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旅行5日目。<br />行き先を決めるため前夜に天気予報APPを開いたところ、明日は線状降水帯が盛岡周辺に流れて天気が崩れそうだったので、こういう機会じゃないとなかなか訪れることのない宮古市を訪ねてみることに。<br />三陸復興国立公園・三陸ジオパークの中心に位置する景勝地“浄土ヶ浜”に到着すると、残念ながら小雨が降ったり止んだりのハッキリしない天気だったせいか、儚く物寂しい雰囲気が漂っていた。<br />東日本大震災により6階建ての建物の4階まで浸水し、1-2階は完全に破壊されてしまった“たろう観光ホテル”は被災した状態のまま、建物が津波遺構としてそのまま保存されており、間近で見ると甚大な被害を引き起こした大津波の凄まじい破壊力を目の当たりにして背筋に冷たいモノが走った。<br />有数の奇岩景観スポットである三陸復興国立公園の中で圧倒的な存在感を誇る“三王岩”を鑑賞したあと、岬の形が熊の鼻に似ている ことから名付けられた三陸復興国立公園屈指のビューポイント“熊の鼻”の雄大な景色を堪能した。

GWから続くルートで夏の東北ロードトリップ in 宮城・岩手・秋田★2022 05 5日目【宮古】

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2022/08/12 - 2022/08/21

301位(同エリア355件中)

RiE

RiEさん

旅行5日目。
行き先を決めるため前夜に天気予報APPを開いたところ、明日は線状降水帯が盛岡周辺に流れて天気が崩れそうだったので、こういう機会じゃないとなかなか訪れることのない宮古市を訪ねてみることに。
三陸復興国立公園・三陸ジオパークの中心に位置する景勝地“浄土ヶ浜”に到着すると、残念ながら小雨が降ったり止んだりのハッキリしない天気だったせいか、儚く物寂しい雰囲気が漂っていた。
東日本大震災により6階建ての建物の4階まで浸水し、1-2階は完全に破壊されてしまった“たろう観光ホテル”は被災した状態のまま、建物が津波遺構としてそのまま保存されており、間近で見ると甚大な被害を引き起こした大津波の凄まじい破壊力を目の当たりにして背筋に冷たいモノが走った。
有数の奇岩景観スポットである三陸復興国立公園の中で圧倒的な存在感を誇る“三王岩”を鑑賞したあと、岬の形が熊の鼻に似ている ことから名付けられた三陸復興国立公園屈指のビューポイント“熊の鼻”の雄大な景色を堪能した。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 矢巾町は朝晴れのち曇りだけど強い風が吹いていてとても涼しい。<br />9:30過ぎにHOTELを出発して11:00に“道の駅 みなとオアシスみやこ”に到着。

    矢巾町は朝晴れのち曇りだけど強い風が吹いていてとても涼しい。
    9:30過ぎにHOTELを出発して11:00に“道の駅 みなとオアシスみやこ”に到着。

    道の駅 みなとオアシスみやこ (シートピアなあど) 道の駅

    2011.3.11 津波浸水表示ラインを示す看板にこの地の被害の大きさを再認識させられる:道の駅 みなとオアシスみやこ (シートピアなあど) by RiEさん
  • 駐車場正面側の入口右端を見ると【2011.3.11 津波浸水 表示ライン】と看板があり、2階の床面よりも高い位置を示しているのがわかる。<br />

    駐車場正面側の入口右端を見ると【2011.3.11 津波浸水 表示ライン】と看板があり、2階の床面よりも高い位置を示しているのがわかる。

  • 道の駅内は地産の新鮮な鮮魚や野菜をはじめ、岩手の名産品や土産が揃っててにぎわってるけど、朝ごはんをたくさん食べたので満腹だったので先に観光することにした。

    道の駅内は地産の新鮮な鮮魚や野菜をはじめ、岩手の名産品や土産が揃っててにぎわってるけど、朝ごはんをたくさん食べたので満腹だったので先に観光することにした。

  • 海沿いの道を車で走っていると、思いのほか人が住むエリアと防波堤の距離が近いことに驚く。<br />東日本大震災による津波は元々あった高さ10mの田老防潮堤を超え、田老の町を飲み込み甚大な被害を及ぼしたため、現在の新しい防潮堤は高さ14.7mあるらしい。<br />安全を十分考慮された上で建てられたのは頭では理解できるものの、この集合住宅と防波堤の距離は僅かで道路を挟んで目と鼻の先だし、周辺にも震災後に建てられたであろう築年数が新しい戸建ても少ないながら建っていて、子供の頃に住んでいた家が決壊しやすい川の傍だったため、床下浸水を何度か経験しただけでも怖くて、自分が家を建てる際に高台を選んだ私は複雑な気持ちになった。

