23年3月雨の道後温泉、青空の松山城

2023/03/21 - 2023/03/22

1泊2日の松山旅行

1日目は雨の中の道後温泉
2日目は松山城・萬翠荘など市内見学

東京は満開に近かったので桜を期待したが、まだ早かった

宿泊はANAクラウンプラザホテル松山

愛媛県は全国支援割継続中で恩恵を受けた
配布されたクーポンはQRコード読込式だが、シールをはがさず金券利用した方が楽だった

エリア 松山(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JALグループ

松山空港からリムジンバスで市内へ向かう
リムジンバスは先にJR松山駅に寄り、それから市内中心部・松山市駅（いよてつ）
JR松山駅周辺もビジネスホテルが複数あるが、松山市駅のほうが観光向き

写真は帰路の車中から
「驛」の字が残っている

リムジンバスはSuica不可

松山駅 (愛媛県) 駅

JR松山駅からも路面電車が走っている

宿泊ホテルはANAクラウンプラザホテル松山

繁華街大街道直ぐ近く、路面電車も目の前と便利な立地

ANAクラウンプラザホテル松山 宿・ホテル

スタンダードツイン

綺麗にメンテナンスされているが、空調・窓の大きさに築年数を感じる

松山城ビュー、萬翠荘ビュー
手前の建物は地方裁判所

翌朝は晴れていてもう少し良い眺め

水回りはバス・トイレ一緒

バスタブは広さ十分、お湯の勢いも良かった

アメニティは標準

清潔感のある水回りでした

愛媛県は全国支援割継続中

配布されたクーポンはシールをめくってQRコードを読み込む方式
複数枚の場合は自動合算できず、自分でURL手入力する
シールをはがさなければ金券（お釣り不可）として使えると知り、1枚以外は金券で利用した

クーポン券の確認をしていたら1時半を過ぎて、慌てて昼食に出る
飲食店の多いエリアなのだが、昼営業は終わってしまった店が多かった

通し営業をしていた銀次郎
刺身定食が多く賑やかだが、刺身が期待していたほどの量ではなかった
価格帯は観光地価格ではないと思う

千年和食 銀次郎 グルメ・レストラン

松山三越を覗く

ドーム型の天井が煌びやか
1階の大半がフードコートになっていて時代の変遷を感じる

松山三越 百貨店・デパート

大街道（おおかいどう）アーケード

若者向けの店も多く活気がある。
通りでは椅子を出してのイベントも開催されていた

大街道商店街 市場・商店街

路面電車で道後温泉へ
大街道までは、満員電車並みの混雑だったが、一気に下車した。
道後温泉は椅子が満席になる程度

一律運賃、Suica不可

道後温泉駅はレトロな駅舎

道後温泉駅 駅

駅前に坊ちゃん列車が停車中

坊ちゃん電車は現役で運行していますが、本数・停車駅が限定されてます。
料金も坊ちゃん列車用運賃が設定されています。

道後温泉はコンパクトな観光エリア
案内板も充実しています。
緩やかな坂道のあるエリアです。

そぞろ歩きも楽しそうです（雨だったのが残念です）

駅前に飲食店・土産物屋の並ぶアーケード　道後温泉商店街

雨だったこともあり屋根付きアーケードにほとんどの人が向かっていきます。

アーケードの手前広場にある坊ちゃんカラクリ時計
1時間（休日・繁忙期は30分毎）ごとに動きます

カラクリ時計がせり上がり、人形が出てきます。
下段の温泉に入っている風景にホッコリします

カラクリ時計のすぐ横に足湯もありました。

生憎の雨で利用者なし
触ってみたら、かなりぬるい湯でした

アーケードではない通りから道後温泉へ。

「なんじゃこりゃ」と思うオブジェが改装中の道後温泉本館です

2019年から開始された保存修理工事は2024年12月までを予定しています。
120年を超える建物の姿を継承する大工事ですが工期を分け営業を継続しています。

道後温泉本館 温泉

工事のホロに囲まれている反対側の正面玄関

休憩場所の利用はできませんが、入浴は可能です。
入口に担当の方が入場のコントロールをしていますので、入浴か又新殿（ゆうしんでん）の見学かの希望を伝えましょう。

又新殿の予約時間まで時間があったので、近くの山田屋まんじゅんでお土産の購入

喫茶も併設していてパフェ等の甘味メニューもありました。

山田屋まんじゅう 茶楽 道後温泉店 グルメ・レストラン

又新殿（ゆうしんでん）は日本唯一の皇室専用浴室

有料で見学できます。
ガイドが4名毎のグループについて説明してくれます。

奥が玉座の間、手前が御居間

又新殿 名所・史跡

道後のシンボル、鷺と湯玉が所々で用いられています

襖の取っ手
襖は銀地だったそうですが、酸化して黒くなっています。

湯玉

浴室は階下にあります
庵治石（あじいし、現在は採掘不可）を用いた湯釜で、中にすのこを入れて利用との説明
当時は湯量が少なく、湯に浸かるというより、湯を浴びる形だったとか

