
2022/04/23 - 2022/04/26
491位(同エリア2394件中)
milkさん
「また北海道に行きたいな~」と言い出した母。
今度は支笏湖に行きたいのだそう。
この辺りも昔、住んでいた事があるんだって。
私が旅に出ると母も行きたくなるらしく、北陸&関西の旅から戻った2週間後に北海道となりました(^◇^;)
北海道まではLCCの方が安いけど、荷物の多い私達親子は追加料金を払うと結局それなりのお値段に...。
仕方ない、私のマイルを使わせてあげよう!
親子なら一緒に使えるからね。
その代わり、ホテル代はよろしく~(≧∀≦)
という事で旅立った北海道。
今回は札幌&小樽にして支笏湖は札幌から日帰りで。
すぐ疲れる母とののんびり旅の始まりです。
2022年4月25日
朝はステンドグラスの素敵なダイニングルームでハイティースタイルの朝食。
その後は念願の小樽芸術村で煌びやかなステンドグラスを堪能しました。
早めに空港へ向かい、最後は空港で北海道を堪能。
あっという間に4日間の旅は終わってしまいました。
【旅行日程】
4月23日 8:20 羽田空港発 JAL505便
↓
9:55 新千歳空港着
サッポロビール園・サッポロファクトリー・旧永山武四郎邸
北海道大学・夜パフェ
4月24日 支笏湖日帰り
スパリゾート「水の謌」ヘルシービュッフェ&温泉
ラーメン共和国で夕食
4月25日 大通公園・丸山公園・北海道神宮
小樽へ移動→小樽運河と小樽堺通り・レトロ建築巡り
4月26日 似鳥美術館・ステンドグラス美術館・新千歳空港でお買い物
18:00 新千歳空港発
↓
19:40 羽田空港着
【ホテル】
4/23~25 京王プレリアホテル札幌
モデレートツイン(朝食付き) 2泊1部屋 24740円
4/25~26 UNWIND HOTEL&BAR
スーペリアツイン(朝食付き) 1泊1部屋 13709円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
おはようございます。
早いものでもう最終日...。
まずは楽しみにしていた朝食です!
朝一番に向かいますよ~。
きゃ~っ!
昨日は閉ざされていた扉が開いて、素敵なダイニングルームが見えて大興奮(≧∀≦)Unwind Hotel & Bar Otaru 宿・ホテル
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一番乗りの醍醐味はだまだ誰もいないうちに写真が撮れる事。
美しいステンドグラスが並んだダイニングルームにうっとり~( *´艸`)Unwind Hotel & Bar Otaru 宿・ホテル
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照明はモダンな感じ?
この空間はクラシックとコンテンポラリーの融合を表現しているそうです。Unwind Hotel & Bar Otaru 宿・ホテル
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ステンドグラスは建設当時のまま。
90年以上残されているそうです。Unwind Hotel & Bar Otaru 宿・ホテル
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一番乗りなので席は選びたい放題。
やっぱり窓側がいいですよね~。
こちらの席にしましょう♪
テーブルやソファーはシックなデザインですね。Unwind Hotel & Bar Otaru 宿・ホテル
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イチオシ
角度を変えて。
中庭が良く見えました。
それにしても本当にこのステンドラス、素敵だわ~☆ -
ドリンクはフリーです。
ホットドリンクの種類は少ないかな?
紅茶はルピシアだけど、ダージリンのセカンドフラッシュのみ。
濃いめに淹れた紅茶にミルクいっぱい入れたい私にはダージリンだと薄いのよね...。
ならばコーヒーにしよう♪
札幌西28丁目エリアにあると言うリタルコーヒー。
自家焙煎の珈琲屋さんだそうです。 -
牛乳も置いてあったので、ミルクたっぷりのカフェオレを作ってみました。
牛乳は冷たいので、沢山入れるとコーヒーが冷めてしまうのが難点だけど(^^;)
テーブルには本日のメニューもありました。 -
そして、三段トレーが運ばれて来ました~( *´艸`)
朝からハイティースタイルなんて、テンション上がります☆
あれ?
昨日、チェックインした時に食べ物のリクエストをしておいたはずなのに、何も変わっていません...。
とりあえず、避ければ大丈夫だったのでチーズとハムのクロワッサンだけ普通のクロワッサンに代えて頂きました。
でも、あれだけしっかりアレルギーのチェックシート作っておきながら、どうして伝わっていないの?
意味ないですよね~(-_-;)
私たちの場合、今回のメニューに関しては苦手と言うだけでアレルギー食材は含まれていなかったのですが、アレルギー持ちの人に間違って出してしまったらどうするの?
ちなみに私はアレルギー反応が出る食材もあります...。
そう言えば、昨年泊まった北野ホテルでも反映されていなかったことがあるので、出される前に必ず確認したほうがいいという事なのかしら(-_-;)Unwind Hotel & Bar Otaru 宿・ホテル
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とりあえず、今回は大した問題ではないので良しとしましょう。
この素敵な空間でハイティースタイルの朝食が頂けるっていうだけで幸せなのですから~☆Unwind Hotel & Bar Otaru 宿・ホテル
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イチオシ
もう少しアップで、無理矢理ステンドグラスを入れてみる。
イギリスのマナーハウスで朝食を頂いている気分ですよ~( *´艸`)
あ~、早くイギリス行きたい...。Unwind Hotel & Bar Otaru 宿・ホテル
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お料理をアップで。
一番下の段は北海道コーンスープとハッシュドポテトミートソース、クロワッサン。
お肉苦手でもミートソースはOKなので、美味しく頂きました。
真ん中は道産鶏ハムのサラダ、アメリカンドック、マチェドニア。
上段はスコーン、フレンチトースト、北海道ヨーグルト
これは私の得意分野(≧▽≦)
でも、ホイップクリームはもうちょっと欲しかったな。
2人分でこれは足りない...。
欲を言えばクロテッドクリームがいい~!
なんだかんだと言いながらも、朝から優雅なひと時を楽しませて頂きました。 -
朝食が済んだらチェックアウト。
荷物はまたフロントで預かって頂き、出かけました。
今日はどんより曇り空。
雨さえ降らなければいいかな。
どのみち今日は芸術村巡りですからね。
美術館のオープン時間にはまだ早かったので朝のお散歩。
写真は2日後にオープンの西洋美術館。
楽しみにしていたエミール・ガレやティファニーランプは似鳥美術館からこちらに移されるそうで、この時は既にお引越し済みでした(+_+)
皆さんの旅行記で拝見して、とっても楽しみにしていたのに~(+_+)
また来なくちゃだわ(笑) -
「倉庫の正面はどうなっているのかな~?」と、運河の一本裏側の道をお散歩してみました。
いい感じのファサードが並んでる。 -
ここはスーパー?
倉庫の中に入れるチャンスです(≧▽≦)
行ってみましょう。
よく見たら昨日オープンしたばかりじゃないですか!
