3年ぶりのタイ　1人旅　現地最終日は延伸されたMRTで王宮と三大寺院巡り　その前にチャオプラヤー・スカイパークへ

2023/01/19 - 2023/01/25

1月24日（火）現地最終日は、定番ではありますが延伸されたMRTブルーラインに乗車して王宮と三大寺院を巡りました。
ついでに、王宮周辺の最寄り駅「サナームチャイ駅」から近い場所でプラポックラオ橋の中央に造られた、空中庭園「チャオプラヤー・スカイパーク」からチャオプラヤー川の眺めを楽しみました。

新型コロナウイルス対策としての出入国制限については、タイへの入国制限は既に緩和されていましたが、日本の入国制限も2022年10月11日から緩和されることになり、新型コロナワクチンを4回（その後に5回になりました）接種している私にとっては出入国制限は何の障害にもならなくなりました。
そこにタイミング良く日本航空からメールでタイへのお得な航空券の案内が届いたので「渡りに船」と2019年以来3年振りにタイを訪れることにしました。
お得な航空券は運賃こそ往復44,000円でしたが、燃油サーチャージ（59,600円）、旅客施設使用料・その他（7,870円）が付加されトータルで111,470円となり、前回の2倍超でした。（；∀；)

＊日程
1/19（木）
東京（羽田）0:05発→バンコク（スワンナプーム）5:00着
バンコク（スワンナプーム）7:25発→チェンマイ8:45着
チェンマイ寺院巡り
　※CHホテル泊
1/20（金）
ボーサーン傘祭
　※CHホテル泊
1/21（土）
チェンマイ8:30発→バンコク（スワンナプーム）9:50着
チャトゥチャック・ウイークエンドマーケット
　※スクンビットスイーツホテル泊
1/22（日）
プラ・パトム・チェディ（ナコーンパトム）
チットラダー宮殿、アナンタ・サマーコム宮殿、ラマ5世騎馬像
ワット・ベンチャマボピット（大理石寺院）
　※スクンビットスイーツホテル泊
1/23（月）
ワット・サマーン・ラッタナーラーム（チャチュンサオ）
ジョッド・フェアーズ（ナイトマーケット）
　※スクンビットスイーツホテル泊
1/24（火）
チャオプラヤースカイパーク
ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン
タニヤプラザ
マッサージ後に空港へ
1/25（水）
バンコク（スワンナプーム）0:55発→東京（成田）8:45着

＊交通・宿泊費
・航空券　東京⇔バンコク111,470円（日本航空）
　　　　 バンコク⇔チェンマイ12,690円（タイスマイル航空）
・ホテル　CHホテル（2泊、食事なし）5,298円
　　　　　スクンビットスイーツホテル（3泊、食事なし）24,715円

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

1月24日（火）、現地最終日です。

今日は、2019年7月にファランボーン駅からタープラ駅まで延伸された（その後ブッタモントン4駅まで延伸されています）MRTブルーラインを利用して王宮と三大寺院を訪れます。
最寄り駅は「ファランボーン駅」から3駅の「サナームチャイ駅」ですが、前回バンコクを訪れた際（2019年6月）にはまだ延伸していなかったので、初めて電車で向かうことになります。

延伸以前は、王宮周辺に行くのにサバーンタクシン駅までBTS、サートンの船着場からター・ティアン船着場までチャオプラヤー・エクスプレス・ボートを利用していたので便利になりました。

