⑩桜満喫　マダムの春旅イン京都　3日目の１　醍醐寺　

2023/03/29 - 2023/03/29

　旅はご褒美、全国旅行支援もご褒美、誕生日は自分にご褒美のトリプルご褒美。日本の春、自分に優しいご褒美には京都の桜を選びました。2023年3月27日（月）～31日（木）の4泊5日、桜満開の京都を旅しました。新幹線とホテルのセットで、阪急トラピックスで1月に手配しましたが、訪問先はフリーです。年を重ねるごとに、体力はもちろん、考えたり、記憶したりする脳の衰えを感じ、刺激を与えるための旅でもありました。ふだんの旅は、連れ回ってもらえるツアーに参加しますが、今回はフリー。桜鑑賞を目的とする訪問先について調べたり、行き方について考えたりし、脳に刺激を与えてみました。会社によって違う開花情報に一喜一憂しながら、福岡雨女を自覚しているので、天気や気温、直前の雨にも気をもみながらも、桜を満喫して来ました。その1日毎の旅行記です。①②③・・は旅行記の番号です。⑳までありますので、興味がある所だけでもご覧いただければ幸いです。
3月27日（月）旅行1日目　自宅最寄りの駅ー東京駅ー京都駅①
　ホテルエルシエント京都　4連泊③④ー東寺ライトアップ②
28日（火）2日目　嵯峨嵐山（トロッコ列車）ー亀山（トロッコ列車）
　ー嵐山⑤・・大河内山荘庭園⑥・・天龍寺⑦・・宝厳院⑧ー京都御所⑨
29日（水）3日目　醍醐寺⑩ー・・蹴上インクライン⑪・・岡崎十石舟めぐ　
　り⑫六角堂⑬夜の京都駅⑭
30日（木）4日目　日帰りバスツアー　京都駅＝大覚寺⑮＝花ごこ　
　ろ（昼食）・・妙心寺退蔵院庭園　余香苑⑯＝龍安寺⑰＝京都駅
31日（金）5日目　千本釈迦堂‥北野天満宮⑱・・平野神社⑲ー昼の京都駅
　ー品川駅ー自宅最寄りの駅⑳

エリア 山科(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　2023年3月29日（水）旅行3日目
　今日は醍醐寺を目指します。「醍醐の花見」をする予定。まずはJRで山科へ。
　ホテル前のバス停から「醍醐寺」行きのバスは出ており、体はこちらが楽だと思うのですが。昨日、3台目なら乗れるかもと思うほどの、バス停の外人大行列を見てからは、激込みであろうバス、道路渋滞を恐れ、安心確実であろうJR、地下鉄利用に決めています。
　京都が都会であることは知っていますが、０番線から33番線まであるってどれだけ広いのだか？

京都駅 駅

　乗車するのは0番線。福井・金沢・富山方面
そちら方面に近いのが京都なのね。日本の中心部なのね。

　様子がよく分からないので、階段を降りましたが、その先にエスカレーターがありました。一昨日は12000歩、昨日は21000歩を越え、膝が限界。それでなくても、できるだけ楽したい私、ちょっと悔しい。

　入線してきました。通勤時間帯なので密は覚悟。マスクなしは外人だけ。

山科下車。なんだ一駅。

山科駅 駅

　地下鉄東西線に乗り換えます。昨日1日乗車券800円を購入してあるので、これを通して、日付を刻印します。4回使えばこの方がお得という計算です。

　醍醐駅下車。ここからコミュニティバスに乗り換えます。歩けない距離ではないようだけれど、できるだけ歩きたくない、歩けない私です。冬ごもり、花粉症対策で、引きこもり生活をしすぎたなあと、日々反省中です。
　矢印があるので、そちらに進みます。