何かお土産になりそうなものあるかな~? -
ここは半額専門店TOAmart(トーアマート)という激安スーパー。
しかも24時間営業ですって。
倉庫を利用した店内は、所狭しと段ボールが山積みに!
確かに安いけど、これは住んでいる人向けの品揃えだな(^▽^;)
っていうか、このスーパーは全国各地にあるのね。
知らなかった(≧▽≦) -
むき出しの鉄骨に赤煉瓦の柱。
倉庫の中はこんな感じだったのね~。
この時間はまだ準備中でしたが、2階はカフェになっていたようです。
凄く雰囲気がいいのにカフェも激安なのだとか! -
こんな素敵な倉庫を商品山積みの激安スーパーにしてしまうのはいささかもったいないような...。
と思ったけど、もともと倉庫なのだから実は正解?
正しい使い方なのかもしれない(^▽^;) -
あら~、ここ、お買い物の合間に休憩できるじゃない。
ちょっといい場所見つけた♪ -
お店から運河が見えますよ~(≧▽≦)
近くまで行ってみましょう。 -
外に出られるの??
行ってみよう( *´艸`) -
ほんと目の前が運河ですよ~!
運河までは柵もないし、幅も狭いので落ちないように気を付けないとです(^▽^;)
椅子とテーブルがあるという事は、カフェで買って来たドリンクをここで飲むのもありって事ですね(^_-) -
特に買うものはありませんでしたが、倉庫の中を見られて大満足(^o^)
レストランだと中を見るだけっていう訳には行きませんからね~。
お店を出ようとした時、目に留まったのがこのマスクの山!
えっ?100円???
50枚入りが100円!!!
ご丁寧に見本を出して下さっていたので、ぺらっぺらではないことは確かなのでご購入~♪
マスクはもはや必需品ですからね。
安いものを見つけたら買っておかなくちゃ!
ちなみに私は接客業なので、布と不織布の2枚重ねで毎日挑んでおります。 -
まもなく10時になるので似鳥美術館へ向かいます。
ちょっと早かったので入り口で待ち、オープンと同時に入りました。
北海道に生まれ育てられたニトリグループが、長年のご恩に報いる手段の一つとして2016年7月に開設した小樽芸術村。
今回、小樽に来た一番の目的と言っても過言ではありません。
似鳥美術館 ・ステンドグラス美術館 ・旧三井銀行小樽支店に4月28日から西洋美術館が加わります。
今回は似鳥美術館 ・ステンドグラス美術館 ・旧三井銀行小樽支店の3館共通券 2,000円を購入。
まずは似鳥美術館から。
★小樽芸術村
https://www.nitorihd.co.jp/otaru-art-base/似鳥美術館 美術館・博物館
-
昨夜、外から見えたのはアール・デコ時代を代表する作家、ルネ・ラリックのシャンデリア「コペンハーゲン」
鳥の装飾が美しいです。
「白く輝く鳥が実をつけた植物をくわえて飛ぶ優雅なデザイン」と説明がありました。 -
入ってすぐにミュージアムショップ。
このシャンデリアも素敵~☆
早速、3館共通券を購入して入ります。
ここが一番楽しみだったのよね( *´艸`)
では、中に入りますよ~。 -
うわ~っ!
大きなバラ窓もあって、まるで教会の中にいるみたい☆
ここはルイス・C・ティファニー ステンドグラスギャラリー。
もともと銀行ホールだったお部屋だそうです。
このお部屋だけ、フラッシュなしでの写真撮影が許可されていました。
ルイスは宝飾ブランド「ティファニー」創設者の跡取り息子。
宝飾デザイナー、ガラス工芸家として活躍し、アメリカにおけるアール・ヌーヴォーの第一人者として知られる芸術家です。 -
美しいステンドグラスにうっとり~☆
床には海の生き物が描かれています。
ステンドグラスの多くはアメリカ・ニュージャージー州のセント・ジョーンズ・エピスコパル教会に飾られていたそうです。
1871年に建てられた教会で、当時は豪華な祭壇や装飾、そしてこのステンドグラスがはめられた素敵な教会だったそうですが、時代とともに衰退して1994年に教会は閉鎖。
外されたステンドグラスは日本に渡って来たのだそうです。
ここにあるという事は、似鳥さんが買い取ったという事なのかしら??? -
「四福音書の窓」
中央の円形窓の中心には開いた本が描かれています。
これは聖書で、そこから発せられた光が周囲に広がっていくさまが表現されているそうです。
左右の三つ葉型の装飾パネルには葡萄と時計草(パッションの花)が描かれていますが、ともにキリストと、その受難を表現する植物。
下部には4枚の大きなパネルがあり、それぞれの中央には聖書の四福音書を記した福音史家、向かって左からマタイ(人)、マルコ(獅子)、ルカ(牛)、ヨハネ(鷲)の象徴が描かれています。
現在向かって左端のマタイはオリジナルの美しい絵付けが残っていますが、他の3点は簡単で稚拙な線描きで作られていて、後世に入れ替えられてしまったと考えられるそうです。
解説は公式HPの収蔵品データベースから引用させて頂きました。
以下、解説は同じく引用です。
私の旅行記は自分自身の記録用でもあるので、後で見返す時に分かりやすいようにしてあります。
その為、HPからの引用も多く使わせて頂いておりますのでご了承下さいm(_ _)m -
聖水盤も置かれていました。
では、ステンドグラスをじっくりと見て行きましょう。
以下、ステンドグラスの写真が長く続きますので、ご興味ない方は後半まで飛ばして下さいm(__)m -
これらはアール・ヌーヴォ―装飾パネル。
葡萄や花など、自然の状態を装飾的要素に取り入れた作品は、教会においては象徴的な窓として、またそれ以外の場所では室内装飾のひとつとして多く取り入れられたそうです。
この装飾パネルは800枚から1000枚のガラスで組み立てられているんですって!
立体的で小さなガラス片や半球型のガラス、オパールセントガラス、ファブリルガラスなど、ティファニー・スタジオが得意とする多くの手造りガラスが使われているそうです。 -
十字架と王冠のパネル。
回りには葡萄が施されています。 -
壁にはお魚も泳いでいました♪
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この円形のパネルでは光や植物を表すデザインが上下対照的に作られていますが、色彩やガラスのマチエールを微妙に変えることにより、光のモザイク画のように感じられるそうです。
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「三天使の窓」
3人の天使は三位一体を表し、6枚羽の上級天使として十字架を囲むように描かれています。
とっても素敵☆
でも、このパネルは下半分にティファニー・スタジオ制作とは異なる少し新しい時代のガラスが使われているので、完成後に大きな修復、もしくはガラスの入れ替えが行われた可能性があるそう。 -
「天使」
なんて美しい色使いなのでしょう!