写真は、MRTスクンビット駅の入口です。

スクンビット駅 駅

MRTの路線図です。

赤矢印の部分が延伸区間で、赤星印がサナームチャイ駅です。

スクンビット駅から16分でサナームチャイ駅に到着。
料金は36バーツ（約144円）です。

駅は、開業してから間もないので新しく綺麗なことはもちろんですが、王宮近くの駅ということからか、他の駅と違い一見して豪華な造りに見えます。

サナームチャイ駅 (地下鉄) 駅

5番出口から地上へ出ました。

5番出口から見える運河に架かる橋がチャクラペット通りで、橋を渡って「チャオプラヤー・スカイパーク」に向かいます。

チャクラペット通りです。

進行方向から日が上り、眩しいです。

通り沿いの商店です。

果物が美味しそう。

通りの横の路地には飲食屋台が並び、賑わっています。

この通りには、バンコク最大の花市場として知られる「パーク・クローン市場」があります。

市場は、間口は狭いですが奥に広がっています。

通路の両側には色とりどりの生花が所狭しと積まれています。

蘭の花です。

狭い通路を抜けた内部はスペースがあり、更に多くの生花があって活気が溢れています。

通りに戻って先に進むと、奥に寺院と仏塔が見えてきました。

ズームアップ。

寺院「ワット・ラチャブラナ」です。

右側には広々とした公園みたいな場所がありました。

ズームアップ。

更にズームアップ。

「ラマ1世記念碑」です。
高さが5.6ｍあるそうです。

後ほどご覧いただきますが、バンコクと郊外のトンブリー地区を結んでチャオプラヤー川に架かる「ラマ1世橋（メモリアル・ブリッジ）」のバンコク側のたもとに建てられています。

「チャオプラヤー・スカイパーク」の入口に到着。

チャオプラヤースカイパーク 広場・公園

階段を上ると庭園です。

といっても、通路の中央に植栽がある程度で、どちらかと言えば「人道橋」の体です。

マンホールの蓋のデザインが「チャオプラヤー・スカイパーク」になっています。

プラポックラオ橋の上下線の車道の間に設けられた庭園なので、横の1段下がった場所を多くの車が走っています。

こちらはバンコク中心部に向かう道路です。

対岸まで行ってみます。

ピンク色の花が綺麗です。

高い場所に通路があるので眺めが良いです。

チャオプラヤー川の下流側の眺め。

バンコク市街中心部の高層ビルが見えています。

上流方向の眺め。

隣に架かっている橋が「ラマ1世橋」です。

ズームアップ。

ワット・アルンが見えます。

更に進みます。

傍らのフラーワーボックスに咲いていた花。

傍らのフラーワーボックスに咲いていた花。

橋を渡り切って対岸のトンブリー側まで来ました。

対岸のマンホールの蓋のデザインはバンコク川と違っていました。

来た道を戻ります。

「ラマ1世橋」のバンコク側のたもとをズームアップ。

2本の白い橋塔の後ろ側に「ラマ1世記念碑」があります。

次は、「ワット・プラケオ」に向かいます。

「パーク・クローン市場」近くのバス停から1区間だけですがバスを利用。
3番バスに乗車しました。

バスは「ワット・ポー」を通り越して「サナム・ルアン」バス停に到着。
料金は6バーツ（約24円）でした。

バス停のには広大な王宮広場（サナム・ルアン）があり、その奥に小さく「ワット・プラケオ」と王宮が見えます。

来た道を戻り「ワット・プラケオ」に向かいます。

写真左側に見える道路の奥にサナーム・チャイ駅があります。

ワット・プラケオと王宮を囲む城壁に沿って進みます。

ここから中に入ります。

セキュリティチェックを受けてから内部へ。

ここは「ワット・プラケオ」全体が見渡せる撮影スポットです。

入口から真っ直ぐ進むと、正面の門の左横にチケット売場があります。

参拝料金は、さすがに強気の500バーツ（約2,000円）です。

チケット売場の建物に沿って進むと入口の「ヴィセーチャシー門」があります。

門を潜ると、初めに目にするのが「本堂」の真正面にある「仙人像」です。

ワットプラケオ 寺院・教会

ズームアップ。

この右膝を建てた仙人像は「ルーシィ」と呼ばれ、薬物を調合するといわれているそうです。

仙人像(ルーシィ像) (ワット プラケオ内) モニュメント・記念碑

北方向に時計回りに進みます。

門を守る、鬼神「ヤック」（右）と猿神「モック」（左）の巨大な像。

一際目立つ黄金色の塔は「プラシー・ラタナ・チェディ」です。

スリランカ様式の仏塔で、中には仏舎利（釈迦の遺骨）が納められているそうです。

ワット プラケオの仏舎利塔 寺院・教会

隣の経堂「プラ・モンドップ」は補修工事中。

本来の姿はこれです。

＊2016年9月撮影

仏堂「ウィハーン・ヨート」です。

重要な仏陀像や釈迦立像、王家の遺灰などが納められているそうです。

「ウィハーン・ヨート」の入口を守る半鳥人像。

その隣にある王室専用図書館「ホーモン・ティエン・ダム」です。
すくっと伸びた白い柱が美しいです。

仏教典が納められているそうです。

ワット・プラケオの周囲は、屋根付きの長い回廊で囲まれています。

回廊の壁には、タイの神話「ラーマキエン」物語の名場面が金箔を使った極彩色で細やかに描かれています。

物語は、アヨータヤー王国の王子「ラーマ」の美しい妃「シーダ」がロンカー王国の王「トサカン」に誘拐され、「ラーマ」が「シーダ」を助け出すために「トサカン」と戦いを繰り広げるというものです。

