2023/01/19 - 2023/01/25
110位(同エリア4504件中)
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ローマ人さん
この旅行記のスケジュール
2023/01/19
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チェンマイ空港国内線ターミナル
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車での移動
タクシーで約20分
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車での移動
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徒歩での移動
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この旅行記スケジュールを元に
チェンマイに到着後、宿泊するCHホテルにスーツケースを預けてから寺院巡りをしました。
当初の計画では、空港からホテルまではスマートバス(空港とチェンマイ主要部を結ぶ路線バス)、市内の移動はソンテウ(小型トラックの荷台を座席に改造した安価な乗り合いタクシー)を利用することにしていました。
しかしながら、空港でスマートバスを探し尋ねても「新型コロナで運休中」とのことで、空港タクシーを利用することになりました。
また、寺院巡りをする際にも、市内から離れた場所にある寺院「ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ」行の専用ソンテウ発着場までの移動に勝手がわからず、CHホテルを出た所で声を掛けられたドライバーと交渉して「ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ」を含めて旧市街の外にある3寺院を巡って旧市街まで送ってもらうことにしました。
費用は計画よりも高くなりましたが、旧市街から離れた寺院を一度に巡ることができたので、チェンマイ滞在2日間の限られた時間を活用できて返って良かったと思います。
新型コロナウイルス対策としての出入国制限については、タイへの入国制限は既に緩和されていましたが、日本の入国制限も2022年10月11日から緩和されることになり、新型コロナワクチンを4回(その後に5回になりました)接種している私にとっては出入国制限は何の障害にもならなくなりました。
そこにタイミング良く日本航空からメールでタイへのお得な航空券の案内が届いたので「渡りに船」と2019年以来3年振りにタイを訪れることにしました。
お得な航空券は運賃こそ往復44,000円でしたが、燃油サーチャージ(59,600円)、旅客施設使用料・その他(7,870円)が付加されトータルで111,470円となり、前回の2倍超でした。(;∀;)
*日程
1/19(木)
東京(羽田)0:05発→バンコク(スワンナプーム)5:00着
バンコク(スワンナプーム)7:25発→チェンマイ8:45着
チェンマイ寺院巡り
※CHホテル泊
1/20(金)
ボーサーン傘祭
※CHホテル泊
1/21(土)
チェンマイ8:30発→バンコク(スワンナプーム)9:50着
チャトゥチャック・ウイークエンドマーケット
※スクンビットスイーツホテル泊
1/22(日)
プラ・パトム・チェディ(ナコーンパトム)
チットラダー宮殿、アナンタ・サマーコム宮殿、ラマ5世騎馬像
ワット・ベンチャマボピット(大理石寺院)
※スクンビットスイーツホテル泊
1/23(月)
ワット・サマーン・ラッタナーラーム(チャチュンサオ)
ジョッド・フェアーズ(ナイトマーケット)
1/24(火)
チャオプラヤースカイパーク
ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン
タニヤプラザ
マッサージ後に空港へ
1/25(水)
バンコク(スワンナプーム)0:55発→東京(成田)8:45着
*交通・宿泊費
・航空券 東京⇔バンコク111,470円(日本航空)
バンコク⇔チェンマイ12,690円(タイスマイル航空)
・ホテル CHホテル(2泊、食事なし)5,298円
スクンビットスイーツホテル(3泊、食事なし)24,715円
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL タイ・スマイル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
PR
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バンコク経由でチェンマイ空港国内線ターミナルに到着後、ネット情報を参考にスマートバスの乗車場所を探して国際線ターミナルまで空港ビル内をウロウロしましたが、見つけることが出来ませんでした。
空港のスタッフに訪ねたところ、スマートバスは運休中ということだったので、仕方なく空港タクシー乗り場がある「1番出口」からタクシーで宿泊するCHホテルに向かいました。
写真の「1番出口」前にいる人たちは空港タクシーの「客引き」です。 -
乗車したタクシーです。
料金は、行き先場所による定額制で150バーツ(約600)円でした。
日本ならばこの料金でも安いのですがスマートバスの料金は20バーツ(約80円)なので高く感じてしまいます。 -
20分位でCHホテルに到着。
8階建てで思っていたよりも大きなホテルです。
スーツケースをホテルに預けて観光に出発。
チェンマイの滞在日数は実質2日間で、2日目の明日は終日「ボーサーン傘祭」を観光する予定なのでチェンマイ市内観光に当てることが出来るのは今日1日だけです。
なので可能な限り寺院を中心に市内巡りをしようと考え、とりあえずホテルから2㎞位距離がある旧市街の入口の「ターペー門」までソンテウか徒歩で行くことにし、その後に旧市街から離れた場所にある寺院「ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ」行の専用ソンテウ発着場まで移動することにしてホテルを出ました。
そうしたら、ホテルを出て直ぐのところでタイ人の男性ドライバーに声を掛けられました。
男性ドライバーは、日本で働いていたことがあるとのことで日本語が少し話すことが出来、どこまで行くのかと聞かれたので「ターペー門」までと応えると、車で100バーツで送るとのことでした。
