「来て。」福島　へつりって何？塔のへつり、南湖公園立ち寄り編

2022/10/30 - 2022/10/30

京都の社寺のわびさび的な紅葉じゃなくて、自然の中のスケールの大きな紅葉を見てみたいな～、と思ったのが昨年のこと。同じ頃にテレビで五色沼を見た友人Mが「福島に行ってみたい」と。一年待って出かけてきました♪

＜旅程＞
10/28 11:20 ITM IBX079 12:25 FKS
磐梯吾妻スカイラインドライブ　（裏磐梯泊）
10/29 五色沼散策
　　　 喜多方街歩き　（東山温泉泊）
10/30 会津若松観光
　　　 塔のへつり
　　　 18:20 FKS IBX082 19:35 ITM

この旅行記は、福島空港に向かう途中、塔のへつりの奇岩を見たり、南湖公園に一瞬立ち寄ったりした様子です。

エリア 白河(福島)

• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

この旅行記は、『「来て。」福島　小原庄助さんって誰？？喜多方＆会津若松散策編』からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11792998

＜3日目＞
朝から飯盛山や鶴ヶ城を見学し、お昼に輪箱飯をいただきました。

会津若松から車を走らせること1時間弱、駐車場の紅葉がきれいなのでここに車をとめよう。途中、大内宿に寄れたら良かったんだけど、大内宿へ向かう道の曲がり角から大渋滞な感じだったのでスルーしてきました。途中の山の紅葉もきれいでした。「紅葉の錦 神のまにまにって誰の歌やっけ？」なんておしゃべりしながら到着。

後で、自分で道真さんのことを旅行記に書いていたのを思い出したけど、この時は上の句もド忘れしてました。脳細胞が壊れてきてるのかも(ﾉ)･ω･(ヾ)

関連旅行記：『京の週末　そうだ、天神さんへ梅を見に行こう　北野天満宮梅苑』
https://4travel.jp/travelogue/11680728

やってきたのは「塔のへつり」です。真っ赤なモミジがきれい♪

塔のへつり 自然・景勝地

「へつり」は危険な崖を意味する方言だそうです。こういうのにありがちな、それぞれの岩に名前が付けられているようです。

「へつり」っておもしろい漢字なのね。それでは見学スタート。

カンボジアとかインドネシアの仏教寺院を連想するような形状ですねえ。

関連旅行記：『ひとっとびアンコール・ワット』
https://4travel.jp/travelogue/10853586

水の色は五色沼で見たようなグリーンです。

晴れていればまた違った色に見えるんでしょうね。

あの吊り橋(藤見橋)を渡ります♪

おお、岩の下が削れて見学できるようになっているんですね。

珍しい風景です。

縦バージョン。

歩きながらパシャパシャ撮ってるので、同じような写真が続きます。

百万年の歳月をかけ、浸食と風化を繰り返してこのような景観となりました。

吊り橋の上から。

下流側。阿賀川は新潟県に入ると阿賀野川になります。阿賀野川って小学生の時の社会科に出てきたような。

*:.。.:* ゜( n´∀｀)n゜*:.。.:*

吊り橋には荷重制限があり、一度に三十人以上渡らないようにと書かれていましたが、心配しなくても良さげな人出でした。

深さはどれぐらいなんだろう？

あまり期待していなかったけど、かなり気に入ったと見えて、やたら写真を撮っています。（そして全部載せる）

吊り橋を渡ってきたところ。向こう側にはお土産物屋さんや展望台があります。

では岩の下へ。。。

石が沢山積んでありました。

吊り橋を上から見たところ。

藤見橋を渡ると、正面の岩に「虚空菩薩」が祀られています。平安時代初期の大同２年（８０７）に坂上田村麻呂が創建したと伝えられるそうですよ。

岩の端っこから淵をのぞきこんでおります。

晴れていたらさらに良かったんだけど。

それでは戻りましょう。

展望台から・・・

同じような写真を・・・

撮りまくる・・・。

はい、これでお終いにいたします。

で、きれいだったのが駐車場の紅葉！

モリモリです♪

*:.。.:* ゜( n´∀｀)n゜*:.。.:*

さて、そろそろ空港に向かわなくてはいけませんが、そのまま直行すると早すぎるのでちょっと寄り道します。予定にはなかったのですが、瀧の湯でもらってきた福島の観光パンフを眺めていて、なんとなく良さげかなと思ったので、白河の南湖公園に向かいます。

南湖公園
享和元年(1801)、白河藩主・松平定信が、身分を超えて誰もが集える「士民共楽」という理念の下に築造した公園だそうです。

南湖公園 公園・植物園

福島の観光地はどこもそんなに混んでいなかったので、ここも「誰もいないんじゃない？」みたいなノリでやってきました。が！地元民の憩いの場なのでしょうか。驚くほど沢山の車がとまっていて、随分奥の方に行かないと駐車できないぐらいの人出でした。

松平定信って何で有名なんだっけ？
あー、寛政の改革か。老中だとなんか翁のイメージだけど、白河藩主になったのは26歳の時だったのね。白河に沢山の功績を残したそうな。

結局、紅葉のベストショットは1枚も撮れなかったけど、ドライブの途中で山の紅葉を楽しめたからまあ良かったかな。

南湖公園には立派な庭園などもありますが、慌ただしく湖を後にします。

あ、渋沢栄一さんだ。この方、あちこちに足跡を残しておられますよね。

南湖神社
松平定信公（白河楽翁）を祀る神社で、大正11年（1922）に渋沢栄一の援助により創建されました。今年で鎮座１００年を迎えられたのですね。

紅葉の時期は、参道を約２００本の竹灯籠で照らす「南湖神社竹灯籠ライトアップ」が行われていたようですよ。

南湖神社 寺・神社・教会

では、空港に戻ります。今回活躍してくれた車はルーミーでした。前にもどこかで借りたことがあるけど、運転しやすくて快適なクルマです♪

福島空港のレンタカースペースは満車だったので、観光バスのスペースに駐車。空港内のカウンターでガソリン満タンの確認だけして返却終了。

福島、関西からだと遠いイメージだけど、飛行機＋レンタカーだと便利だし、温泉も沢山あるし、まだ行ったことがない「浜通り」にも興味があるので、またぜひ訪れたいなと思いました。

福島空港 空港

フライト前にお疲れちゃんの1杯を。会津ソースカツ丼も気になったけど、そこまでガッツリいらなかったので、カツサンドを半分こしていただきました。このカツサンド、パンはトーストしてあったし、カツは揚げたて、ボリューミーでとっても美味しかったです♪

シャロン グルメ・レストラン

あっと言う間に大阪上空へ。京都駅へのリムジンバスは補助席も出すほどの満員状態でした。国内旅行はもうすっかり元通りな感じだし、来年には海外旅行を復活させたいなぁ・・・燃油サーチャージの高騰と円安が早くおさまってほしい！戦争も早くなんとかしてほしいものです。

というわけで、「来て。」福島の旅はこれにておしまいです('ω')ノ