2023/06/06 - 2023/06/07
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この旅行記のスケジュール
2023/06/07
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成田空港からスプリング・ジャパンで広島空港へ。
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広島空港
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三原城跡
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この旅行記スケジュールを元に
広島に出張することになったので、溜まっている休みを活用して広島~島根~鳥取を観光することにしました。
最初に目指したのは尾道の千光寺です。尾道は林芙美子に所縁の地でもあり、おのみち林芙美子記念館も訪れたかったのですが、残念なことに開館日ではありませんでした。
広島には何度か出張していますが、千光寺を参拝したことがありません。いや、そもそも尾道にも行ったことがない、と思っていたのですが、帰宅してからよ~く考えたら、潮聲山 耕三寺を訪ねたことがありました。生口島も尾道市なんですね。よろしければ耕三寺の旅行記もご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11622066
1日目
都内と千葉市内で仕事、そのまま千葉駅前に宿泊。旅の始まりです♪
2日目
成田空港からスプリングジャパンに乗って広島空港へ、バスで三原駅へ出てちょっと仕事。電車で尾道へ移動し、千光寺を参拝。
3日目
尾道から高速バスで広島へ移動、原爆ドームをお参りしてから仕事。
4日目
午前中に呉を観光、仕事を終えて高速バスで浜田へ行き、大田市駅前に宿泊。
5日目
世界遺産の石見銀山を観光、出雲に移動して宿泊。
6日目
出雲大社と松江城を観光、湯の川温泉に宿泊。
7日目
荒神谷遺跡を観光、足立美術館を見て境港に移動して宿泊。
8日目(予備日)
コナンのふるさとを訪問、サンライズ出雲に乗車。寝台列車で移動。
9日目
東京帰着。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
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仕事を終えて、まだ明るいうちに千葉駅前に到着しました。
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最近お気に入りのサンルートホテル千葉、駅直結なので便利です。
この日も、この後から雨が降り出しましたが、傘いらずでした。 -
部屋もきれいです。
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バスルーム。バスタブも大きいです。
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今回の旅では、1泊目と2泊目で全国旅行支援が利用できました。せっかくクーポンをもらったので、コンビニで夕食と明日の朝食を買ってきました。
サンルートホテル千葉の朝食ブッフェはとても美味しいのですが、出発が早いので素泊まりで予約していました。
割引き後の宿泊料金は、4,720円。 -
千葉駅からJR総武線の快速で空港第2ビル駅に移動、ターミナル2からターミナル3まで歩きました。徒歩で7分、通路が整備されて以前よりも便利になりました。
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今回の広島行きは、スプリングジャパン。今回はキャンペーンを利用できたので、片道3,470円でした。
チェックイン時に荷物の重量を計ったら6.4kg、前日自宅で計量したよりも少し甘く出るようです。
保安検査をサクッと抜けて、搭乗口は160C。これは沖駐めですね。 -
広島行きのIJ621は、ほぼ満席でしたが、座席指定で5Fを確保していたのは正解でした。
隣には同型のB737-800が駐機しています。 -
雲が多くて地上は見えませんが、琵琶湖付近を飛行中。
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定刻で広島空港に着いたIJ621。
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広島空港から三原行きのバスを待ちました。
今回は三原に用事があるので、問題ありませんが、何故か尾道行きのバスはないんです。
三原までのバスを少し延ばして尾道まで走らせれば便利だと思いますが、仲が悪いのでしょう。やはり新幹線誘致の遺恨があるのかな。 -
12:25 三原駅前に到着。
ホテルを出発してから6時間弱。暑いです。
明治27年(1894年)6月に開業しました。 -
三原駅の南口、噴水がありました。
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三原は瀬戸内有数のマダコの産地で、「三原やっさタコ」というブランドタコもあります。
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「三原やっさ祭り」の像。戦国武将の小早川隆景が三原城を築いたことを祝い踊ったのが始まりとされます。
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海に浮かぶ三原城が描かれています。
陸と海、交通の要所を抑えた海城でした。 -
観光案内図がありました。
北口には三原城跡があります。 -
海に浮かぶ石垣がデザインされた三原市のマンホール蓋。築城450年の節目だった平成29年(2017年)に設置されました。
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こちらは「やっさ踊り」がデザインされたマンホール蓋。
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用事を終えて、三原駅の北口に来ました。
三原城跡です。永禄10年(1567年)に、毛利元就の三男・小早川隆景公が築城しました。満潮時には海に浮いたように見えたことから、別名「浮城」とも呼ばれていました。 -
史跡 三原城趾の碑。
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ただし現在の三原城を整備したのは、関ヶ原の戦い後に入封した福島正則公のようです。
東西約900m×南北約700mという大きさで、櫓は32、城門は14を数えました。
三原城のシンボルである天主台ですが、一度も天守は築かれていません。 -
明治27年(1894年)に山陽鉄道の三原駅が開業するに当たり、三原城は壊され、天守台のみが残りました。
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周辺は三原城跡歴史公園として整備されました。
正面に見えている山は、三原城跡の北側に位置する備後桜山(標高175m)。
山頂には、山名氏の居城だったと伝わる山城跡があり、井戸や土塁跡が残っています。 -
原爆死没者慰霊碑。その左右に千羽鶴。
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隆景広場です。
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隆景広場には、小早川隆景公の像があります。
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小早川隆景公之像。昭和41年(1966年)3月建立。
関ヶ原の戦いで東軍に寝返った小早川秀秋は、隆景公の養子でした。関ヶ原の戦いの3年前に亡くなっています。 -
天守台の上に駅を造った様子が見てとれます。
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山陽本線で尾道へ向かいます。
普通電車は、三原駅の東にある糸崎駅が終点、尾道駅へ行くには乗継ぎが必要でした。