そこで、「ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ」往復ではいくらかと聞くと80バーツ(約3,200円)とガイドブックの相場より高かったので、同額で旧市街の外にある2つの寺院を含めて3寺院を巡りターペー門まで送ってもらうように交渉したらOKでした。
この様な経緯で、車(10人乗りのバンタイプ)寺院巡りをすることになりました。CH ホテル【SHA Extra+認定】 ホテル
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バンコクの北約700kmの高地に位置するチェンマイは、13~18世紀にタイ北部に存在したタイ人の国家「ランナー王朝」の首都が13世紀後期に築かれたことを起源とするタイ第2の都市です。
街の中心部(旧市街)は、城壁と堀で囲まれた約1.6km四方の城塞都市でしたが、現在では城壁はほとんどなくなり5つの城門と4つの堡塁(街の防御施設)が残っています。
車は旧市街の南側にある堀に沿って走る通りを西に進みます。 -
旧市街の南側にだけに2つある城門の内、西側の「スアンプン門」の前を通過。
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旧市街の南西角にある「グーフーアン堡塁」に沿って右折し、北上します。
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出発してから20分位で「ワット・スアン・ドーク」に到着。
「ワット・スアン・ドーク」は、14世紀に当時の王宮の庭に建設された寺院で、旧市街の外の西側に立地しています。
タイ語で「スアン」は「庭」、「ドーク」は「花」の意味を持っていて、かつてここが王宮の庭園だったことの由来だそうです。
写真右側の看板を見ると、敷地内に仏教大学があるようです。
参拝料は無料です。ワット スアン ドーク 寺院・教会
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緑の芝生が広がる敷地内には、大小のチェディ(仏塔)が所狭しと建ち並んでいて、その姿は圧巻です。
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純白のチェディは当時の王家の霊廟で、中には王族の遺灰が納められているそうです。
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純白のチェディが並ぶ中、奥に黄金色に輝く一際大きなチェディが目立っています。
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この黄金色のチェディは、スリランカ様式で建てられていて高さが48mあるそうで、中には仏舎利(釈迦の遺骨)が納められているそうです。
補修工事の足場が掛けられているのが残念。 -
ズームアップ。
補修工事の最中です。
尖塔の基部に鮮やかな装飾が施されているのが確認できます。 -
階段の両脇に控える5つの頭を持つナーガ(蛇神)。
ナーガは、仏教の開祖「釈迦」が悟りを開く時に守護した精霊で、コブラを神格化したものだそうです。 -
こちらは本堂です。
とても大きな建物です。 -
入口を入ると煌びやかで広大な空間が広がっています。
柱や梁などに施された金色に光り輝く細かな装飾に目を奪われます。 -
その中で、何よりも目を引かれるのが入口から一番奥に鎮座するタイ国内で1、2位の大きさを争うといわれる青銅の仏像です。
この仏像は2体あり、それぞれが背を向けて反対方向を見るように配置されていて、仏座像は厳かに目を瞑り入口方向の東を向いており、仏座像の後ろに見える仏立像は西にある黄金色のチェディ方向を向いています。 -
仏立像です。
右手に藁の束を掴んでいます。 -
「ワット・スアン・ドーク」に次ぎに訪れたのは「ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ」です。
標高1,080mのステープ山の山頂に立ち、タイ仏教の聖地として崇められているそうで、金のチェディで有名です。
曲がりくねった急坂を30分位かけて上ってきました。ワット プラ タート ドイ ステープ 寺院・教会
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これは山頂まで行くことができるケーブルカーの入口です。
徒歩用の入口の向かって右側にあります。
これを利用すれば足に自信のない方でもお参りが出来ます。 -
徒歩用の入口の階段を上ります。
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門を潜った先にも更に階段があり、その先には花などのお供え品や飲食品・お土産を売る店が立ち並んでいて、参拝客が多い寺院だということが推察されます。
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山上にある境内につながる階段が見えてきました。
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ナーガを模した像が両脇に配置された350段の長い階段です。
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大きくて迫力があるナーガです。
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鱗まで鮮やかな色で細やかに表現したナーガの胴体部分が山上まで続きます。
上るのに結構疲れますが、支障が無ければこの階段を上ることをお薦めします。 -
山上に到着。
門の前の向かって右側にチケット売場があります。
外国人の参拝料は30バーツ(約120円)です。 -
山上の門の先に、この寺院のシンボルである金のチェディへの入口となっている建物があります。
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ここが入口です。
脇にはタイ国王の肖像画が飾られてます。
入口の前で靴を脱いでから入ります。 -
入口が木製の重厚な造りになっています。
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入口を入った場所には金色の仏像が並んでいます。
