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2022年初冬の大分。国宝の臼杵石仏と臼杵ふぐ、それに別府温泉に入ることだけを決めて、あとは天気次第。<br /><br />その1は、羽田から大分空港経由、佐臼ライナーで臼杵へ。路線バスで臼杵石仏を訪れました。国宝の石仏の数々を愛で、臼杵せんべいソフトもいただきました。<br /><br />・羽田から大分へ<br />・空港バスの佐臼ライナーで臼杵インターへ。<br />・路線バスに乗り換えて(臼杵市内から)石仏へ<br />・臼杵石仏<br />  第二群、第一群、五輪塔、山王山石仏、古園石仏<br />  日吉神社の石段、化粧の井戸<br />  満月寺の仁王、深田観音石仏、五重塔、日吉塔<br />  うさ味で臼杵せんべいソフトをテイクアウト<br />  山頭火の句碑<br />  <br /><br />表紙写真は、鎌倉時代の臼杵石仏第一群第四龕。

2022年初冬の大分を歩く その1~路線バスで行く国宝・臼杵磨崖仏

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2022/12/09 - 2022/12/10

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旅行記グループ 2022初冬の大分を歩く

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ROSARY

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2022年初冬の大分。国宝の臼杵石仏と臼杵ふぐ、それに別府温泉に入ることだけを決めて、あとは天気次第。

その1は、羽田から大分空港経由、佐臼ライナーで臼杵へ。路線バスで臼杵石仏を訪れました。国宝の石仏の数々を愛で、臼杵せんべいソフトもいただきました。

・羽田から大分へ
・空港バスの佐臼ライナーで臼杵インターへ。
・路線バスに乗り換えて(臼杵市内から)石仏へ
・臼杵石仏
  第二群、第一群、五輪塔、山王山石仏、古園石仏
  日吉神社の石段、化粧の井戸
  満月寺の仁王、深田観音石仏、五重塔、日吉塔
  うさ味で臼杵せんべいソフトをテイクアウト
  山頭火の句碑
  

表紙写真は、鎌倉時代の臼杵石仏第一群第四龕。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.0
グルメ
4.5
交通
3.0
交通手段
高速・路線バス JALグループ 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 羽田空港を早朝に発って

    羽田空港を早朝に発って

  • 大分へ。<br /><br />眼下に見えるのは姫島でしょうか。

    大分へ。

    眼下に見えるのは姫島でしょうか。

  • 大分空港に着陸。

    大分空港に着陸。

    大分空港 空港

  • 空港からは、臼杵・佐伯行きのサウスライナー(佐臼ライナー)に乗ります。<br /><br />一日4便しかありませんが、到着便に接続しているようです。<br />チケットは自動販売機で購入。2枚綴で買うと割安。二人で使っても、往復に使ってもOKです。

    空港からは、臼杵・佐伯行きのサウスライナー(佐臼ライナー)に乗ります。

    一日4便しかありませんが、到着便に接続しているようです。
    チケットは自動販売機で購入。2枚綴で買うと割安。二人で使っても、往復に使ってもOKです。

  • 臼杵までは1時間半ぐらい。<br /><br />臼杵インターで降りますが、マルミヤストアというスーパーの裏手に降ろされます。<br />そこから国道に出てきたのが写真の景色。<br /><br />右奥方向にいけば臼杵石仏、左方向に行けば臼杵市内です。

    臼杵までは1時間半ぐらい。

    臼杵インターで降りますが、マルミヤストアというスーパーの裏手に降ろされます。
    そこから国道に出てきたのが写真の景色。

    右奥方向にいけば臼杵石仏、左方向に行けば臼杵市内です。

  • 路線バスは白馬渓というバス停。<br /><br />一旦、宿に向かって荷物を預けることにしました。<br />後で知ったのですが、石仏観光センターにはコインロッカーがあったので、このまま石仏に直行してもよかったかも。

    路線バスは白馬渓というバス停。

    一旦、宿に向かって荷物を預けることにしました。
    後で知ったのですが、石仏観光センターにはコインロッカーがあったので、このまま石仏に直行してもよかったかも。

