2023/02/25 - 2023/02/25
42位(同エリア763件中)
キートンさん
この旅行記のスケジュール
2023/02/25
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ドンホイ駅
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この旅行記スケジュールを元に
2019年以来、3年ぶりの海外旅行の目的地に選んだのは、中国やフランスの統治下や長い戦時下を経験した複雑な歴史とカルスト地形の独特の景観など、見どころが多彩なベトナム。
複数国を周遊する旅程ではなく、今回の旅はベトナム1国に絞りました。
7日目は、午前中にドンホイからフエまでベトナム統一鉄道で移動します。
フエはベトナム最後の王朝、グエン(阮)朝(1802~1945年)の都がおかれた古都。
旧市街の中心に位置するグエン朝王宮をはじめ、郊外には歴代皇帝の陵墓が点在しています。
グエン朝王宮は徒歩での観光が可能なものの、郊外は公共の交通機関がなくレンタサイクルを利用する予定だった。
しかし今日から雨が降る可能性が高いらしい。
リーズナブルな現地ツアーが見つからず、単独でタクシーなどを利用するのも割高になるしぼったくられるリスクもある。
そこで昨日知り合った二人の日本人学生と予定をすり合わせて行動すれば、費用も抑えられるのではと考えた。
冴えない天気のフエ観光、どうなるのか・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日は朝食後すぐに駅まで車で送ってもらうので、朝食前にチェックアウト。
ドルフィン・ホームステイでは、宿泊のほかツアーや鉄道チケットの手配などいろいろ依頼していたので、まとめてクレジットカード払いにした。
宿泊費2泊:600,000VND
朝食2食:80,000VND
フォンニャ・ケバン国立公園ツアー:1,050,000VND
空港送迎:100,000VND
駅送迎:70,000VND
鉄道チケット(ドンホイ→フエ):150,000VND
クレジットカード払手数料:50,000VND
合計:2,100,000VND(12,146円)
これだけの内容で12,000円程度、コストパフォーマンスは抜群だった。Dolphin Home ホテル
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40,000VND(約230円)のドルフィン・ホームステイの朝食。
昨日とほぼ同じ内容。 -
7:15頃にドルフィン・ホームステイを出発し、7:30前にはドンホイ駅に到着した。
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列車が到着する10分くらい前にならないと改札が行われないので、それまで駅舎の待合室で待つ。
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ドンホイ駅のホーム。
線路とホームにほとんど段差のない駅は久しぶり。 -
定刻より少し遅れの7:50頃に列車が到着。
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日本と比べると、一昔前の車両という感じ。
とはいえ、ドンホイ→フエ間約170kmで料金が150,000VND(約850円)だから文句は言えない。
日本でいえば、概ね東京~清水間に相当する距離なので、運賃は1/3未満ということになる。 -
ベトナム統一鉄道を走るこの列車は、ハノイ~ホーチミン間を30時間以上かけて走る。
なので、寝台列車も連結している。
トイレや洗面は、想像していたよりはきれいだと思った。 -
11:00前に、フエ駅に到着。
天気予報通り、小雨がぱらついている。 -
S氏とT氏は本日の宿に向かうのかと思いきや、その前に昼食を食べに行くという。
レストランも決めていて、比較的リーズナブルなフエの宮廷料理らしい。
宮廷料理など私の頭には全くなかったが、こういう機会でないと今後食べることはなさそうなので、同行することにした。 -
「西南門」と書かれた門をくぐる。
目的地は駅から結構遠いもよう。 -
11:30頃、お目当てのレストランに到着。
イータオ・ガーデンという、結構有名なレストランだった。 -
いくつかある部屋のうち、案内された部屋。
イータオ ガーデン 地元の料理
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店内はかなり中国風。
メニューのうち、標準的なセットメニューと飲み物をオーダー。 -
イチオシ
最初に出てきたのがこれ。
なるほど、宮廷料理は目で楽しむものなのね。
庶民にはニワトリに見えそうだが、宮廷ではこれは孔雀なのだそうだ。
背中に刺さっているのは揚げ春巻きで、なかなか美味しかった。イータオ ガーデン 地元の料理
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牛肉入りフエ・ヌードルとは、ブンボーフエのことかな?
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バナナ(たぶん)の葉に包まれた、バインナム(左)とバインボットロック(右)だと思われる。
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バインコアイは、フエのスペシャル・パンケーキだそうだ。
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目で楽しむシリーズ、カメのチャーハン。
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ミックスサラダなのかな?
