2023/05/17 - 2023/05/18
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mom Kさん
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臼杵を歩く。
新入生歓迎コンパの席、私達は大人達を前に俯くひよっ子だった。居並ぶ体育会男子の中で、際立って佇まいの美しい人がいた。先輩の自己紹介、「おおいた県 うすき市出身の・・・」オオイタ、ウスキ、、頭に入った。
すでに4回生だったので、部活で見かけたのは、数えるほど。それも遠くから。コート上の姿も名前も忘れている。「うすき」の地名だけをくっきり記憶。彼の姿に似合うその響き。
静かで美しいイメージの。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
訪れなければよかった。石仏たちが気の毒に思えて仕方がなかった。
もう30年になる。
あのときは、こんなにも整備された里の姿も見下ろしていない。
日田からの帰途、車で立ち寄り、見惚れた。この里の素朴さとひっそり感が、石仏の見事さと相まって、印象的だった。私達だけしか訪れていなかった。覆うものも、仰々しい例え説明板など一切なかった。
入場時に手渡された地図にあるお寺を周って、帰りのバスの時刻までやり過ごそう。 -
石仏のある山肌から公園を挟んで、たどり着いたところに、むきだしのまま、一対の仁王像。とんでもないところでのとんでもないお姿出現に、私の目も全開。
はぁ~! -
朝鮮半島を感じる。
”摩崖仏”(木原石仏)の説明文立て札もずいぶん年月を経ている。
満月寺境内 -
私なら、弥勒菩薩よりこの方の背中に縋りつきたい。イメージイメージ。広隆寺さま、失礼!この垣根は必要です。
この地再訪の落胆を覆ってくれました。800年...染み入るひととき。 -
二王座の中にあるお宿。
ご夫婦で切り盛りされている昔ながらの旅館。
ゲストは、私一人。2階の眺めのよい角部屋を用意してくださっていた。 -
夕食中は、途中からご主人がお相手してくださった。
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薄造りは、フグのような食感だけど、初めてのお魚。
もみじおろしでいただくのは、同じ。とても美味。私は、こちらに軍配。 -
これは、お願いして朝に添えてもらおう。
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どうしたら、煮崩れもせず透明感のあるお出汁のまま炊き上がるのだろう。美しい煮魚を目の前にすると、いつも思う。身が締まって、そしてほろほろ。薄みのお味で最高。
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実だくさんの茶碗蒸しのそばには、この味わい深いアラのお吸い物。
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旅の朝は、自然と早起き。心地よく目が覚めたら、5時。
荷物の整理も済ませ、朝のお散歩へ。 -
お城跡に上がってみよう。
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大友宗麟氏が眺めた山並み。
城址 -
お城のそばに教会。
僧房だろうか。お隣に続く建物も素敵。
当時と同じ場所かもしれないなあ。 -
6時を過ぎたのに、
朝のお散歩する人は、少ない。一人、二人・・・ -
見上げたときの想像以上の広さ。
何かの遺構のような場所からまだ向こうにまで敷地が続く。 -
あのツインもみの木は、クリスマスツリーのイルミネーションがされるらしい。
キリシタン大名のお城跡に見上げるツリーは、きっと心打たれる輝きだろう。 -
これは、ちょっとドレスデン。
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シントラ・・・・あの時は、退職された師との二人旅。
たしか1993年の夏・・・・。来月の旅先からお手紙しよう。 -
少年使節の洗礼名も明記
今でもポルトガルで暮らしてみたい気持ちが残っている。 -
あそこに行ってみよう。
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地図を見ていたら中州に工場のみの記載。俄然興味がわく。
九州旅で知った社名、商品名。 -
部外者遮る門がない。守衛室らしき建物もなく、ここに立つ。
社内の様子も窓から垣間見え、木造の平屋。
ショールームや売店を探してみたが、見えない。
お仕事の場に闖入している気持になり、そそくさ退出。ありがとうございました。 -
お向かいに神社。それで橋の欄干が朱塗りなんですね。
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城下町の曲がり角
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先輩が歩かれた道。
今、どこにお住まいかなあ。
どんなお仕事につかれたかなあ。
昨日臼杵駅から市中の宿に向かって歩いていた。川沿いの向こうに臼杵高校の校舎が見えたとき、ちょっとトキメイタのは、自分でも笑ってしまった。 -
「おはようございます!」後ろから、自転車で追い越しざま、高校生が爽やかに挨拶してくれた。臼杵高生にちがいない。しかも男子!会わせてくれたの?