  • さて、臼杵市内からもう一度同じ道を引き返し、石仏バス停までやってきました。<br /><br />とにかくバスの本数が少ないので要注意。

    さて、臼杵市内からもう一度同じ道を引き返し、石仏バス停までやってきました。

    とにかくバスの本数が少ないので要注意。

  • 臼杵石仏の周辺地図。

    臼杵石仏の周辺地図。

  • バス停の左手に臼杵石仏事務所。ここにコインロッカーがありました。<br /><br />入場券もこちらで買い求めます。

    バス停の左手に臼杵石仏事務所。ここにコインロッカーがありました。

    入場券もこちらで買い求めます。

  • 石仏のレプリカが飾られている石仏観光センターの前を通って、

    石仏のレプリカが飾られている石仏観光センターの前を通って、

  • 石仏参道入口へ。<br /><br />こちらで入場券の半券を渡します。

    石仏参道入口へ。

    こちらで入場券の半券を渡します。

  • 石仏の説明

    石仏の説明

    国宝臼杵石仏 名所・史跡

  • 清浄香で身体を清めて入ります。

    清浄香で身体を清めて入ります。

  • 石仏への道。ワクワクします。

    石仏への道。ワクワクします。

  • 最初はホキ石仏第二群。ホキというのは崖という意味だそう。<br /><br />保全される前の姿が写真に。

    最初はホキ石仏第二群。ホキというのは崖という意味だそう。

    保全される前の姿が写真に。

  • 石仏の前に、たくさんの五輪塔。かつて訪れた人が供養塔として建造したものだそうです。

    石仏の前に、たくさんの五輪塔。かつて訪れた人が供養塔として建造したものだそうです。

  • 第二群第二龕は九品弥陀。<br /><br />龕というのは、石窟や家屋の壁面に、仏像・仏具を納めるために設けたくぼみのことです。

    第二群第二龕は九品弥陀。

    龕というのは、石窟や家屋の壁面に、仏像・仏具を納めるために設けたくぼみのことです。

  • 九体の阿弥陀様が見えるでしょうか。<br />平安時代末期の作。

    九体の阿弥陀様が見えるでしょうか。
    平安時代末期の作。

  • 第一龕は、阿弥陀如来坐像を中心に、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩。

    第一龕は、阿弥陀如来坐像を中心に、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩。

  • 奥が第二龕、手前が第一龕です。<br /><br />横から見ると、浮き彫りである磨崖仏というより、ほとんど独立した彫像のようです。平安時代後期の作。<br /><br />第二群は浄土を表しているそうです。

