2022/08/12 - 2022/08/21
439位(同エリア543件中)
RiEさん
旅行9日目。
天気予報を確認すると1日を通して雨模様だったため、男鹿半島まで足を伸ばして屋内観光をメインに楽しむことに。
出発時は曇り空だったのにみるみるうちに崩れてしまい、道中は大雨で男鹿半島に到着することには霧雨に変わっていたけど、車の外に出ると強い海風に舞って一瞬で服はベタベタ&傘は役に立たないし、海は大荒れで岩に打ち付けられた波が高らかに競りあがっていた。
最初に訪れた“男鹿水族館 GAO”では、大人気のホッキョクグマの子供:フブキがはしゃぐ姿を眺めたり、人懐っこいアザラシと蕩けそうなほど見つめ合ったり、流れるように泳ぐエイを飽きることなく観察して楽しい時間を過ごした。
移動途中も雨が酷すぎて運転に不安を感じる程で、“なまはげ館”周辺は特に酷くて到着してもしばらく車から出ることが出来なかった。ナマハゲについてザックリしたイメージは沸くけど、地域によって顔つき・面の素材・色が全然異なっていて150種類を超えるナマハゲが存在することに驚かされる。
隣接する“男鹿真山伝承館”では、毎年大晦日に行われるナマハゲ行事を古民家で模擬体験でき、迫力ある演技と世界観にどっぷり魅了された。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9:30に秋田市内を出発したときはまだ曇っていて、気温も25℃しかないから涼しかったけど、男鹿半島に向けて移動し始めた途端に小雨に切り替わり…
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40分後に“男鹿総合観光案内所 なまはげ案内所”に着いた頃には、車の屋根を叩きつけるような激しい雨でドアを開けた瞬間にずぶ濡れ状態。
秋田市から男鹿半島を目指す途中にある:男鹿総合観光案内所 なまはげ案内所 by RiEさん男鹿総合観光案内所 なまはげ案内所 名所・史跡
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わざわざ男鹿総合観光案内所に立ち寄った理由は、この【男鹿半島プレミアムパスポート】を入手するため。
1枚1000円(発売期間は2022.4.23-2023.3月中旬)で2日間有効の超お得なサービスがギュっと詰まっているけど、販売している場所が限られているのが難点。 -
男鹿水族館GAO・寒風山回転展望台・なまはげ館・男鹿真山伝承館・入道埼灯台・五風なまはげ太鼓の6施設への入館と、加盟店28施設で土産や食事に使える500円割引券がついて1000円なのは有難い。
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11:00前に“男鹿水族館 GAO”に到着すると、雨は霧雨に変わっていたけど海は大荒れ。
駐車場から水族館は少し離れていて天候が悪くなければ気にならない距離だけど、風が強くて傘を差していられないため、ミストシャワーを浴びているかのようで一瞬でベタベタになった。 -
混む前にランチを済ませたくて併設の“レストラン フルット”へ。
フードコートのような雰囲気でカウンターで注文と同時に先払い、料理が出来上がったら自分で取りに行くシステム。レストランフルット グルメ・レストラン
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Menu数は少ないけど、男鹿半島プレミアムパスポートの500円分クーポン使用可能だった。
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【海鮮丼】2000円(内500円クーポン使用)
ボタン海老・マグロ・タコ・サーモン・いくら・鯛・赤味がかった白身魚が入っていて、副菜は甘エビ&ワカメの酢の物。 -
水族館エリアに移動してまずは1階から。
2階まで吹き抜けの高さがある【男鹿の海大水槽】では男鹿の海で春から夏にかけてみられる生き物を展示しており、水量800tの水槽には約40種2000匹もの生き物が観賞できる。男鹿半島プレミアムパスポートを入手するとお得に入場できる:男鹿水族館GAO by RiEさん男鹿水族館GAO 動物園・水族館
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イチオシ
アオウミガメが光が差し込む中を優美に泳ぐ姿は、なんとも神々しい。
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2階に上がると目線の高くなるので、泳いでいる生き物の見え方が違ってくる。
ユニークな表情のエイが流れるように入れ替わり泳いでくるのを、飽きることなく眺めていた。 -
窓の外を見ると相変わらず大荒れの海。
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2階にはホッキョクグマの展示場が2か所あり、母グマのユキ&息子のフブキと父グマの豪太は別々の展示場で飼育されており、先にホッキョクグマ広場にいるユキ&フブキの展示室へ行ってみることに。
