旅行2日目。<br />“ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸留所”の無料見学ツアーを予約していたので10：00の開始時刻に間に合うよう出発したのに、仙北線：北仙台駅から9：12発の電車に乗り込んで着席した途端、突然車内の照明や空調が停止して「しばらくお待ちください」のアナウンスがかかった。5分くらいで解決するトラブルだと思って気ままに構えていたけど、いつまで経っても空調が復活しないから車内が空いているとはいえ蒸し暑いし、SNSなどで調べても情報が無く、9：26になって漸く扉が閉まって空調も復活し出発した。<br />本来なら14分遅れで済むはずだけど単線区域でのすれ違い待機などがあり、結局作並駅に到着したのは25分遅れの10：06分。この時点で工場見学ツアーが始まっていたため工場見学ツアーには混ぜてもらえず、結局貯蔵庫の説明と無料試飲だけ合流させてもらえた。<br />その後は仙北線：愛子駅まで戻って2015年にオープンした仙台初のワイン醸造所となる“秋保ワイナリー”を見学し、磊々峡の覗橋から眺める景色とハート形の窪みを鑑賞したものの、予定外のトラブルで楽しみにしていた見学ツアーに参加できず残念だった。

GWから続くルートで夏の東北ロードトリップ in 宮城・岩手・秋田★2022　02　2日目【仙台】

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2022/08/12 - 2022/08/21

7326位(同エリア9519件中)

旅行記グループ GWから続くルートで夏の東北ロードトリップ in 宮城・岩手・秋田★2022

RiEさん

旅行2日目。
“ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸留所”の無料見学ツアーを予約していたので10：00の開始時刻に間に合うよう出発したのに、仙北線：北仙台駅から9：12発の電車に乗り込んで着席した途端、突然車内の照明や空調が停止して「しばらくお待ちください」のアナウンスがかかった。5分くらいで解決するトラブルだと思って気ままに構えていたけど、いつまで経っても空調が復活しないから車内が空いているとはいえ蒸し暑いし、SNSなどで調べても情報が無く、9：26になって漸く扉が閉まって空調も復活し出発した。
本来なら14分遅れで済むはずだけど単線区域でのすれ違い待機などがあり、結局作並駅に到着したのは25分遅れの10：06分。この時点で工場見学ツアーが始まっていたため工場見学ツアーには混ぜてもらえず、結局貯蔵庫の説明と無料試飲だけ合流させてもらえた。
その後は仙北線：愛子駅まで戻って2015年にオープンした仙台初のワイン醸造所となる“秋保ワイナリー”を見学し、磊々峡の覗橋から眺める景色とハート形の窪みを鑑賞したものの、予定外のトラブルで楽しみにしていた見学ツアーに参加できず残念だった。

エリア

宮城

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 高速・路線バス JRローカル徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

仙台駅行きバスに乗ろうと思い、HOTEL近くのバス停：電力ビル前へ。
路線図を見たら電力ビル前から乗車して仙北線：北仙台駅まで移動した方が、仙台駅の広い構内を移動する手間が省けそうなので、時間にも余裕があるし北仙台駅行きのバスに乗車することにした。
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降りたバス停からは4分ほど離れた場所にある北仙台駅。
今日は東海エリアから関東エリアにかけて台風予報が出ており、仙台も曇り空で暑さはない。　

北仙台駅駅
9：12発の山形行きに乗れば間に合う…はずだった。
ホームに滑り込んできた山形行きの車内は席が選べるほど空いていたので適当に腰かけると、出発することなく突然シューン…と何かが止まる音とともに車内の照明と空調が停止した。
「調査するからしばらくお待ちください」というアナウンスが流れて車内はザワザワしているけど、駅周辺の建物に照明が点灯しているし、交通情報・駅のインフォメーション・SNSを見ても何も情報が無いため、恐らくこの北仙台駅だけ停電が起きているっぽい。
念のためニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸留所に電話連絡すると、電車が止まっているのなら作並駅から無料送迎バスに乗ってくる人が居ないので、バスはそのまま駅前で待機しているはずだけど、無料ツアーの開始時刻は決まっているため、到着時間によっては途中参加は出来ない可能性があるとのことだった。
毎月15日と月末日に2週間分だけしか予約受付していないので、7月末に予約してから楽しみにしていたのに、停電で電車が動かないというイレギュラーな展開で間に合わないとは思ってもみなかった。
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トラブル解消・点検の後に出発したのが9：26。
途中単線区域もあるため、すれ違い待機などで時間をロスしてしまい、作並駅に到着したのは予定から25分遅れの10：06だった。