肖像画のように書かれた二人の天使。
一人の天使の手には純潔を表す白百合が、もう一人は殉教を象徴する棕櫚の葉を持っています。 -
羽の部分には表面に波打つような質感があるヘリンボンガラスが使われています。
天使の羽は鳥の羽と同じように中心部に芯の部分があり、そこから細い線上の模様が伸びているのですが、これを絵付けではなくガラスの質感で表現しているのだそうです。 -
熱く溶けたガラスに狙ったように流れを作るのは大変難しい技術なのだそう。
羽の動きに合った部分を選び出して使うため、大量のガラスが必要だったそうです。
そんな大変な思いをして作り出された天使の羽。
美しさに思わず見惚れてしまいます。 -
「天使ケルビム」
これはまた美しいですね~。
アンニュイなお顔が神秘的☆
セント・ジョーンズ・エピスコパル教会のファサード上部に設置されていたステンドグラスだそうです。
上級天使ケルビムは通常六枚羽で描かれることが多いそうですが、ここでは直接顔に二枚の羽が生えている姿で描かれています。
確かに、ちょっと変わった描き方ですね。
羽の部分には細かい火だが鳥の羽のように並んだヘリンボンガラスが使われているそう。
幻想的な表情をしている顔には三枚のガラスが重ねられていて、一枚目には淡い輪郭線が、二枚目には多くの顔料を駆使した現実的な絵付けがなされています。
背後には赤や青の混じったストリーキーガラスがはめられているため、色彩も表情も複雑さを増すのだそうです。
それでアンニュイな感じに仕上がっているのですね。 -
絵付けについての解説もありました。
スマホで撮れば良かったかな?
解説の部分が暗くて良く読めなかった...。 -
もう一つの「天使ケルビム」
こちらは愛らしいお顔ですね。
同じくセント・ジョーンズ・エピスコパル教会の壁面上部に設置されていたと思われるそう。
渦巻く光の雲から舞い降りて来るケルビムの姿が描かれています。
上級天使とされるケルビムは、完全なる知恵と理解を表すものとされているそう。
小さなサイズですが全体的に3~4枚のガラスを重ねて複雑な色を表現しているため、かなりの重さだそうです。 -
左:「平和」
平和を表す婦人像が、美しい花々に囲まれて立っています。
お花が鳥のように飛んできていますね。
この図像はキリスト教的な要素よりも、神話からイメージされる擬人化された象徴として「平和」を表したものだそう。
ちょっとミュシャを思わせるような作品。
中央:「復活」
キリストが十字架にかけられて埋葬された三日目の朝、マグダラのマリアや聖人たちが墓を訪れると、そこにはもうキリストの遺体はありませんでした。
このステンドグラスには、後ろ向きで香油壺を手にするマグダラのマリアと二人の女性(ヤコブの母マリアとサロメ)が描かれているので、マルコによる福音書16-1~8を原典にしていると思われるそうです。
右:「天使の窓」
頭上に輝く大きな星はキリストを夜明けの明星に例えたもので、キリストの誕生をマギ(東方の三博士)に知らせた導きの星でもあるそう。
どれも美しい~☆ -
「復活」を少しアップにしてみました。
なんて素敵なグラデーション!
棺には茨の冠が残されています。 -
「人物がいる風景」
イスラエルの衣装を身に着けた、力強い男を中心に三人の人物が描かれています。
旅の途中のようにも見られますが、この作品の人物は皆逆光で表現されていて、背後で鮮やかに光る空が約束の地をイメージさせているのだそうです。 -
「世の光 ドアをたたくキリスト」
19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したイギリス人画家ウィリアム・ホルマン・ハントの絵を原画として制作された作品。
ティファニー・スタジオではこの原画を元に数枚の作品を制作しているが、中でもこの作品は後期の完成された名作と言えるそう。
多くのガラスを重ねて表現するティファニー作品の中でも、ここでみられるように、暗闇で光るカンテラや、その照り返しでぼんやりと見えるキリストの顔などは、それまでのステンドグラスには見られない表現方法と言えるそう。
ドアのすぐ前まで来ているキリストの救いを受けるには、自分からドアを開けなくてはいけないという意味で外側には取っ手が描かれていないのだそうです。 -
「ラッパを吹く天使」
このステンドグラスはイタリアのフィレンツェにある、サン・マルコ修道院所蔵のリナイウォーリ祭壇画(1433年 フラ・アンジェリコ作)で聖母子の周りを囲む奏楽の天使のうちの一人を原画として作られているそうです。
そこに描かれた天使は実際はとても小さなサイズの絵ですが、衣服の裾や襟などに描かれた細かい図柄も忠実に再現しようとしたよう。
ここではティファニーが他の作品で衣服に使っている乳白のドレパリーガラスではなく、深紅で透明度の高いドレパリーガラスが使われています。
温度や成分の微妙な変化で赤の色合いは劇的に変化してしまうので、布のひだを正確に作り出すことが大変難しいガラスと言えるそうです。
ガラスで色を再現するって、大変なのですね。
ちなみにこの3枚はミラーレスで撮ったのですが、私の設定が悪いのか全体的に暗くなってしまいました...。 -
スマホで撮ったのがこちら。
色鮮やかに撮れています。 -
「幼子よ我に来れ」
優しさにあふれた作品ですね。
色合いも素敵です。
福音書にはキリストに触れて祝福してもらうために、多くの親が子供を連れてきたことが書かれています。
弟子たちがそれを咎めると、キリストは「神の国は子供たちのように受け入れる者のためにある」と言い、子供の頭に手を置いて祝福したとあるそうです。
アメリカやイギリスでは多くの教会で日曜学校が開かれ、子供の教育にも大きな影響を与えていました。
そのような教会からこの主題を描いたステンドグラスの注文が多かったため、ティファニー・スタジオでも同じテーマで多くの作品が制作されたそうです。 -
「キリストの洗礼」
キリストがヨルダン川で、洗礼者聖ヨハネから受洗している場面。
福音書には、神の霊が鳩のように降って「これは、わたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が聞こえたとあるそうです。
水につかっているキリストの足や水辺の植物の表現が美しく、舞い降りる聖霊が放つ光でキリストだけが輝くように、あえて周囲には暗いガラスを使っているのが分かるそう。 -
「十字架の天使」
この天使さん、とっても美しくて引き込まれてしまいました( *´艸`)
希望を表す教会のシンボル的作品であったと思われるパネルで、羽の部分に使われているヘリンボンガラスはその発色、マチエールともに圧巻!
一枚一枚の羽の動きに合わせて、ガラスの中心から矢羽状に伸びるラインを合わせるための、多くのガラスが使われたと思われるそう。
光が強くなれば強くなるほど赤みが増して、衣装のオパールセントガラスとともに神秘的な輝きを放っています。 -
両手を広げ、すべての人々を受け入れるような姿で描かれている天使。
十字架が放つ光も美しいですね。 -
美しいヘリンボンガラスと見事なグラデーション。
見れば見るほど美しさに魅了されます。 -
これらのステンドグラスはこのように並んで展示されていました。
これが教会の窓にはめ込まれていたのですよね。
自然の光が当たった時はどんな色になるのだろう?