あとはデザートだった気がするが画像なし。
ざっとこんな感じのセットメニューと飲み物で、ひとり310,000VND(約1800円)だったと記憶する。
(曖昧ですみません) -
昼食後、ホテルへと向かう。
途中でフラッグタワーが見えた。
その後、フースアン橋を渡ったところで一旦S氏らと別れて、14:00を目途にまた合流するということにした。 -
本日の宿となるサイゴン・モリン・ホテルに到着すると、タイミング悪く団体が到着したところでロビーはごった返していた。
フロントスタッフが二人で処理に追われて、チェックインに15分以上待たされた。
スタッフが険しい顔つきで嫌な予感がしたが、私が個人旅行の宿泊者だと判ったからか(それともパスポートで国籍がわかったせいか)、急に表情がにこやかになったのでほっとした。 -
13:45頃、ようやくチェックイン。
サイゴン・モリン・ホテルは、1901年創業のフエで最も歴史あるホテルといわれている。サイゴン モーリン ホテル ホテル
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一応四つ星ホテルだが、1泊朝食付きで約6500円と意外とリーズナブルだった。
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広さおよび設備は十分以上だが、テレビやエアコンなどは一昔前の製品という感じ。
まあちゃんと動けばよいことだが。 -
部屋は4階の中庭側だった。
眺望はこんな感じ。 -
洗面・シャワー・トイレは広め。
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バスタブがあることがこのホテルを選んだひとつの理由。
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14:00過ぎにS氏らと合流して、S氏がGrabで呼んだタクシーで移動。
年寄りにはこういうスマホアプリを使うのがハードルになるが、若者は難なく使いこなせるのがうらやましい。
移動の費用については、私が1/2、S氏とT氏が残り1/2を負担ということで了解してもらった。 -
最初に私の意向を聞いてもらい、14:30前にカイディン帝陵に到着。
入場料は、150,000VND。
ちなみに、フエのグエン朝王宮と郊外の主要な帝陵の入場料は、ハノイなどの観光施設の入場料と比べてかなり割高に感じる。 -
カイディン帝陵は、斜面地をひな壇状に造成して造られたようで、幅広の石段を上って行く。
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ベトナムの史跡にはお決まりの龍の彫刻。
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とりあえず最上段の建物へ向かう。
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カイディン帝はフランスに対して融和的だったこともあり、バロック様式を取り入れ、東洋の様式と混在したデザインの建築になっているという。
1920年から、カイディン帝の死後6年経過した1931年まで、11年かけて造られた。 -
啓成殿の礼拝堂。
カイディン帝(啓定帝)は、阮(グエン)朝第12代の皇帝。
1916年、第11代皇帝の維新帝が宗主国フランスを排除しようとしたために廃位され、レユニオン島へ流刑となった。
これにより、フランスによって12代皇帝に擁立された。
フランスの搾取に苦しむ国民から「フランスの保護下で贅沢な暮らしをしている傀儡皇帝」と見られ、その評判は芳しいものではなかったという。
さらに、自身の陵墓建設のために増税を命じ、多くの批判を受けることとなった。
幼少時より病弱だったカイディン帝は1925年11月6日、結核により40歳で崩御した。カイディン帝陵 建造物
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啓成殿の装飾は、アジア各地から集めた美しい器や瓶などが材料として使われている。
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壁には四季折々の植物のモザイク装飾。
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イチオシ
啓成殿の奥の部屋は、カイディン帝陵の最大の見どころである。
こんなにきらびやかでインスタ映えするお墓は、なかなかお目にかかれない。カイディン帝陵 建造物
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金箔が施されたこの像の地下に皇帝の遺体が安置されてるという。
歴代皇帝の中で唯一埋葬場所がわかっているらしい。
逆に、埋葬場所がわかっている皇帝が他にいないことがびっくりである。 -
龍のモザイクが施された壁や円柱。
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天井も龍と、龍づくし。
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税金を20%上げてまでしてこの陵墓を建設したそうだ。
そりゃ国民から反感をかいうのも無理はない。
ただ、今は建築的にも芸術的にも価値のある史跡として、フエの観光業を支えているのだから、何が吉と出るか凶と出るかわかりゃしない。 -