    海沿いの道を車で走っていると、思いのほか人が住むエリアと防波堤の距離が近いことに驚く。
    東日本大震災による津波は元々あった高さ10mの田老防潮堤を超え、田老の町を飲み込み甚大な被害を及ぼしたため、現在の新しい防潮堤は高さ14.7mあるらしい。
    安全を十分考慮された上で建てられたのは頭では理解できるものの、この集合住宅と防波堤の距離は僅かで道路を挟んで目と鼻の先だし、周辺にも震災後に建てられたであろう築年数が新しい戸建ても少ないながら建っていて、子供の頃に住んでいた家が決壊しやすい川の傍だったため、床下浸水を何度か経験しただけでも怖くて、自分が家を建てる際に高台を選んだ私は複雑な気持ちになった。

  • 浄土ヶ浜園地内道路は4/1-10/31まで自動車乗り入れ規制があるため、離れた場所にある浄土ヶ浜第2駐車場に車を置いて向かうことにした。<br />車から降りようとした途端にさっきまで泣きそうだった空が崩れてしまい、ポツポツ雨が降ってきたけどすぐに止みそうな気配もないので出発。<br />第2駐車場は山の上にあり、初っ端から下が見えない程長い急階段を降りるため、帰路を考えると歩き出す前からゲンナリした。

    浄土ヶ浜園地内道路は4/1-10/31まで自動車乗り入れ規制があるため、離れた場所にある浄土ヶ浜第2駐車場に車を置いて向かうことにした。
    車から降りようとした途端にさっきまで泣きそうだった空が崩れてしまい、ポツポツ雨が降ってきたけどすぐに止みそうな気配もないので出発。
    第2駐車場は山の上にあり、初っ端から下が見えない程長い急階段を降りるため、帰路を考えると歩き出す前からゲンナリした。

  • 山の中の整備された急階段を下っていくと、鬱蒼と生い茂る林に響き渡る雨音の他は自分たちの足音だけしか聞こえなかった。

    山の中の整備された急階段を下っていくと、鬱蒼と生い茂る林に響き渡る雨音の他は自分たちの足音だけしか聞こえなかった。

  • 浜に続く緩やかな坂道を歩く間、誰ともすれ違わないので少し不安になる。

    浜に続く緩やかな坂道を歩く間、誰ともすれ違わないので少し不安になる。

  • 海と繋がる小さな階段に到着するのに、ゆっくり歩いて約10分。<br />

    海と繋がる小さな階段に到着するのに、ゆっくり歩いて約10分。

  • 小雨は降ったり止んだりを頻繁に繰り返すので、傘はずっと差しっぱなしだった。

    小雨は降ったり止んだりを頻繁に繰り返すので、傘はずっと差しっぱなしだった。

  • 海鳥がひっきりなしに飛来してにぎやかだけど海はとても穏やかで、海面を覗き込むと雨が降っているのに濁ることなく底まで見えた。

    海鳥がひっきりなしに飛来してにぎやかだけど海はとても穏やかで、海面を覗き込むと雨が降っているのに濁ることなく底まで見えた。

  • 海沿いの道を歩いて行くと“浄土ヶ浜”に到着。<br />三陸復興国立公園・三陸ジオパークの中心に位置する宮古の景勝地で、透明度も高いので夏は海水浴客に人気が高いけど、天気が悪いせいか人の姿はまばら。<br />

    海沿いの道を歩いて行くと“浄土ヶ浜”に到着。
    三陸復興国立公園・三陸ジオパークの中心に位置する宮古の景勝地で、透明度も高いので夏は海水浴客に人気が高いけど、天気が悪いせいか人の姿はまばら。

    浄土ヶ浜 自然・景勝地

    天候が悪いと極楽浄土というよりはあの世感がある:浄土ヶ浜 by RiEさん
  • 雨が降っていても気にせず膝まで浸かってはしゃぐ人もいたけど、平たい大きな石をひたすら積み上げたり、ボーっと景色を眺めている人が大半で、雨の浄土ヶ浜は儚く物寂しい雰囲気が漂って静かだった。<br />