お顔見えなかったのが、残念。すらりとした制服後ろ姿を、目が追い続けた。 -
お醤油屋さん
レジに貼られていたコメントとお写真には、にっこり。大女将さんのお顔。
商品の説明もユーモアたっぷり。ついつい手に取って、重くなるのに喜ぶ顔も目に浮かび、購入。
とくに、「鯵フライ用しょうゆ」なんて、見逃せません。 -
どうやらここが旧市街のメインロード。
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広場エリアの休憩所。朝早くても開放してくださっている。
そろそろ8時。 -
昨夕、朝食の時間を尋ねられたので、8時にお願いしていた。
7時59分。
夕食が多くて食べられなかった”胡麻豆腐”も、添えられて。 -
9時半、”かど一旅館”さんを去る。
最適な場所によいお宿でした。お二人で、細々というお話でしたから、
できるだけお元気で続けて欲しい。
厚岸の「鈴木旅館」さんと重なる。 -
郵便屋さんに会えると、どの町でもどの国でもうれしくなる。
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”ご自由にどうぞ”。
お留守番の人もいない。 -
お座敷から玄関を眺める。
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私、女主気分。
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どこもかも磨き抜かれています。
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私 、今臼杵にいます。先輩お元気ですか。
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二階からの眺め
ここでしばらく過ごさせてもらおう。窓際に腰をおろした。 -
昨日、佐伯から臼杵駅に着いて、お宿目指して歩いた道が見える。
何度上がったり、下がったりぐるぐるしたことか。 -
ありがとうございました。ずっと私が一人占め。
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昨夜、地図を眺めていたら、「上臼杵駅」までも歩いていける距離と知った。
「臼杵駅」。駅前も市中までの道も「う~ん」だったので、迷いながらでも
こちらを歩いてみることにした。 -
川沿いに大きな商店だったような建物が続き、こちらのエリアまでが昔の商業地域だった気配がする。ビルはなし。スーパーなし。コンビニなし。真正臼杵エリア。
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歩くことにして大正解。見ごたえある建物が次々に。
川に沿って、歩いて、道路が分かれているところで立ち止まって、きょろきょろ。
それを繰り返していたら、 -
えっ!えっ!
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えーーーーっ!
最後に最後にこんな素敵に会わせてくれるなんて。 -
全てに、隅々に心が届いている。
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これが「臼杵」なんですね。
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無人の駅で、これほど手入れが行き届き、記憶を閉じこめた駅舎は初めて。
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先輩が、ここを歩かれたかもしれない。きっとそうに違いない。
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このビビッドな色!よくこの発色のレッドに!
青色や茶を選ばなかった。もちろん黄色、ましてやピンクなんてもってのほか。
どなたか存じませんが、選んでくださった方、ありがとうございます。 -
はい、あの方に私もハートを飛ばします。
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電車を待つ間、”汽車”の方がふさわしい駅をずっと眺め、目に収めていた。
先輩のふるさととのお別れにふさわしい駅。
偶然などありません。 -
やはり、杵築に行こう。決めた。大分ルート変更。
きっとまた会いたかった素敵に出会えるような気がする。
旅は、あと2泊。
うわあ、「上臼杵駅」とコーディネートしているう。
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この旅行で行ったホテル
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かど一旅館
3.21
臼杵・津久見(大分) の旅行記
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