2022/09/08 - 2022/09/10
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群青さん
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2日目の行程はノー・アイデア。
急遽決まった夏休みは、宿を押さえるだけで精一杯で・・・
僕にしては珍しくほぼほぼ何も決めずに旅に出て、2日目の朝ごはんを済ませてもまだこの日の行程を決められず仕舞い。
ということで。。。
困ったときは「道の駅巡り」に限る。(笑)
車を走らせ、窓を開けて新鮮な空気を吸いながら音楽を聴き、ただただその土地を何も考えずハンドルを握っていたら、きっと行き先は浮かんでくるはず。
根拠のない確信のまま宿をチェックアウトして、まずは道の駅を3箇所ほど巡ることにした。
その足で、以前から行きたいと思っていた岩手県陸前高田市の高田松原津波震災復興祈念公園へと訪れてきました。
【註】この旅行記の後半部分には、震災遺構の写真が登場しますので、それらを見たくない方はこのページから退避されることをお勧めします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝8時20分にチェックアウト。
予報よりもどうも天気は良さげな雰囲気。
岩手県道12号線から国道283号線へと車は走る。
昨日の午後立ち寄った宮沢賢治童話村や記念館へと曲がる交差点も直進し、遠野市方向へと。
9時ちょっと前に到着したのは、道の駅とうわ。道の駅 とうわ 道の駅
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朝9時の開店に向けて慌ただしく準備をしていた。
この道の駅は、駐車場もかなり広く取られていて、車中泊旅の人にも使い勝手の良さそうな仕様。 -
何故ならば、道の駅に隣接して日帰り温泉施設の東和温泉が建ち、その隣にはホテルフォルクローロ花巻東和という宿泊施設も。
駐車場には確かに、車中泊旅の方のものと思われる車両もあった。
道の駅自体は非常にこじんまりとした造りで、特に目を惹くものもなかったので、道の駅スタンプを押したら次の目的地へ!東和温泉 温泉
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国道283号線を再び東進。
15分ほどすると、JR釜石線が国道を跨ぐ箇所が見えてきた。
道の駅みやもり。
看板だけ見ていると、道の駅っぽさは希薄で、町のホームセンターかと見紛う程。道の駅みやもり めがねばし直売所 道の駅
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建物もこんな風で、どこに道の駅が?って感じですよね。(苦笑)
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これがかの有名なめがね橋。
釜石線をSL列車が走る時は、その光景を一目見よう!写真を撮影しよう!!とする人たちで賑わう場所のようだ。めがね橋 名所・史跡
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道の駅の建物内にはJR釜石線の列車の通過時間の目安が案内されているのだが、残念なことに朝9時台は空白時間のようで・・・
列車の通過は見られず。
とはいえ、時間を気にすることなく、平日にひとりドライブできるだけで十分に幸せだ! -
道の駅の一角には宮沢賢治の世界を彷彿とさせる設えも。
花巻のみならず、その周辺の地域にも宮沢賢治の遺したものが大切に受け継がれていることを再認識した瞬間。 -
次にやって来たのはこちら。
道の駅遠野風の丘。
釜石自動車道が、道路の法面補修工事のため、宮森ICー遠野IC間が平日の昼間は通行止めになっている影響で、国道283号線がそこそこ通行量もあった。
釜石自動車道が開通前の時代は、きっとこんな風に車が多く走る界隈だったのだろう!と感じることができた一方、開通によって間違いなく交通事情は激変したことによって影響を受けたであろう人たちの事をふと思った。
道の駅遠野風の丘は平日とは思えぬほどの活況さ。
新しい建物には絶えず人の出入りがあり、新鮮野菜の入った袋を抱えた地元の方や、観光の途中に立ち寄ったであろうグループの人たちの姿。道の駅 遠野風の丘 道の駅
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夏の終わり、秋の初め。
白く雲が覆い尽くす空の向こうには青空が見え隠れして、程よい風が吹き渡る。
少しずつ黄色味を帯び始める前の田んぼが広がる。 -
道の駅の一角には、遠野やその周辺の観光案内のスポットが。
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パンフレット類も豊富。
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農産物や土産物が並べられた直売スペース。
一とおり見て回ったが、確かに野菜類が豊富で色つやもキレイで新鮮なものばかり。
今日が家に帰る日ならば、買って帰りたい程。
遠野はホップの生産でも有名な場所。
こんな風に写真撮影してくれ!と用意された「映えスペース」も。(笑)
車のエンジンをかけた途端、想定外のトラブル発生!!
