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 海外旅行に行けない日々が続き、<br />そろそろストレスがたまってきたbaba友3人。<br />ちょっと興味深いツアーを見つけました!<br />京都に6泊7日。宿泊先の移動なし!<br />1日目と4日目には、京都検定1級案内人同行して<br />観光案内をして下さる。<br />2日目には、個人では行きにくいお寺にも!!<br />終日自由行動の日も3日間。最終日も半日以上は観光できる。<br />これは「行くっきゃないでしょう♪」ということで、<br />baba友との楽しい旅が決まりました。<br /><br /> ツアー2日目。この日は案内人の方はいらっしゃいませんが、<br />【歴史が息づく京都の寺院を巡る】ということで、<br />4つのお寺を巡ります。<br />午前中は広隆寺と大覚寺。<br />大覚寺では一般参拝では入れないようなところまで、<br />僧侶の方がご案内下さるとのことで楽しみです。<br />

baba友と京都長期滞在 知的好奇心を満たす旅7日間(3)

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2022/10/10 - 2022/10/10

4337位(同エリア4631件中)

Ybaba姫

Ybaba姫さん

 海外旅行に行けない日々が続き、
そろそろストレスがたまってきたbaba友3人。
ちょっと興味深いツアーを見つけました!
京都に6泊7日。宿泊先の移動なし!
1日目と4日目には、京都検定1級案内人同行して
観光案内をして下さる。
2日目には、個人では行きにくいお寺にも!!
終日自由行動の日も3日間。最終日も半日以上は観光できる。
これは「行くっきゃないでしょう♪」ということで、
baba友との楽しい旅が決まりました。

 ツアー2日目。この日は案内人の方はいらっしゃいませんが、
【歴史が息づく京都の寺院を巡る】ということで、
4つのお寺を巡ります。
午前中は広隆寺と大覚寺。
大覚寺では一般参拝では入れないようなところまで、
僧侶の方がご案内下さるとのことで楽しみです。

旅行の満足度
4.5
同行者
友人
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
観光バス 新幹線
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社
  •  今回のツアー、ほぼ食事は付いていない<br />のですが、ホテルでの朝食が3回付いています。<br />この日は朝食付きの日。<br />すでに小鉢に取り分けられているお惣菜が<br />多く、コロナ禍の中、とても良いと思いました。

     今回のツアー、ほぼ食事は付いていない
    のですが、ホテルでの朝食が3回付いています。
    この日は朝食付きの日。
    すでに小鉢に取り分けられているお惣菜が
    多く、コロナ禍の中、とても良いと思いました。

  •  朝食の後、雨上がりの中、<br />観光バスでやってきたのは広隆寺。

     朝食の後、雨上がりの中、
    観光バスでやってきたのは広隆寺。

  • 推古天皇11年(603)に建立された<br />といわれている京都最古のお寺で、<br />「日本書紀」によると日本に帰化した<br />秦氏族の秦河勝(はたのかわかつ)が<br />聖徳太子のために建てたお寺だそうです。<br />

    推古天皇11年(603)に建立された
    といわれている京都最古のお寺で、
    「日本書紀」によると日本に帰化した
    秦氏族の秦河勝(はたのかわかつ)が
    聖徳太子のために建てたお寺だそうです。

  • 上宮王院太子殿(じょうぐうおういんたいしでん)。<br />御本尊は聖徳太子です。

    上宮王院太子殿(じょうぐうおういんたいしでん)。
    御本尊は聖徳太子です。

  • 聖徳太子の文字も見えますね。

    聖徳太子の文字も見えますね。

  • 破風にある懸魚の部分をズームアップ。<br />

    破風にある懸魚の部分をズームアップ。

  • 今回、広隆寺を訪れた目的は、<br />国宝指定第1号の<br />「弥勒菩薩半跏思惟像(みろく ぼさつはんかしゅいぞう)<br />(宝冠弥勒)」を拝観するため。<br />

