2022年 母娘2人旅☆北海道再び！【1】札幌レトロ建築巡りと北海道スイーツ

2022/04/23 - 2022/04/26

「また北海道に行きたいな～」と言い出した母。
今度は支笏湖に行きたいのだそう。
この辺りも昔、住んでいた事があるんだって。

私が旅に出ると母も行きたくなるらしく、北陸＆関西の旅から戻った2週間後に北海道となりました(^◇^;)

北海道まではLCCの方が安いけど、荷物の多い私達親子は追加料金を払うと結局それなりのお値段に...。
仕方ない、私のマイルを使わせてあげよう！
親子なら一緒に使えるからね。
その代わり、ホテル代はよろしく～(≧∀≦)

という事で旅立った北海道。

今回は札幌＆小樽にして支笏湖は札幌から日帰りで。
すぐ疲れる母とののんびり旅の始まりです。

2022年4月23日
今回はマイルを使ってJALなので、羽田空港から出発です。
新千歳空港に着いたらまずソフトクリーム(笑)
雨予報だったのでサッポロビール園を見学。
その足でサッポロファクトリーまで回って旧永山武四郎邸へ。
夕方にはもうは母お疲れモードでお一人様時間に(笑)
あっという間に初日は終わります。

【旅行日程】
4月23日　　8：20　羽田空港発　JAL505便
　　　　　　 ↓
9：55　新千歳空港着
　　　　　　サッポロビール園・サッポロファクトリー・旧永山武四郎邸
　　　　　　北海道大学・夜パフェ

4月24日　　支笏湖日帰り
　　　　　　スパリゾート「水の謌」ヘルシービュッフェ＆温泉
　　　　　　ラーメン共和国で夕食

4月25日　　大通公園・丸山公園・北海道神宮
　　　　　　小樽へ移動→小樽運河と小樽堺通り・レトロ建築巡り
　　　　　　

4月26日　　似鳥美術館・ステンドグラス美術館・新千歳空港でお買い物　
　　　　　 18：00　新千歳空港発
　　　　　　 ↓
　　　　　 19：40　羽田空港着

　　　　　

【ホテル】
4/23～25　京王プレリアホテル札幌　
　　　　　　　モデレートツイン（朝食付き）　2泊1部屋　24740円
4/25～26　UNWIND HOTEL＆BAR
　　　　　　　スーペリアツイン（朝食付き）　1泊1部屋　13709円

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます(^o^)
母のリクエストにより、また北海道です。
母、北海道好きだな～。

まずは最寄り駅始発の電車に乗って羽田空港へ。
駅までは父が来るまで送ってくれたのですが、駅に着いてから母が「履いてくる靴間違えた～！」と...。
幸い早めに出て来たのと、家から駅までは送ってもらうほどの距離ではないくらい近いので、母は靴を履き替えに戻りました(-_-;)

靴を履き替えてきたら早速出発です（笑）

前回は今はなきバニラエアで飛びましたが、今回はマイルを使ったのでJALさん。
羽田空港に着いたらサクララウンジで飛行機を見ながらお決まりのティータイムです。
母、私のJGC（JALグローバルクラブ）の恩恵を受けて一緒にラウンジへ。

う～ん、やっぱりこの時間、好き。

8:20発のJAL505便に乗って新千歳空港へと向かいます。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

当日アップグレードでクラスJの席をGET！
でも、今までは1000円でアップグレード出来たのに、2000円に値上げしたのよね(-_-;)

でも、母のご要望によりアップグレードとなりました。
もちろん、母持ち( *´艸｀)

大きな液晶モニターには北海道の景色が映し出され、気分はもう北海道！
水平飛行に入ってからのドリンクサービスではスカイタイム「ももとぶどう」を頂きました。

新千歳空港までのフライト時間は1時間35分。
やっぱり成田から飛ぶより少し時間がかかるのね。

ゆったりシートで快適な空の旅。

10分ほど早く新千歳空港に到着。

荷物を受け取ったら、早速空港内のきのとやさんでソフトクリーム( *´艸｀)
だって、このソフトクリームとっても美味しいんですもの☆

新千歳空港のソフト・アイスクリーム総選挙と言うのがあって、2年連続1位なんですよ♪
そして何よりも嬉しいのがこのボリューム！
濃厚なソフトクリームがうず高く盛られて来るんです～(≧▽≦)