    雨が降っていても気にせず膝まで浸かってはしゃぐ人もいたけど、平たい大きな石をひたすら積み上げたり、ボーっと景色を眺めている人が大半で、雨の浄土ヶ浜は儚く物寂しい雰囲気が漂って静かだった。

  • ゴツゴツした浄土ヶ浜の岩肌は、5200万年前にマグマの働きによりできた流紋岩という火山岩で出来ており、マグマが流れた模様:流理構造や、マグマが急に冷やされたときにできた板状の割れ目:節理せつりが見られる。

    ゴツゴツした浄土ヶ浜の岩肌は、5200万年前にマグマの働きによりできた流紋岩という火山岩で出来ており、マグマが流れた模様:流理構造や、マグマが急に冷やされたときにできた板状の割れ目:節理せつりが見られる。

  • 雨脚が強まると、海鳥たちは岩陰で雨宿りしていた。

    雨脚が強まると、海鳥たちは岩陰で雨宿りしていた。

  • 浄土ヶ浜という名称は、かつてこの地を訪れた僧侶が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことに由来するそう。<br />奥まった箇所には流木が滞留して乱雑な印象に加えて天候が悪いせいか、極楽浄土というよりはあの世感があると思う。

    浄土ヶ浜という名称は、かつてこの地を訪れた僧侶が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことに由来するそう。
    奥まった箇所には流木が滞留して乱雑な印象に加えて天候が悪いせいか、極楽浄土というよりはあの世感があると思う。

  • 来た道を戻ろうとしたら再び雨脚が強まって、真夏なのに少し肌寒い。

    来た道を戻ろうとしたら再び雨脚が強まって、真夏なのに少し肌寒い。

  • ゴツゴツした石ばかりの浜を上手く歩けず、足が痛む私はこの緩やかな坂で夫にどんどん引き離され…

    ゴツゴツした石ばかりの浜を上手く歩けず、足が痛む私はこの緩やかな坂で夫にどんどん引き離され…

  • 第2駐車場へ戻る山道入口で待っていてくれるかと思いきや、完全に置いてけぼり。<br />

    第2駐車場へ戻る山道入口で待っていてくれるかと思いきや、完全に置いてけぼり。

  • クマ出没注意!の看板は見当たらないものの、クマが出たら怖いな…と思いながら1人で舗装された山道を歩いたけど、相変わらず誰ともすれ違わないため雨の音が妙に大きく感じて心細かった。

    クマ出没注意!の看板は見当たらないものの、クマが出たら怖いな…と思いながら1人で舗装された山道を歩いたけど、相変わらず誰ともすれ違わないため雨の音が妙に大きく感じて心細かった。

  • 足底筋膜炎泣かせの階段をのぼり切ると、足が痛いだろうから…と気を利かせたつもりの夫が、車を階段入口前まで移動してドヤ顔で待っていたけど、駐車場まで歩いても知れてる距離なので声を掛けてくれれば「そんな必要ないから」と断ったのに。<br />取り残されて怖いので途中休憩出来ずに無理して歩いたため、足底筋膜炎が悪化してしまった。

    足底筋膜炎泣かせの階段をのぼり切ると、足が痛いだろうから…と気を利かせたつもりの夫が、車を階段入口前まで移動してドヤ顔で待っていたけど、駐車場まで歩いても知れてる距離なので声を掛けてくれれば「そんな必要ないから」と断ったのに。
    取り残されて怖いので途中休憩出来ずに無理して歩いたため、足底筋膜炎が悪化してしまった。

  • 13:00を過ぎていたので、ランチを探しがてら“道の駅 たろう”に寄って適当に済ます。

    13:00を過ぎていたので、ランチを探しがてら“道の駅 たろう”に寄って適当に済ます。

    道の駅 たろう 道の駅

    広い駐車場がある:直産市場道の駅 たろう by RiEさん
  • 足を休めている間に周辺のGoogleMapを眺めていたら、有数の奇岩景観スポットである三陸復興国立公園の展望台を見つけたので行ってみることに。