実際に教会で見てみたかったな~。
どんなに素敵な教会だったのでしょうね。 -
「聖パウロのアテネでの説教」
使徒言行録17章には、使徒聖パウロがアテネのアレオパゴスの丘(パルテノン神殿の手前)で民衆を前に説教した場面が描かれています。
当時アテネでは町の至る所に祭壇が設えられて、多くの神が祀られていたそうです。
しまいには「知られざる神に」などと書かれた祭壇すらあり、それに憤慨したパウロは「あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それをわたしはお知らせしましょう」と話し始めました。
ちょうどそのシーンが描かれているのですね。 -
イチオシ
「メモリアル ウインドー 希望 ①受胎告知 ②善き羊飼い ③聖家族」
教会の祭壇背後に設置されていた最も重要な作品。
中心の大きなパネルは《善き羊飼い》を描いていますが、これはキリストを表しています。
キリストの背景には「希望」をイメージさせる明るく輝く空があり、周囲の暗い茂みと対照的な印象を与えています。
ちょうど、この明るくなった部分の景色になんだか惹き込まれました。
向かって左のパネルは大天使聖ガブリエルによる、マリアへのお告げ《受胎告知》
マリアは寝室でイザヤ書を開いています。
横には純潔の象徴である百合の花も見えますね。
その反対右側のパネルは、マリアとヨセフそして幼子イエスの《聖家族》が主題とされ、救い主が生まれた事を知らせる星が粗末な厩の上に輝いています。 -
幼子イエスを抱くマリア様のお顔は優しさに溢れていて美しいですね。
-
「百合の装飾パネル」
ここで展示しているルイス・C.ティファニーのステンドグラス作品の中で最も初期の作品。
聖母マリアの純潔を表す白い百合を中心に、細かい装飾模様で構成されています。
百合の花びらに使われているオパールセントガラス(乳白ガラス)は、大きく波打っていて厚さもあり、立体的な表現を可能にしているそうです。
背後には淡い黄色のガラスが重ねられていて、自然の花が持つ柔らかな白をガラスによって再現しているのだそうです。
こんなコメントを発見。
「1000年以上もの間、教会のステンドグラスは絵付け技法で制作されてきました。ところがルイスは、ガラスに絵付けをすることはガラスを汚すことと考え、自ら新しいガラスを開発。
代表的な乳白色のオパールセントガラス、ドレープがうねるような立体的なガラスなど、多彩なガラスを作り出すことに成功しました」(小罇芸術村顧問・志田政人さん)
努力の賜物なのですね。 -
「聖母マリア」
聖母マリアが 二羽の鳩を懐に抱いている姿で描かれています。
ユダヤ教の律法に従い、出産後清めの時期を過ぎたマリアが、エルサレムの神殿に鳩を一つがい捧げる「神殿への奉献」の場面と思われます。
上部にゴシックリバイバル様式の古典的な飾りを表現していながら、その中に描かれているのは、アシンメトリーなドングリの装飾模様であり、アール・ヌーヴォーの要素が色濃く表れている作品だそう。 -
腕の中には二羽の鳩が見えますね。
足元には百合の花。 -
「聖霊と祝福の天使」
この美しい2人の天使は、セント・ジョーンズ・エピスコパル教会のファサード上部に設置されていたステンドグラスだそう。
天から舞い降りる聖霊は、光によって暗雲を切り裂くように描かれています。
白い衣装は布が波打つように綺麗なドレープを描き、立体的に飛び出しています。
乳白のオパールセントガラスの背後にはブルーのガラスが重ねられていて、強い光を通すと深い青色に発色するのだそう。
凄い技術なのでしょうね。
これらの作品は1997年に教会の窓から外されて日本へ運ばれて来たそうです。 -
イチオシ
天使の部分を少しだけ大きくしてみました。
こちらもまたうっとりするほど美しい...。
こだわって作られたであろうブルーのグラデーションがまた素敵ですよね。 -
ガラスについての説明が展示されていました。
こちらはルイスの作品に使われているガラス。
いろんな種類が使われているのですね。 -
「ガラスを重ねる事で表現するステンドグラスの複雑な色彩」
淡い乳白色のガラスの後ろに青や深緑、紫などを重ねる事により、背後から差し込む光の強さで様々な表情に変化するそう。
制作当時、ルイスは完成した作品を強い光の前に立て、何枚ものガラスを背後に足しながら全体のバランスを整えて行ったようです。
こうして美しい色合いを生み出していたのですね。 -
「ガラスを重ねる事で表現するステンドグラスの遠近法」
メモリアル ウインドー 希望の真ん中「羊飼いの男」の背景でその構造が説明されれいました。
まず、表面には半透明で淡い青のガラスがはめられています。
そのすぐ後ろに細かい枝や木の葉が部分的に作られ、更にガラス一枚分後ろに枝葉が表現されています。
オパールセントガラスはその背後のガラスが遠くなるほど色や影がぼやけてみえるので、このような遠近感のある背景が創り出されるのだそうです。
いや、ほんとこの背景には魅了されました。
美しい...。 -
「ルイスとイギリス・ヴィクトリア調ステンドグラスの違い」
ルイスは可能な限りガラスの素材感と四季彩のみで作品を創り出そうとしました。
ルイスの技法では布の部分には立体的なドレバリ―ガラス、天使の羽には矢羽型の模様が浮き出るオパールセント・ヘリンボンガラスに淡いピンクや青のガラスを重ねて柔らかい表情を創り出しています。
一方、当時イギリスを中心とした西ヨーロッパでは顔料による焼き絵付け技法が教会の主流だったそう。
右の写真はもしも同じ原画をヴィクトリア調の絵付けで制作したらこのようになるだろう、と想像して再現したもの。
全然色彩が違いますね!
ルイスのステンドグラスの方が色のグラデーションが素敵です。 -
写真撮影はここまで。
この後は名画鑑賞です。
ルノワールや藤田 嗣治、横山大観、川合玉堂などの日本画などが展示されていました。
私が行った時は山下清の切り絵が展示されていました。
初めて本物を見た~!
すっごく丁寧に描かれていて、綺麗でした。
地下には奈良のせんとくんの生みの親、籔内佐斗司さんの作品も。
これがまたどれも愛らしかったです。
建物に飾られていたシャンデリアはエミール・ガレの元で修業したミューラー兄妹により九灯式吊灯。
これもまた美しかった☆ -
お次はステンドグラス美術館へ。
こちらの建物は旧荒田商会(小樽市指定歴史的建造物)
1935年、海運業を営んでいた荒田太吉商店の本店事務所として施工されました。
左右対称の正面をもつ木造建築。
共通チケットを購入してあるので、チケットを見せて入ります。ステンドグラス美術館 (旧高橋倉庫) 美術館・博物館
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旧荒田商会の建物の後ろに続く旧高橋倉庫。
そこにステンドグラスの展示がされていました。
旧高橋倉庫は、1923年に政治家としても名を馳せた豪商・高橋直治によって小豆を収める倉庫として建てられたそうです。
ここに飾られているのは19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスで制作され、実際に教会の窓を飾っていたステンドグラスなんですって!
