2022/10/10 - 2022/10/10
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Ybaba姫さん
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海外旅行に行けない日々が続き、
そろそろストレスがたまってきたbaba友3人。
ちょっと興味深いツアーを見つけました!
京都に6泊7日。宿泊先の移動なし!
1日目と4日目には、京都検定1級案内人同行して
観光案内をして下さる。
2日目には、個人では行きにくいお寺にも!!
終日自由行動の日も3日間。最終日も半日以上は観光できる。
これは「行くっきゃないでしょう♪」ということで、
baba友との楽しい旅が決まりました。
ツアー2日目。この日は案内人の方はいらっしゃいませんが、
【歴史が息づく京都の寺院を巡る】ということで、
4つのお寺を巡ります。
午前中は広隆寺と大覚寺。
大覚寺では一般参拝では入れないようなところまで、
僧侶の方がご案内下さるとのことで楽しみです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
今回のツアー、ほぼ食事は付いていない
のですが、ホテルでの朝食が3回付いています。
この日は朝食付きの日。
すでに小鉢に取り分けられているお惣菜が
多く、コロナ禍の中、とても良いと思いました。 -
朝食の後、雨上がりの中、
観光バスでやってきたのは広隆寺。 -
推古天皇11年(603)に建立された
といわれている京都最古のお寺で、
「日本書紀」によると日本に帰化した
秦氏族の秦河勝(はたのかわかつ)が
聖徳太子のために建てたお寺だそうです。 -
上宮王院太子殿(じょうぐうおういんたいしでん)。
御本尊は聖徳太子です。 -
聖徳太子の文字も見えますね。
-
破風にある懸魚の部分をズームアップ。
-
今回、広隆寺を訪れた目的は、
国宝指定第1号の
「弥勒菩薩半跏思惟像(みろく ぼさつはんかしゅいぞう)
(宝冠弥勒)」を拝観するため。 -
右側が参拝受付。
-
新霊宝殿(しんれいほうでん)へ行く途中にある
弁天堂。 -
新霊宝殿前のお庭には
蓮池がありました。
さて、肝心の新霊宝殿ですが、
国宝第1号の弥勒菩薩半跏思惟像の他にも
約50体もの仏像があり、そのうち16体が
国宝の仏像です!
仏像に囲まれた殿内は静寂で、凛とした
神聖な空気に包まれているようでした。
写真撮影は禁止です。 -
バスへの集合時間まで少しだけ時間が
あったので急いで楼門を見に行きます。 -
楼門前の信号を渡って、道路を挟んで
楼門の全体を撮ります。 -
広隆寺のすぐ近くには、
荒電嵐山本線の「太秦広隆寺駅」。
この駅からは徒歩5分ほどで、
東映太秦映画村へも行けるそうです。 -
楼門の仁王様(向かって左側)
-
向かって右側の仁王像。
-
薬師堂
-
紅葉が始まっているようです。
-
地蔵堂。
堂内には、地蔵菩薩坐像(腹帯地蔵)が
安置されているそうです。 -
雨上がりの赤い実。
雨の雫を滴らせて、一段と鮮やか。 -
上宮王院太子殿(本堂)を正面(楼門側)から。
-
広隆寺書院の門。
-
広隆寺で沢山の仏像に癒されて、
次に向かうのは、大覚寺。 -
大覚寺を取り囲むように流れる
有栖川。 -
大覚寺表門。
大覚寺は弘法大師空海を宗祖と仰ぐ
真言宗大覚寺派の本山。 -
嵯峨天皇の離宮嵯峨院を寺院に改め、
歴代の天皇や皇族が住持された門跡寺院です。
旧嵯峨御所としても有名です。 -
大覚寺では僧侶の方がご案内
してくださいます。
ツアー参加の醍醐味です。 -
上の写真で潜った門は「明智門」。
次の写真の「明智陣屋」とともに、
明智光秀が居城としていた亀山城の
一部を移築したものとのこと。 -
明智陣屋から見学がスタートするようです。
-
亀・・ですよね?
後ろに炎を纏っているような・・
霊亀なのかな? -
水場だったところかな?
