2022/05/25 - 2022/05/25
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*写真は両子寺の仁王像
3日目から、いよいよ今回の旅の本命・国東半島を、南から東、北と反時計回りに回ります。
【旅行スケジュール】
1日目:〔札幌 ⇒ 福岡〕→ 大宰府 → 日田(泊)
2日目:日田 → 臼杵 → 別府(泊)
3日目:別府 → 国東半島 → 富貴寺(泊)
4日目:国東半島 → 宇佐神宮 → 宇佐(泊)
5日目:宇佐 → 中津 → 福岡(泊)
6日目:福岡市内、〔福岡 ⇒ 札幌〕
〔3日目 2022/5/25 の行程〕
別府温泉 → 八幡竈門神社 → 瑠璃光寺 → 両子寺 → 泉福寺 → 文殊仙寺 → 岩戸寺 → 無動寺 → 長安寺 → 富貴寺 → 蕗薹【泊】
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
-
温泉をたっぷり楽しみ、熟睡できたため気持ち良い目覚めでした。
朝食はレストランでの和食セットメニューで、品数も多く美味しく頂きました。別府温泉 和モダン湯宿 ゆとりろ別府 宿・ホテル
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朝食後、支度を整えて出発です。
今日は国東半島を、南から東、北と反時計回りに、時間がある限り回ります。 -
先ず向ったのは、ホテルから近い八幡竈門神社。
当初予定していなかった神社ですが、宿泊したホテルにパンフが置いてあり、ホテルから近く、最初の目的地へ行く途中にあったので立寄りました。
今日は山寺が多いので、力を蓄えるために社殿近くにある駐車場まで行ったのでラクチンです。八幡竈門神社 寺・神社・教会
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参道の石段は熊野磨崖仏と同様、鬼が一晩で造ったとされる九十九段の長い石段です。
奥の鳥居の両側には、狛犬ではなく「機雷」が奉納されていました。 -
八幡竈門神社の立派な拝殿。
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拝殿の天井には「龍の水神」が描かれているほか、境内には鬼が忘れた石草履、龍が出入りする龍穴など、鬼や龍に因んだものがあります。
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「鬼滅」絡みの絵が書かれた絵馬が多数掛っていましたが、絵のレベルの高さに驚きです。
この他にも、龍穴、鬼が忘れた石草履、なで亀など多くの見所がありました。
あまり期待していなかったけど、なかなか面白い神社で立寄って良かったと思いますが、ちょっと時間がかかり過ぎ...
こんな所が「きままな旅」なのです。
そろそろ国東半島へ向います。
ナビに従って、大分空港道路を経由して瑠璃光寺へ。 -
大分空港道路を経由し、一般道に降りてからは細く急カーブが続く道路でしたが、きれいに舗装されていたので、難なく「瑠璃光寺」に到着。
瑠璃光寺の門前に5,6台停められる駐車場があります。瑠璃光寺(大分県国東市) 寺・神社・教会
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境内への階段の左右にある石仏に目が止まりました。
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良く見ると、なかなか面白い石仏です。
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正面の石段を上ると正面に本堂が見えますが、本堂まで石砂がきれいに掃き清められていて、足を踏み入れるのに躊躇します。
端の方を歩いて本堂へ。 -
瑠璃光寺は山の中腹にポツンとある味わいあるお寺です。
本堂へ上ると、目の前にずらっと並んだ仏像が並び、他に誰もいないのをいいことにじっくり眺めていました。
*写真はパンフから -
仏像を眺めていると、ご住職がやってきて仏教や身の上話などが始まります。
しばらく話していたところで、団体さんが到着したようで中断です。
本堂内は団体さんが来たら一杯になる程度のスペースしかないので、早々に退散しました。
*写真はパンフから -
次に国東半島のちょうど中心にある「両子寺(ふたごじ)」へ。
両子山の中腹にあり、六郷満山の総寺院として、また山岳修行の根本道場だった天台宗のお寺です。
駐車場に車を停めると、一段高い所に伽藍が見えます。 -
最初に現れるのは書院。
お守りやご朱印などはここで頂きます。両子寺 寺・神社・教会
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すぐ隣に、不動明王を祀る護摩堂で参拝。