この倉庫は大きなステンドグラスを飾るのにちょうど良い大きさだったのでしょうね。ステンドグラス美術館 (旧高橋倉庫) 美術館・博物館
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近年イギリスでは町の開発などの諸事情により多くの教会が取り壊されててしまったそう。
現在、ここにある作品は破壊を免れ、時代の流れの中で数奇な運命を辿り、日本へやって来たそうです。
そもそもイギリスは宗教改革などで昔から沢山の教会が破壊されています。
君主が変われば宗教も変わる国でしたしね。
今まで残されてきた貴重なステンドグラスが壊されることなく、こうして日本で展示されているなんてちょっと誇らしいです。 -
イギリス好きの私としては、イギリスから渡って来たステンドグラスと聞いただけで嬉しくなる( *´艸`)
宗教改革などでの破壊を免れた、貴重なステンドグラスもあるかもしれませんね。
では、こちらもじっくりと拝見しましょう。 -
「マギの礼拝」
左から2番目のパネルの空にイエス・キリストが生まれたことを知らせる星が輝いています。
この星を見た東方の博士(マギ)たちは、イエスを礼拝するために贈り物を持ってはるばる訪れたました。
これが「マギの礼拝」です。
この作品では、右から2番目のパネルに聖母マリアと幼子イエス、周辺のパネルにはイエスのもとを訪ねた博士たちが描かれています。
「東方三博士の礼拝」とも言われますね。 -
絵画部分をアップに。
細かく描かれていますね。
マリア様に抱かれたイエス様が可愛い。 -
「善き羊飼い」
こちらの所蔵作品の中で唯一、教会にはめられていた当時の窓枠ごと保存されているそう。
中央には「善き羊飼い」としてのイエスが描かれており、その両脇には、イエスの最初の弟子である聖ペトロと聖アンデレが描かれています。
木枠の下部中央には、「神の栄光と我らが長男ヒューバートを悼んで1894年3月18日」とラテン語で刻まれたプレートが付けられていて、亡くなった我が子を悼み、両親が教会に寄進したものと考えられるそうです。
だとすると、教会は壊されてしまっても寄進したステンドグラスがこうして日本で残されていると知ったら、ご両親は嬉しいでしょうね。 -
「種まく人」
新約聖書に書かれている、信仰の大切さを説いた「種まく人」というエピソードが題材。
一見、素敵な絵に見えますが、良く見ると背後には悪魔もいます...。 -
左のパネルには荒れ地に種をまく人物の周りに種を狙う鳥や毒麦をまく悪魔が描かれています。
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一方、右のパネルには豊かに実った麦を刈り取る天使たちの様子が描かれています。
これにより、良い土地、つまり素直な心で神に向き合うことが、多くの実りを得ることだと説いているそうです。
ただ、その場所に種まきをしても植物は育たない。
良い土地にすれば何倍にも何十倍にも育っていくという事らしい。
「素直な心を持って神のお話を聞きましょうね」という意味になるのかな?
白いドレスの天使さん、ドレスの模様までもが美しく描かれていて素敵( *´艸`) -
イチオシ
「天使の祈り」
2人の天使が十字架に祈りを捧げていることから、追悼の意味を持つ作品であったと考えられるそう。 -
広い倉庫に並ぶステンドグラスの数々。
本来は教会の窓に取り付けられているので陽の光を浴びて輝きますが、倉庫内では後ろからライトで明かりを照らしています。 -
「富と慈悲 愛と収穫」
描かれた人々が向いている方向をよく見ると、ある者はうっとりとした表情を浮かべ、またある者は膝をついて祈っていますが、その視線はいずれも中央の2枚のパネルの間に注がれています。
この中央2枚の下側に、石段の一部のようなものや、衣服の裾が見られることからも、本来はこの間に、イエスか聖母などの神聖な存在が描かれたパネルがもう1枚存在していたと考えられるそうです。
確かに石段のようなものが見えるので、真ん中に誰かいそうです。 -
「昇天」
息絶えたはずのイエスが、復活してから昇天するまでの一連の場面を表現しています。
左下には空になった墓が描かれ、イエスの復活を表しています。
中央下部では、復活後のイエスが庭師の姿で現れています。
膝をつく女性(マグダラのマリア)に対し「まだ天の父なる神に会う前なので、私に触れてはならない」と伝えているそうです。
そして、中央上部でイエスの昇天が描かれており、両脇では弟子たちが見守っています。 -
「慈善」
新約聖書に書かれた「人のするべき善き行い」がテーマ。
左上のパネルは『飢えていた時に食べさせ』、その下には『のどが渇いていたときに飲ませ』、中央下部は『道に迷えば、招き入れてくれる』
そして、右上は『病気のときには見舞い』、下には『裸のときに着せ』という場面をそれぞれ表しています。
人々が日常的に行うべき慈善が描かれたこの作品は、教会に通う信者たちに善き行いの実践を勧めるために制作されたと思われるそうです。 -
イチオシ
倉庫の中央には祭壇があり、その周りに大きなステンドグラスが飾られていました。
-
「神とイギリスの栄光」
中央の大きなステンドグラスです。
イギリスの第一次世界大戦における戦勝記念と、戦没者追悼の意をこめて制作されたステンドグラス。
中央上部に描かれたイエスが、真下にいるイングランドの守護聖人・聖ゲオルギウスに王冠を与えようとしています。
イングランドはイギリスの中心をなす地域で、大戦での勝利に大きな役割を果たしました。
右から2番目のパネル中央部には、鎧を着た聖女ジャンヌ・ダルクが描かれています。
ジャンヌ・ダルクはフランスを代表する聖人であり、この大戦において両国がともに戦い、多くの犠牲を出したことへの追悼の意味が込められているそうです。
鎧に身を包んだジャンヌ・ダルクの姿を見つけました。
ここに書かれている「大戦」とは百年戦争。
ジャンヌ・ダルクは当時イギリスの占領統治府が置かれていたルーアンで異端審問裁判で火刑となりました。
彼女自身も犠牲者ですね。 -
「四人の聖人伝」
祭壇右側のステンドグラス。
上部に聖人が描かれ、下部にはそれぞれの聖人にまつわる物語が描かれています。
左端は戦地へ赴く兵士の護りとされる聖オズワルド。
戦いに赴く際、十字架を立て祈りをささげたことで大勝利を得たといわれ、兵士たちとともに木の十字架を立てる場面が描かれています。
左から2番目はハンガリー生まれでローマ帝国での兵役に就いたのち、洗礼を受けた聖マーティン