2019年3月に兵庫県姫路市立動物園より来館したユキはこの霧雨に辟易しているのか、屋内展示室の入口付近の雨風が避けられる場所から一向に動こうとせず、2020年12月生まれのやんちゃ盛りなフブキを遠目に見守っていた。
フブキはプールに浮かんでいるボールを引っ張り上げたいようで、突起に噛みついて岸に寄せて… -
引き上げようとしていたけど、水面から持ち上がる直線にうっかり放してしまう。
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不貞腐れて土の上でゴロゴロ転がるから背中は泥まみれで、そんな様子をユキは「戻ってきなさい」とでも言いたげな表情で見つめていた。
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まだ幼さが残るフブキだけど、結構身体は大きいのでユキとあまり体格差が無かった。
(フブキは2023年春から名古屋の東山動物園に来園) -
続いて、ホッキョクグマ水槽に1匹で過ごしている2003年11月モスクワ生まれのオスの豪太に逢いに行く。
豪太は、国内の動物園水族館の中でも体が大きいことで有名だそうで迫力があり、ホッキョクグマらしい顔つきで威厳があった。 -
隣接するペンギン展示室では男鹿水族館で飼育されているキタイワトビペンギンと、ジェンツーペンギンの2種が観賞できる。
キタイワトビペンギンは崖っぷちに並んで、厳しい表情で周囲を見渡しているけど時折、後ろから不意打ちでやって来るペンギンに落とされて滑稽だった。 -
水槽が目の前にあるから距離感ゼロで泳ぐ姿が見えるので、羽根の動かし方や気泡をたっぷり含んだ毛並みなど、ペンギンを細かく観察できる。
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垂直で微動だしない謎の生物はゴマフアザラシ。
3階までプールが繋がっていて、3階で顔を出しているみたい。
現在、3匹の大人と1歳になる子供の合計4匹がこのプールで過ごしていて、入れ代わり立ち代わり人間の前を泳いでいく。 -
その内1匹が展示ガラス前でしゃがむ私の前にやって来て、私が指先を動かすとそれに合わせて顔を動かしたり、鼻でツンツン反応してくれたり、優しいまなざしを向けてくれるからジィー…と飽きることなく見つめ合ったりして、誰も来なかったお陰で至福の時間を過ごせた。
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“なまはげ館”に到着したたものの横なぶりの激しい雨で車から出られなかったので、ナマハゲについて調べてみると、なまはげ行事は毎年大晦日の晩に男鹿半島のほぼ全域で行われており、ナマハゲはここ真山・本山に鎮座する神々の使者と信じられているそう。
ちなみになまはげ館の建物は、男鹿の寒風山で採石される男鹿石を用いている。実際に使われていた150枚を超えるナマハゲ面が並べられていて圧巻:なまはげ館 by RiEさんなまはげ館 美術館・博物館
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ナマハゲの語源は「火斑(モナミ)を剥ぐ」という言葉が訛ったものと云われており、ナモミとは火に長くあたったときに皮膚にできる赤いまだらの模様を指し、火斑が出来るほど何もせず怠けているとそれを剥ぎ取って、怠け者を戒めるのがナマハゲ。
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【なまはげ勢ぞろい】のホールでは、男鹿市内各地で実際に使われていた150枚を超えるナマハゲ面が並べられていて圧巻だった。
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私のイメージに近いナマハゲ面たちだけでも表情は様々。
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面長だったり角が異様に長かったり、面の色も多種多様で面白いけど、ナマハゲの衣装である男鹿で採れた稲わらを使用したケデは差異が無く、似たような造りで編まれている。
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隣接する“男鹿真山伝承館”は男鹿地方の典型的な曲家民家で、年に1度大晦日に各家庭を巡って悪事に訓戒を与え、厄災を祓い・豊作・豊漁・吉事をもたらす来訪神として練り歩くナマハゲ行事を実際に見学することができ、人数制限はあるものの1日複数回上演されており実演時間は約20分。
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これは鑑賞後に撮った写真だけど、照明が薄暗くて独特の雰囲気の中で行われるため、幼い子なら泣き出す気持ちもわかると思った。
男鹿地方の典型的な曲家民家でなまはげ体験ができる:男鹿真山伝承館 by RiEさん男鹿真山伝承館 美術館・博物館
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畳に適当に座って待っていると、写真が撮りやすいよう仏壇の並びに座るのを勧められた。
まず最初にスタッフの女性からナマハゲが家に入る流れ、足踏みの回数や意味の説明があった後に始まる。 -
