![コロナ禍に突入して3年、この間、見えないコロナに苦しみながら、濃い霧を手でかき分けながら付き合い方を少しずつ覚え、2022年になると、人の流れが少しずつ戻り、そして、フォートラの旅日記も、特に海外の旅が、次第に増えてきました。<br />海外に出れる状況になっても、僕はと言えば、仕事がそれを許してくれず、フォートラに次々と登場する海外の旅日記を、ひたすら羨望の眼差しで見続ける日々が続き、毎日がモヤモヤ…そんなした気持ちを少しでも晴らすため、年末年始の数日間、僕はまた、日本で彷徨い始めたのでした。<br /><br />Part2:下関で年を越し、ご来光を待ちます。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/80/29/650x_11802933.jpg?updated_at=1697366166)
2022/12/31 - 2023/01/01
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yeppoon_loverさん
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この旅行記のスケジュール
2022/12/31
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電車での移動
スーパーおき5 温泉津1546-新山口1837
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電車での移動
のぞみ19 新山口1855-小倉1913
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電車での移動
小倉1920-下関1934
2023/01/01
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コロナ禍に突入して3年、この間、見えないコロナに苦しみながら、濃い霧を手でかき分けながら付き合い方を少しずつ覚え、2022年になると、人の流れが少しずつ戻り、そして、フォートラの旅日記も、特に海外の旅が、次第に増えてきました。
海外に出れる状況になっても、僕はと言えば、仕事がそれを許してくれず、フォートラに次々と登場する海外の旅日記を、ひたすら羨望の眼差しで見続ける日々が続き、毎日がモヤモヤ…そんなした気持ちを少しでも晴らすため、年末年始の数日間、僕はまた、日本で彷徨い始めたのでした。
Part2:下関で年を越し、ご来光を待ちます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
-
【2022年12月31日】
温泉津(ゆのつ)より、「スーパーおき」で、新山口を目指し、終点まで乗車します。温泉津駅 駅
-
温泉津温泉の薬師湯からタクシーを利用して、寒さを回避したつもりでしたが、タクシーを降りて列車に乗るまで、約10分、その間も、厳しい寒さが身に染みていました。
なので、列車の中の暖かな空間に入ると、とてもホッとします。 -
4年前の山陰線走破の旅でも楽しんだ車窓、今回も楽しみます。
山陰線は、多くの区間で、海に沿うように走るため、たくさんの絶景を楽しむことができる鉄道路線です。 -
僕が乗車した区間は、電気を動力にした車両ではなく、軽油を燃料にしたディーゼルエンジンで走る車両が活躍しており、列車は、ディーゼル音を力強く鳴らしながら、走行します。
ところで、僕の頭の中は、勝手にこんな棲み分けをしています。
電気で走る鉄道(電化)…日常生活で利用する乗り物
ディーゼルで走る鉄道(非電化)…旅先で出会う乗り物 -
僕が住んでいる神奈川県は、鉄道の旅客路線の電化率が100%で、日常生活では、中々、ディーゼルエンジンで走る鉄道に出会えません。なので、ディーゼルで走る鉄道と出会うのは、僕にとっては、非日常の世界にいる証であり、旅に出た証。
旅に出たら、非電化路線を利用する機会を、極力、逃さないようにしています。
日常生活では味わえない列車のディーゼル音、車窓を楽しむにはうってつけのBGMです。また、このディーゼル音、暖房と共に、体を暖めてくれる効果を増幅してくれてもいるような気がします。(あくまでも雰囲気の話ですが) -