回廊の壁画。

回廊の壁画。

回廊の壁画。

回廊の壁画。

これは、猿神「ハヌマカン」が「トッカサン」の軍勢から「ラーマ」を守っている様子を表しているそうです。

回廊の壁画。

回廊の壁画。

回廊の壁画。

「プラ・モンドップ」と「ウィハーン・ヨート」との間にある「アンコールワットの模型」です。

中央が王室専用の御堂「プラサート・プラテープ・ピードン」、その左右に黄金色の仏塔「プラ・スワナ・チェディ」があります。

「プラサート・プラテープ・ピードン」です。

中には、ラマ1世からラマ8世まで歴代国王の像を安置しているそうです。

入口の左右にワイ（タイのお辞儀）のポーズをした半鳥人「キンリ―」と5つの頭を持つ蛇神「ナーガ」置かれています。

「キンリ―」は、上半身が人、下半身が鳥の姿をしていて、歌や踊りを得意とする「天の楽人」だそうです。

「プラサート・プラテープ・ピードン」からの眺め。

左右に見えるコーン型の仏塔は、ワット・プラケオの東側に1列に並ぶ同じ形をした8基の仏塔の一部です。
その由来は、仏陀が亡くなり荼毘に付された時にその遺骨（仏舎利）を8部族に分配したことによるそうです。