作並駅駅
同じ駅で下車した人の大半はニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸留所が目的地のようで、遅延したせいか思ったよりも人が多かった。
駅を出てすぐの場所に工場までの無料送迎バスが待機してたけど、電車遅延で人が集中してしまいマイクロバスに乗れない人もいたため、無料試飲ツアー参加予約している人が優先で乗せて貰えることになった。
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ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸留所に到着したのは10：18。

ニッカウヰスキー仙台工場　宮城峡蒸留所名所・史跡

 電車遅延トラブルで予約していたツアーに間に合わなかったけど：ニッカウヰスキー仙台工場　宮城峡蒸留所 by RiEさん
ビジターセンターでまず受付するよう促される。

スチームでじっくりと焚く単式蒸溜器(ポットスチル）が出迎えてくれる。
このビジターセンターの見学は、各種ツアーを予約していなくても誰でもフリー見学できる施設。
淡い期待は叶うことなく、私たちが予約していた10：00スタート組は既に出発してしまったため、途中参加できないから見学ツアーは諦めて下さいと言われてしまった。
ただ、終盤にこの建物前を通りかかるので無料試飲は参加できるから声を掛けてもらえるとのことで、エアコンが効いたビジターセンター内で待機することに。
ウイスキーの製造工程やニッカの歴史などの展示してあって、私たちと同じく遅延で間に合わなかった人たちがウロウロしていた。
歴代の瓶が並んでおり、ウィスキーに目が無い夫はじっくり見学していたけど流石に暇。
展示見学にも飽きてきたころに「10：00開始の無料ツアーに間に合わなかった方！」と受付から声が掛かり、「このグループに付いて行ってください」と言われたので最後尾にシレっと数人が混ざる。
1953年よりニッカウヰスキー北海道余市蒸留所で使用していたポットスチルで、NHKの某朝ドラ撮影の際にもう1器のポットスチルと共に使用されたそう。
そしてガイドに従って赤煉瓦の建物に吸い込まれていく参加者たち。
ここは貯蔵庫になっており、ツアーに参加しなくても自由に見学出来るようになっている（ので、ツアー解散後に写真を撮るために再度立ち寄った）。
オーク樽に詰められた未貯蔵のモルト原酒は、貯蔵庫で熟成に入る。

樽を通じてウィスキーは呼吸をし、長い月日を掛けて豊かな香味と琥珀色に変化するそう。
5年から長いものになると17年以上熟成させるそうで、その時を待つ樽たちが静かに眠っていた。
終盤しか参加できなかったけど、工場見学ツアーの最終目的地であるゲストホールへ移動する。
ツアー参加者のみに許されたスロープを進むと…
普通のテーブルに混ざって立ち飲みスタイルのテーブルが並んでおり、適当に分かれて説明に耳を傾けた。
ビジターセンターで受付した時に手渡された試飲品交換券。
これを持ってカウンターへ行くと、仙台工場宮城峡蒸留所でつくられている3種類のアルコールを飲み比べできる。
予めグラスに注いであるのを1人1個ずつセルフで取っていく。
飲み比べ出来るのは宮城峡・Super・Apple Wineの3種類。
私はウィスキーを1口ずつ味見しただけで、ウィスキーを毎晩飲むほどウィスキー好きな夫とトレードし、Apple Wineを2杯飲んだ。
ちなみにApple Wineは度数が22度あるので水か氷で割って楽しむそうで、夫の持ってきた氷を1つ貰った（HOTELのWelcomeBarにも地酒としてこのApple Wineが置いてあった）。
試飲後はスロープ向かいにある仙台工場のショップへ。
ここが最終目的地なら間違いなく購入してたけど、旅は始まったばかりだし真夏に車のトランク入れっぱなしにするのは不本意だから…
併設の有料試飲カウンターで飲み比べることにした。
ちなみに1人3杯まで注文可能で1回限りしか利用できないようになっており、こちらもツアー後の試飲同様につまみなどは無い。
バーテンダーが相談に乗ってくれるので、ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸留所でしか飲めないオススメ注文することに。

夫は左から…
【ピュアモルト竹鶴17年】400円
【シングルカフェグレーンウッディ＆メロウ（宮城峡】350円
【シングルモルト宮城峡シェリー＆スウィート】400円
私は【ニッカカフェジン】250円を。
ここでも1口ずつ試してみたけど、竹鶴17年は鰹節のような余韻（夫曰く凝縮された旨味）が強かった。
貯蔵庫は全部で25棟が立ち並んでおり、創業者：竹鶴政孝の意思に基づいて蒸溜所内の木は必要以上に伐採されることなく、宮城峡蒸溜所が建てられた当時の環境が保たれて電線は全て地下に埋設してある。
涼しいビジターセンターでバスの時間まで待機して…
12：20発の作並駅行き送迎シャトルバスに乗車した。
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12：26に仙北線：作並駅に着くと、到着時は急いでいて目に入っていなかった七夕飾り吹き流しが風にそよいでいた。