車が警告表示を発していた!
あ、ヤベぇぇぇぇぇぇ!!
キーレス電池交換を促す表示。
まさか岩手の遠野辺りでこれが何の前触れもなく出てくるとは思わなんだ。(涙)
早急に電池交換しないとまずいので、スマホでHondaの営業所を検索したら・・・
イチバン最寄りでも釜石らしい。
仕方あるまい。
今回は釜石には行く予定はなかったが、まずはキーレスエントリーの電池交換が最優先。
遠野ICから釜石道に乗り釜石仙人峠ICで降りるはずが、焦ってたんでしょうね。(苦笑)
降り過ごしてしまい、仕方なく三陸道の釜石中央ICで降りてから再び釜石市内へと戻る形に・・・
電池交換自体は15分ほどで対応してくださり非常に助かりました。 -
釜石からは国道45号線をのんびりと南下。
9年前の秋、初めて三陸を旅した時以来に通ったのだが・・・
震災津波による甚大な被害を受けたこの地域の復興のために三陸道が急ピッチで工事が進み、現在は仙台から八戸まで全線開通になったのは非常に良い事である。
一方、長距離、短距離を問わず多くの車が三陸道を利用するため、国道45号線の閑散ぶりが非常に気になって仕方ない。
ホントびっくりするくらい交通量が激しく少ないんですもの。
ただね、仕方ない部分もあると思うのだ。
リアス式海岸の三陸沿岸は、入江の奥の僅かな浜に集落が点在し、それらを縫うように国道45号線が走る構造ゆえにアップダウンがキツイのも事実。
山肌を縫うように海が見えてきたな!と思うと、もれなく海を覆うように防潮堤が築かれている光景。
9年前にここを通った時は、震災後2年7か月も経っていたにもかかわらず津波で破壊された住宅がまだ残されていて、運転していてやたらと涙が出て仕方なかったが・・・
今はそんな光景はもうない一方、どの集落からも人の気配や人間の営みのようなものがかなり消し去られてしまったかのようで、そんな部分に驚きを覚えた。
ちょっとでも人の気配のする場所を見てみたくなって・・・
大船渡市越喜来の集落で国道45号線を離れて、県道へ。
徐々に海が近づいてきたな!と感じていたら展望台らしきものが見えてきたので車を停めてみた。 -
未音崎湾望台から見る海は穏やかで優しい色。
潮風の匂いを嗅ぎながら、しばし風景を見ているだけではあの日の光景を想像することはとても難しい事。
やっと人の営みの気配を感じる場所に辿り着いて、改めてこの地で生きる人たちに想いを巡らせた。未音崎湾望台 名所・史跡
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次にやって来たのは、かもめテラス。
三陸銘菓「かもめの玉子」を買うならばやっぱりここ!
限定品の品ぞろえも豊富なのでオススメ。かもめテラス 三陸菓匠 さいとう総本店 グルメ・レストラン
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時刻は午後1時半を少し回ったところ。
やっと、高田松原津波復興祈念公園へ到着した。
到着した時は、修学旅行と思しき団体の観光バスが2台に、クラブツーリズムの観光バスが1台停まっており、さらに一般車両の駐車場にも結構な台数の車が・・・
やはりそれだけ注目の場所なんだな!
この地域に来たならばやはり立ち寄ろう!!と思う人たちが多いことを再認識したし、嬉しくなった。
それはつまり、風化していないことの証だから・・・高田松原津波復興祈念公園 公園・植物園
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とはいえ、腹が減っては戦もできぬ。(苦笑)
空腹に耐えかねて、真っ先にやって来たのは道の駅に併設されているまつばら食堂。
ここにはもう1店舗 食堂がありましてね。
たかだのごはん という店なのですが、どちらにしようか迷った挙句、まつばら食堂にした次第。まつばら食堂 グルメ・レストラン
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選んだのは「わかこちゃんラーメン」
広田湾で取れるわかめを練り込んだ麺に、岩海苔とチャーシューをトッピングした白醤油ラーメン。
磯の香りがして美味しかったです。
空腹だったから、ガッツリご飯ものを食べようかな?と迷ったものの・・・
時間が時間だし、2日目の宿は結構ガッツリとボリュームのある料理だと聞いていたので自制することに。 -
道の駅の店内は、広田湾のわかめや昆布だけでなく、三陸の海の幸を用いた加工品や生ものも数多く並び、充実しています。
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さて、まずは公園内を見学することにしましょう!