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内部は大きな中庭のようになっていて、金のチェディが見えてきました。
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金のチェディです。
美しい装飾が施されて黄金色に輝く仏塔です。
高さが22mあるそうで、中には仏舎利が納められているそうです。
願いごとが叶うチェンマイ屈指のパワースポットとしても有名だそうです。 -
金のチェディを囲むように祀られている仏像です。
地元の参拝者が熱心にお参りしていて、この寺院が人々から厚い信仰を受けていることが推察されます。 -
金のチェディを囲むように祀られている仏像です。
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金のチェディを囲むように祀られている仏像です。
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違う角度から金のチェディ。
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本堂です。
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本堂の中には立派な御本尊が安置されています。
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金のチェディを中心に敷地内を1周しました。
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金のチェディの建物を出て、展望エリアに向かいます。
金のチェディの建物の壁に沿った通路には鐘がたくさん並んでいます。 -
展望エリアからはチェンマイの長閑な風景を眺めることができます。
今日は少し霞みがかかっていますが・・・。 -
チェンマイ空港が近くに見えました。
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展望台が見えるので行ってみます。
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一段高くなった場所にある展望台。
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凝った装飾がとても美しいです。
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展望台からの眺めです。
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「ワット・プラ・タート・ドイ・ステープ」から下りてきました。
車が待つ駐車場は入口から少し下ったところにあり、その通りには沢山のお店が並んでいます。
バイクも並んでいます。 -
この店で売っているのは、ソーセージや肉団子の串焼きです。
1本20バーツ(約80円)。
QR決済ができるようです。 -
こちらの店で売っているのは、食用の昆虫唐揚げです。
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ステープ山の急坂を下って、次に訪れたのは「ワット・チェット・ヨート」です。
「チェット・ヨート」とはタイ語で「7つの尖塔」という意味だそうです。
参拝料は無料です。ワット チェット ヨート 寺院・教会
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ズームアップ。
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寺院の敷地から楼路を挟んで反対側には、お供えの店が軒を連ねています。
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メインのチェディが見えてきました。
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チェディの両脇に置かれたナーガ。
狛犬の様なものでしょうか。 -
寺院の名前通り、中央の高いチェディを6基の低いチェディが採り囲うような形で7本の尖塔を有するのが特徴的です。
釈迦に縁があるインドのブッダガヤにあるマハーボディ寺院を模して造られました。
こちらは側面だそうです。 -
園内は菩提樹の緑が溢れていて、神聖な雰囲気を醸し出しています。
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張り出した枝をつっかい棒で支えているこの菩提樹の大木は、釈迦が悟りを開いた後に瞑想を続けた聖域の一つ「ポーティバンラン」を再現したものだそうです。
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こちらが正面です。
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正面の祠には仏像が祀られています。
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尖塔を囲む外壁には神々の姿の浮彫りが施されています。
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インド仏教美術影響を受けているのだそうです。
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正面の反対側に回ると・・・。
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こちらにも仏像が祀られていて、内部に入ることができるようになっています。
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ズームアップ。
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この寺院を建立したランナー王朝第9代王の「ティロカート王」の遺灰がおさめてあるというチェディ。