あ～、幸せ...。

きのとや 新千歳空港ファクトリー店 グルメ・レストラン

ソフトクリームを買うために並んでいたら、美味しそうなチーズタルトが目に入ってしまった...。
しかも、並んでいる人はみんなそれを箱買いしているではないですか！

気になったので、ひとつお買い上げ～。
焼き立てだったのでとろとろさっくさくで美味しかった☆

早速の北海道スイーツでお腹が満たされたら快速エアポートに乗って札幌駅へ。
Suica使えます♪

本日のお宿は北口から徒歩3分の京王プレリアホテル札幌です。
今回は「朝食が美味しそうなホテル」「大浴場付き」を基準に決めました(≧▽≦)

ベッセルイン札幌中島公園と悩み、なるべく移動を少なくするという意味では札幌駅近くに軍配が上がりました。

JR札幌駅北口から徒歩3分なのですが、無駄に地下を通ってしまったら遠回りしてしまった...。
地下道だとGoogle先生はちょっとあてにならず(^^;)

普通に外を歩いてきた方が早かったです。
そしてこの後に気付くのですが、駅からヨドバシカメラ側の出口を出たらもっと近かった（笑）
それこそ、出口を出て右に直進して3分ほど。

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

ホテルの入り口ではWELCOMEとお出迎え。

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

天井の高いロビー。

2019年5月24日開業のホテルなので、まだ綺麗です☆
きっと、オリンピックを見据えて出来たホテルなのでしょうね。

★京王プレリアホテル札幌
https://www.keioprelia.co.jp/sapporo/

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

チェックインにはまだ早いので、荷物だけ預かって頂きました。

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

早速、観光開始です。
まずはバスに乗ってサッポロビール園に向かいます。

バス停は北口だったので近くて良かった♪

サッポロビール園行きのバスが来ましたよ～♪
分かりやすいですね(≧▽≦)

直通なので、次の停留所がサッポロビール園。
こちらのバスもSuica他、交通系ICカードの利用可でした。

使えるカードはバスの窓のところに表示されています。

5分ちょっとでサッポロビール園に到着です！

雨予報だったのですが、晴れてる( *´艸｀)

★サッポロビール園
https://www.sapporo-bier-garten.jp/

樽には「麦とホップを製すればビイルとゆう酒になる」という言葉が書かれています。

ビールの仕込み釜もありますよ。

この赤レンガの建物が見たくてやって来ました～(≧▽≦)

なんて美しい建物なのでしょう！
この赤レンガの建物1890年に製糖工場として建設されたもの。
その後、1965年までは製麦工場として使用されていたそうです。

建物や煙突には北海道開拓のシンボルである赤い五稜星が見えますね。

現在はサッポロビール博物館とサッポロビール園開拓使館。
明治時代の貴重な建造物として北海道遺産に指定されています。

こちらが正面かな？
もみの木が北国らしさを出しています。

このフォルム、素敵過ぎる( *´艸｀)

窓には雲が映り込んでいますよ。

赤レンガの建物を見ていると、気分はヨーロッパ( *´艸｀)

せっかくなので中にも入ってみましょう。
ここは日本初のビールに関する専門博物館「サッポロビール博物館」

プレミアムツアーの予約（大人500円）はもういっぱいだったので見学は諦めていたのですが、自由見学なら無料でした。

ちなみにこのプレミアムツアーは「サッポロビール生ビール黒ラベル」「復刻札幌製麦酒」各1杯のテイスティング付きなので、ビール好きの方はお得ですね(^_-)

私も母も飲めないので、ここは自由見学でいいかな(^▽^;)