山陰線で海の車窓を楽しむための「勝ち席」は、東京方面や山陰線の起終点である京都方面へ東に向かう場合は、左側、逆に、東京方面や京都を背にして西に向かう場合は、右側です。
特急に乗る場合は、指定席を取る際に、座席指定をすれば良いですが、事前に座席を確保できない各駅に停まる列車を利用するときは、可能な限り、始発駅から乗車し、加えてできるだけ早く駅に向かうことを、オススメします。4年前の旅では、狙いを定めた列車が、何分から乗れるか、駅員さんに確認することもしていました。 -
今回、楽しんでいる寒い冬の車窓、4年前の夏のそれとは、全然、違います。
日本の四季は、同じ場所から眺める車窓を、全く別のものに変えてしまいます。
日本に四季があることを知っていて当り前のように考えていた一方で、このような形で体感することは、ありませんでした。このことを経験して学ぶだけでも、今回の旅の価値あり、旅に出て、良かったな~と、実感しました。 -
列車は、途中、益田を過ぎると、山陰線と別れて山口線に入り、海に背を向けるようになります。
と同時に、完全に陽が落ちて、車窓からは何も見えなるため、車窓を楽しむことができなくなりました。
手持ち無沙汰になった僕は、寒い中歩いた疲れがあってか、しばらくの間、爆睡。
気付いたら、列車は、終点の一歩手前、山口駅に停車していました。山口駅 駅
-
山口駅を出て約15分、列車は終点の新山口に着きました。
新山口駅は、県政の中心である山口と、東名阪や福岡を繋ぐ、大変重要な山口県の拠点駅で、東京方面や博多方面への「のぞみ」も、多数停車します。
新山口の以前の駅名は「小郡(おごおり)」、この駅名の方がピンとくる方、多いかもしれません。当時の小郡駅があった旧・小郡町と山口市の市町村合併を機に、今の駅名に変わりました。新山口駅 駅
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この日の最終目的地は下関、新山口から、さらに移動する必要があります。
温泉津から出発し、この新山口に着くまでは、特急1本で決めていましたが、新山口から下関まではどう移動するか、そのルートにより、時間、費用、乗換えの手間が変わってくるため、旅の計画の段階で、結構な時間を使って、検討しました。 -
ルート1:新山口→(山陽線)→下関
※山陽線(いわゆる「在来線」)の各駅に停まる普通列車で移動
ルート2:新山口→(新幹線)→新下関→(山陽線)→下関
※新幹線を新下関まで乗車し、山陽線の各駅に乗り換える
ルート3:新山口→(新幹線)→小倉→(鹿児島線、山陽線)→下関
※新幹線を利用し、関門海峡をトンネルでくぐり、一旦九州の小倉まで出て、普通列車で再び関門海峡をくぐって下関に逆戻り -
結局、僕は、ルート3の新幹線利用を選びました。
理由は…
・乗換駅での接続が良好で、若干ではあるものの、新幹線利用で到着時間が早くなる。
・新幹線利用と遠回りルートで費用が増えるものの、新幹線利用の場合、同時に利用する特急の料金が半額になる「乗継割引」と言う制度を利用すれば、温泉津ー新山口の特急料金が半額になり、結果的に費用が大して変わらなくなる。 -
このルート3は乗換えの回数が増えるため、重い荷物を抱えての移動が増えると言う点が不利でしたが、これは、受け入れることにしました。
上で申し上げた通り、この移動について、旅の計画の段階で、結構、考えましたが、「悩む」と言う感覚は皆無でした。
旅は計画から始まる…この感覚を身に着けると、旅は、何倍にも楽しくなるのです。 -
関門海峡をトンネルでくぐり、一旦、九州に上陸し、小倉駅に来ました。
小倉駅 (福岡県) 駅
-
約10分の乗換時間で、既に停まっていた下関行きの普通列車に乗換えました。
この列車も、定刻通りに出発したため、列車に乗車していた時間を含めると、九州に滞在した時間は約30分、最短記録を達成しました(笑) -
小倉を出て、門司を経由し、関門トンネルをくぐって約15分、この日の最終目的地、下関に着きました。
とにもかくにも、まずは、まっすぐホテルへ!下関駅 駅
-
ホテルに向かう途中で。
(まっすぐ行くんじゃないんか~い!)