お堂前の不動明王も立派な石仏です。 -
書院や護摩堂から一段高い所にある、両子寺の大講堂。
明治の廃仏毀釈時に焼失し、1991年に再建された新しいお堂です。 -
大講堂に祀られているのは、本尊の阿弥陀如来で鎌倉時代の作。
脇仏に観音菩薩と勢至菩薩が安置されていて、見応えある仏様でした。
*写真はパンフから -
大講堂の近くに石造の国東塔がありました。
重要文化財に指定されていますが、野晒しのままが気になります。 -
大力僧が一枚の大石を掛けたと言われる「鬼橋」です。
ちょっと不安を感じながら渡ってみましたが、しっかりした石橋でした。 -
両子寺を象徴する「仁王像」はやや離れた第五駐車場の近くにあるので、車で向います。
迫力があり均整美を保っている国東半島最大級の石仏で、歴史を感じる石段と共に画になり、是非見ておきたい仁王像です。両子寺 寺・神社・教会
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次に向ったのは、国東半島の東麓にある「泉福寺」
1375年に修行道場として創建された曹洞宗のお寺で、六郷満山霊場32番札所に指定されています。泉福寺 寺・神社・教会
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石造りの石段を上り総門から境内に入ると、その先にある山門に石造りの仁王像が構えています。
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山門の先に茅葺きの仏殿がありますが、鍵がかかり内部は拝観できません。
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更に石段を上った先に本堂があり、振返ると境内の広さがわかります。
仏殿と開山堂が重要文化財に指定されていますが、全体に派手さはなく、ゆったりした雰囲気が感じられ、その中にも威厳が感じられるお寺でした。 -
次に向ったのは、県道652線沿いにある「成佛寺」
六郷満山霊場22番札所に指定されている天台宗のお寺です。
集落の一角にある小さなお寺ですが、寺名は奥の院の岩屋に龍を封じ込めて成仏させたという伝説から付けられたそうです。成佛寺 寺・神社・教会
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仁王像は入口に1対、山門に1対、計2対あり、いずれも迫力ある仁王像です。
境内には仁王像以外にも石仏がありましたが、風雨に晒されているため一部欠落しているものもありました。長い間の風雨に晒されたのでしょう。 -
成仏寺は「修正鬼会」を行う寺で、修正鬼会の看板が誇らしげでした。
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次に向ったのは「文殊仙寺」
両子寺と並んで六郷満山を代表するお寺で、「三人寄れば文殊の知恵」のことわざの発祥の地として有名なお寺です。
駐車場横にある新しい門柱にちょっと興ざめですが...文殊仙寺 寺・神社・教会
-
参道を進むとすぐに現れる「仁王像」は、全国で最も古い石造の仁王像だそうで、威厳を感じる立派な仁王像です。
ここから先、長い石段が続きますが、頑張って上ります。 -
何段あるかわかりませんが、ようやく辿り着いた所に、山門や聖徳太子殿、懸造りの本殿「文殊堂」などの伽藍があります。
本尊の文殊菩薩は非公開でした。 -
本堂横にある石造の「十六羅漢像」
歴史と味わいが感じられる石仏です。 -
立派な宝篋印塔も見逃せません。
駐車場まで上ってきた階段を戻らずに道路を下ったところ、大回りしたうえ駐車場からかなり下まで戻ることになり大失敗。暑かったこともありかなりの体力消耗です。 -
次に向ったのは「岩戸寺」、718年に創建され六郷満山の末山本寺だった古刹です。
六郷満山霊場18番札所に指定され、成佛寺と隔年交代で修正鬼会を行う寺として有名です。岩戸寺 寺・神社・教会
-
境内はのどかな雰囲気が漂っていますが、参道入口に立つ石造仁王像は1478年の銘がある日本最古の仁王像で、国東塔は1283年の銘があり重文に指定されている歴史あるものでした。
岩戸寺の拝観を終えたあたりで残り時間が気になり、これからの行程を再検討。
宿泊場所の「富貴寺」と花の寺の「長安寺」は外せないとすると、あと1,2カ所しか回れません。
今回の旅の目的が「仏像を巡る旅」なので、多くの仏像が保管されている「無動寺」へ行き、時間が許せば天念寺や川中不動へ行くことしました。 -
予定を変更し、次に向ったのは県道654号線沿いにある「無動寺」
718年開基、六郷満山の中山本寺の一つで、13番札所に指定されている天台宗のお寺です。
