2022/12/09 - 2022/12/10
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この旅行記のスケジュール
2022/12/09
2022/12/10
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2022年初冬の大分。国宝の臼杵石仏と臼杵ふぐ、それに別府温泉に入ることだけを決めて、あとは天気次第。
その2は、メインの臼杵ふぐを美味しくいただくために、臼杵の歴史的街並みを歩きました。
・臼杵石仏から路線バスで平清水へ
福良天満宮と赤猫社
龍源寺の三重塔
・二王座歴史の道
甚吉坂、金毘羅井戸、切通、旧真光寺
・八町大路
サーラ・デ・うすき、カニ印醤油、富士屋醤油
・久家の大蔵
・八坂神社と臼杵街並みガイド観光案内所
・稲葉家下屋敷と平井家
・臼杵城遠望と黒猫
・春香園に宿泊
臼杵ふぐの夕食、朝食には関あじ
・JR臼杵駅から別府方向へ
表紙写真は、福良天満宮の赤猫、福猫たまりの井戸。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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臼杵石仏から路線バスに乗って、平清水(ひらそうず)で下車します。
目的の福良天満宮への石段は通過してしまいました。
バス通りではなく、裏道を登っていきます。
高台にある、福良天満宮の裏参道に到着。 -
福良天満宮、一番奥(裏)にあるのが、愛宕神社と瑜伽神社。
時計回りに、右手に行くと・・・ -
以前は手水として使われていたのでしょうか。
今は、ミニチュアの赤猫がいる「神々のとおりゃんせ」 -
神木霊社。
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その横には、福猫たまりの井戸。
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赤猫ちゃん。迫力です。
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そして赤猫石がゴロゴロ。
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イチオシ
見上げるとハートの木。
おがたま(招霊)の木と呼ばれています。 -
その根元がこちら。
赤猫の霊がこちらに鎮まるのだそう。 -
木を取り巻くように建っているのが、招霊赤猫社。
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赤猫社の社殿。
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赤猫社の由来。
明治時代に活躍した臼杵商人の御霊を招霊し、大塚幸兵衛の氏神であった福良天満宮に祀ったのだとか。 -
おみくじを結ぶのも赤猫。
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赤猫の縁にあやかりたいものです。
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こちらが福良天満宮の本体。
茅の輪の奥に拝殿が見えています。
右側にあるのが赤猫社。福良天満宮 寺・神社・教会
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斜めから見た拝殿。
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拝殿の前にも赤猫。
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拝殿から奥に続く本殿。
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来た道をもどって、龍原寺へ。木造の三重塔で有名です。
(地図の位置は間違っています)龍原寺三重塔 名所・史跡
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龍原寺の本堂。
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写真では暗くて見えにくいけど、軒下の龍の彫刻が精細!
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三重塔は安政五年(1858)に完成したもの。
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こちらの軒下にも何かいます。
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イチオシ
塔を支える邪鬼です。
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一体一体、違うポーズ。
こちらは疲れ切ってるのかな。 -
両手で支える鬼は余裕な感じ。
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こちらは、ポーズだけで支えていないみたい。
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二王座歴史の道に向かう途中、正面に見えてきたのは見星寺。
中には入りませんでしたが、マリア観音像があるそうです。 -
右手に折れて少し行くと、金毘羅水と呼ばれる井戸。
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甚吉坂の途中、右側は明石原人を発見した直良信夫の生家。
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切り通し。二王座歴史の道の中核部分ですね。
凝灰岩を切り開いて通した道が縦横に走っています。二王座界隈 (二王座歴史の道) 名所・史跡
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イチオシ
角を曲がったところにあるのが、旧真光寺。
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今は休憩所になっていて、二階の窓から下を見下ろすことができます。
旧真光寺 名所・史跡
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二階の窓からの景色。
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別の窓から。
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向かい側には片桐八三郎の旧宅。
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武家屋敷や寺院が並ぶ道を歩き、しばらく行くと、サーラ・デ・うすきという観光施設が。
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ここに、「う好きのモニュメント」があります。
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イチオシ
駅の案内表示を模したもの。
右はさっき来た、二王座歴史の道。
左は、八町大路。 -
教会風のギャラリーを抜けて、八町大路のほうに行ってみましょう。
サーラ デ うすき 名所・史跡
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ギャラリーには、オランダ船リーフデ号の模型も展示されていました。
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ギャラリーの外側。ますます教会っぽい。
八町大路のHPには、「16世紀大友宗麟が治めていた豊後臼杵には、イエズス会の修道院や修練院があったため、外観をノビシャト(修練院)風としました。」とあります。 -
八町大路。
昭和53年にできたアーケードを平成14年に全部壊して、電線類を地下に埋設し、石畳を敷いただけでなく、一軒一軒のお店の外観を「昔ながらの商店街」になおして、商店街の活性化を図ったとのこと。八町大路 市場・商店街