サッポロビール博物館 美術館・博物館

赤れんがの建物の雰囲気って好き。

サッポロビール博物館 美術館・博物館

まず1番初めに目に飛び込んでくるのが煮沸窯(ウォルトパン)。
大きいですね～！

ビールの仕込みの時に麦汁を煮沸するもので、この工程がビールの味や香りに影響するそう。

ここでホップを煮沸する事により、ビール独特の苦味と香りが付けられます。

サッポロビール博物館 美術館・博物館

煮沸釜をぐるりと回るようにスロープがあり、下に降りていくようになっていました。

あら？
壁にステンドグラスがありますよ。

麦とホップですね！
素敵な色合い。

ステンドグラスの下の窓から外を覗いてみた。
赤れんがというだけで素敵☆

下まで降りてきました。
見上げると更に大きさを実感します。

煮沸釜の説明。

工場の中はこんな風になっているのでしょうね。

ビールを作る為に必要な道具も展示されています。
これは麦やホップを運ぶものかな？

ビール酵母の純粋培養装置（ハンゼン・キューレ培養装置）

これはデンマーク・コペンハーゲンのW.E.Jensen銅器製作所で作られたもの。
サッポロビールの優れた酵母の純粋培養に役立って来たそうです。

この装置は麦汁缶と発酵缶に分かれていて、これは発酵缶。

こちらは小型タイプの酵母純粋培養器。

フラスコで増やした酵母はまずこの容器の中で培養され、ハンゼン・キューレ純粋培養装置に写されたそう。

シャーレン フィルター

1950年代後半まで使われていたドイツ製のろ過機。
多数の丸いろ過枠を合わせ、その間に特殊な綿（ろ過綿）を圧搾・成型して挿入し、ビールがこの中を通る事によりろ過される仕組み。

開拓使がはじめた事業の紹介。

沢山あるのですね。

歴代のラベルが紹介されていました。
この星のマークは北海道開拓のシンボルマーク、五稜星だったのですね。
歴代のラベルシールが並んでいました。

昔のラベルシールの方がお洒落に見える( *´艸｀)

ビール瓶の歴史の展示も。

1番上は輸入ビールの空き瓶。
真ん中は「札幌ビール」のシール。
この開拓使の五稜星マークは札幌ビールのトレードマークとして使用されて以来、今日のサッポロビールまで受け継がれているんですって。

一番下は民間企業となった時代のもの。
お洒落なデザインになりましたね。

民間企業の時代、「札幌麦酒会社」の設立にかかわっていたのが渋沢栄一。

資本金7万円で大蔵組札幌麦酒醸造所を譲り受けて設立したそうです。
他、浅野総一郎・大倉喜八郎など明治を代表する実業家たちの経営により更なる発展を遂げました。

海外向けのラベル。

これはまたお洒落なラベルですね。

1977年にビールの美味しさが手軽に味わえる「サッポロびん生」を発売。

見慣れた瓶ビールになって来ましたね。

昔のポスターも紹介されていました。

レトロ可愛い( *´艸｀)

この女の子のポスターがとっても可愛くて気に入っちゃった( *´艸｀)

写真に変わったポスター。
なんだか昭和の香りがぷんぷんして懐かしい。

そう言えば、現在のサッポロビールの星は黄色。
赤星デザインはサッポロラガービールが受け継いでいるそうです。
しかも、非常に珍しいそうですよ。

最後に辿り着いたのは大きなビアホールでした。

もちろん、ビールが飲めますよ～。

開業当時のビールのレシピを再現した「復刻札幌製麦酒」も飲むことができるそうです。

飲めない私たちはせっかくなのでソフトドリンクだけでも...。

Ribbon NAPOLIN なんて、懐かしい～！！！
このオレンジ色って、パプリカなんですって。
ちゃんと食品で色付けされているなら安心して飲めますね。

券売機でチケットを購入しますよ～。

プレミアムツアーに参加した方はここで最後にビールの試飲をされていました。

ちょっと中世のヨーロッパのような、素敵な雰囲気のビアホールでした。

椅子にも星のマーク☆

見学を終えて出てくると、今にも降り出しそうな空の色に変わっていました...。
天気予報、当たらなくていいのに～(+o+)

その代わり、窓から見える明かりが綺麗でした。

今にも芽吹きそうな木。
北海道の春はこれからなのですね～。

これは桜かな？
少し咲き始めていました。

北海道の桜の開花はGW頃なんですよね。
ちょっとまだ早かったようです。

蔦に覆われた煉瓦の建物なんて、最高に素敵☆

でも、まだ春もようやくといった気候なので、まだ枯れたまま...。

もう少ししたら青々とした蔦がレンガを彩るのでしょうね。

高い塔が印象的なこの建物はポプラ館。

赤レンガの趣を活かしながら現代的なインテリアを施したレトロモダンなホールで、こだわりのジンギスカンが頂けるそうです。

私も母もお肉はほとんど食べられないので、ジンギスカンはパス(^▽^;)

さて、そろそろ次の場所に移動しましょう。
次に目指すのはサッポロファクトリー。
ここから歩いても行かれるのですが、母が歩くはずもなく...。
雨も降りそうだったのでタクシー移動。