    今回、広隆寺を訪れた目的は、
    国宝指定第1号の
    「弥勒菩薩半跏思惟像(みろく ぼさつはんかしゅいぞう)
    (宝冠弥勒)」を拝観するため。

  • 右側が参拝受付。<br />

    右側が参拝受付。

  • 新霊宝殿(しんれいほうでん)へ行く途中にある<br />弁天堂。

    新霊宝殿(しんれいほうでん)へ行く途中にある
    弁天堂。

  • 新霊宝殿前のお庭には<br />蓮池がありました。<br />さて、肝心の新霊宝殿ですが、<br />国宝第1号の弥勒菩薩半跏思惟像の他にも<br />約50体もの仏像があり、そのうち16体が<br />国宝の仏像です!<br />仏像に囲まれた殿内は静寂で、凛とした<br />神聖な空気に包まれているようでした。<br />写真撮影は禁止です。

    新霊宝殿前のお庭には
    蓮池がありました。
    さて、肝心の新霊宝殿ですが、
    国宝第1号の弥勒菩薩半跏思惟像の他にも
    約50体もの仏像があり、そのうち16体が
    国宝の仏像です!
    仏像に囲まれた殿内は静寂で、凛とした
    神聖な空気に包まれているようでした。
    写真撮影は禁止です。

  • バスへの集合時間まで少しだけ時間が<br />あったので急いで楼門を見に行きます。

    バスへの集合時間まで少しだけ時間が
    あったので急いで楼門を見に行きます。

  • 楼門前の信号を渡って、道路を挟んで<br />楼門の全体を撮ります。

    楼門前の信号を渡って、道路を挟んで
    楼門の全体を撮ります。

  • 広隆寺のすぐ近くには、<br />荒電嵐山本線の「太秦広隆寺駅」。<br />この駅からは徒歩5分ほどで、<br />東映太秦映画村へも行けるそうです。<br />

    広隆寺のすぐ近くには、
    荒電嵐山本線の「太秦広隆寺駅」。
    この駅からは徒歩5分ほどで、
    東映太秦映画村へも行けるそうです。

  • 楼門の仁王様(向かって左側)

    楼門の仁王様(向かって左側)

  • 向かって右側の仁王像。

    向かって右側の仁王像。

  • 薬師堂

    薬師堂

  • 紅葉が始まっているようです。

    紅葉が始まっているようです。

  • 地蔵堂。<br />堂内には、地蔵菩薩坐像(腹帯地蔵)が<br />安置されているそうです。

    地蔵堂。
    堂内には、地蔵菩薩坐像(腹帯地蔵)が
    安置されているそうです。

  • 雨上がりの赤い実。<br />雨の雫を滴らせて、一段と鮮やか。

    雨上がりの赤い実。
    雨の雫を滴らせて、一段と鮮やか。

  • 上宮王院太子殿(本堂)を正面(楼門側)から。

    上宮王院太子殿(本堂)を正面(楼門側)から。

  • 広隆寺書院の門。

    広隆寺書院の門。

  • 広隆寺で沢山の仏像に癒されて、<br />次に向かうのは、大覚寺。

    広隆寺で沢山の仏像に癒されて、
    次に向かうのは、大覚寺。

  • 大覚寺を取り囲むように流れる<br />有栖川。

    大覚寺を取り囲むように流れる
    有栖川。

  • 大覚寺表門。<br />大覚寺は弘法大師空海を宗祖と仰ぐ<br />真言宗大覚寺派の本山。

    大覚寺表門。
    大覚寺は弘法大師空海を宗祖と仰ぐ
    真言宗大覚寺派の本山。

  • 嵯峨天皇の離宮嵯峨院を寺院に改め、<br />歴代の天皇や皇族が住持された門跡寺院です。<br />旧嵯峨御所としても有名です。

    嵯峨天皇の離宮嵯峨院を寺院に改め、
    歴代の天皇や皇族が住持された門跡寺院です。
    旧嵯峨御所としても有名です。

  • 大覚寺では僧侶の方がご案内<br />してくださいます。<br />ツアー参加の醍醐味です。

    大覚寺では僧侶の方がご案内
    してくださいます。
    ツアー参加の醍醐味です。

  • 上の写真で潜った門は「明智門」。<br />次の写真の「明智陣屋」とともに、<br />明智光秀が居城としていた亀山城の<br />一部を移築したものとのこと。

    上の写真で潜った門は「明智門」。
    次の写真の「明智陣屋」とともに、
    明智光秀が居城としていた亀山城の
    一部を移築したものとのこと。

  • 明智陣屋から見学がスタートするようです。

    明智陣屋から見学がスタートするようです。

  • 亀・・ですよね?<br />後ろに炎を纏っているような・・<br />霊亀なのかな?

