2022年夏季休暇の第2弾は、南ドイツの景勝地シリーズ「Top of Germany」。今回は、ドイツアルプスに囲まれた人気山岳リゾート地として知られる、ベルヒテスガーデンに行ってきました。<br /><br />---Reiseplan---<br />□8/16 ベルヒテスガーデン（ケールシュタインハウス・マリアゲルン）<br />■8/17 ベルヒテスガーデン（ラムザウ周辺）<br /><br />▼HOTEL<br />Berchtesgaden泊「Hotel Vier Jahreszeiten 」：87.00 EUR<br /><br />---------------------------<br />※ベルヒテスガーデンに関しては、下記旅行記にても取り上げています<br /><br />◆2020冬<br />・ラムザウ周辺<br />https://4travel.jp/travelogue/11603946<br />・ケーニヒス湖<br />https://4travel.jp/travelogue/11607467<br />---------------------------<br />◆ドイツ Top of Germany シリーズ<br />https://4travel.jp/travelogue_group/27757

ドイツ　Top of Germany（ベルヒテスガーデン・ラムザウ -Ramsau-）

140いいね！

2022/08/16 - 2022/08/17

2位(同エリア118件中)

エリア

ベルヒテスガーデン(ドイツ)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.0

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

■Mittwoch, 17, August 2022

2日目は、前回も訪れたベルヒテスガーデン国立公園内に位置するラムザウ村に向かいたいと思います。

□1日目
【A】ベルヒテスガーデン中央駅
【B】ケールシュタインハウス（▲1834m）
【C】マリアゲルン巡礼教会 / マルクセンヘーエ（▲825m）

■2日目
【A】ベルヒテスガーデン中央駅
【D】ヒンター湖
【E】聖セバスティアン教会

午前中に観光をし13時半の電車で帰路につきます。
＜AM 7:00＞
Hotel Vier Jahreszeiten （ホテルフィアヤーレスツァイテン）

今回は、私の旅行記では滅多に登場することがないホテルの朝食会場からスタートです！
素晴らしいマウンテンビューに大興奮！！

大好きなヴァッツマンを眺めながらの朝食タイムです！しかも、カップル文化の中でお一人様席があるという神対応（笑）
美味しそうなパンやハムやチーズ。アルプスに来たら乳製品は外せません！私は赤いチリペッパー入りのスライスチーズが好きです。
歯ごたえしっかりのドイツパンを食べたいところですが、少々重いので…結局クロワッサンをチョイス。腹7分目くらいにしておかないと、この後の動きが辛くなるので。
＜AM 8:00＞
朝のひんやりとした空気。そして山の匂いがします！さて、1時間ほど旧市街を散策してから駅に向かいたいと思います。
ソロ散歩をするワンちゃん（野良犬ではないですよ笑）の後を追って旧市街までやって来ました。
Holzschnitzerei（木彫り）

南ドイツの山岳地域や南チロルのグレードナー地方の伝統工芸のひとつ木彫り。特に聖母子像などが有名で今も職人が一つひとつ手作りで製作しています。
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Marktplatz（マルクト広場）

朝の静かな時間帯。ゆっくりと町中を散策するのも贅沢なひと時ですね。
山の景色とフレスコ画の建物。南ドイツの景色ですね！

この通称フレスコ画ですが、正式にはドイツ語で「Lüftlmalerei（ルフトマーラライ）」と言います。オーバーバイエルンやチロルで生まれたファサード絵画のことで、特にミッテンヴァルトなどが有名です。
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Schlossplatz（シュロス広場）

シュロス広場広場・公園
アーケードには、戦没者追悼の意を表すフレスコ画が描かれています。
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Königliches Schloss（ケーニヒリッヒェスシュロス）

王の城という名の元修道院。1810年以降は、ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮として利用されました。現在は博物館として一般公開されています。

城 (ベルヒテスガーデン) 城・宮殿
Stiftskirche St.Peter und Johannes der Täufer（シュティフト教会）
12世紀始めに建設され、その後増築、改築を繰り返し19世紀に現在の形になりました。放蕩息子の像が印象的です。

オルガンは、1969年にミュンヘンのオルガン製作者「Carl Schuster＆Sohn」によって修復されました。
旧市街は、小1時間もあれば回ることができます。レストランやお土産屋さんが並び、日中になると多くの観光客で賑わいます。
Watzmann（ヴァッツマン）