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チェディの前には「ティロカート王」の像が祀られています。
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本堂です。
こちらは裏側だそうです。 -
扉の装飾が美しいです。
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扉が開いている入口から本堂に入ります。
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正面奥に仏像が祀られています。
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本堂内の側面両側の壁は宗教画で飾られています。
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ズームアップ。
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祀られた仏像です。
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こちらが正面です。
これで車での寺院巡りは終了。 -
ホテルを11時前に出てから既に3時間半が過ぎていたので、昼食をとるために「旧市街」の「三人の王様の像」がある広場の前で車から降ろしてもらいました。
この像は、旧市街の北側に位置する城門「チャン・プアク門」と南側に位置する城門「チェンマイ門」をつなぐプラポックラオ通り沿いにあります。 -
「三人の王様の像」です。
パヤオ王国の最盛期を築いた「カムムアン王」(左)、ランナー王朝の始祖「マンラーイ王」(中央)、スコータイ王国王「ラームカクヘーン王」(右)の3人だそうです。
3人の王が集まり同盟を結んだ歴史エピソードを基にしているのだそうです。三王像広場 広場・公園
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昼食の場所に選んだのは、カイマンガイ(茹でた鶏肉をそのゆで汁で炊いたご飯の上に乗せて一緒に食べるタイ料理)が評判だという「キヤットオーチャー」です。
「三人の王様像」から歩いてすぐの場所にあります。
行列ができる人気店だそうですが、お昼時をかなり過ぎているので直ぐに入店できそうです。キヤット オーチャー 地元の料理
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店頭に料理に使用する調理された鶏が丸ごと吊るされていますが残り少ないようです。
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店内です。
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メニューです。
ここのカオマンガイは鶏肉を茹でたものと揚げたものの2種類、外に豚肉を揚げたものがあり、具とご飯が別々のタイプです。
Sサイズからジャンボまで4種類のサイズから選ぶことが出来るのが良いです。 -
ドリンクメニューです。
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茹でた鶏肉のMサイズ、ご飯そしてチャンビールを注文。
スープとちょっとした野菜が無料で付きます。 -
皮はしっかりしていますが身は柔らかいです。
そのまま食べても良いですが、生姜とチリの薬味をお好みで入れたタレにつけると更にうまさが増します。
レバーが付いていました。 -
サテー(豚肉の串焼き)のSサイズを追加。
これは思いのほか味が薄かったですが、写真の左上に一部写っているタレを付けて食べると美味しかったです。
トータルで240バーツ(約960円)でした。 -
路地を挟んだ隣にも名前が似ている同じような店がありました。
この辺りには飲食店が沢山並んでいます。 -
昼食を終えて、「キヤットオーチャー」から近い「ワット・プラ・シン」から寺院巡りを再開。
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旧市街の東側に位置する城門「ターペー門」から西に向かって伸びるラチャダムヌン通りの奥に寺院が見えてきました。
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「ワット・プラ・シン」です。
ランナー王朝の第4代王「カムフー王」の遺灰を納めるために建てられた寺院で、チェンマイで最も高い格式を誇っているそうです。ワット プラシン 寺院・教会
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入口の白亜のシンハーです。
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門を入って正面にあるのが「大本堂」です。
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入口の両脇を護る金色のナーガが美しいです。
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中央の入口から入ります。
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内部は白亜の柱に支えられた広い空間になっています。
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大本堂に祀られている御本尊です。
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これは「大本堂」の裏手にある「布薩堂」です。
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堂内の中央にモンドップ(小塔がある正方形をした建築物)があります。
手前に並んでいる僧は、精巧な作り物です。 -
金色に輝くチェディ「プラマハージェディー」です。
象の装飾が目を引きます。 -
これは「ライカム礼拝堂」です。
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入口です。
精巧に造られた装飾がとても美しいです。 -
堂内です。
