岐阜 白川郷 荻町の吊橋(Ogimachi Suspension Bridge,Shirakawago,Gifu,Japan)

2022/01/06 - 2022/01/06

2022年1月6日(木)3時15分頃、荻町集落の南奥のかん町の三連合掌から折り返してメインストリートを戻る。左手、庄川の右岸に混雑時にのみ使われるみだしま公園駐車場があり、対岸には白川郷合掌造り民家園がある。またその上の山肌には白山白川郷ホワイトロードも見える(下の写真1)。

5分ほどでメインストリートの直線部に戻ってくると、荻町城址展望台に登る道をバックに雪かきをしている光景が非常に絵になる(下の写真2)。道の左手の小さな合掌造りの「ふるさと味処 結の郷」(下の写真3)があるところを左に折れて庄川方向に向かう。

白川郷かたりべと云う地酒や紫蘇もなかなど土産物を売ってる賑やかそうなお店(下の写真4)を過ぎると突き当りに荻町秋葉神社。江戸時代の度重なる火災や天明の大飢饉(1782年～88年)の疫病で多大な犠牲者が出た時に、火伏せ神を祀り、平安な生活を祈るために建立した祠が起源の神社。

大正時代に神殿を改修し、秋葉神社と名前を改め現在に至っている。荻町一帯は、火災になりやすい茅葺き屋根の合掌家屋が点在する世界文化遺産の合掌集落であるため現在でも熱心な信仰の対象となっている。社殿は雪除けのシートで囲まれており外からは見えない。

そのすぐ先が荻町の吊橋。であい橋とも呼ばれる。合掌造りの集落とせせらぎ公園を結ぶ、全長107mの吊り橋で、1993年7月竣工。2014年4月からの観光車両乗入制限実施以降は基本はせせらぎ公園の駐車場に車を止めて、この橋を渡って合掌造り集落に入る(混雑時は上述のみだしま公園駐車場もしくは寺尾駐車場も使われる)。

白川郷の風景に合わせてデザインされたスマートな形になっている。橋の幅は入口部4m、中央部1.5m。川幅が広く、橋の上から眺める大自然の景色は開放感たっぷり。川面からの高さは10m余りでさほど高くない。

橋を西側に渡ると村営せせらぎ公園。広大な駐車場の他、総合案内所「であいの館」や美術館、食事処があり、白川郷合掌造り民家園に隣接している。

白川郷合掌造り民家園は1971年に白川郷合掌村として開業した施設で、岐阜県重要文化財指定建造物9棟(すべて合掌造り)を含む約15棟が移築保存されている他、白川村の文化、伝統の資料を展示している。民家のみではなく、合掌造りの板倉、唐臼小屋、馬小屋、稲架小屋もある。

この日は閉園中だった(下の写真5)が、ここは2回来たことがある。2014年より前なので、村営せせらぎ公園駐車場が併設の駐車場だったんだな、きっと。
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吊橋を戻るが、続く

エリア 白川郷(岐阜)

写真1 みだしま公園駐車場

写真2 荻町メインストリート

写真3 ふるさと味処 結の郷

写真4 白川郷かたりべ

写真5 白川郷合掌造り民家園