    亀・・ですよね?
    後ろに炎を纏っているような・・
    霊亀なのかな?

  • 水場だったところかな?

    水場だったところかな?

  • 小さな中庭のようなところが<br />何か所もあります。

    小さな中庭のようなところが
    何か所もあります。

  • 宸殿(しんでん)・牡丹の間。

    宸殿(しんでん)・牡丹の間。

  • 宸殿、柳松の間 <br />正面の襖絵は「柳松図(やなぎまつず)」

    宸殿、柳松の間 
    正面の襖絵は「柳松図(やなぎまつず)」

  • 中央の松の部分をアップ。

    中央の松の部分をアップ。

  • 向かって左側の襖絵

    向かって左側の襖絵

  • 向かって右側の襖絵<br />

    向かって右側の襖絵

  • 鶴の間の襖絵はシックな墨絵

    鶴の間の襖絵はシックな墨絵

  • 蔀(しとみ/格子戸)の留金部分には<br />蝉の装飾があるのですが、

    蔀(しとみ/格子戸)の留金部分には
    蝉の装飾があるのですが、

  • 蝉は一種類ではなく<br />

    蝉は一種類ではなく

  • 色々な種類の

    色々な種類の

  • 蝉がいるんです。

    蝉がいるんです。

  • 蝉が好きな方が見たら<br />何蝉かわかるのかな?

    蝉が好きな方が見たら
    何蝉かわかるのかな?

  • 見えてきた立派な門は<br />「勅使門」かな。

    見えてきた立派な門は
    「勅使門」かな。

  • 石舞台越しに見えるのは<br /> 右から 五大堂 (本堂)と安井堂。

    石舞台越しに見えるのは
    右から 五大堂 (本堂)と安井堂。

  • 素敵な灯篭。

    素敵な灯篭。

  • 正神殿。

    正神殿。

  • 宸殿と正神殿の間の中庭。

    宸殿と正神殿の間の中庭。

  • 正神殿に続く廊下

    正神殿に続く廊下

  • 建物と建物をつなぐ廊下が<br />縦横無尽に張り巡らされていて<br />一人で回ったら迷子になりそうです。

    建物と建物をつなぐ廊下が
    縦横無尽に張り巡らされていて
    一人で回ったら迷子になりそうです。

  •   廊下を巡って心経前殿(しんきょうぜんでん) <br />(御影堂) に出たようです。<br />石舞台を挟んで、正面には勅使門。<br />

    廊下を巡って心経前殿(しんきょうぜんでん)
    (御影堂) に出たようです。
    石舞台を挟んで、正面には勅使門。

  • 勅使門は、天皇陛下が行幸の場合、<br />あるいは陛下のお使いの方がお越しの時のみ<br />開門する格式高い特別な門なのだそうです。

    勅使門は、天皇陛下が行幸の場合、
    あるいは陛下のお使いの方がお越しの時のみ
    開門する格式高い特別な門なのだそうです。

  • この辺りのお庭は枯山水の庭園に<br />なっています。

    この辺りのお庭は枯山水の庭園に
    なっています。

  • 松に隠れて見えにくくなっていますが、<br />鐘楼が見えました。

    松に隠れて見えにくくなっていますが、
    鐘楼が見えました。

  •  五大堂 (本堂)を回り込むと、<br />目の前に大沢池が広がっていました。<br />小型の屋形船が係留されいます。<br />舟遊びができるのかな?

    五大堂 (本堂)を回り込むと、
    目の前に大沢池が広がっていました。
    小型の屋形船が係留されいます。
    舟遊びができるのかな?

  • この池の観月台からの中秋の名月を愛でて、<br />松尾芭蕉が<br />「名月や池をめぐりて夜もすがら」と<br />句を詠んでいるそうです。

    この池の観月台からの中秋の名月を愛でて、
    松尾芭蕉が
    「名月や池をめぐりて夜もすがら」と
    句を詠んでいるそうです。

  • 奥の方に小さな松の木が1本生えた<br />小さな島があるようです。

    奥の方に小さな松の木が1本生えた
    小さな島があるようです。

  • アップにしてみます。

    アップにしてみます。

  • 鳥居があるのは弁天島ですね。

    鳥居があるのは弁天島ですね。

  • 鳥居と松のある小島を1枚に・・<br />私たちが訪れた時は季節外れでしたが、<br />7月中旬から8月中旬には、約3,000株の<br />蓮の花が咲き誇るそうです。<br /><br />