最近は急な階段の足元不安の観点から、皇室も外からの見学するそうだ

椿の湯
入口前にはカラーコーンが置いてあり、入場待ちがあることが伺える

道後温泉椿の湯 温泉

ホテルへの帰り道　六時屋で休憩
店内に喫茶エリアもある

六時屋 本店 グルメ・レストラン

夕食は和食みよしへ

カウンター6席、テーブル1卓の店内

みよし グルメ・レストラン

かつおが美味しい

コースでいただいたが、どの料理も評判どおり丁寧な仕事ぶりを感じる美味しい食事だった

私達はホテルから徒歩
帰り道では代行の車を複数みかけた

ホテル朝食会場は14階スカイラウンジ
雨も上がって景色も良い

珈琲は各自ポットで提供（これがクラウンプラザスタイル？）
鯛めしもあり、メニュー豊富な朝食でした

バースカイラウンジ グルメ・レストラン

松山城へ向かう
ロープウエイ乗り場近くの東雲神社

歩いて松山城に行くルートがあるそうだが、入口の急な階段をみて迷わずロープウエイ乗り場へ

東雲神社 寺・神社・教会

ロープウエイと並行してリフトも稼働
料金は一緒
ロープウエイは10分間隔で運行、リフトは随時

往復チケット購入だと少し割安

松山城山東雲登山口～長者ヶ平ロープウェイ 乗り物

リフトはスキー場でみかけるものと同じ
乗り心地は悪くない

途中桜もチラホラ

待つ時間よりリフトを選んだのですが、途中でロープウエイに抜かされる

終着点もリフト・ロープウエイ共に同じ場所

松山城へはロープウエイ・リフトを降りてからも上り坂を登る

松山城 名所・史跡

石垣が美しい

寒緋桜「陽光」は満開だった

松山城のアプリでは写真スポットも紹介している
そのひとつ本丸広場手前
遠くに天守閣

桜は残念ながら咲き始め

青空と桜と天守閣

天守閣内は靴を脱いでの見学
スリッパはあるが、急階段が多いので注意
館内やや涼しく、足元が冷えやすいかも

見える景色は爽快

帰りは黒門口登城ルートを使い二之丸史跡庭園横を通る
恋人の聖地として人気らしいが、この季節は花も少なそうだった

松山城のHPには登城ルートが4ルート紹介されている
黒門口は自然豊かだが足元が悪いので注意要

松山城二之丸史跡庭園 公園・植物園

萬翠荘へ向かう

坂の上の雲ミュージアムとも入口は共通

手入れの行き届いたアプローチ

萬翠荘手前にある愛松亭

夏目漱石が最初に下宿した地で現在は喫茶店として営業
残念ながら今回は休業の看板がでていて近寄ることも出来なかった。

漱石珈琲店 愛松亭 グルメ・レストラン

萬翠荘までも少し坂を上る

周りの自然の木々と相まって絵本の中の風景

フランス滞在の長かった久松定謨（ひさまつ さだこと）伯爵の別邸で、ルネッサンス・フランス風建物
皇族方も必ず立ち寄られたという。

最近は映画のロケ地としても利用されている

萬翠荘 名所・史跡

1階サロンの間

施設の一部はイベント等に貸しだされている

自由見学で要所に音声ガイドが設置されている

ダイニングルームだった”晩餐の間”
隣室サロンの間との色の対比が面白い

米軍接収解除後は愛媛で唯一フレンチのフルコースが食べれる場所として人気を博したとの説明あり

シャンデリアは水晶

照明や窓・ドア枠など洋風・レトロ風が好きな人にはたまらない場所
メンテナンスもしっかりしていてカメラスポットも多い

坂の上の雲ミュージアムの2階はカフェになっている
ミュージアムに入館せずに利用できる

窓からの萬翠荘の眺めも素敵だった

坂の上の雲ミュージアムカフェ グルメ・レストラン

松山三越　フードコート内にある　魚河岸てっぺん寿司でランチ
カウンター席のみ

平日だったからかスタッフが少なかった
三越関連の優待券は使えなかった

魚河岸 てっぺん寿司 グルメ・レストラン

チェックアウト後歩いて松山市駅へ向かう

松山銀天街のアーケード
関東で見慣れた店の看板が並ぶ
休業中もまだ多かった印象

松山銀天街 市場・商店街

松山銀天街を出た向いのいよてつ高島屋
いよてつの松山市駅も併設され、交通の要所でもある

いよてつ高島屋 百貨店・デパート

時間があったので、高島屋屋上にある大観覧車くるりんに乗ってみた
松山城から見えた大観覧車だ

所用15分
遠くに松山城が見える

大観覧車くるりん 名所・史跡

下を見れば路面電車
交通の要所松山市駅に到着するところ

くるりんはみきゃんアプリ（愛媛県内店舗・交通機関で使用可）のダウロードで無料や外国人旅行者（パスポート要）無料等のサービスを展開しています。

今回は松山市内限定でしたが、次回はいよてつを利用して市外へも足を伸ばしたいですね。

松山市駅（郊外線） 駅

いよてつ高島屋　いよてつ改札近くに空港行きバス乗り場があります。
リムジンバスと通常のローカルバス（各停）と同じ乗り場です。

リムジンバスは本数が限られます
時間に余裕があればローカルバスで空港にアクセスも可能
料金は約半額