1924年、カイディン帝40歳の誕生日の贈答品。
インドシナ総督から贈られたフランス製の時計(左)と、ハノイの鋳造村から贈られたユニコーンとリスとつる植物の装飾を施された青銅の香炉(右)。
大きな頭にぽっちゃりのユニコーンとネズミにしか見えないリス、何か皮肉めいたメッセージが込められていそう。 -
カイディン帝(啓定帝)は、フランスの監督下で多くの法令を制定したが、その法令により多くの民主人士がフランス植民地当局により逮捕・投獄される結果をもたらした。
フランスは科挙を廃止して反仏勢力となりやすい知識人の影響力を弱め、公文書の表記方法も漢文からクオック・グーに改められた。
1922年、マルセイユ殖民博覧会に出席のためフランスを訪問し、その際に見た大型建造物に多大な影響を受け、王宮内の建中殿を増改築する時にバロック様式にさせるなど、その姿勢は親仏的傾向が強いものであったという。 -
15:00前に啓成殿から出てみると、雨が本降りになっていた。
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下の方には石堂がある。
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イチオシ
石堂がある段には、ウマやゾウ、役人の石像が並んでいて、陵を守っている。
こういうところは中国の影響を強く受けているようだ。 -
石像が並ぶ背後には、高い塔が左右に立っている。
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左右の塔の間に二層の石堂。
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横長八角形の石堂は、装飾は東洋的なものの、円柱など西洋風な部分が混在している。
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あいにくの空模様の中、15:10にはカイディン帝陵の見学を終えた。
S氏とT氏は明日朝フエ発のバスでホイアンに向かうということで、今日中にグエン朝王宮を見学したいが、その前にもう一箇所くらいなら見学してもいいということになった。 -
Grabで呼んだタクシーで移動してきたのは、S氏がちょっと気になっていたというトゥドゥック帝陵。
ここも入場料は、150,000VND。 -
16:00にはエントランスに集合ということで、それまで約30分の自由行動。
トゥドゥック帝陵に入るとまず蓮池があり、カイディン帝陵とは趣が異ってここも面白そうだ。
しかし、雨はますます激しくなってきて、コンディションは最悪。 -
とりあえず雨から逃れるために近くの建物に避難する。
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そこは至謙堂という、拝殿らしき建物だった。
トゥドゥック帝(嗣徳帝)は、阮(グエン)朝第3代の皇帝の次男で、1847年に18歳の若さで第4代の皇帝に即位。儒教思想を尊ぶ文人とされる。
在位期間が35年で、歴代皇帝の中で最も長かったという。
1787年の仏安条約以降、協調関係を維持したフランスだったが、しだいに関係が悪化し、トゥドゥック帝即位の頃には排仏熱が高まっていた。
1851年、トゥドゥック帝は内外のキリスト教宣教師を排する旨を通知したことから、キリスト教寺院の多くが国内で壊された。
ナポレオン3世は1856年にフランス人宣教師の保護と港の割譲を求めて交渉するが、トゥドゥック帝はこれを拒絶。
1858年にフランス・スペイン連合軍がダナンに侵攻、更にサイゴン・ビエンホア・バリア・ヴィンロンを占領された。
1862年に講和条約を締結、コーチシナ東部三省などの割譲と戦費賠償金を支払いを受け入れ、キリスト教と通商の自由化を認めた。
1882年、フランス軍との間で戦闘に発展し、救援要請した清朝も出兵。
清仏戦争に発展するが、1883年7月にトゥドゥック帝は53歳で崩御した。
その後は短期間で皇帝が度々交代する混乱の中、清仏戦争はフランスの勝利に終わり、フランスの保護国となった。 -
トゥドゥック帝陵の地図が頭に入ってないので、どこを見るべきかしばらくさまよった。
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中庭っぽい場所に出た。
右には謙宮門という門があり、そこを通って行くと蓮池の方へ下りて行くことになる。
ベトナム中部の2月下旬は乾季の真っ只中のはずなのに、この激しい雨はどういうわけだ? -
左側にあった朱色の屋根の建物に避難した。
トゥドゥック帝陵 建造物
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そこは和謙殿で、トゥドゥック帝と皇后の位牌が祀られているという。
トゥドゥック帝は滞在時にここを使用していたといわれる。 -
和謙殿の奥には、良謙殿(左)と鳴謙堂(右)。
帝陵には50近い建築物があり、全ての名前に「謙」が使われてるという。
在位中の1858年にフランスの植民地化のきっかけとなる侵攻を許してしまったことを恥じて用いられたといわれる。 -
イチオシ
良謙殿の屋根中央の装飾。
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両側には龍の装飾。