ここに来るのは4年半ぶりなのだが、前回来た時はまだブルドーザーが激しく音を立てて整地していたこの場所が、今ではすっかりと見違えるように変わっていて・・・
それだけで驚いてしまう。 -
青々とした芝生が綺麗に張り巡らされ、その芝生の上を何やら黒い物体が蠢いている。
目を凝らすと、何と、自動芝刈り機。(笑)
遠くには防潮堤と、その手前には津波で破壊された高田松原ユースホステルの遺構。 -
海へと向かう防潮堤の手前で振り返って、道の駅高田松原などが入る建物を見やる。
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芝生の向こうには、旧道の駅高田松原。(タピック45の震災遺構)
後ほど行ってみましょう! -
海を望む場と名付けられた防潮堤の上には献花台が設えられ、ガラス越しには広田湾が穏やかに拡がる。
海に眠る多くの方々を思い、掌を合わせた。 -
海沿いには松の苗木が育てられている。
いつかまたこの木々によって、松原が再生される日を信じて・・・ -
海を望む場から直接、奇跡の一本松方向へと行けるルートができたようだ。
やはり4年半で何もかも様変わりしている。 -
震災遺構 高田松原ユースホステル。
今までは奇跡の一本松側からしか見ることが叶わなかったが、こんな風に裏側や側面から見たのは初めてなので、しばし言葉を失った。
どういう角度から見ても、建物がこのように捻じれまくり、ひしゃげてしまうその様を見て、ただただ呆然とするばかり。 -
この水たまりの中に浮かんでいるものは、木の根っこ。
かつて震災前に高田松原を覆っていた松の根っこの残骸なのだとか。 -
奇跡の一本松。
ここに来たのは4年半ぶり3度目。
過去の旅行記はこちら。
「奇跡の一本松」の街で・・・(2013秋・東北の旅【4】」
https://4travel.jp/travelogue/11581981
「南三陸から陸前高田まで(2018GW宮城三陸旅行【1】」
https://4travel.jp/travelogue/11357049奇跡の一本松 名所・史跡
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やなせたかし氏が寄せたプレート
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4年半前に比べ、防潮堤の色合いが自然に同化しつつあることに気づかされる。
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奇跡の一本松を見ている時に、ミョーに気になっていたのがこちら。
以前はなかったその威容の存在を確認したくて、歩いて見に来てみた。
巨大な石には「弧松巌上」と刻まれている。
これは一体、何? -
「弧松巌上」と刻まれたこの碑は、東日本大震災で被災した陸前高田市の復興を願って制作されたらしい。
この石は、「稲田御影石」という素材で、茨城県石材業協同組合連合会によって寄進されたものを用い、制作された。
陸前高田市出身の演歌歌手、千昌夫の歌「いっぽんの松」の歌詞が刻まれた歌碑もたもとに設置されている。 -
そろそろ道の駅に戻りましょうかね。
ふと周囲を見やると、このような案内板が。
震災後、大掛かりな土地嵩上げ工事が長期間行われ、陸前高田の中心街は大きく変貌を遂げた。
それでもこの公園内は、標高2mしかなく、津波の際には1.5km離れた場所への避難誘導が推奨されている。
これをどう解釈すべきか?と、しばし考え込んでしまった。 -
それでも11年の歳月は、陸前高田に大きな変化をもたらしたことは間違いない事実。
過去2回、ここを訪れた時のように、土煙が漂うような姿は今はどこにもなく、周囲は緑で覆われた平地が広がるばかり。 -
大地に突き出るように残るコンクリートの突起物に、震災後のこの街の変容の残骸を見出すことが出来るのみ。
この突起物こそ、陸前高田の土地の嵩上げに大いに貢献した、土砂を運ぶベルトコンベアを支えていた支柱なのだ。
その役割を終えた今も、この10年ちょっとの街の復興の証人として敢えて残していると聞いた。 -
そのまま、今まで2度の訪問の際には見ることの叶わなかった震災遺構を見るために、足を伸ばした。
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旧道の駅高田松原タピック45。
今もなお、直接内部へと入ることはできず、周囲は柵で覆われているものの、3度目の訪問にして初めてここまで近づいて見ることができた。
ここでも自然に掌を合わせずにはいられなかった。旧 道の駅高田松原 タピック45 名所・史跡
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案内看板。
この旧道の駅高松タピック45の特徴ある建物は、いつかやって来るであろう津波への避難の際に海側からの登りやすさを考慮して設計されたのだそう。
海に向かって三角形の屋根が、津波の衝撃を緩和したようで、建物内部の大きな損傷と較べて躯体そのものが破壊されなかったことは特筆すべき事実でもある。 -
再び高田松原津波復興祈念公園の建物に戻って来た。
外の見学に時間を費やしている間に、団体客が見学を終えて立ち去ったようで、やっと周囲は賑わいが緩和されてきていた。 -
いよいよ、東日本大震災津波伝承館の見学に向かう。
入口で検温と手指消毒を済ませ、館内へ。
見学料は無料。東日本大震災津波伝承館 名所・史跡
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この施設は、非常に精密にあの大震災の事を網羅しようとする姿勢が伺える。
最初の展示パネルから目を離せないものばかりで、記述を漏らさず読み進めるだけでも時間を要するものが多いのだが、その分、内容はとても充実していると感じた。
被災した消防車の残骸の展示には、一瞬すべての言葉を失うほどの迫力が!