    鳥居と松のある小島を1枚に・・
    私たちが訪れた時は季節外れでしたが、
    7月中旬から8月中旬には、約3,000株の
    蓮の花が咲き誇るそうです。

  • 五大堂 (本堂)の丸瓦は<br />菊の御紋です。

    五大堂 (本堂)の丸瓦は
    菊の御紋です。

  • 雨上がりの松の雫が美しくて<br />思わずシャッターを切りました。

    雨上がりの松の雫が美しくて
    思わずシャッターを切りました。

  • 観月台から大沢池の風景を楽しんだ後、<br />心経前殿 (御影堂) の裏側の廊下を進むと<br />鉄筋コンクリート製の八角形の御堂が<br />見えてきました。<br />勅封心経殿(ちょくふうしんぎょうでん)です。

    観月台から大沢池の風景を楽しんだ後、
    心経前殿 (御影堂) の裏側の廊下を進むと
    鉄筋コンクリート製の八角形の御堂が
    見えてきました。
    勅封心経殿(ちょくふうしんぎょうでん)です。

  • 中には、嵯峨天皇をはじめ後光厳・<br />後花園・後奈良・正親町・光格と<br />六天皇ご直筆の般若心経が秘蔵されていて、<br />非公開とされています。<br />でも、2018年には嵯峨天皇が書写されてから<br />ちょうど1200年目にあたるということから<br />戊戌開封法会が営まれたそうです。<br />(60年に一度開封されるとのことなので、<br />次は、2078年・・ですね( ;∀;))<br />

    中には、嵯峨天皇をはじめ後光厳・
    後花園・後奈良・正親町・光格と
    六天皇ご直筆の般若心経が秘蔵されていて、
    非公開とされています。
    でも、2018年には嵯峨天皇が書写されてから
    ちょうど1200年目にあたるということから
    戊戌開封法会が営まれたそうです。
    (60年に一度開封されるとのことなので、
    次は、2078年・・ですね( ;∀;))

  • 勅封心経殿の屋根の上の飾りをアップ

    勅封心経殿の屋根の上の飾りをアップ

  • 正神殿前の中庭の松ですが・・・<br />すごく入り組んでいる枝。<br />どうしちゃったの?って感じです。

    正神殿前の中庭の松ですが・・・
    すごく入り組んでいる枝。
    どうしちゃったの?って感じです。

  • 大玄関に出てきました。<br />障壁画は狩野永徳による<br />「松に山鳥図」。<br />輿には後宇多天皇の紋(九曜菊紋)が<br />入っています。

    大玄関に出てきました。
    障壁画は狩野永徳による
    「松に山鳥図」。
    輿には後宇多天皇の紋(九曜菊紋)が
    入っています。

  • 大覚寺拝観の際、僧侶の方が寺院の<br />築地塀(ついじべい)に入った横線について<br />豆知識を教えて下さいました。<br />定規筋という白い横線を入れた筋塀といい、<br />横線は、寺院の格式を示しているそうで、<br />5本線が一番格式が高く、<br />門跡寺院(皇族・公家が住職を務める特定の寺院)<br />を表していたそうです(現在は門跡寺院の他にも<br />5本線の塀を持つ寺院があるようです。)<br />4本線はもともとは貴族等が住職を務める寺院だった<br />とのこと、昔は、一夫多妻で子供が多かったので、<br />跡継ぎ以外の子供は門跡に入ることが多かった<br />とのことでした。<br />さて、この後はランチを含めて嵐山に向かいます。<br />

    大覚寺拝観の際、僧侶の方が寺院の
    築地塀(ついじべい)に入った横線について
    豆知識を教えて下さいました。
    定規筋という白い横線を入れた筋塀といい、
    横線は、寺院の格式を示しているそうで、
    5本線が一番格式が高く、
    門跡寺院(皇族・公家が住職を務める特定の寺院)
    を表していたそうです(現在は門跡寺院の他にも
    5本線の塀を持つ寺院があるようです。)
    4本線はもともとは貴族等が住職を務める寺院だった
    とのこと、昔は、一夫多妻で子供が多かったので、
    跡継ぎ以外の子供は門跡に入ることが多かった
    とのことでした。
    さて、この後はランチを含めて嵐山に向かいます。

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