作並駅駅
仙台方面へ少し戻るため線路を横断するとき、普段地下鉄しか乗らないから非日常的でワクワクする。
12：39発仙台駅に乗り込んで…
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1駅先の仙北線：愛子(あやし)駅で下車する。
この駅周辺でランチを済ませるつもりだったけど、周辺情報が無いということはそういうことでコンビニさえ見当たらず、駅徒歩圏内の飲食店はテイクアウト専門のおにぎり屋しかなかった。

愛子駅駅
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仕方が無いから愛子駅前から市バスに乗って磊々峡入口で下車し、目的地の“秋保ワイナリー”に向かう。
ワイナリーはバス停から5分ほどの場所にあり、向かう途中から台風を思わせる湿っぽい風と小雨が降り始めてしまった。

仙台秋保ワイナリー専門店
小高い丘の坂を上っていくとワイン畑が広がっている。

敷地内にはBBQが出来るみたいだけどコロナ渦中は提供していないらしく、席に座っている人はアイスクリームやワインの試飲をしていた。
雨が強くなってきたので慌ててショップに駆け込む。
ショップ内では秋保ワイナリーのワインや、地産の缶詰つまみやスナックなどを取り扱っていたけど、ランチになりそうなものは見当たらず。
ドリンクメニューの他に、試飲のグラスワインリストがあったけどあくまで試飲のため、ここで販売しているつまみ類は店内で食べれないみたい。
14：00を過ぎていたせいか冷蔵コーナーのサンドウィッチは売り切れており、1000円のつまみプレートは内容が書かれていなかったのでとりあえずワインだけ注文した。
【シャルドネ'21】350円
【甲州シュルリー’21】300円
受賞したお勧めを選んだらシャルドネの華やかな香りと、甲州の梨っぽい余韻＆甘めの後味が美味しい。
【クラフトバレーブレンドルージュ】450円
【バンジーシードル2020】200円
クラフトバレーはタンニンが効いて私好みの味で、シードルはスッキリして暑い日にピッタリな味だった。
トイレの奥まで伸びる通路を進んでいくと…
タンク室の一部をガラス越しに見ることが出来た。
雨は止んだけど湿った風は相変わらずでGoogleMapに従い、先程下りたバス停：磊々峡入口を通り過ぎて、別のバス停から仙台駅方面に戻ることにした。
秋保温泉の入口にあたる名取川に架かった覗橋を渡ろうしたところ…
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急流に長年浸食されたことにより形成されたゴツゴツした岩の間を、激しく川が流れるダイナミックな景色に遭遇。

磊々峡自然・景勝地

 覗橋からでもダイナミックな景色が楽しめる：磊々峡 by RiEさん

橋の反対側に渡ってみると橋のたもとに案内があり、2014年に恋人の聖地に認定された磊々峡の新名所：ハート形の窪みを見下ろせた。
これは自然に出来た窪みだそうで確かにハート形をしているけど、窪みから植物が生えていて最初気付かなかった。
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しばらく歩くと“秋保里センター”に到着。
雨上がりで蒸し暑いし、バスの時刻まで余裕があるから建物内で涼むことにした。

秋保里センター名所・史跡

 常設展示スペースで秋保町内で活動を続ける工人・作家の作品が観賞できる：秋保里センター by RiEさん
ここは駐車場・足湯・カフェ・観光案内所・バス停留所などを兼ねており、入口には仙台・宮城の観光PRキャラクター：むすび丸が出迎えてくれる。
常設展示スペースでは秋保町内で活動を続ける工人・作家の展示が行われており、伝統工芸から現代クラフトまで様々なジャンルを見ることが出来た。
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秋保・里センター前からタケヤ交通のバスに乗車したものの、車内は満席どころか立っているのもままならないほど混雑しており、渋滞に巻き込まれながら16：16仙台駅前に到着。
今日は夫の帽子が、昨日は折り畳み傘が壊れてしまったため、この先は仙台以上の都会を通過することは無いから、駅前のPARCOで新しい帽子とメンズ日傘を調達し、デパ地下で夜ゴハンを調達して明日からのロードトリップに供える。

仙台駅 (JR) 駅
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HOTELには明日の朝食Menuが書いてあったけど、美味しかったのでリピしたかった牛タンシチューは無くて残念。

スーパーホテル仙台・広瀬通り宿・ホテル
寝る前に天気予報APPを確認すると外は大荒れ。
明日からは初めて訪れる岩手県をレンタカーで移動する予定で、最初の目的地はずっと行きたかった平泉を目指す。
続きは03へ。