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    奥が第二龕、手前が第一龕です。

    横から見ると、浮き彫りである磨崖仏というより、ほとんど独立した彫像のようです。平安時代後期の作。

    第二群は浄土を表しているそうです。

  • 阿弥陀如来坐像をアップで。

    阿弥陀如来坐像をアップで。

  • 観音菩薩。

    イチオシ

    観音菩薩。

  • 勢至菩薩。

    勢至菩薩。

  • 三尊像の横手には大きな石がありました。<br /><br />鎌倉時代に磨崖仏を覆っていた建物の礎石とのこと。

    三尊像の横手には大きな石がありました。

    鎌倉時代に磨崖仏を覆っていた建物の礎石とのこと。

  • なだらかな石段を、順路に沿ってホキ石仏第一群に向かいます。

    なだらかな石段を、順路に沿ってホキ石仏第一群に向かいます。

  • まだ紅葉が残っています。のどかな景色。

    まだ紅葉が残っています。のどかな景色。

  • ホキ石仏第一群の修復前の姿。

    ホキ石仏第一群の修復前の姿。

  • 第一群第一龕の説明。

    第一群第一龕の説明。

  • 左 薬師如来<br />中 釈迦如来<br />右 阿弥陀如来<br />平安時代後期の作とのこと。

    左 薬師如来
    中 釈迦如来
    右 阿弥陀如来
    平安時代後期の作とのこと。

  • 薬師如来のアップです。

    薬師如来のアップです。

  • 第一群第二龕の説明。

    第一群第二龕の説明。

  • 左 薬師如来<br />中 釈迦如来<br />右 阿弥陀如来<br />こちらも平安時代後期作。

    左 薬師如来
    中 釈迦如来
    右 阿弥陀如来
    こちらも平安時代後期作。

  • やや斜めから。<br /><br />堂々としたお姿ですね。

    イチオシ

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    やや斜めから。

    堂々としたお姿ですね。

  • 第一群第三龕。<br /><br />ここで大日如来が登場します。真言密教の中心となる最高位の仏とされています。<br />立体曼荼羅ですね。

    第一群第三龕。

    ここで大日如来が登場します。真言密教の中心となる最高位の仏とされています。
    立体曼荼羅ですね。

  • 左 阿弥陀如来<br />中 大日如来<br />右 釈迦如来<br />左右には、向かい合う菩薩の姿も。<br />大日如来は如来や菩薩を従えて、宝冠をいただく姿で表されています。<br /><br />こちらも平安時代後期の作。<br />台座の穴は経典を納めた場所とのこと。

    左 阿弥陀如来
    中 大日如来
    右 釈迦如来
    左右には、向かい合う菩薩の姿も。
    大日如来は如来や菩薩を従えて、宝冠をいただく姿で表されています。

    こちらも平安時代後期の作。
    台座の穴は経典を納めた場所とのこと。

  • 第一群第四龕。<br /><br />ここでは地蔵菩薩が登場します。

    第一群第四龕。

    ここでは地蔵菩薩が登場します。

  • 厳しい裁判官である十王像を従えた地蔵菩薩。<br />地獄の裁判の様子を表しているようです。<br /><br />こちらは鎌倉時代の作。

    厳しい裁判官である十王像を従えた地蔵菩薩。
    地獄の裁判の様子を表しているようです。

    こちらは鎌倉時代の作。

  • 地蔵菩薩をアップで。

    地蔵菩薩をアップで。

  • 少し上に石像五輪塔があるようなので、行ってみます。<br /><br />これがきつい坂道でした。

    少し上に石像五輪塔があるようなので、行ってみます。

    これがきつい坂道でした。

  • 五輪塔の説明。

    五輪塔の説明。

  • 五輪塔。

    五輪塔。

  • 続いては、山王山石仏へ。<br /><br />急な石段の上にあります。

    続いては、山王山石仏へ。

    急な石段の上にあります。

  • 山王山石仏の説明。

    山王山石仏の説明。

  • 釈迦如来を中心に、左 阿弥陀如来、右 薬師如来。<br /><br />平安時代後期の作です。これは地元の仏師が彫ったものとされているようです。

    釈迦如来を中心に、左 阿弥陀如来、右 薬師如来。

    平安時代後期の作です。これは地元の仏師が彫ったものとされているようです。

  • 反対側から。<br /><br />大きな釈迦如来。優しいお顔です。

    反対側から。

    大きな釈迦如来。優しいお顔です。

  • 山王山石仏から、谷を越えた反対側の、ホキ石仏第一群を納めた建物(覆い)を見たところ。

    山王山石仏から、谷を越えた反対側の、ホキ石仏第一群を納めた建物(覆い)を見たところ。

  • 途中、日吉神社への鳥居がありました。石段のずっと上にあるようです。

    途中、日吉神社への鳥居がありました。石段のずっと上にあるようです。

  • そして最後の石仏群へ。<br /><br />古園石仏です。こちらも修復前の姿。

    そして最後の石仏群へ。

    古園石仏です。こちらも修復前の姿。

  • こちらの写真がわかりやすいでしょうか。<br /><br />石仏の頭が地面に落ちています。

    こちらの写真がわかりやすいでしょうか。

    石仏の頭が地面に落ちています。

  • 手前にある金剛力士像は草取りの為の高い足場に囲まれていました。

    手前にある金剛力士像は草取りの為の高い足場に囲まれていました。

  • 古園石仏の説明。平安時代後期の作。<br /><br />実はちょうど、紫外線照射が終わったところでした。<br />このあたりは湿度が高く、放っておくと苔などが生えて石仏が傷んでしまうので、定期的に紫外線を照射して着生生物を枯らすのだそう。