タクシーは楽ですね～。
あっという間に到着です。

目の前にはサッポロビール園と同じ赤レンガの建物。

サッポロファクトリー ショッピングモール

1876（明治9）年に開拓使によって作られた、日本人の手による初のビール工場「開拓使麦酒醸造所」の跡地です。

現在は商業施設になっています。

それにしても、こちらもまた素敵な建物ですね。

サッポロファクトリー ショッピングモール

でも、どこから入るんだ？？？
入り口を探せ（笑）

サッポロファクトリー ショッピングモール

建物の外観を見て楽しみながらぐるっと歩いて入り口を発見。

吹き抜けのホールにはまるで宇宙を表したようなオブジェが飾られていました。

お目当てはこちらのアトリウム！

ガラス張りの天井はお天気が悪くても明るくて開放的な空間を創り出していました！

緩やかな階段は花壇のよう。
水も流れて室内庭園になっていました☆

サッポロファクトリー ショッピングモール

階段の上は更にお花が綺麗！
建物の作りもヨーロッパっぽくて好き。
ちなみに「アトリウム」とは古代ローマ建築で「中庭」

サッポロファクトリー ショッピングモール

さすがガーデニングが盛んな北海道！
綺麗に作られていますね。

サッポロファクトリー ショッピングモール

イングリッシュガーデンみたい。

雨でも気にせずお散歩出来るって嬉しい。
と言っても、そんなに広くはないけど(^_^;)

サッポロファクトリー ショッピングモール

色とりどりのお花が飾られています。
華やかですね。

サッポロファクトリー ショッピングモール

見て下さい！
缶ビールのエレベーターですよ！！
さすがサッポロビール(≧▽≦)

母、この辺りで「もう疲れた。お昼食べよう」と...。

ちょうどこのアトリウムには飲食店が集まっていたので、その中でも北海道らしいお店を探して入る事に。

サッポロファクトリー ショッピングモール

「北海道生まれのハンバーグ屋さん」という言葉に惹かれてランチは「札幌牛亭」に決定。
ちょっと並んでいたので人気店のようです。

31年にわたって愛され、平成22年に惜しまれつつ閉店した「ステーキハウス牛亭」のDNAを継承。
牛肉100％で当店オリジナル配合の「北海道オリジナルブレンド」をつなぎなしで使用しているんですって。

★札幌牛亭
https://www.ushitei.com/

札幌牛亭 サッポロファクトリー店 グルメ・レストラン

ご丁寧に「ステーキハンバーグの注文の仕方」と言うものが置かれていました。

ミディアムがおすすめだそうですが、私はしっかり焼いてもらわないと食べられないのでウェルダンで。

ソースはオリジナルデミグラス・ロコモコ・和風旨塩から選べたので、ここはオリジナルデミグラスソースでしょう(^_-)
サラダはさっぱりと大根と水菜のサラダ。
スープはやっぱりコーンスープ！
大好きなんです( *´艸｀)

食後のドリンクはジャスミンティーとお願いしました。

運ばれてきたハンバーグは鉄板の上でぐつぐつ言ってますよ～(≧▽≦)
焼き石も付いているので、この上で更に焼いて頂きます。

お野菜も美味しいはず！
と思ったけど、残念ながらいんげんとニンジンは冷凍だわ(-_-;)

良く調べると、都内にも店舗を出しているチェーン店でした。

札幌牛亭 サッポロファクトリー店 グルメ・レストラン

さて、この後はどうしましょう？
と、どこか行くところはないか探してみたら、旧永山武四郎邸がどうやらこの近くにありそうです。

Google先生に従って行くと、アトリウム側からすぐに出られました！
うわっ、ここから見るアトリウムも素敵！

これで青空だったら最高だったのにな～。

そして、そのすぐ目の前が旧永山武四郎邸のある永山記念公園でした。

もっと離れていると思ったので、近すぎてびっくり(^▽^;)
母、あまり離れていると「行かなくていい」と言い出すので、このくらいの距離で良かった～。

少し奥まったところに建っているのが旧永山武四郎邸と旧三菱鉱業寮。

萌黄色の建物が可愛い( *´艸｀)

★旧永山武四郎邸及び旧三菱鉱業寮
https://sapporoshi-nagayamatei.jp/

旧永山武四郎邸 名所・史跡

右側の木造の建物が旧永山武四郎邸。
北海道の指定有形文化財です。

外から見てみましょう。

旧永山武四郎邸 名所・史跡

この建物は明治10年代前半、屯田事務局長時代の永山武四郎が私邸として建てたそう。

明治前半期の北海道の和洋折衷上流住宅の好例であり、日本近代住宅史を考える上で高い価値があるそうです。

旧永山武四郎邸 名所・史跡

中は洋風なのかしら？

旧永山武四郎邸 名所・史跡

お庭にはつつじが咲いていました。

でも、庭の隅にはまだ雪が残っていますよ！
やっぱりまだ寒いのですね。

レンガの煙突が素敵☆
お金持ちを強調しない、素朴な感じがいいですね。

そのお隣は旧三菱鉱業寮（国登録有形文化財）
炭鉱経営、金属鉱業などを行っていた三菱鉱業株式会社によって昭和12年頃に建てられたそうです。

このような民間企業の倶楽部が現存する例は道内に少ない為、高い産業・文化史的価値を持ってるそう。

妻破風のハーフティンバー・モチーフ、丸窓などは昭和前期のモダンな洋館デザイン。

可愛い建物ですよね♪
こんなに可愛い寮なら私も住みたいわ( *´艸｀)