明治27年に三原駅が開業するまでは、糸崎駅が山陽鉄道の終着駅として三原駅を名乗っていたという経緯があるからか、それとも単に仲が悪いからなのか。 -
尾道駅に着きました。暑いです。
明治24年(1891年)11月開業。平成31年(2019年)3月に、現在の駅舎が開業しました。中央の改札口に向かって左側はセブンイレブン、右側はおみやげ街道です。とても便利です。 -
とりあえずホテルに荷物を預かって貰います。今日のホテルは、ホテル・アルファーワン尾道です。
かつてこの地は家畜専用ホームが置かれていた場所でした。 -
身軽になって千光寺を目指します。
坂の町だなあ、と歩いていましたが、道を間違えていました。 -
アーケード街に戻るため、国道2号線とJR山陽本線の線路をまたぐ「うず潮橋」を渡りました。
林芙美子の「放浪記」では、初恋相手の軍一と出会った場所です。
跨線橋の上から尾道駅方向。 -
うず潮橋の上から浄土寺山(標高179m)を見ました。
浄土寺山は、山全体が浄土寺の寺域で、山麓には国宝の浄土寺本堂や多宝塔などの伽藍が建ち、そして山頂直下に奥の院があります。山麓から奥の院への参道を登ると30分ほどで山頂に出るようです。 -
尾道本通り商店街の入り口に来ました。
5つのアーケード街が約1.2㎞も続いています。尾道駅側の一番街は「おのみち芙美子通り」の愛称があり、入り口付近には林芙美子のブロンズ像があります。 -
林芙美子像。
旅行鞄と傘を傍らに置き、しゃがんでいる芙美子の像です。「尾道水道を眺め 物思いに更ける姿の林芙美子」がモチーフです。 -
放浪記の一節、
「海が見えた
海が見える
五年振りに見る
尾道の海は
なつかしい」
揮毫は尾道小の恩師・小林正雄氏。 -
林芙美子の像。
この地への建立には一悶着ありましたが、昭和59年7月22日に除幕式が行われました。
奇遇ですが、この日は私が今の仕事に転職した日でした。
命日である6月28日には「あじさいき」が開催され、像の前で放浪記の朗読やあじさいの献花などが行われます。 -
林芙美子は、大正5年(1916年)から大正11年(1922年)まで、13歳から女学校を卒業して恋人を追って上京するまでの6年間を尾道で過ごしました。
大正12年9月1日の関東大震災後しばらく尾道に避難し、この頃から筆名に芙美子を使い始めました。 -
おのみち芙美子通りには、「おのみち林芙美子記念館」があり、その奥には親子3人が間借りした古い木造家屋が現存しています。
開館は金・土・日と祝日の13:00~17:00に限られており、残念ながら立ち寄ることができませんでした。 -
ちょうど貨物列車が通りました。
新宿区中井にある林芙美子記念館を尋ねたときの旅行記です。お時間ある方はご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11619127 -
後ろ姿。う~ん、この姿勢で39年間は辛いですね。
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千光寺公園登山口の案内が出ていますが、ロープウェイ乗り場はずっと先です。
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アーケード街を歩くと周りの様子が見えないので、途中から国道2号線を歩きました。ここは、持光寺へと続く長い坂道の入り口です。
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路上にロープウェイ乗り場を示すタイル画。
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左側の鳥居は、艮神社の一の鳥居です。
その右に千光寺山ロープウェイがあります。
9時~17時15分まで、15分おきに山麓駅と山頂駅から同時に発車、片道500円、往復は700円と割安ですが、たぶん片道利用が多いのでしょう。
左上方、山の中腹に千光寺の本堂と鐘楼が見えています。 -
鳥居の扁額は艮宮です。
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艮神社。
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艮神社(うしとらじんじゃ)の楼門。
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楼門を潜り、社殿の前には楠の巨木があります。
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手水舎。
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四神の玄武をモチーフとした彫刻らしのですが、亀かも知れません。尾道の石職人が製作。
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境内の様子。境内はロープで仕切られており、社殿に参拝する以外は、境内社にも行けないようなっています。何故でしょうか。
大林宣彦監督の映画「時をかける少女」や「ふたり」のロケ地として有名です。 -
境内に生えている楠は推定樹齢900年の古木で、高さ40m、幹回り7m。広島県の天然記念物に指定されています。
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狛犬(阿形)。
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狛犬(吽形)。
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艮神社の社殿。
大同元年(806年)の創建とされ、尾道旧市内で最古の神社です。
主祭神は、伊邪那岐神、天照大御神、素戔男命、吉備津彦命の四柱です。 -
金山彦神社。
艮神社の境内にあります。鎖で囲われているため、近くでお参りできませんでした。 -
石垣に組み込まれた巨石は、創建時からあったと伝わり、高さ3mの石。石に触れると振動を感じたという逸話がありますが、今は触れません。
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何があるのか不明。
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境内社。
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千光寺山ロープウェイ 山麓駅と楼門(内側)。
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塞神社。
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塞神社
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千光寺山ロープウェイ 山麓駅へ行くエレベーター。
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山頂まで結ぶロープウェイの乗車時間はたったの3分。
左奥の山は浄土寺山、中央奥の橋は昭和43年に架けられた尾道大橋。 -
右側に天寧寺三重塔。
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尾道水道、対岸は向島(尾道市)。
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千光寺境内の巨岩「玉の岩」。
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右の屋根は千光寺の本堂。
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山頂駅に到着しました。
ゴンドラは大阪車輌工業製の3代目で、このゴンドラは「さくら」号。
平成23年2月10日より共用されています。
さあ展望台に上がりましょう。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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