    足を休めている間に周辺のGoogleMapを眺めていたら、有数の奇岩景観スポットである三陸復興国立公園の展望台を見つけたので行ってみることに。

  • 雨は止んでいたけど重たい曇り空は続いていて、周囲を背の高い木々に囲まれた急坂道は不気味な雰囲気が漂っていた。

    雨は止んでいたけど重たい曇り空は続いていて、周囲を背の高い木々に囲まれた急坂道は不気味な雰囲気が漂っていた。

  • 展望台に入ると、屋根が付いているせいか薄暗くて居心地が悪い。

    展望台に入ると、屋根が付いているせいか薄暗くて居心地が悪い。

  • 壁に近寄って海に視線を向けたけど「三王岩どこ?」状態で、見つけるのに時間が掛かった。<br />それもそのはず、遮るような位置に太い木が生えていて見えづらいし、周囲の雑草がモサモサしており、三王岩も一部しか見えないため視界が悪くて展望台を名乗るのには無理がある。

    壁に近寄って海に視線を向けたけど「三王岩どこ?」状態で、見つけるのに時間が掛かった。
    それもそのはず、遮るような位置に太い木が生えていて見えづらいし、周囲の雑草がモサモサしており、三王岩も一部しか見えないため視界が悪くて展望台を名乗るのには無理がある。

    三王岩 自然・景勝地

    高い場所から見下ろすのに適していないので海岸沿いの遊歩道で下まで降りた方がいい:三王岩 by RiEさん
  • なので少し移動して三王岩の駐車場へ。

    なので少し移動して三王岩の駐車場へ。

  • 三王岩は高さ50m(37mと記載されている場合も)の男岩を中心として、高さ23mの女岩と高さ17mの太鼓岩が並んで立っているけど、三王岩は高い場所から見下ろすのに適していないのか、歩き回ってみても木が邪魔したり、草が視界を遮ったりしてしまう。<br />岩近くまで降りられる遊歩道があったけど、天気APPを確認すると線状降水帯がどんどん迫ってきており、他に2か所行きたい場所もあったので時間的に難しくなり断念した。

    三王岩は高さ50m(37mと記載されている場合も)の男岩を中心として、高さ23mの女岩と高さ17mの太鼓岩が並んで立っているけど、三王岩は高い場所から見下ろすのに適していないのか、歩き回ってみても木が邪魔したり、草が視界を遮ったりしてしまう。
    岩近くまで降りられる遊歩道があったけど、天気APPを確認すると線状降水帯がどんどん迫ってきており、他に2か所行きたい場所もあったので時間的に難しくなり断念した。

    三王岩 自然・景勝地

    高い場所から見下ろすのに適していないので海岸沿いの遊歩道で下まで降りた方がいい:三王岩 by RiEさん
  • 1億年もの大昔の地層を波と海風が削って現在の姿に変化を遂げ、砂岩と礫岩による縞模様の岩肌には直径2mの海侵洞も見られた。

    1億年もの大昔の地層を波と海風が削って現在の姿に変化を遂げ、砂岩と礫岩による縞模様の岩肌には直径2mの海侵洞も見られた。

  • 再び防波堤が続く道に戻る。<br />防波堤には、トラックが通過できる高さがある通行用トンネルが設けられていることをこの時初めて知った。<br />TVや写真ではあまり映らない宮古市の景色を見渡していると…

    再び防波堤が続く道に戻る。
    防波堤には、トラックが通過できる高さがある通行用トンネルが設けられていることをこの時初めて知った。
    TVや写真ではあまり映らない宮古市の景色を見渡していると…

  • ニュースで何度も見たことのある“震災遺構 たろう観光ホテル”がポツンと建っていた。<br />たろうホテル周辺は何もないため、離れた場所からでも強烈な存在感を放つ。

    ニュースで何度も見たことのある“震災遺構 たろう観光ホテル”がポツンと建っていた。
    たろうホテル周辺は何もないため、離れた場所からでも強烈な存在感を放つ。

  • 当時、東日本大震災で起きた大津波で東方向の海側防潮堤の内側は壊滅状態となり、形を残しているのは鉄筋コンクリート造のたろう観光ホテルだけだったそう。<br />

    当時、東日本大震災で起きた大津波で東方向の海側防潮堤の内側は壊滅状態となり、形を残しているのは鉄筋コンクリート造のたろう観光ホテルだけだったそう。

    震災遺構 たろう観光ホテル 名所・史跡

    震災被害のリアルな姿を伝える:震災遺構 たろう観光ホテル by RiEさん
  • 現在建物周りは柵で囲われてはいるものの、外観は自由に見学可能。<br />たろうホテルも4階まで浸水し、1階と2階は鉄骨意外残っておらず完全に破壊された状態で、津波に抉られた3階天井には恐ろしい爪痕が刻まれていた。