道路脇にある山門のすぐ先に本堂が見え、その先は岩山なので一見こじんまりしたお寺のように見えますが、最盛期には60近い伽藍と末寺が12坊あった大寺だったそうです。無動寺(大分県豊後高田市) 寺・神社・教会
-
本堂には本尊の不動明王像をはじめ、大日如来や薬師三尊像など、多くの見応えある仏像が安置されており、ゆっくり拝観させて頂きました。
パンフをはじめ、仏像の写真がないのが残念です。
無動寺でも時間がかかったため、天念寺や川中不動は省略し、長安寺へ行くことにしました。 -
次に向ったのは「長安寺」
六郷満山の中山本寺で、8番札所に指定されている天台宗のお寺です。
718年開基の古刹で、鎌倉時代には六郷満山の100以上の寺院を総括していた大寺だったそうで、それを裏付けるように本堂も駐車場もかなりの広さがあります。長安寺(大分県豊後高田市) 寺・神社・教会
-
境内には、本堂を守るように石造の仁王像が配置されています。
「花の寺」で名高い長安寺ですが、行った時には残念ながら花はほとんど咲いていません。
NHKの番組「国東半島ロングトレイルの旅」で俳優の永山絢斗さんが訪れたお寺で、放映以来訪れる拝観者が多くなったそうです。 -
本堂には、ご本尊の千手観音をはじめ、阿弥陀如来像や薬師如来像、毘沙門天像などの仏像が安置されていました。
*写真はホームページから -
本堂近くにある小ぶりの石造仁王像2対がお寺を守るように建っているほか、宝篋印塔や国東塔などの石塔も見られます。
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収蔵庫に安置されている「太郎天像」は、元々修験道の守り本尊の「天狗神」を表しているそうです。
国の重文に指定されています。
*写真はパンフから -
遊歩道沿いには多くの歌碑も見られます。
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本日の最後は「富貴寺」
到着したのが拝観終了10分前のため、大急ぎで山門へ。富貴寺(大分県豊後高田市) 寺・神社・教会
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仁王像が睨みを効かせている山門も半開状態、「もうすぐ終了ですよ!」と言われているようです。
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富貴寺の境内図。
富貴寺は718年創建と伝わる古刹で、六郷満山霊場4番札所に指定され、宇佐八幡宮司の祈願所にもなっているお寺です。 -
山門を過ぎると、正面に富貴寺大堂、右に本堂がありますが、本堂は修理中のため安置されていた阿弥陀三尊像(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)は大堂に移設されていました。
富貴寺大堂は平安期に建てられた九州最古の木造建築で、堂内の四方の壁には、釈迦、阿弥陀、弥勒、薬師如来が描かれていて国宝に指定されているほか、重文指定の文化財も数多く保有しています。
行った時間が遅かったため堂内に入れず外からお参りさせて頂きましたが、大堂や境内は平安期の雰囲気が感じられました。 -
本尊の阿弥陀如来像。
本堂が修理中のため、国宝の大堂に安置されていました。
*写真はパンフから -
今日のお宿は、富貴寺の隣接地にある「蕗薹(ふきのとう)」
富貴寺のご家族が経営されている旅庵です。旅庵 蕗薹 宿・ホテル
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建物は、レストランなどがある母屋、宿泊棟、2部屋だけの離れがあり、宿泊したのは離れの指月庵(和室10畳)です。
部屋では Wifiも繋がるほか内風呂付ですが、温泉の大浴場でゆっくり過ごすことができました。
この部屋は、NHKの番組「国東半島ロングトレイルの旅」で俳優の永山絢斗さんが宿泊した部屋です。 -
夕食はレストランでの農家料理。
旬の野菜中心の料理で、写真の先付の次に出てきた豊後牛陶板焼きは上質の肉で美味しく、次のお蕎麦も地元産で美味しかった。 -
最後にデザートとコーヒー。
次々出される料理はどれも美味しいうえ、種類も量も多く大満足でした。 -
男女別の温泉があり、この日の宿泊客は他に1組だけだったので、ゆっくり入ることができました。
明日も国後半島の仏像巡りですが、予報は昼頃から雨の予報です。
そのため予定を変更し、最初に歩く距離が長い「熊野磨崖仏」へ行くことにします。
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旅行記グループ 国東半島の社寺と仏像を巡る旅
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