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正面に仏像が3体祀られています。
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中央にあるのが、寺院名の由来となっている金色に輝く仏像「プラ・シン像」です。
優しい顔つきをしています。 -
次は、「チャン・プアク門」の近くにある「ワット・チェン・マン」に向かいます。
プラポックラオ通りを北上して右の路地に入ると、ユニークなストリートアートがありました。 -
「ワット・チェン・マン」に到着。
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ここのシンハーは頭部が金色になっています。
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この寺院は、ランナー王朝創始者「メンライ王」が、チェンマイに首都を置いた13世紀末期に現在の「旧市街」内に最初に建設した寺院で、かつては王宮として使われていたそうです。
寺院名の「チェン・マン」とは、タイ語で「強固な城壁都市」という意味だそうです。ワット チェン マン 寺院・教会
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礼拝堂です。
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入口の細部まで精巧に造られた装飾がカラフルで美しいです。
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赤を基調とした色鮮やかな太い柱が並ぶ荘厳な堂内。
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穏やかな顔をした仏陀が鎮座しています。
御本尊は、仏陀の後ろにあるコーンプラチャオと呼ばれる「須弥壇」の中に祀られています。 -
これは大本堂の裏にある「チャーンローム仏塔」です。
基部を15頭の実物大の象が並んで支えていて、とてもダイナミックな仏塔です。
象は、仏教では神聖な動物とされているそうです。 -
これは、「礼拝堂」の正面向かって右側にある「新礼拝堂」です。
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厳かな雰囲気に包まれた堂内。
堂内の壁には沢山の宗教画が描かれています。 -
壁画です。
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この「新礼拝堂」には、小さいながらも貴重な秘仏が2体安置されています。
秘仏は、手前に並んだ仏像ではなく、格子が付けられた「須弥壇」の中で厳重に保管されています。 -
2体の秘仏は、禍から守り幸せを招くといわれている白水晶の仏像「プラ・セータン・カマニー」と凶暴な象「ナラギリ」を膝まづかせて諭している仏陀を模した大理石の仏像「プラ・シーラー・カオ」です。
写真がうまく撮れなかったのですが、仏像の後ろの格子の中の右側に見えているのが「プラ・シーラー・カオ」です。
左側に安置されている「プラ・セータン・カマニー」は、前の仏像の頭に隠れています。
2体の仏像は、共にチェンマイの守護像として格別の役割を持ち、毎年4月13~15日にかけて行われる「ソンクラーン(タイの旧正月)」には「礼拝堂」の前にレプリカが祀られ、多くの参拝者が訪れるそうです。 -
これが、そのレプリカのようです。
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「ワット・チェン・マン」の参拝を終えてから北側の堀を渡って、一旦「旧市街」の外へ出て、堀沿いの道を「チャン・プアク門」に向かいます。
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「チャン・プアク門」です。
「チャン・プアク」とは、タイ語で「白い象」という意味で、「カウィラ王」がこの場所に白象の記念碑を建てたことに由来しているそうです。
この門から、再び正面方向の「旧市街」に入ります。チャーンプアック門 建造物
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門の向かって左側の城壁は形がしっかり残っていますが・・・。
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向かって右側の城壁は崩壊しかけています。
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「チャン・プアク門」からプラポックラオ通りを南に向かいます。
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「旧市街」の南北を結ぶプラポックラオ通りと「ターペー門」から西に向かって伸びるラチャダムヌン通りとの交差点を通過。
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「ワット・チェディ・ルアン」に到着しました。
「チェディ・ルアン」とは、タイ語で「大きな仏塔」の意味があるそうです。
その理由は後ほど。ワット チェーディ ルアン 寺院・教会
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門の正面にある立派な建物が「本堂」ですが、改修工事中でお詣りすることができませんでした。
煌びやかな柱の列に支えられた高い天井から豪華なシャンデリアが吊り下げられた荘厳な堂内には巨大な黄金の仏像が鎮座しているとのことなので、楽しみにしていました。
残念です。 -
寺院名にある「大きな仏塔」はこれです。
「本堂」の裏側にあります。
四角形の基壇が一辺60mあり、14世紀末期の創建当時には約86メートルの高さがあったそうですが16世紀の地震により上部が崩壊したそうです。
それでも空高くそびえる巨大な仏塔は、迫力があり見応えがあります。 -
正面入口の階段両脇を護る3つの頭を持つナーガ。
階段を上がったところに仏像を祀った祠があります。 -
祠の仏像から階段の下まで伸びている紐。
善光寺「御開帳」で御本尊の阿弥陀如来と回向柱を結ぶ「善の綱」と同じものなのでしょうか。 -
反対側からの眺め。