旧市街から坂を下り、いつもの場所に戻ってきました。ベルヒテスガーデン滞在中は、この景色から1日が始まります。
旗をつける作業をしているお兄さん。背景に馴染んで人形に見えますが本物の人間です！

この後は、中央駅からBus846で約20分「ヒンター湖」に向かいたいと思います。この日も良いお天気で、案の定バスは定員オーバー…。臨時便が投入されました！

ちなみに明日からはずっと雨予報で、一雨ごとに秋になる時期です。
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＜AM 9:40＞
Hintersee Zauberwald ,Ramsau b.Berchtesgaden（バス停名）

ヒンター湖手前の「Zauberwald（ツァウバーヴァルト・魔法の森）」にて下車。ここから小1時間ハイキングをします！
「Zauberwald（魔法の森）」は、バイエルンで最も美しいゲオトープと言われています。ヒンター湖の周囲は遊歩道になっており、子供から大人まで人気のハイキングコースになってます。
どっぷり水に浸かるワンコ。既に気温は30度近いので羨ましい。
ここからは自然散策ということで、コメントは最低限にして美しい景色をお届けいたします。
小屋の横の細い道を進むと・・・
行き止まりの橋に到着（笑）！
Ramsauer Ache（ラムザウアーアーヘ）

ヒンター湖から流れ出る小川です。マイナスイオンを浴びまくる！
せせらぎの音と乳白色の清流に癒される。
実は一つひとつの岩はかなり大きいです。人が写り込むとそのサイズ感が分かりますね。そう、ここは何千年も前に落石によって形成された場所なのです。手つかずの自然がそのまま残っています。
さて、ヒンター湖に沿ってハイキングスタート！！
Reiteralpe（ライターアルム ▲2286m）
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Hintersee（ヒンター湖）

ここラムザウ周辺は、1850年以降に多く画家や写真家たちを魅了した場所としても有名です。

最大水深18mの湖で、夏季でも水温は16℃くらいまでしか上がりません。

ヒンター湖滝・河川・湖
ヒンター湖のベストシーズンは5月から7月と言われています。実のところ、8月中旬は夏のシーズンとしてはギリギリ。

前回は2月の真冬に来ましたが、暖冬だったため湖畔の積雪はあまりなく、これまた美しい冬景色を見ることができました。但し、本来はドイツで最も寒く雪深い地域です。
標識もあるので迷うこともありません。観光地のケーニヒス湖に比べると、こちらは人も少なくゆったりと過ごせます。
山と森林に囲まれた秘境といった感じです。そして静かです。
エメラルドの湖が神秘的です。
ここからの景色もよく絵画のモチーフとして使われます。
湖畔の遊歩道は、ほとんど高低差もなく歩きやすいです！森林浴が気持ち良い！
ヒンター湖の最も有名なポイントに到着！！
Hintersee @Ramsau, Deutschland（ヒンター湖）
ここからの景色は多くの画家によって描かれています。とても印象的な景色です。
Hochkalter（ホッホカルター ▲2607m）
こちらの石碑には、あのルートヴィヒ2世の叔父にあたる、ルイポルト・フォンバイエルンもこの景色に心を奪われた的な内容が書かれています。それは、同感。私も心奪われた。
夏の避暑地とされるこの辺りですが、日が昇ってきたら一気に暑くなりました…。色んな意味で激アツ。
心落ち着く場所で何度でも訪れたくなります。正直に言うと、私はケーニヒス湖よりもこちらのヒンター湖の方が好きです。
ずっと眺めていたい景色。
Hoher Gäll（ホーヘルゲル ▲2522m）

ここからの眺めは冬の方がおすすめです。水深18mもあるにもかかわらず冬は凍結します。湖上では、アイススケートやカーリングなども行われるみたいです。
最初に湖越しに見えていたライターアルムが目の前にそびえています。これにて1周！！写真を撮りながらゆっくり歩いて約1時間半のコースでした。
＜AM 11:40＞
Kirche ,Ramsau b.Berchtesgaden（バス停名）

ヒンター湖からバスで12分。ラムザウの有名なフォトスポットにやって来ました。
夏の景色は眩しい。緑が綺麗です。
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聖セバスティアン教区（ラムザウ）教会とアルプスが織りなす景色。