ローマ兵士だったマルティンが凍える日に貧しい人に自分のマントを切って分け与えたという伝説が描かれています。
この貧しい人はイエス自身であったと言い伝えられているそうです。
右から2番目はイングランドの守護聖人・聖ゲオルギウス。
逸話のひとつである悪竜退治が描かれています。
右端は最初に記録されたイギリスの キリスト教徒の殉教者、聖アルバン。
大きな十字架と剣を持った兵士で、斬首されたそう。
※聖マーティンと聖アルバンはこのステンドグラスに描かれている絵を参考に、自分で調べて記載しました。
恐らく合っていると思いますが、間違っておりましたらご指摘お願いしますm(__)m -
「十字架のキリスト」
イギリスを代表する「チャールズ・イーマー・ケンプ工房」作。
真ん中には十字架にかけられたイエス・キリストが。
その周りを取り囲むのは12使徒かしら? -
「磔刑図」
十字架に架けられるイエスの姿を中心に、聖母マリアやイエスの弟子、イギリスにゆかりの深い聖人などが描かれています。 -
イチオシ
この作品をはじめとする作品の多くに装飾として建物の柱や尖塔などが描きこまれていますが、これは当時流行した「ゴシックリバイバル」(12世紀末頃からフランスで発生した「ゴシック様式」のリバイバル運動)の影響を受けたもの。
縦長の窓や、尖った塔などが特徴だそうです。 -
「復活」
磔にされ息絶えたイエスが、石棺から立ち上がり、復活する様子が中央上部に描かれています。
この作品を制作した「クレイトン&ベル工房」は19世紀末~20世紀初めのイギリスにおいて最も大規模なステンドグラス工房であり、多くの聖堂に作品を提供していたそう。
当時のこの工房の特徴のひとつとして、人間を解剖学的に捉えた絵付けが挙げられます。
特に顔や手足に注目すると、筋肉の流れに沿って縞状に絵付けが施されていることがわかるそうです。 -
よく見ると、確かに顔つきや首筋、兵士の足などは立体的です。
-
「奇跡の行い」
【左:盲人の治療)】イエスが自分の唾液で泥をこね、盲人の目に塗っています。これは視力の回復と、キリスト教の教えに目を開かせたという両方の意味を表しているそうです。
【右:中風者の治療】身体を動かせない病人を動けるようにしたイエスの奇跡。屋根に開けた穴から寝台を吊るして、地上まで下ろす様子が描かれている。 -
【左:ラザロの蘇生】ラザロという男性は、死んでから4日が経っていました。
イエスが彼に呼びかけると、包帯を巻かれたままの姿で棺桶から起き上がってきました。
【右:べトザタの池】べトザタの池は奇跡が起こると信じられており、多くの病に苦しむ人々が集まっていました。
池のほとりで、長い間動くことのできなかった重病人にイエスは「起き上がりなさい」と語りかけると、病人はすぐに歩き出したという。 -
「悪竜を踏み敷く大天使 聖ミカエル」
大天使 聖ミカエルは、ステンドグラスに描かれる天使の中で最も有名な天使であり、お告げの天使聖ガブリエル、癒しの天使聖ラファエルなどとともに、様々な場面に登場します。
聖ミカエルが踏みつけている悪竜は、キリスト教に敵対するものや、伝染病、人の悪い心などを表しているそうです。 -
「十字軍に遠征する聖王ルイ」
聖王ルイとは、フランス国王ルイ9世(1214~1270年)のこと。
信仰深いルイは、在位中に二度、十字軍に出征しているそう。
この作品ではフランス王家の紋章の旗を掲げた勇ましい姿が描かれています。
「悪竜を踏み敷く大天使 聖ミカエル」と、対の作品だったと考えられているそうです。 -
ドイツ・シンフォニオン社のディスク式オルゴール。
素敵ですね。 -
2階へ上がって来ました。
こちらにも所狭しとステンドグラスが飾られています。 -
「信仰 慈善 希望」
左から順に、「信仰」「慈善」「希望」を擬人化した女性が描かれています。
それぞれの人物の持ち物にはすべて意味がこめられていて、「信仰」を象徴する左の女性は十字架を持っています。
「慈善」を表す中央の女性は優しい表情で子供を抱き、右側の「希望」を表す女性は錨を手にしています。
この3つの中では慈善が一番大切なものとされ、中央に描かれることが多いそうです。 -
持ち物が分かりやすいように3人の女性をズームアップ。
-
イチオシ
「幼子よ我に来れ」
母親たちが我が子を祝福してもらおうと、イエスのもとに集まっている場面。
イエスはその様子を優しく見守っています。
子どもたちと一緒に羊さんもいますね。
みんな可愛い。 -
イチオシ
「最後の晩餐」
絵画やステンドグラスのテーマとしてよく取り上げられる「最後の晩餐」です。
有名過ぎるテーマですね。
イエスが弟子である「ユダ」の裏切りを知っていながら、そのユダも含めた弟子たちと最後の食事をとる場面。
イエスが「この中に裏切り者がいる」と告げ、驚いて顔を見合わせる弟子たちの姿が描かれています。
その中で、ひときわ驚いた顔をしている右端手前の男がユダで、腰には裏切りで得た銀貨30枚を入れた袋を提げています。 -
色鮮やかなステンドグラス。
左から「種まく人」「善きサマリア人」「善き羊飼い」「放蕩息子の帰還」 -
「信仰」
信仰を象徴する女性。
左側の女性になんだか惹かれました。 -
これも「幼子よ我に来れ」ですね。
この題材はよく使われていたようです。 -
左「聖オズワルドに守護される兵士」
戦いに赴く兵士の家族が、無事を祈って教会に寄進した作品と考えられる作品。
聖オズワルドは戦いに赴く前に十字架を立てて祈りを捧げ大勝利を手にしたことから、木の十字架とともに描かれるそうです。
右「リチャード1世に守護される兵士」
右手前の盾を持った人物がリチャード1世。
十字軍で活躍したことから、イングランドの騎士道精神を象徴する王として多くのステンドグラスに登場します。
ここに描かれている兵士はリチャード1世の時代の兵士ではありませんね。
恐らく第一次世界大戦の頃の兵士たち。 -
右手側6枚の連作は「この人を見よ 神を見よ 聖人達」
-
中央に「人として」と、「神として」の2人のイエス様
左側が磔にされる前のイエス、右側はその後復活したイエスの姿だそう。
左側のイエスの背部には、「この人を見よ」を意味するラテン語「Ecce Homo(エッケ ホモ)」が書かれており、これはイエスが十字架に架けられる前に、公衆の面前で罪を問われた時の言葉である。右側のイエスの背部には「神を見よ」を意味するラテン語「Ecce Deus(エッケ デウス)」が書かれています。
その右手には磔にされた時の傷跡が残っています。 -
聖ペトロと聖パウロかな?