醍醐駅 駅

　この周辺の地図。

　調べた時は、30分に1本で、8：40に乗るつもりでした。

　でかでかと掲示してあります。お花の時期は10分に1本と増便されています。やったー。開門の9時以降ならですが。

　なになに、片道は210円。はいはい。往復するなら、1日券が320円。もちろんこちらを車内で購入しました。
　20人ほどが乗れる、小さなマイクロバスでした。現金、後払いです。スイカやバス1日乗車券などは使えません。旅行者らしい女性二人連れが、「ねえ、小銭持ってる？10円貸して。」と会話してました。そうよね、スマホやスイカは持ってるけれど、小銭は持たない人も多いわよね。

　5分ほど乗り、バス停は2つで、バス下車。15分程度の坂道、元気な若者なら歩ける距離でした。膝痛のシニアには難しいと判断して、正解でした。着きました。さあ、秀吉ならぬ、よしめの「醍醐の花見」をします。右手の桜が歓迎してくれています！

醍醐寺 寺・神社・教会

左手の桜も歓迎中。門をくぐり、

　券売所の前の桜も満開！
　9時の開門、券売を待ちます。何とここでは、地域クーポンも使えました。さすが醍醐寺！伊勢丹では使えなかったのに、その上を行ってます！1500円のお支払い。
ここまでだけでも、十分美しい桜を愛でましたが、このお値段ですから、さらに期待します！

境内総門の前も満開！

門の外からも桜が見えます。

桜の開花情報が、一目でわかる表示がなされています。桜の花の磁石が素敵。

　本日五重塔の御開扉納経法要が行われます。醍醐市（テントのお店）も開かれてました。が、次の予定があるので、花見で失礼します。

道沿いにも桜並木、満開！

これも満開！

　三宝院庭園。
　1115年創建。秀吉自らが基本設計をしたもの。国の特別史跡・特別名勝に指定されています。

　枝垂れ桜拡大

　ポスター。霊宝館春期特別展とあります。後で見に行くかも？

　下乗。
　醍醐寺は874年聖宝が建立しました。

　唐門の前にも桜。

桜のアーチをくぐって

仁王門をくぐって

醍醐寺 寺・神社・教会

　仁王門から振り返ると
　9時前に着いて正解！どんどん人が増えてきました。混みそうなところは、朝一番の訪問がお勧めです。

睨みが効いてます。

思わず、ごめんなさいと言いそうです。

豊臣家の家紋入りの紅白幕の手前には、

　寂しい空間
　以前は大木に覆われた醍醐の杜でしたが、平成30年の台風によりすべての木がなぎ倒され、安全と景観のために撤去されました。

　幕の中には、桜が林立。
　ここなら3000人の花見ができたでしょう。

なんと大きな枝垂れ桜、枝が重いでしょう？頑張ってますね。

こちらは金堂

こちらは五重塔

　醍醐寺霊宝館
　の前に市が出てます。

足元には桜

　枝垂れ桜拡大
　濃いピンクで美しいです。

こちらの角度も美しい。

夜の東寺の五重塔も美しかったですが、昼の醍醐寺の五重塔も美しい。

　清滝宮
　満開の桜

　塀の上からも桜が顔を出します。

桜が重なる

こちらの大木の桜も美しい。

枝垂れの隙間から建物が見える。

　丸く咲くのね。花の冠が美しい。

丸く咲く桜

塀の向こうの桜

こちらにも桜、枝を支えてあげたい。

あちこちで写真撮影中

桜

　仏像を拝観しました。

桜満開で最高の、よしめの「醍醐の花見」をありがとう。

　コミュニティバスで駅まで戻ります。普通なら30分に1本ですが、桜の期間は、10分に1本。地域のシニア達が着席中。満員になったので、後ろの方たちは積み残して出発。

パンフレット

パンフレット

　チケット
　世界文化遺産なのね。
　
　噂にたがわぬ、美しい、最高の「醍醐の花見」に大満足。膝の痛みも忘れるほどでした。

　次は蹴上インクラインへ。