あまりにも綺麗すぎて何だか嘘くさいので、今回はあえて人をいれてみました。夢（絵の世界）と現実のような構図。

聖セバスティアン教区教会（ラムサウ教会）寺院・教会
イチオシ

Pfarrkirche St.Sebastian @Ramsau, Deutschland（聖セバスティアン教会）
もう１回、絵の世界に人を入れ込んで撮ることで、初めて実際にある景色なのだと再認識！

昨日に続き同じセリフを違う意味で「夏のベルヒテスガーデン恐るべし」。
バスの時間まで周辺を散策することに。
この辺りの景色も素晴らしいですね。坂道だらけですよ（笑）！
ラムザウは「Bergsteigerdorf（登山村）」と称され、ドイツアルピニズムの先駆的な村であると正式に認定されています。

また、ベルヒテスガーデン国立公園を始め、自然、農業、伝統のあらゆる面で持続可能な保護が促進されている地域でもあります。
Pfarrkirche St.Sebastian（聖セバスティアン教会）

通称ラムザウ教会とも呼ばれます。1512年に建てられたカトリックの教会です。

パズルやポストカードなど多くのデザインで使われることから、バイエルンで最も有名な教会のひとつと称されることもあります。
山の斜面に建てられた墓地。
教会内部には主祭壇と4つの副祭壇があります。
この教会で特に注目なのが、オルガンのファサードにあしらわれたイエスと12人の使徒の木像。教会の歴史よりも古く1430年頃に製作されたものとされています。
前回来た時の思い出がよみがえります。（寒空のもと1時間に1本のバスはキツかった思い出…苦笑）
＜PM 12:30＞
Berchtesgaden Hbf（ベルヒテスガーデン中央駅）
昨日はバスで到着したので降り立つことのなかった駅のホーム。これから9時間かけて帰ります。
今回はトレッキングシューズ撮りを決行！平地では思ったよりも難しくリュックを背もたれにほぼ寝た姿になりました…。

夏のベルヒテスガーデン、弾丸スケジュールで来た甲斐がありました。やっぱり自然は良い！

それではまた。Tschüss : )

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この旅行記へのコメント（2）

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jijidarumaさん 2022/11/14 13:56:30

ラムザウ教会とアルプスが織りなす景色、これを見たかったのですよ！

beachさん、
今日は。
ラムザウ教会とアルプスが織りなす景色、これを見たかったのですよ！
夏の旅の素晴らしい景観です。

2020年の予定にベルヒテスガーデン、ザルツカンマ―グート地域を入れていたけど、今年も来年？もこの景観を見られそうもないのが残念です。

確かに美しい写真の構図の中に人をいれてみると、違ってみえますね。
私もかつての春の旅で、偶々教会から出てこられた結婚式の出席者（バイエルンの民族衣装を着た家族）を一緒に撮られせて頂いた事がありますけど、その場面が脳裏に刻まれていますよ。
以来、ラムザウ教会の春、冬の景色写真を季節毎にPCの壁絵にしています。

それではまた。
jijidaruma

beachさんからの返信 2022/11/14 21:18:13

RE: ラムザウ教会とアルプスが織りなす景色、これを見たかったのですよ！

jijidarumaさん

こんにちは(^^)
コメントありがとうございます！

前々からjijidarumaさんも仰っている通り、夏のバイエルンの景色は素晴らしいの一言に尽きます。本当に美しいです。欲を言えば、やはりjijidarumaさんのようにレンタカーを運転したいです（苦笑）

私は今年の年末にようやく一時帰国のチケットを取りました。徐々にですが、旅行者も増えてきているみたいです。今は欧州以外ですとアメリカからの旅行者が増えました。

素人撮りでも被写体が良いと綺麗すぎる写真で、まるで拾い画のようになってしまったので…人を入れてみました。バイエルンの民族衣装を着る伝統の結婚式も素敵ですよね！私はミッテンヴァルトの年始の礼拝で民族衣装に身を包んだ人たちを見かけましたが、それもとても印象に残っています。

PCの壁絵にラムザウ良いですね(^^)いつ見ても心が落ち着く景色です。

それではまた(^^)

beach

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