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鳴謙堂は、ベトナムで2番目に古い劇場だという。
皇帝や皇族たちしか見ることができなかった雅楽など宮廷音楽の演奏が行われていた。 -
現在は、宮廷衣装を着て写真撮影ができるスポットになっているそうだ。
トゥドゥック帝陵 建造物
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謙宮門から蓮池を望む。
この帝陵は、1864年~1867年の3年間かけて造られた。
トゥドゥック帝は生前ここを離宮として使用していた。 -
蓮池に面して建つのは冲謙榭。
トゥドゥック帝陵 建造物
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石橋を渡って冲謙榭へと向かう。
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冲謙榭は、トゥドゥック帝が内縁の妻たちと詩の作詞や朗読に興じた場所だという。
現在では、一日に数回伝統音楽の演奏が行われるらしい。 -
冲謙榭近くに群がる蓮池のコイ。
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イチオシ
和謙殿から謙宮門への軸線と蓮池の岸が交わるところに愈謙榭がある。
映画「インドシナ」で、カミーユが特権階級の青年タンとの婚約を受け入れてエリアーヌと将来の話をするシーンの撮影が、この愈謙榭で行われた。
エリアーヌは将来ゴム園の経営をカミーユに継がせたいと話すが、王宮で正式に婚約を取り交わした直後に、タンの協力でカミーユはジャンの元へと旅立つ。
ストーリーを端折るとさっぱりわからないだろうが、映画を見ていても「なんでやねん!」とツッコミたくなるところである。 -
双喜紋をかたどったとみられる小窓。
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雨が小康状態になってきたが16:00近くになったので、蓮池をぐるっと周って戻ることにした。
まだ奥の方に碑亭や陵墓などの見どころが残っていたので残念だ。
とはいえ、トゥドゥック帝陵もなかなか見ごたえがあり、来た甲斐があった。
S氏とT氏はこの後グエン朝王宮へ向かうので、私はフースアン橋を渡る手前でタクシーを降りた。
昼食代、入場料、タクシー代は全てS氏に支払いを任せていたので、まとめて1,000,000VND渡したが、タクシー代半分負担として計算しても十分足りていたようだ。
宮廷料理と郊外の二つの帝陵を観光して5700円程度ということになるので、十分価値のある出費だっただろう。 -
タクシーを降りた後、アンディン宮(安定宮)へと徒歩で向かった。
途中、左に目立つ教会があった。 -
アンディン宮に到着したと思ったら、こちらは裏側で、ぐるっと周って入口から入場するように案内板があった。
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16:45頃、ようやくアンディン宮の入口に到着。
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イチオシ
アンディン宮(安定宮)は、カイディン帝の離宮として1917年に建てられた宮殿で、その後バオダイ帝が住居として使用していた。
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宮殿の前に八角形のパーゴラがある。
その中央に立ってるのは、等身大のカイディン帝の像らしい。 -
カイディン帝がフランスの建築様式に感銘を受けたということで、完全に西洋風の建築となっている。
黄色を基調とした美しい建築だが、管理が行き届いてないのか、薄汚れている部分がある。安定宮 博物館・美術館・ギャラリー
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本来入場料が必要なはずだが、閉館時間が迫っているせいか、無料で見学できた。
ただ、建物内部は写真撮影禁止となっていて、先ほどまでバルコニーに出れたようだがその扉も閉められていた。
なので、せいぜい窓から外を撮るくらいしかできなかった。 -
宮殿建物の裏側には洋風の庭園となっている。
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宮殿建物の裏側は、さらにメンテナンス不足が顕著に表れている。
庭園の園路の舗装ブロックも、施工不良か地盤沈下のせいか、ガタガタである。安定宮 博物館・美術館・ギャラリー
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アンディン宮の少し西には、フエ大教会がある。
敷地の東端にはキリスト像。 -
教会の正面。
こちらの入口は閉まっている。 -
内陣の方に周ってみる。
あまり見たことのない外観の教会である。
この右の方から中に入れそうだ。フエ大教会 寺院・教会
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イチオシ
教会の中に入ると、教会の職員らしき人に声を掛けられ、礼拝か見学か聞かれた。
観光で来たことを伝えると、内部の照明を点けて英語で解説をしてくれた。
祭壇はきらびやかなものではないが、ブルーの壁とひし形模様のステンドグラスで独特の美しさとなっている。フエ大教会 寺院・教会