-
小さな中庭のようなところが
何か所もあります。 -
宸殿(しんでん)・牡丹の間。
-
宸殿、柳松の間
正面の襖絵は「柳松図(やなぎまつず)」 -
中央の松の部分をアップ。
-
向かって左側の襖絵
-
向かって右側の襖絵
-
鶴の間の襖絵はシックな墨絵
-
蔀(しとみ/格子戸)の留金部分には
蝉の装飾があるのですが、 -
蝉は一種類ではなく
-
色々な種類の
-
蝉がいるんです。
-
蝉が好きな方が見たら
何蝉かわかるのかな? -
見えてきた立派な門は
「勅使門」かな。 -
石舞台越しに見えるのは
右から 五大堂 (本堂)と安井堂。 -
素敵な灯篭。
-
正神殿。
-
宸殿と正神殿の間の中庭。
-
正神殿に続く廊下
-
建物と建物をつなぐ廊下が
縦横無尽に張り巡らされていて
一人で回ったら迷子になりそうです。 -
廊下を巡って心経前殿(しんきょうぜんでん)
(御影堂) に出たようです。
石舞台を挟んで、正面には勅使門。 -
勅使門は、天皇陛下が行幸の場合、
あるいは陛下のお使いの方がお越しの時のみ
開門する格式高い特別な門なのだそうです。 -
この辺りのお庭は枯山水の庭園に
なっています。 -
松に隠れて見えにくくなっていますが、
鐘楼が見えました。 -
五大堂 (本堂)を回り込むと、
目の前に大沢池が広がっていました。
小型の屋形船が係留されいます。
舟遊びができるのかな? -
この池の観月台からの中秋の名月を愛でて、
松尾芭蕉が
「名月や池をめぐりて夜もすがら」と
句を詠んでいるそうです。 -
奥の方に小さな松の木が1本生えた
小さな島があるようです。 -
アップにしてみます。
-
鳥居があるのは弁天島ですね。
-
鳥居と松のある小島を1枚に・・
私たちが訪れた時は季節外れでしたが、
7月中旬から8月中旬には、約3,000株の
蓮の花が咲き誇るそうです。 -
五大堂 (本堂)の丸瓦は
菊の御紋です。 -
雨上がりの松の雫が美しくて
思わずシャッターを切りました。 -
観月台から大沢池の風景を楽しんだ後、
心経前殿 (御影堂) の裏側の廊下を進むと
鉄筋コンクリート製の八角形の御堂が
見えてきました。
勅封心経殿(ちょくふうしんぎょうでん)です。 -
中には、嵯峨天皇をはじめ後光厳・
後花園・後奈良・正親町・光格と
六天皇ご直筆の般若心経が秘蔵されていて、
非公開とされています。
でも、2018年には嵯峨天皇が書写されてから
ちょうど1200年目にあたるということから
戊戌開封法会が営まれたそうです。
(60年に一度開封されるとのことなので、
次は、2078年・・ですね( ;∀;)) -
勅封心経殿の屋根の上の飾りをアップ
-
正神殿前の中庭の松ですが・・・
すごく入り組んでいる枝。
どうしちゃったの?って感じです。 -
大玄関に出てきました。
障壁画は狩野永徳による
「松に山鳥図」。
輿には後宇多天皇の紋(九曜菊紋)が
入っています。 -
大覚寺拝観の際、僧侶の方が寺院の
築地塀(ついじべい)に入った横線について
豆知識を教えて下さいました。
定規筋という白い横線を入れた筋塀といい、
横線は、寺院の格式を示しているそうで、
5本線が一番格式が高く、
門跡寺院(皇族・公家が住職を務める特定の寺院)
を表していたそうです(現在は門跡寺院の他にも
5本線の塀を持つ寺院があるようです。)
4本線はもともとは貴族等が住職を務める寺院だった
とのこと、昔は、一夫多妻で子供が多かったので、
跡継ぎ以外の子供は門跡に入ることが多かった
とのことでした。
さて、この後はランチを含めて嵐山に向かいます。
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