガマンです。
室内は機能的な配置で使いやすく、Wifiも快適に利用できたうえ、接客や清掃なども問題ありません。 -
バスルームもちょっと古さを感じますが、特に問題なく使えました。
明日は、宇佐市内と中津市内の寺社を巡ります。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
国東半島の社寺と仏像を巡る旅
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
宇佐・豊後高田(大分) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 国東半島の社寺と仏像を巡る旅
0
47