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身廊は、アーチ型の高い屋根で側部と褄壁のブルーが印象的。
正面は十字架と格子のステンドグラスで、細かい装飾は見られない。
建物長さは70m、屋根の高さは32m、建物幅は広いところで37m、狭いところで16m。 -
外観ではとんがり屋根の部分を下から見上げる。
最大高は53m。
八角形の塔は、エッフェル社から提供された鉄を骨組みとしているという。 -
1959年から1962年の約3年かけて建設された。
ヨーロッパの建築様式と伝統的なベトナムの建築様式を融合させた、独特の造りとなっている。 -
日没前だが、あいにくの天気で、敷地の東端にはキリスト像は早くもライトアップされていた。
-
ホテルに帰る途中で夕食にブンボーフエを食べようと思っていたが、目当ての店が閉まっていたので、そのままホテルの部屋に戻った。
昼食で少し贅沢をしたので、部屋に出されていたフルーツと持参していた食料で夕食とした。 -
20:30頃、朝食と最終チェックアウトの時間を聞きにフロントへ行ったついでに、雨もあがっていたので付近を散策することにした。
サイゴン・モリン・ホテルの目の前はフーン川沿いの公園となっていて、ファン・ボイ・チャウの胸像が建っている。
ファン・ボイ・チャウに関しては、次の旅行記で触れることにする。 -
川岸まで来るとライトアップされたチューンティエン橋の全貌を眺められる。
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まるで「レインボーブリッジ」といわんばかりの7色ライトアップ。
ライトの色は刻々と変化する。
チューンティエン橋は、1897年にフランスのエッフェル社によって架けられた。
ハノイのロンビエン橋がエッフェルの設計だというのはガセの可能性が高いが、チューンティエン橋の方は信憑性が高いらしい。 -
イチオシ
川沿いを散策すると、派手な水上レストランがあった。
-
エントランスも独特。
地方都市でこういうのを見ると、ベトナムの印象が変わってくる。 -
イチオシ
軽い散策のつもりなので適当に引き返た。
フエの夜景の主役はやはりチューンティエン橋。 -
チューンティエン橋を途中まで歩いてみよう。
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先ほど歩いた川沿いの公園と水上レストラン。
チャンティエン橋 ライトアップ & 夜市 市場
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昼間はただの古びたトラス橋でも、ライトアップされると精悍に見える。
チャンティエン橋 ライトアップ & 夜市 市場
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約30分の夜の散策の後、サイゴン・モリン・ホテルに戻って歴史あるコロニアルホテルの雰囲気に浸った。
明日はフエ観光必見のグエン朝王宮を午前中に見学した後、ホイアンへと向かいます。サイゴン モーリン ホテル ホテル
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この旅行記へのコメント (2)
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- pedaruさん 2023/06/03 06:01:36
- ベトナムに行きたくなりました
- キートンさん おはようございます。
恥ずかしながら、ベトナムといえばベトナム戦争のイメージしかなく、皆さんの旅行記を見ても、どこもあまり魅力を感じずにいましたが、キートンさんの旅行記で目覚めました(笑)。
カイディン帝陵、素晴らしさに目を見張りました。中国以上ではありませんか、皇帝の墓も美術的にもすばらしいですね。そのほか宮殿もすばらしい。
ホテルは四つ星、すっきりした高級感は日本のホテルより好みです。
ベトナムっていいとこだなぁ、今更気づきました。
歴史も教えていただきました。欧米はというか、フランスも悪いことしてますねー。
ということでありがとうございました。
pedaru
- キートンさん からの返信 2023/06/03 10:52:13
- Re: ベトナムに行きたくなりました
- こんにちは、pedaruさん。
コメントありがとうございます。
確かにベトナムといえばベトナム戦争のイメージが強いですよね。
私がベトナムを観光の目的地として意識したのは、ハロン湾を知ってからですが、他にも魅力的な観光地がいくつもありました。
ホイアン、ハノイ、ホーチミンあたりが人気ですが、文化遺産としてはフエが最も見ごたえがあったと思います。
グエン朝王宮、歴代皇帝の陵墓、宮殿や独特の教会と見どころが豊富でした。
歴史的な老舗ホテルに比較的安く泊まれたのも良かったです。
自然としては、ハロン湾、チャンアン、フォンニャ・ケバンなど、カルスト地形の景観や洞窟見学は、とても楽しめました。
古都、遺跡、水上人形劇、ベトナム料理、ベトナム戦争のミュージアムなど観光要素も多様で、物価も日本の半分程度なので、お勧めの国ですよ。
ぜひ海外旅行の候補地のひとつとして検討していただければと思います。
では、また。
キートン
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