エントランスには可愛いオブジェが。
この奥はナガヤマレストというカフェになっていました。

後でお茶したいな～。

先に館内を見せて頂きましょう。

この日は夜にここでコンサートがあるそうで、既に準備が始まっていたのですが「どうぞ～」と見せて下さいました。

外から見えたシャンデリアはこれですね！
やっぱりこのお部屋は洋室になっていました。
素敵だわ～☆

洋室に続くのは付け書院等を構えた15畳の和室。
コンサート用にか、素敵なお花が飾られていました。

障子や窓ガラスがレトロでいい感じ。
窓からは四季折々の景色が眺められるそうです。

こちらの和室も落ち着いていて居心地が良さそうです。
障子の装飾がさりげなく凝っています。

昭和な雰囲気の洗面台と、木の扉の向こうはお手洗いかな？
すりガラスもレトロ感を演出。

こういうガラス、懐かしいですよね～。

旧三菱鉱業寮の建物の方へ移動して来ました。

このすりガラスも素敵～( *´艸｀)
こんな素敵な寮で暮らせるなんて羨ましいけど、当時は男性が多かったのかしら(^▽^;)

小さな小部屋に電話が置かれていました。
それもまた、昔懐かしい黒電話。
座り心地の良さそうなソファーも用意されていますね。

昔は旅館や寮・病院などにこのような電話室が設けられていたそうです。

防寒・防音対策として、二重窓が使われていたそうです。

この二重窓は北海道庁旧本庁舎（赤レンガ庁舎）などのレイシ的建造物に良く見られる、寒冷地特有の建築技術だそう。

そうそう、私の部屋も二重窓にしたいのよね。

かつて、三菱鉱業寮に設置されていた彫刻。
一緒にいるのは羊さんですね。

では、2階へ上がってみましょう。
シンプルなのに素敵な階段。

これはまた素敵なお部屋( *´艸｀)

談話室のような場所だったようです。
こんな所でお茶飲みながらのんびり過ごしたい...。

この廊下の両脇には和室が並んでいました。
寮で暮らす人々のお部屋だったのでしょう。

綺麗な和室です。

現在は旧永山邸の建物や札幌・北海道の歴史に関する図書を閲覧出来る図書館や、会合やイベント等に使用することが出来るそうです。

今日はイベントの控室として使われていました。

和室はそれぞれ趣が違っていて、どのお部屋も素敵だったな～。

でも、自分が住むなら写真真ん中の縁側のあるお部屋がいいな。
こんなお部屋だったら、お休みの日には中庭を見下ろしながらのんびり出来そう(*^_^*)

お手洗いがこれまたレトロ可愛い(≧▽≦)

みんなのギャラリー
地域をテーマにした写真や絵画等の展示スペースだそうです。

ひと通り見終わりました。

せっかくなのでカフェでお茶でもしたいな～と思って入ってみたら、順番待ち...。
「お席のご用意が出来ましたらお電話しますので、館内を見ながらお待ちください」と言われたのですが、もう見て来ちゃったよ(^▽^;)

結構待つようだったので断念...。
先に予約をしてから館内を見てまわるのが正解だったようです。

ボランティアの方が「ここ、美味しいわよ」と。
ここでランチすれば良かった～(+_+)

また次回...。


★和洋折衷喫茶　ナガヤマレスト
https://sapporoshi-nagayamatei.jp/detail/nagayama-rest/

和洋折衷喫茶 ナガヤマレスト グルメ・レストラン

なんと！！
外に出たら青空が広がっていました(≧▽≦)

写真、撮り直しちゃおう♪
やっぱり青空の方が映えますね。

丸窓が可愛い☆

旧三菱鉱業寮全体を入れて。

長く伸びた木の影が面白い。
こういうコントラストは晴れた日の特権。

影って、なんか好き( *´艸｀)