    古園石仏の説明。平安時代後期の作。

    実はちょうど、紫外線照射が終わったところでした。
    このあたりは湿度が高く、放っておくと苔などが生えて石仏が傷んでしまうので、定期的に紫外線を照射して着生生物を枯らすのだそう。

  • 中央の大日如来坐像から左側。

    中央の大日如来坐像から左側。

  • 大日如来。もともとは頭部が下に落ちていた仏様です。

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    大日如来。もともとは頭部が下に落ちていた仏様です。

  • 大日如来像から右方向。<br /><br />今年はこちらがわに紫外線を照射したようです。<br />よく見ると、特にお腹のあたり、先程の写真、大日如来から左側の石仏はやや緑色になっているようです。

    大日如来像から右方向。

    今年はこちらがわに紫外線を照射したようです。
    よく見ると、特にお腹のあたり、先程の写真、大日如来から左側の石仏はやや緑色になっているようです。

  • 一番手前の多聞天立像。

    一番手前の多聞天立像。

  • 第一次美仏内閣ですって。

    第一次美仏内閣ですって。

  • もう一度、大日如来のお姿を拝んで・・・<br /><br />国宝石仏に別れを告げます。

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    もう一度、大日如来のお姿を拝んで・・・

    国宝石仏に別れを告げます。

  • これは、さっきの日吉神社の鳥居の下に続く石段。<br /><br />石仏の周辺を散策します。

    これは、さっきの日吉神社の鳥居の下に続く石段。

    石仏の周辺を散策します。

  • 臼杵石仏公園からみた、古園石仏の方向。

    臼杵石仏公園からみた、古園石仏の方向。

  • 化粧の井戸も覗いてみました。

    化粧の井戸も覗いてみました。

  • 満月寺。<br /><br />木原石仏とも呼ばれる仁王像。

    満月寺。

    木原石仏とも呼ばれる仁王像。

  • この仁王像も国の特別史跡に指定されています。

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    この仁王像も国の特別史跡に指定されています。

  • こちらの岩山には、深田観音石仏が。

    こちらの岩山には、深田観音石仏が。

  • 臼杵石仏を彫らせたと言われている、真名野長者。

    臼杵石仏を彫らせたと言われている、真名野長者。

  • そして、満月寺を開き、真名野長者のもとで石仏を彫ったと言われている連城法師の坐像。

    そして、満月寺を開き、真名野長者のもとで石仏を彫ったと言われている連城法師の坐像。

  • 観音石仏の前から見た満月寺。

    観音石仏の前から見た満月寺。

    満月寺 寺・神社・教会

  • 満月寺の説明です。

    満月寺の説明です。

  • 五重塔。

    五重塔。

  • 日吉塔。総高4.2m。<br />鎌倉後期の作と言われており、日本国内の宝篋印塔の中では最高の高さを誇るそうです。

    日吉塔。総高4.2m。
    鎌倉後期の作と言われており、日本国内の宝篋印塔の中では最高の高さを誇るそうです。

  • さて、歩き疲れたので、甘いものでも。<br /><br />石仏観光センターで、臼杵せんべいソフトをテイクアウトしました。

    さて、歩き疲れたので、甘いものでも。

    石仏観光センターで、臼杵せんべいソフトをテイクアウトしました。

  • 生姜はちみつと、生姜味の臼杵煎餅がトッピングされたソフトクリーム。<br /><br />トッピングもですが、ソフトクリーム自体もとても美味しかった。おすすめです。

    生姜はちみつと、生姜味の臼杵煎餅がトッピングされたソフトクリーム。

    トッピングもですが、ソフトクリーム自体もとても美味しかった。おすすめです。

  • 売っていたのはこちら。石仏観光センターです。<br /><br />レストランのうさ味と、カフェが別になっていました。

    売っていたのはこちら。石仏観光センターです。

    レストランのうさ味と、カフェが別になっていました。

    石仏観光センター グルメ・レストラン

  • バスで臼杵の中心部にもどります。<br /><br />バス停のそばにあった、山頭火の句碑。<br />「しぐるるや石を刻んで仏となす」<br />

    バスで臼杵の中心部にもどります。

    バス停のそばにあった、山頭火の句碑。
    「しぐるるや石を刻んで仏となす」

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