この海峡ゆめタワーの手前に写っている建物、使い込んだ感があって、好きです。 -
下関の宿は、ここ、東横イン。
ここで、2泊、お世話になります。
このとき、20時手前、早くご飯を食べに行かなきゃ!
大きな荷物を部屋に置いて、すぐに部屋を出ました。東横イン下関海峡ゆめタワー前 宿・ホテル
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大晦日のこの時間、殆どの飲食店が早じまいをしていて、営業しているのは、居酒屋ばかり、夕食難民になりかけました。
お酒を提供していないお店で、営業していたのは、この蕎麦屋さんのみ、僕にお店を選ぶオプションはなく、ここで夕食をいただくことにしました。そば処 もりた屋 グルメ・レストラン
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店内、大繁盛でしたが、それでも一人分だけ席があったため、辛うじて着席、玉子丼とうどんのセットをいただきました。
玉子丼、うんま!めっちゃ、ウマい!
うどんは、西日本ならではのもので、お汁の色は薄いですが、ダシがきいてて、こっちも、うんま!
営業してくれて、ありがとぉ~。
これが2022年最後の食事と思われましたが…そば処 もりた屋 グルメ・レストラン
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東横インで、大晦日の年越しそばを振舞っていて、これが2022年最後の食事、日本人らしく、年越しそばを食べながら、年を越すことになりました。
東横イン下関海峡ゆめタワー前 宿・ホテル
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【2023年1月1日】
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
時刻は午前6時過ぎ、外は暗いですが、出かけます。
う~、さぶ。
ダイソーで買った220円のネックウォーマー、今回の旅で大活躍、これのお陰で、生きてます。東横イン下関海峡ゆめタワー前 宿・ホテル
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元日に限り朝の6時半から開放している海峡ゆめタワーに向かい、初日の出を拝みに行きます。
-
入場料を払いエレベーターで展望台に。
その際、スタッフから、「初日の出は、九州方面から上がります」と案内あり。
「え、九州から???」 -
僕の固い頭の中では、地図では、九州があるのは、本州の左側、つまり西側のはず。
何か、間違えてね??? -
スマホで現在地周辺の地図を拡大してみたら、こんな感じでした。
本州の西の先っちょの下関は、首を下にもたげていて、それを、北九州市が関門海峡を隔ててグルっと囲むような地形になっているのです。
そのため、下関から見た東の方向、対岸は北九州市の門司で、太陽は、この方向から昇ることになるのです。
納得! -
既に、かなりの先客あり。
この中に紛れ込ませてもらい、ご来光を待ちます。海峡ゆめタワー 名所・史跡
-
この日の下関の日の出の時刻は、7時21分。
この時間を過ぎても、厚い雲がご来光を阻み、拝めない!
う~ん… -
7時40分過ぎ、徐々に光が差し始め、展望室全体がザワつき始めました。
-
陽の光が、徐々に強さを増していきます。
-
同じ日の出でも、元旦の日の出、日本で見る日の出は、やっぱり特別です。
-
スマホでは、これが限界かな…
太陽の輪郭をハッキリと捉えることができず。
すみません<(_ _)> -
まるで強い日の光が消し去ったかのように、阻んでいた雲が見えなくなりました。
最近、仕事でもがくことが多い自分にとって、「きちんと取り組めば、晴れる日が来る」と言う暗示に見えました。
今年1年、良いことがありますように。 -
海峡ゆめタワーからの景色。
今日、これから遊びに行こうとしている唐戸方面や、その向こうに関門橋が見えます。 -
海峡ゆめタワーを後にして、下関駅の一つ隣の豊前田(ぶぜんだ)と言う停留所からバスに乗り…
海峡ゆめタワー 名所・史跡
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壇ノ浦からも、関門橋と共にご来光を…
今日はこの後、一日、関門海峡周辺で遊び尽くします!
【Part3に続く】壇之浦古戦場跡(みもすそ川公園) 自然・景勝地
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