聖人にはアトリビュートと言う、その人のエピソードにまつわる持ち物があるので、大体見分けることが出来ます。
聖ペテロはイエスに授けられた天の国の鍵。
聖パウロは新約聖書の執筆にも貢献したため、「書物」を持っています。 -
聖ヨハネとマリア様
聖ヨハネは毒蛇の入った杯と書物を持っています。
マリア様に純潔を表す百合の花。
このマリア様、素敵☆ -
そして、突き当りの壁には「カンタベリー物語」
イングランドの詩人・ジェフリー・チョーサーが14世紀に書いた未完の物語集。
カンタベリー大聖堂へ巡礼に向かう人々を語り手に仕立てた24編からなる物語です。
このステンドグラスでは、騎士、粉屋、尼僧、免罪符売り、貿易商、医師、農夫などさまざまな階層の登場人物の特徴を、当時最新の技法を駆使して見事に描き分けています。
画面下部には、本を手に気難しそうな表情を見せるチョーサーも描かれているんですって。 -
イチオシ
私としてはこのチューダー様式の建物に惹かれました( *´艸`)
カンタベリーにもこのようなハーフティンバーのお家が沢山あったっけ。
またカンタベリーにも行きたいな。
ちなみにカンタベリーには英国国教会の総本山で世界遺産になっているカンタベリー大聖堂があり、イギリスの巡礼地になっています。 -
「キリストの公生涯」
この作品はもともと10枚のパネルからなる高窓で構成されていたと思われるそうです。
この館内では現在、そのうち7枚を展示しています。
3枚の上部に書かれているWL(ウィリアム・リーフ)とEL(エレン・リーフ)のマークは、本作を教会に寄進したリーフ家当主とその娘のイニシャル。
リーフ家は、19世紀のイギリスで絹の貿易によって成功し、その後医療の分野で、ホメオパシーという療法の研究にも関わったそう。
作品中には、青地にツルウメモドキの葉3枚と3匹の蜂、白鳩によるリーフ家の紋章が描かれており、紋章のモットーは「葉は散ることはない」、つまりリーフ家が栄え続けることを意味します。
本作にはリーフ(葉)の名にちなんで、葉の装飾模様が多く描かれています。 -
こちらはステンドグラスの道具や材料。
-
原画の複製も飾られていました。
天使ちゃん、可愛い( *´艸`) -
原画の裏面には工房のサインや制作された年代、実際に納められた教会の名前などが書かれているそうです。
-
それにしても、とても見応えのあるステンドグラス美術館でした。
ここまで見て下さった皆様、ありがとうございますm(__)m -
ここまで思いの外、時間を使ってしまったのでちょっと急ぎます。
せっかく3館共通券を買ったので最後に旧三井銀行小樽支店へ。
実は2022年2月9日発行の官報で要文化財指定が告示され、正式に重要文化財となったばかりだそうです!旧三井銀行 小樽支店 名所・史跡
-
2階まで吹き抜けの広い空間。
ここが銀行として機能していた頃はどんな感じだったのだろう? -
壁に掛けられているのはアメリカの時計メーカー、アンソニア社で製造された大型の壁掛け時計。
ねじ巻きでぜんまいを巻いて動かす「ねじ巻き時計」だそう。
一度のねじ巻きで30日間動かすことが出来るそうです。
新築時と同じ場所に現在も掛けられています。 -
そして奥には応接室。
-
こんな所に金庫があるところが銀行らしい。
-
書庫
この部屋には契約書などの重要書類が保管されていたそう。
銀行って金庫で厳重に保管するほど大事なのはお金だけではないのですね。
現在は入り口の上に掛けられる看板が展示されていました。
太平洋戦争中、多くの銀行が「戦時統合」により合併。
三井銀行も1943年に同じ三井組関係の第一銀行と統合し、「帝国銀行」となります。
後に三井銀行へ再び改名。 -
2階へ上がってみましょう。
レトロな階段がいい感じ。 -
漆喰造りの天井画がしい事!
昔の繁栄を思わせる広いホール。
沢山の取引が行われたのでしょうね。 -
ここは会議室かな?
照明が素敵☆ -
左が二灯用シャンデリア、右が営業室上回廊下照明器具。
漆喰装飾の柱も素敵過ぎる( *´艸`) -
どこから見ても美しい内装。
-
最後は地下にある貸金庫回廊。
ここは銀行ですから、やっぱり金庫は見ておかないとね。 -
見るからに頑丈そうな金庫室の扉。
左にある小さな窓は「人孔」と呼ばれる非常用の出口。
人口・マンホールとも呼ばれるそうです。
厚く大きな鉄扉は故障や災害よって開かなくなってしまった場合、また、ミスにより内部に人が閉じ込められてしまった場合に出入りが可能なように作られたそう。
換気口として開けていた場合もあるそうです。 -
地下にあると壁が冷えて夏は結露が発生するので、結露を受けるためにタイル張りになっているそうです。
トイレみたいと思ってしまったのは内緒(≧▽≦) -
回廊の造りだと視覚が出来てしまうので、防犯のために合わせ鏡が設置されています。
これなら曲がった先まで良く見えますね。 -
さて、一通り見終わったら母を待たせていたので急いで戻ります。
本当はあと10分ほど待てばプロジェクションマッピングが始まるのですが、そろそろ空港に向かわなければなりません。
見ていると電車に間に合わなくなる可能性があるので、ここは断念...。
1時間に1回、開催されているそうですよ。
漆喰の天井に映し出される映像はとても綺麗そうでした。
最後に西洋美術館オープンの看板を発見...。
あと2日だったのに(+_+)
また来なくちゃ。 -
ホテルに戻り、荷物をピックアップしたらタクシーで小樽駅へ。
さすがに上り坂では母、歩きません(^▽^;)
お土産で荷物も増えているしね。
乗るのは13:00発の快速エアポート。
時間に余裕があって良かった。JR小樽駅 駅
-
今回の旅も間もなく終わりです。
電車に乗って新千歳空港へ向かいます。 -
今日はどんより曇り空。
海もグレイッシュな色をしています。 -
新千歳空港に到着。
実は新千歳空港って何気に楽しいので、早めに来ました。
さすがにお腹が空いたのでまずはお昼です。
ここは無難にラーメンですかね?
北海道ラーメン道場へ。 -
さて、どのお店にしようかな~。
札幌駅にあるラーメン共和国と言い、たくさんお店があると迷っちゃう。 -
母はシンプルな醤油ラーメンしか食べないので、普通の醤油ラーメンがあるお店を探します。
私は味噌がいいな~。
あ、ここでいいんじゃない?
★弟子屈
http://www.teshikaga-ramen.com/弟子屈ラーメン 新千歳空港店 グルメ・レストラン
-
味噌コーンバター乗せにしました♪
美瑛のコーンですって!
美味しいに決まってる( *´艸`)
しかも、コーンがすくえるように穴の開いた蓮華まで用意されているんですよ!