左に座っている男性はこの曲り家の主人で、右の男性が先立と呼ばれる案内役。
ナマハゲは勝手に家に侵入しているのではなく、家の主人の許可が無ければ入れないため、先立が最初に訪ねて訪問の可否を問う。 -
了承されると先立が合図して、ナマハゲに扮する2人の若者が奇声を上げながら入ってきた。
ちなみに真山のナマハゲはしきたりに沿って動いているので、まず家に上がるとその場ですぐに足を高く上げて四股を7回踏む。 -
これで初めて家の中を歩き回ることができるようになり「ナマケモノの匂いがする」「ナマケモノはいないか!」など荒荒しい奇声を上げ、畳を強く踏みしめながら家の中を縦横無尽に歩き回る。
このとき観客の間にもズカズカ踏み込んでくるから、ヒョイっと急に目の前に顔を出して叫ぶので本当に怖かった。 -
その後、ナマハゲが1人見当たらないと思ったら観客後ろの障子がガタガタ揺れはじめ、怒られそうなほど勢いよくスパーンッ!と開けて叫びながら入ってきたので、障子近くにいた男性が膝立ちしたまま動けなくなっていたところ、私の近くにいた女性は男鹿半島出身だったらしく、連れていた小学生くらいの娘に「本物のナマハゲはこんなモンじゃないよ、観光客向けにセーブしてるんだから。本物はもっと凄い」と釘を刺していた。
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家の主人が荒れ狂うナマハゲを宥めてもてなすための膳を添えると、ナマハゲは添えられた膳に座る前に5回四股を踏んだ。
唸っているナマハゲに主人が酒肴をすすめてナマハゲを労うと、ようやく話を切り出す。 -
まずは農作物収穫への感謝を主人がナマハゲに礼を告げると、続いて「家族は真面目に暮らしているのか?」とナマハゲが問いだした。
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主人の妻・主人の息子と妻・主人の孫について、ナマハゲが1年かけて集めた家族情報をもとに、主人とナマハゲとの間で様々な問答が交される。
途中でナマハゲが観光客にも同意を求めたりするので、ナマハゲ近くにいる人はたじろいでいた。 -
不在である主人の「妻はどうした?」と問えば「準備に疲れて寝ています」。
主人の息子と妻について「嫁が夜にほっつき歩いてカラオケ三昧なのは知っているぞ」と責めると「私は寝るのが早いから気付きませんでした」とのらりくらりと躱す。
主人の孫が「TVばかり見て宿題もさぼっている」と言えば「孫は本当にいい子です」と庇うため… -
堪忍袋の緒を切らしたナマハゲが立ち上がり、観光客の中に「家族に化けていないか?」「匿っていないか?」至近距離で問い詰めるから気が抜けない。
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手に持つ【なまはげ台帳】を掲げて、観客に向かって「ここに全部書いてある!」と力説するナマハゲ。
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台帳を捲りながら家の主人に再び問いただすも、ドシッと構えて揺らがないので…
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その後、来年の農作物の相談などを行って終盤へ。
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ナマハゲは来年も豊作であるよう祈願し、再び立ちあがって3回四股を踏んで、また家じゅうをズカズカ歩き回る。
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ナマハゲは立ち去る前に「来年もまた来るぞ!」と言い残して去って行ったけど、嵐のようなひと時だったので大半の人は終わった後も呆然としていた。
潮が引いた後に後からジワジワくる臨場感と余韻は特別なもので、ナマハゲ行事体験は忘れがたいものになった。 -
天候が悪いのでチケットで行ける屋外施設は諦め、早めに秋田市内に戻ることに。
“道の駅おが なまはげの里オガーレ”に立ち寄ると、秋田名物のババヘラアイスを販売するパラソル屋台を目撃(写真左)したけど、肌寒いくらいの雨だったので後ろ髪惹かれつつもスルー。男鹿半島を中心に秋田の美味しい土産が入手できる:道の駅おが なまはげの里オガーレ by RiEさん道の駅おが なまはげの里オガーレ 道の駅
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ここでは秋田犬と触れ合えるイベントが週末に行われるけど、真夏だからなのか不在だったため、結局秋田県で1度も本物の秋田犬に出会えなかった。
田沢湖・角館・秋田市内の観光ポスターや土産物は圧倒的に秋田犬押しだったけど、男鹿では断然ナマハゲが頑張っていたのでナマハゲ印の男鹿土産をいくつか購入。 -
結局1日中雨に悩まされたけど、濃密な1日を過ごせたので男鹿半島まで足を伸ばして良かった。
明日は夏のロードトリップ最終日。
続きは11へ。
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