「プラ・スワナ・チェディ」です。

ラマ1世が自分の両親に捧げるために建立し、現在のものはラマ4世時代に再建されたものですが、ワット・プラケオ内では最も古い建造物だそうです。

「プラ・スワナ・チェディ」の台座を支えているのは鬼神「ヤック」（左）と猿神「モック」（右）です。

仏舎利塔「ウイハーン・ガンダーラ」です。

外壁が青、白、黄色を基調としたモザイクタイルで覆われていて美しいです。

「本堂」と「鐘楼」（写真左側）です。

「本堂」は、金箔と色ガラスのモザイクで装飾されていて絢爛豪華な外観をしています。
内部には、緑色をした「エメラルド仏」が安置されています。

反対側から見た「本堂」です。

内部に入ってお参りします。

靴を脱いで中へ。

建物を近くで見るとその絢爛豪華さが実感できます。

「本堂」正面の入口です。

「本堂」正面の入口です。

ワット プラケオ (エメラルド寺院) 本堂 寺院・教会

これが「エメラルド仏」です。

ズームアップ。

参拝を終えて、「ピマンチャイシー門」から出て王宮に向かいます。

ラマ1世によって建てられたという「アマリン・ヴィニチャイ宮殿」の前を通って・・・。

「チャクリー宮殿」に来ました。

ラマ5世の命じてイタリア人技師が設計した建物だそうですが、タイ伝統様式の尖塔が美しいです。

正面両脇の階段入口にある像は「象」です。

衛兵の写真撮影は禁止でした。

「ドゥシット宮殿」です。

十字型で、7層構造の屋根を持つこの建物はとても優美な姿をしています。

宮殿の正面に設けられた「車寄」です。

当時は車の代わりに象を利用していたので、この高さが必要だったようです。

次は「ワット・ポー」です。

アユタヤ時代の創建と伝わるバンコク最古の寺院で、寝釈迦仏で有名なことから別名「涅槃寺」と呼ばれています。

参拝料金は200バーツ（約800円）です。

黄金色に輝く「寝釈迦仏」です。

ワットポー 寺院・教会

頭からつま先まで体長46mもある大寝釈迦仏です。

何度見ても迫力があります。

「西の仏堂」に祀られている「プラナーグプロック仏」。

木の下に座る釈迦をナーガ（蛇神）が風から守る姿を現わしているそうです。

王朝初期の王の遺骨を納めているという「4基の仏塔」があります。

参拝を終えて、寝釈迦仏の御堂横の門（写真）から外に出ました。

目の前が「ター・ティアン船着場」です。

ここから対岸の「ワット・アルン」へ渡し舟で向かいます。

その前に、近くの食堂「タイ・ワン」で昼食です。

タイ ワン レストラン 地元の料理

メニューです。

シンハービール60バーツ（約240円）。

豚肉入り米粉のスープ麺「クイティオ」（50バーツ：約200円）です。

麺はどこで食べてもハズレが無いと思います。

昼食を終えて、「ター・ティアン船着場」から渡し舟で「ワット・アルン」へ向かいます。

チャオプラヤー川を挟んですぐ目の前に「ワット・アルン」の仏塔が見えています。

「ワット・アルン」とは、タイ語で「暁の寺」という意味だそうです。

5分もしないで対岸の船着き場に到着。

「本堂」につながる「山門」の両脇には、門番のヤックが控えています。

「本堂」です。

「本堂」に祀られている御本尊です。

周囲の壁には釈迦の生涯の絵図が描かれています。

手前の「ラマ2世」像の奥に仏塔群が見えます。

ラマ2世は、「ワット・アルン」の保護と拡大に尽力したのだそうです。

仏塔群に入場します。

参拝料金は100バーツ（約400円）です。

ワットアルン 寺院・教会

仏塔群の中央にそびえる「大仏塔」です。
高さが67mあります。

「ワット・アルン」で先ずイメージするのがこの「大仏塔」だと思います。

塔の上部には、3つの頭を持つ「エラワン（象神）」に乗った「インドラ神」の像が祀られています。

「ワット・プラケオ」と同様に「ヤック（鬼神）」と「モック（猿神）」が「大仏塔」の台座を支えています。

「大仏塔」は、色鮮やかな破砕タイルで細かく装飾されいて、とても美しいです。

「ワット・アルン」の参拝を終えて、渡し舟で対岸に戻った後、船着場近くにあるマンゴーデザート専門カフェ「メイク・ミー・マンゴー」を訪れました。

「ワット・ポー」からも近い場所です。

メイク ミー マンゴー スイーツ

メニューです。

メニューです。

店内は狭いながらも階段状にお洒落なイス・テーブルが配置されていて良い雰囲気です。

私が注文したのは店名と同じ「メイク・ミー・マンゴー」です。

完熟マンゴー、マンボープリン、アイスクリーム、かき氷が一皿に盛られています。
マンゴーが甘くて最高です。

MRTサナームチャイ駅からシーロム駅にやってきました。

夜はとても賑やかな歓楽街「タニヤ通り」にある「タニヤ・プラザ」に買い物に来ましたが、改装されてドン・キホーテが新たに入居していました。

私がお目当てのセラドン焼の店舗は撤退していました。
チェンマイで買っておいて良かったです。

タニヤ・プラザ ショッピングセンター

「タニヤ通り」は、昼間だということはありますが、以前よりもスッキリしたように感じます。

以前は、こんな看板がありましたが無くなりました。

＊2019年6月撮影

ホテルで預けた荷物を受け取り、パヤタイ駅からエアポート・レイル・リンクでスワンナプーム空港に向かいます。

パヤータイ駅 (ARL) 駅

JALカウンターでチェックイン。

優先カウンターの利用で待ち時間なくチェックインできました。
フロアにある鬼神「ヤック」は、まだマスクをしていました。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

出国手続き後、さくらラウンジへ。

JALサクララウンジ (スワンナプーム国際空港) 空港ラウンジ

早めにチェックインしたので、まだ空いています。

メニューです。

カウンターです。

メイドインタイのカップヌードル。

枝豆があります。

シェイクサラダ、おつまみセット、ビール。

和御膳（ご飯無し）。

チキンカレー。

少し待ちましたが、シャワーで汗を流してさっぱりすることができました。

シャワールームの中です。

内側から。

時間が来たので出発ゲートへ。

通路の下が出発ゲートです。

00:55発成田空港行JAL718便に搭乗します。

私のシートです。

機種はボーイング787‐8型機です。

1：33テイクオフ。

成田までの航路です。

現在、台湾南部上空を通過中。

奄美大島付近を飛行中。

雲が多く島影は見えません。

機内食です。

お粥みたいなものですが、赤ワインと一緒に美味しくいただきました。

成田空港への着陸態勢に入りました。

九十九里浜が見えました。

ほぼ定刻の8：44に成田空港に着陸。

モニター画面を見るとA滑走路に着陸したようです。

タキシングで第2ターミナルへ。

成田国際空港 空港

搭乗した飛行機です。

これでタイの旅は終了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。