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こちらからだと基壇を支える象がはっきりと見えます。
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ズームアップ。
これで今日の寺院巡りは終了。
「ターペー門」を経由してホテルに戻ります。 -
「ターペー門」に到着。
「ワット・チェディ・ルアン」から歩いて約10分でした。
こちらは「旧市街」の内側から見たものです。 -
こちらが門の外側です。
「ターペー門」は、チェンマイのランドマーク的存在で、多くの人で賑わっています。
タイ語で「ター」は船乗り場、「ペー」は筏の意味で、かつて門付近に筏の係留所があったことに由来しているそうです。ターペー門 建造物
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ズームアップ。
「旧市街」をとり囲む5つの城門の中で唯一扉があります。 -
「ターペー門」の両側にはかなりの長さで城壁が残っていて保存状態も良いです。
とても厚みがある城壁です。 -
「ターペー門」の前は広場になっています。
正面は門から東向きに伸びるターペー通りです。 -
「ターペー門」からホテルまでターペー通りを歩いて戻ります。
通りの傍らにも寺院がありました。
チェンマイはいたるところに寺院があります。 -
ターペー通りから右折してチャンクラン通りに入ると、プルーンルディーナイトマーケットが目に入りました。
チェンクラン通りは、毎夜ナイト・バザールが開かれることで有名です。プルーンルディー ナイトマーケット 市場
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屋外マーケットで、中はこんな感じです。
若者向けの飲食店や雑貨店が集まっています。 -
鉄板焼きの店がありました。
牡蠣オムレツが美味しそうです。 -
マッサージの店もあり、ここで60分のフットマッサージを受けました。
200バーツ(約800円)でした。 -
チャンクラン通りに戻ると、歩道に雑貨の露店が出て賑わっていました。
-
チャンクラン通りの露店。
この店は綺麗な柄のミトンやバッグを売っています。 -
カラレナイトバザールです。
-
チャンクラン通りのナイト・マーケットは続きます。
-
トルコ料理の屋台もあります。
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この屋台でマンゴーを買いました。
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40バーツ(約160円)。
マンゴーはやっぱり美味しい! -
「アヌサーン・マーケット」です。
チャンクラン通りの入口から入ったのでこの日は分かりませんでしたが、このマーケットの奥がCHホテルの敷地と繋がっていて行き来できることを翌日の朝に気付きました。アヌサーン市場 市場
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屋内型のマーケットです。
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かなり広くて賑わっています。
通路の幅が広いのでゆったりと見て回ることができます。 -
衣料品、玩具、食品、お土産物など色々な店があります。
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ここでTシャツを買いました。
Lサイズ1枚139バーツ(約560円)です。 -
大きいフードコートもあります。
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中央のテーブル席を囲むようにたくさんの屋台があります。
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海鮮グリルの屋台です。
店頭に生の海老、イカ、魚(ティラピア)、赤貝などが並べられています。
イカが美味しそう。 -
ヌードルの店。
空いているときに写真を撮りましたが、結構人気がありました。 -
豚肉入りカオソイ(チェンマイ風カレーヌードル)60バーツ(約240円)とチャンビール80バーツ(約320円)にしました。
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カオソイは初めて食べましたが、上にのったカリッとした揚げ麺と茹で麺の食感が楽しめて美味しいです。
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中央のステージでは、高校生風の制服を着た女性がギターを弾きながら歌っていました。
今日は初日なのでこれ位にしておきます。 -
マーケットからチャンクラン通りを経由して、CHホテルに到着。
CH ホテル【SHA Extra+認定】 ホテル
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レセプションでチェックイン。
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7階の部屋です。
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室内に入ります。
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1人旅ですがツインルームを予約していました。
そこそこの広さがあり、ベッドも広くて良いです。 -
テーブル横の荷物置き場が広くて使いやすいです。
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バスルームです。
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バスローブも備えてあります。
この後、シャワー浴びてからホテルの前にあるマッサージ店でタイ式マッサージを1時間(300バーツ:約1,200円)受けて就寝しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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