あら、ここにも雪が残っていますね。

旧永山武四郎邸。

ちょっと影に邪魔されちゃったかな？
さっき、曇っていた時の方が建物は良く映っています。

本当はこちらが永山邸の玄関。

旧永山武四郎邸と旧三菱鉱業寮、とっても素敵でした。
では、そろそろホテルに戻りましょう。

永山記念公園でした。

この近くから札幌駅方面のバスが出ていたので、帰りはバスを使います。
実はバスを待っている間にお天気が良くなったのでもう一度サッポロファクトリーの建物を撮りに行きました(^▽^;)

こちらがその写真。
やっぱり青空だと映える～( *´艸｀)

なんて美しい建物なのでしょう！
アーチ型の窓ガラスも素敵ですね。

子の煙突がある煙突広場には工場創業当時の味わいを再現した出来たてのビールが250円で飲める「札幌開拓使麦酒・賣捌所」があるそうです。
今でも仕込み釜を使ってビールを製造しているんですって。

全体を1枚。
大きな工場だったのですね。

さて、急いでバス停へ戻りますよ～。

バスで札幌駅まで戻って来ました。
何故、今になってこんなにいい天気なの？

駅前にはお約束のビッ○カメラ。
旅行者にとっても、あったら便利ですね。

私はどちらと言うとこの上にあるラーメン共和国の方が気になる。

ホテルに到着。

このもみの木はライトアップされるのですね。
夜が楽しみ☆

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

チェックインの手続きをしたらお部屋へ。
スーツケースはお部屋に運んでおいて下さいました。

本日のお部屋は708号室。

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

スタイリッシュにまとまった、綺麗なお部屋でした。
ベッドも広いですよ～。

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

窓際が机になっていました。
実は目の前が北海道大学。

受験生が宿泊する事も多いのだそうです。
こんな机があったら最後の追い込みも頑張れますね。
しかもこのお部屋だと窓の外から目指す北海道大学が見えるので、更にやる気が出そう。

ミネラルウォーターも用意されていました。

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

バスタブ付きのバスルーム。
でも、大浴場もあるので使いませんでした。

アメニティも十分に用意されています。
最近は大きなボトルで用意されているところが多いのに、ちゃんと使い切りサイズが用意されていました。

母、お部屋に入ってしまったら「もう出かけたくない」と...。
ここから私のおひとり様タイムです(笑)

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

1階のダイニングルームではウェルカムドリンクが用意されているので、せっかくだから頂いて行きましょう。

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

ここは朝食会場になるので広いです。

コーヒーマシーンとお茶が用意されていました。
紅茶はダージリン。
渋みがちょっと苦手なので、ここはカフェラテで。

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

では、私は北海道大学内をお散歩してみようと思います。

一瞬、「閉まってる？」と思ってしまいましたが、端の門から入る事が出来ました。

★北海道大学　札幌キャンパス
https://www.hokudai.ac.jp/

北海道大学 名所・史跡

随分と陽が傾いて来ましたね～。

北海道大学 名所・史跡

夕陽が校内を幻想的に染めて行きます。

北海道大学 名所・史跡

cafeがあるのですね！

おこっぺミルクのソフトクリームなんて、美味しそう( *´艸｀)
でも、この後パフェを食べるつもりなのでここは我慢...。

あれ？
そういえばソフトクリームは空港でも食べたよね（笑）

北海道大学の校舎。

敷地内には小さな川が流れているのですね。

この川がまたいい雰囲気を出しているんですよ～☆

お散歩しているだけで楽しいです。
こんな環境で学べる学生さんが羨ましい...。

白亜の素敵な建物がありますよ！

こちらは「古河講堂」
旧東北帝国大学農科大学林学教室だそうです。

ルネッサンス様式の建物で、国の登録有形文化財です。

素敵過ぎる( *´艸｀)