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カニ醤油(鑰屋 かぎや)。
九州で一番古くから続く味噌醤油屋・カニ印のお店。 -
一軒おいてお隣は富士屋甚兵衛。明治生まれのお醤油屋さんです。
八町大路はソフトクリームのお店が並ぶことでも有名。
さっき臼杵石仏で食べちゃったから、ふぐに備えて我慢します。富士屋甚兵衛 専門店
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イチオシ
久家の大蔵。造り酒屋の『久家本店』が貯蔵庫として使用していた酒蔵です。
江戸時代の終わりに建てられたもの。久家の大蔵 名所・史跡
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外壁にはアズレージョが。
ポルトガルの創作者・ロジェリオ・リベイロ氏の手になるもので、2000年に完成。
旅立ちの街と大公開の夢。 -
大友宗麟が洗礼を受けた姿。
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こちらが、修道院(臼杵教会ノビシャド)。
サーラ・デ・うすきが参考にした建物です。
その奥は天正少年遣欧使節ですね。 -
臼杵八坂神社の鳥居。
なんと、道の右側は昔衹園洲と呼ばれていて、海だったのを慶長2年(1597年)に埋め立てられ作られた場所なんだそう。 -
臼杵八坂神社の境内。
臼杵八坂神社 寺・神社・教会
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由緒が書かれています。
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先程の鳥居の近くにあるのが、臼杵町並みガイド 観光案内処。
無人ですが、中には地図やパンフレットがたくさんおいてありました。
臼杵の街歩きをする前にぜひ立ち寄ってみてください。 -
この「臼杵みてある記」はわかりやすかった。
観光案内処には、イラスト付きで紹介されていました。 -
稲葉家下屋敷の門。
旧臼杵藩主稲葉家下屋敷 名所・史跡
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説明文です。
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式台玄関を上がったところ。
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大書院から庭を見たところ。
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庭の奥には、稲葉氏に仕えていた上級武士の住まいである、旧平井家住宅も。
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平井家住宅側から見た稲葉家。
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ほぼ1時間、臼杵石仏からだと2時間半、ずっと歩いていたので、臼杵城に登る元気はもうありません。
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宿に向かう途中に見かけた、赤猫ならぬ黒猫。
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きれいな猫ちゃんです。
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食文化創造都市 臼杵 というのぼり旗。
さあ、ふぐが待っています! -
料亭のほうの春光園。
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そしてこちらが、御宿春光園。
御宿料亭 春光園 宿・ホテル
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部屋は2階のツイン。
部屋からはお庭が見えました。 -
お部屋にもユニットバスはありますが、大きいお風呂へ。
シャワーが2つあって、二人でもゆっくり入れる大きさの湯船です。 -
建物の中の渡り廊下を通って、料亭の建物の方へ。
通された部屋からのお庭の眺め。稲葉藩家老・稲川家の武家屋敷跡につくられた料亭です。 -
こちらがお部屋。二畳半のお茶室ですね。
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前菜です。
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ワインをいただくことにしました。
一種類しかないそうですが、ふぐによく合うワイン。 -
イチオシ
煮こごりがあまりに美しかったので、透かして撮ってみました。
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そして、いよいよてっさです。
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イチオシ
美しい!
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2枚ほど重ねて、
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薬味をたっぷり載せていただきます。
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こちらは追加注文した白子。
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ふっくら、とろけます。
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唐揚げも旨みたっぷり。
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てっちり。
お店の方が全て作ってくださいます。 -
お皿によそって、出してくださいました。
もういっぱい、これより多めに出てきて、 -
ふぐの出汁が染み込んだ雑炊。
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食後のメロン。
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こちらは翌朝。
大広間からみたお庭です。小堀遠州作と言われています。
昨晩お食事をいただいた部屋は、左側にちょっぴり見えている障子の部分です。 -
大広間。
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朝食にも小さなフグを焼いたものが出てきました。
右奥の自然薯と、 -
イチオシ
左奥は、関あじのリュウキュウ。
リュウキュウとは、地元でとれた新鮮な魚を、醤油、酒、みりん、ごま、しょうがでつくるタレと和えていただく、大分県の代表的な郷土料理のこと。
青魚が苦手な人でも美味しく食べられるとのこと。もちろん、青魚大好きな私は、パクパクいただきました。それにしても、関あじで作っちゃうなんて贅沢! -
フグも小さくても旨みたっぷり。
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湯豆腐。
大分名物のかぼすをたっぷり絞って。
そうそう、大分ではお味噌汁にもかぼすを絞り入れるみたいです。 -
御宿を後に、臼杵駅に向かいます。
途中見かけた黒猫。 -
駅に向かう途中、万年渓にかかる橋。古園石仏の大日如来ですね。
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駅前のロータリーにも。
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臼杵駅に到着。
臼杵駅 駅
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駅のホームには、本物の駅名表示板。
隣の駅も、かみう?と、ハートマークで表現されているところが凝っています。
特急で別府方向へ向かいましょう。
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