    現在建物周りは柵で囲われてはいるものの、外観は自由に見学可能。
    たろうホテルも4階まで浸水し、1階と2階は鉄骨意外残っておらず完全に破壊された状態で、津波に抉られた3階天井には恐ろしい爪痕が刻まれていた。

  • 山道をのぼる途中、景色が良さそうな場所に駐車場があったので寄ってみると、色褪せた看板には陸中海岸国立公園(茂師海岸)と書かれていたけど、現在は青森県から宮城県北部まで続く三陸復興国立公園に含まれる。<br />化石の島と呼ばれる松島を探したけど、ここもやはり周辺がモサモサして見えづらく残念だった。

    山道をのぼる途中、景色が良さそうな場所に駐車場があったので寄ってみると、色褪せた看板には陸中海岸国立公園(茂師海岸)と書かれていたけど、現在は青森県から宮城県北部まで続く三陸復興国立公園に含まれる。
    化石の島と呼ばれる松島を探したけど、ここもやはり周辺がモサモサして見えづらく残念だった。

    陸中海岸 自然・景勝地

    青森県から宮城県北部まで続く三陸復興国立公園に含まれる:陸中海岸 by RiEさん
  • 小本海岸の南に突き出た赤松の茂る半島が、三陸復興国立公園屈指のビューポイント“熊の鼻”。<br />展望台に上がってみると、少し空の色が明るくなって海の色が澄んで見えた。<br />こんなに景色が良いにもかかわらず、誰も居ないので絶景を独占する。

    小本海岸の南に突き出た赤松の茂る半島が、三陸復興国立公園屈指のビューポイント“熊の鼻”。
    展望台に上がってみると、少し空の色が明るくなって海の色が澄んで見えた。
    こんなに景色が良いにもかかわらず、誰も居ないので絶景を独占する。

    熊の鼻展望台 名所・史跡

    地形図で確認したらこの展望台のある岬が“熊の鼻“:熊の鼻展望台 by RiEさん
  • 切り立った断崖に打ち付ける波が荒々しい。

    切り立った断崖に打ち付ける波が荒々しい。

  • 見えるカーブ先の突き出た半島が熊の鼻だと思っていたけど、実は地形図で確認すると私たちが立っていたこの展望台のある岬が熊の鼻だそうで、熊の鼻は鑑賞出来てないらしい。<br />どうやらこの辺りには本物の熊も生息しているようで、至る所に【クマ出没注意!】の黄色い看板が貼ってあった。

    見えるカーブ先の突き出た半島が熊の鼻だと思っていたけど、実は地形図で確認すると私たちが立っていたこの展望台のある岬が熊の鼻だそうで、熊の鼻は鑑賞出来てないらしい。
    どうやらこの辺りには本物の熊も生息しているようで、至る所に【クマ出没注意!】の黄色い看板が貼ってあった。

  • 宮古市は晴れ間が見え始めていたのに、矢巾町に戻る途中からゲリラ豪雨に遭遇。<br />

    宮古市は晴れ間が見え始めていたのに、矢巾町に戻る途中からゲリラ豪雨に遭遇。

  • 叩きつける雨が激し過ぎてワイパーが間に合わず、真っ白で何も見えなくなってしまうので、時折避難がてら車を停めて様子を見ながら17:00前にHOTELに戻れたけど、走行中はどんどん流れてくる線状降水帯が矢巾町や盛岡を通過中のため、HOTELに近づくにつれて激しさを増した。<br />明日は天候が回復予報だから、矢巾町のひまわり畑を鑑賞した後に盛岡まで足を伸ばして散策予定。<br />続きは06へ。

    叩きつける雨が激し過ぎてワイパーが間に合わず、真っ白で何も見えなくなってしまうので、時折避難がてら車を停めて様子を見ながら17:00前にHOTELに戻れたけど、走行中はどんどん流れてくる線状降水帯が矢巾町や盛岡を通過中のため、HOTELに近づくにつれて激しさを増した。
    明日は天候が回復予報だから、矢巾町のひまわり畑を鑑賞した後に盛岡まで足を伸ばして散策予定。
    続きは06へ。

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