一般の方は中には入れないのですが、きっと内部も素敵なのでしょうね。

キャンパス内には沢山の教室が点在しています。

グリーンの屋根が可愛いこちらの建物は「旧昆虫学及び養蚕学教室」

こちらも国の登録有形文化財です。
札幌キャンパス内最古の建物で、　初めは瓦葺きの屋根だったそう。

ほんのりピンクっぽい小豆色の屋根の建物は「旧札幌農学校図書館読書室・書庫」
同じく国の登録有形文化財。

この屋根やドア、窓枠の色は水柿という「薄い灰みの赤色」だそう。
この色、好き♪

1965年まで北大の中央図書館、1986年までは農学部図書館として使用されていました。

高く聳える木々の奥にあるのが農学部。
ここでは今でも学生さんたちが学んでいます。
こんなに美しい建物の中で学べるなんて、ほんと羨ましい...。

大中2つの講堂と多目的室があり、貸し付けも行っているそう。

クラーク博士の胸像がありました。

クラーク博士は明治９年に札幌農学校（現北海道大学）に教頭として着任し、農学校の基礎作りに尽くされたそうです。

あの有名な 「Boys be ambitious!!（少年よ、大志を抱け）」という言葉は帰国の際に残したそう。

北海道大学はポプラ並木も有名なのですが、今は時期ではないのでそこまで行くのは止めました...。

秋が一番綺麗なんだろうな～。

札幌キャンパスはと～っても広いので、見ているとキリがありません。
そろそろこの辺りで引き返しましょう。

少しずつ太陽は沈んでいきました。

これが大学のキャンパス内なんて...。
流石は北海道ですね。

それの色がいい感じになって来ました。

マジックアワーの始まりですが、母を部屋に待たせているので先を急ぎます。

ホテルも茜色に染まって来ました。

ホテルの前は通過して、そのまま駅の方へ。

次のお目当ては大丸札幌店。

流石は札幌駅、駅ビルも大きいですね。

パフェの時間ですよ～( *´艸｀)

札幌と言えば夜パフェ（シメパフェ）が有名なんです♪
数ある夜パフェ専門店の中から選んだのは札幌大丸の8階にある「パフェ、珈琲、酒、佐藤」

こちらのお店はピスタチオが売りのようで、ピスタチオカラーの暖簾が可愛かった♪

★パフェ、珈琲、酒、佐藤
http://pf-sato.com/

パフェ、珈琲、酒、佐藤 グルメ・レストラン

くまさんのマークが可愛いでしょう？

パフェ、珈琲、酒、佐藤 グルメ・レストラン

メニュー。

季節限定も豪華だけど、ピスタチオが食べたいのよね～。

このメニュー、手書きの絵がとっても可愛い☆

と、いう事で塩キャラメルとピスタチオのパフェにしました(≧▽≦)

うわっ！！！
後ろにいる熊さんに食べられちゃう～(@_@)

な訳ないか(≧▽≦)

この美味しそうなパフェ、上にはほろ苦いキャラメルと濃厚なピスタチオのアイスクリーム。
このアイスクリームがまったり濃厚で美味しかった☆
中には甘酸っぱいカシスムースと林檎のジュレ。

ジュレはさっぱりとした後味になるように考えられているそうです。
でも、私は濃厚なまま終わりたい...。

パフェを食べたら一旦お部屋に戻ります。
その後、母を連れて夕食を買いに大丸の地下の食品売り場へ。

私はパフェ食べちゃったし、母はあまりお腹空いていないって言うのでデパ地下で軽く済ませる事にしました。

ホテルの外にある木々はライトアップされてキラキラでした☆

夜のロビー。
天井が高く、明るいです。

ソファーは座り心地が良かったですよ♪

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

お部屋に戻ったら先にお風呂に行きましょう。

大浴場もまだ新しさが残っていて、とても綺麗でした。
やっぱり大浴場は清潔感がないとね。

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

お風呂の種類はありませんが、広くて気持ちの良いお風呂でした。
ちなみに、大浴場付きは母のリクエスト。
でも、のぼせやすいのですぐ出ちゃうんです(^_^;)

(写真は公式HPよりお借りしました)

京王プレリアホテル札幌 宿・ホテル

お風呂上がりのデザートタイム。
私は北菓楼のシュークリームにしました。

北海道は乳製品が美味しいですよね。
紅茶用の牛乳とおこっぺの有機飲むヨーグルトドリンクを購入。
このヨーグルトドリンク、濃厚で美味しかった☆

「おこっぺ」って、オホーツク海に面した興部町という地名なのですね。
ひらがなにするとなんだか可愛いですよね。

早速、紅茶に牛乳を入れてミルクティーに。

夕食は？
シュークリームです(≧∀≦)

明日はランチビュッフェを予約しているので、控えめにね。
カロリーは全然控えめじゃないけど(笑)

朝が早かったので、今日は早めに寝ましょう。
おやすみなさい。

この旅行記へのコメント （4）

• たらよろさん 2022/11/30 21:15:04

  赤れんがとレトロ建物

  こんばんは、milkさん
  
  お母様との北海道旅。
  美味しいものと素敵な建物。
  女子旅だよねー。
  いきなりの、ぐるぐる巻きのソフトクリームにやられたー。
  このソフトクリーム、めちゃめちゃ美味しそう♪
  