そうそう、せっかくたっぷりコーンが入っていても、沈んでしまうので食べるのが大変なんですよね。
なんて気が利くのでしょう(≧▽≦)
そしてここのラーメン、濃厚な味噌スープにバターが良く合う!
北海道らしい本物の美味しさを追求し、弟子屈町総本店のセントラルキッチンで「タレ」を仕込んでいるんですって。
最後に美味しい味噌ラーメンが食べられて大満足です♪ -
母はむかし醤油ラーメン。
母にぴったりの、昔ながらの醤油ラーメンですね。
鰹出汁のあっさり醤油。
ちょっと濃そうに見えるけど、そうでもなかったみたい。 -
そして、最後にまたお買い物(≧▽≦)
新千歳空港のRoyce‘ Chocolate Worldへ~♪
ここは種類が沢山あるので楽しいの。
お菓子の工場までありますよ~。 -
お菓子の道具の展示がありました。
これはチョコレートの型かな? -
こちらは海外のチョコレートの広告ですね!
レトロ感がたまらない( *´艸`) -
これはホットチョコレート用の缶ですね。
-
うわ~っ!!!
クラシック缶がいっぱい並んでいますよ~(≧▽≦)
缶好きにはたまらないコレクションです! -
どれも可愛い~( *´艸`)
右下の、ロココ調のイラストが描かれた缶、欲しい...。
何だかチョコレートの博物館のようですね。
見ているだけで楽しかった♪ -
買い物を終えたら、お約束のソフトクリーム(^o^)
今回は1個にしておきます(笑)
本当は「白い恋人」のソフトクリームが食べたかったのに、機械の故障なのかなんと休止中(T_T)
仕方がない、他のお店にしましょう。
新千歳空港はソフトクリームの激戦区。
きっとどこのお店も美味しいはず。
あら?
このお店は日替わりで取り扱うソフトクリームが違うようですよ。
今日の牧場直送ソフトクリームはニセコ高橋牧場ですって。
ここにしましょう♪
写真映えするのはコーンなのですが、またまたラーメン食べてお腹いっぱいだったのでカップで。
もこもこのソフトクリームは濃厚なミルクの味で美味しゅうございました。
これで思い残すことはないかな(笑) -
飛行機の時間までまだ少しあるので、サクララウンジで休憩しましょう。
JAL国内線 サクララウンジ 空港ラウンジ
-
用意されているのはおせんべいと飴ちゃん。
どこも変わり映えしないですね(^▽^;)
ファーストクラスラウンジに入れたらもっと豪華なのでしょうが...。
まあ、無料でドリンクとお菓子が頂けるだけでもありがたいです。
何気にここに置いてあるハーブのど飴が好き。 -
定刻に出発かな?
新千歳空港 空港
-
JALさん、今日もよろしくお願いしますm(__)m
そして羽田空港に到着。
帰りはまた父が迎えに来てくれていました。
母、帰りは電車じゃ嫌だって(^▽^;)
こうして、今回の母娘二人旅も無事に終える事が出来ました。 -
最後は恒例のお土産コーナー♪
まずはROYCE‘のチョコレートたち。生チョコは買うでしょう!
私は青い箱のオーレがお気に入り。
パッケージが可愛くて買ってしまったくまさんのチョコレート。 -
チョコレートの形もくまさん。
実はこれ、ピスタチオのチョコレート。
ちゃんとピスタチオの味がして美味しかったので、北海道に行く機会があったらまた買っちゃうかも( *´艸`)
可愛くて美味しいって、最高♪ -
六花亭のお菓子たち。
バラで買えるので、いろんなお菓子を買ってみた( *´艸`)
雪やこんこは私のお気に入り。
写真にはありませんが、マルセイビスケットもお勧めです。
赤いはまなしの花柄パッケージはチョコレート。
六花亭ってちょこっとあげられる小さ目パッケージのお菓子も多いので、友達のお土産用に便利です。 -
北海道土産と言えばじゃがポックル。
小さいサイズはちょっとしたお土産にもいいですね。
最近は都内の駅中でも催事で良く売っているけどね(^▽^;) -
実家が北海道と言う仕事場の方にお勧めしてもらった白いブラックサンダー。
これ、美味しい。
バラマキ用にもお勧めです。 -
同じくこちらもお勧めしてもらった北海道限定の焼きそば。
スープが付いているのよ(^_-)
「スーパーで買うと安いよ」と教えて頂きましたが、スーパーに行く時間がなくてコンビニで購入...。 -
空港の売店でお店の方に「これ美味しいのよ~」と言われて、つい購入。
確かに美味しかった。
チーズ入りは本当にチーズが入っています。 -
小樽駅で時間があったので、売店を物色して見つけた甘納豆。
そうよね、北海道ってお豆も有名よね~。 -
小樽のUNGA↑のお菓子。
パッケージがとってもお洒落です☆
satちゃん、教えてくれてありがとうございます! -
母にプレゼントした北一硝子の小さな花瓶たち。
家に咲く小さなお花たちが飾られています。 -
あまりにも可愛くて思わず買ってしまった小鳥さん。
ひとつひとつ顔や尾の形が違うので、選ばせてくれました。
玄関に飾ってあります。
ほぼ、ステンドグラスの旅行記になってしまいましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- まほうのべるさん 2022/12/31 08:34:35
- 2日前
- おはようございます、milkさん。
ニトリ美術館のステンドグラスは、たくさんの人々を魅了しますね。
ずうっと見続けていられますね。
西洋美術館が加わることを知って、ますます小樽に行きたくなっていますが、milkさんはあと2日遅ければ西洋美術館が見られたんですね、本当に残念でしたね。
ニトリの会長さんはテレビで何度も見かけていますが、地域貢献を昔から多く行ってきたかたですね。こんな素敵な美術館をに私で設立したなんてスゴイなと思います。
UNGAのパッケージとても素敵で、お土産に最高ですね。
小樽は魅力的な町で多くの人たちに訪れてほしいなと思います。
来年は、是非行ければいいな!
まほうのべる
- milkさん からの返信 2023/01/03 22:47:18
- RE: 2日前
- べるちゃん、あけましておめでとうございます☆
今年もよろしくお願い致します。
似鳥美術館のステンドグラス、とっても素敵でした!
西洋美術館がちょうどオープン前で、しかも見たかったティファニーランプやガレがもうお引越ししてしまっていたので見られなかったのがとても残念でした(*_*)
また行かなくちゃです。
私もニトリの会長さんご夫婦をテレビで拝見した事があるのですが、とっても穏やかで優しそうなお二人だなと思ったのを覚えています。
こんなに地域貢献をしているなんて、きっと小樽が大好きなのでしょうね。
建物も所有して、昔の街並みを残そうと保存にも貢献していると思うので、素晴らしいと思います。
UNGA↑はパッケージも可愛いし、美味しいのでお勧めですよ♪
べるちゃんも是非、小樽に行ってみて下さいね。
私はもうすぐ海外解禁の予定です!
milk
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