  赤れんがを楽しんだ後に、
  レトロ建築美が美しい、昔の建物が素敵です。
  こういう古を感じるものって、妙に見たくなる時ありますよね。
  
  いつからだろう？
  北海道で〆パフェって言われるようになったの。
  ご飯を食べた後に、最後に甘いもの、パフェ☆
  段々と胃が小さくなっている今…
  食べられるかな。
  私もまだ食べられるうちに、〆パフェを食べに北海道に行きたいなぁー。
  
  たらよろ

  milkさん からの返信 2022/11/30 22:11:24

  RE: 赤れんがとレトロ建物

  たらよろさん、こんばんは☆
  
  札幌の旅行記をご覧頂き、ありがとうございます(^o^)
  
  きのとやのソフトクリームはとっても濃厚で本当に美味しくて、こんなに大きくてもペロッと食べられてしまいます！
  今度、北海道に行く際には是非召し上がってみて下さい♪
  
  札幌にも赤レンガやレトロ建築が多くて、街歩きが楽しかったです。
  なんでしょうね、この懐かしい感じの建物って見たくなりますよね。
  
  
  ほんと、気付いたら「〆パフェ」とか「夜パフェ」なんて言う言葉が出て来ましたよね(≧▽≦)
  北海道は乳製品が美味しいのでアイスクリームや生クリームを使ったパフェが人気になるのですかね？
  でも、ラーメンの後のパフェとか、最高かも？
  実は次の旅行記ではラーメンの後にソフトクリームは食べてます(^▽^;)
  
  北海道は美味しいものが多すぎて胃袋が足りません。
  あ、どこでもそうかな(笑）
  
  私も最近、胃袋が小さくなったな〜と感じています。
  食べられるうちに食べ歩きたいですね。
  
  milk

• nomo1215さん 2022/11/29 01:18:53

  さっぽろ・・

  milkちゃんへ・・
  おばんでございます・・
  お母様とご一緒の旅by北海道・・
  い～～～～ね～～～～
  遠い昔のそのまた昔・・両親と北海道へ行った事を思い出しました・・
  
  少し前まで、全国旅行支援の恩恵を受けて札幌へ行こうかな？って、考えていたのです。なんと言っても、茨城空港から札幌便がある為、1泊で行けちゃう・・
  ・・
  milkちゃんの、この旅行記を拝見し・・
  絶対に、来年、暖かくなったら行こうと思いました（←全国支援の恩恵は無くなるけれど）
  札幌や小樽って、明治期の殖産政策で開拓された所だから、明治期の建物の宝庫！
  
  「サッポロビール園」大昔に行った時は、建物になんぞ興味が無かったので
  次は、建物見学をじっくりと　してみたいと思っています。
  milkちゃんの画像が綺麗で、細かく説明されていたので・余計に興味が涌きました。
  
  旅先で撮るmilkちゃんの画像、本当に素敵です・・
  続きの、母娘旅楽しみに待ってま～～す。
  
  nomo1215
  

  milkさん からの返信 2022/11/29 22:19:31

  RE: さっぽろ・・

  nomoさん、おばんでございます☆
  
  北海道の旅行記をご覧頂き、ありがとうございます(^o^)
  「おばんです」は北海道の言葉なんですよね？
  
  nomoさんはご両親と行かれたのですね。
  懐かしく思い出して下さって嬉しいです。
  
  茨城空港から札幌にも行かれるのですか！
  便利ですね〜。
  でも、行くのは止めてしまったのですか...。
  私はもともと予定していた岐阜と沖縄で運よく後からでも適用出来て、恩恵を受けて来ました！
  
  北海道はこれから寒くなる一方なので、温かくなったら是非行ってみて下さい。
  還元率は下がりそうですが、また支援がありそうですしね。
  
  札幌や小樽にこんな素敵な建物が残っているとは知らず、今回は楽しめました。
  この後、小樽にも行くのですが、こちらもまた素敵な建物が多くて...。
  見応えがありました。
  
  サッポロビール園とサッポロファクトリーは是非セットで行ってみて下さい！
  私の写真、褒めて下さってありがとうございます☆
  るなさんの様にもっと綺麗な写真を撮る方もいらっしゃるのでなんだか恐縮ですが、嬉しいです(*^_^*)
  
  今回、続きが早くに仕上がったので、もうすぐアップします。
  お時間のある時にまたご覧下さいね。
  
  milk