コーナーごとに展示パネルや映像を駆使して、岩手県内の被災の状況を漏らさず伝えようとする姿勢が伺えたし、時間を区切って上映される映像シアターに映し出される紹介映像も、非常に考えさせられるものばかり。 -
各コーナーには案内のガイドさんがいて、僕らに対応してくれるのだが、若い方も結構いる。
小学生、中学生の多感な頃に自ら被災された方もいるらしく、だからこそその事実を余すことなく伝承し、未来へ語り継いでいきたいという志を沸々と感じた。 -
時間を忘れて丁寧に展示物に見入っていたら、いつしか周囲の人の数が減っていたのに気づかされる有様。
根を詰めて見入っているうちに、気づけば時計は4時半になろうとしていた。
公園も含めて、まさかこの場所に3時間もいようとは!!
自分でも驚いたが、それくらい時間を忘れてしまう迫力と、地震大国日本で生きる僕らというものを真剣に考えさせられたひとときだった。 -
展示物を見終えて、建物を後にした時に、今回の旅はこれを見るために東北にやって来たのだ!
との確信を得られた。
今、この展示を見る必然性があるから、僕は岩手に吸い寄せられたのかもしれない!と。
充実した時間である一方、気を張りつめて過ごした時間はさすがに重い。
肩の荷を少し軽くしたいと思い、立ち寄ったのが、道の駅の一角にあるこちら。
すなば珈琲高田松原店。すなば珈琲高田松原店 グルメ・レストラン
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マスカットサイダー味のソフトクリームを買い求め、外のベンチで風に吹かれながら舐めていた。
過去2回、この場所を訪れた時の事を思い出しながら・・・
まだまだこの街の復興は道半ばかもしれないが、11年間、ひたすら現実に真摯に向き合い格闘し続けた軌跡が今、街づくりに確かに生かされているように感じた。
その姿勢が何かとても潔く感じたから、3時間この場所に滞在していてもホッとする何かを感じるのだろうとも思う。
この旅行記に目を留めてくださった多くの皆さんに、一度是非とも訪れて欲しい!
と、心から願う次第です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (5)
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- 旅猫さん 2022/09/29 15:59:14
- 震災遺構
- 群青さん、こんにちは。
震災遺構を見ると、11年前を思い出しますね。
あれほどの災害は、滅多にありませんから。
以前、有珠山の噴火災害遺構を観たことがありますが、自然の猛威の凄さをまざまざと感じました。
忘れた頃にやって来る。。。
そんなものですよね。
日頃から、気を付けていないととは思いますが、突然襲ってくるのでどうにもならないかなとも。
旅猫
- 群青さん からの返信 2022/09/30 07:29:36
- Re: 震災遺構
- 旅猫さん
おはようございます。
コメント頂きありがとうございます。
震災や災害の現場を目の当たりにすると、やり場のない感情や不安に包まれる感じがします。
昨今いろんな場所で天候による災害が起き、最早それが日常と化している状況で、どこに居ても避けられないのかも知れません。
少しでも自分なりの対処法を持っていなければ!と思います。
- 群青さん からの返信 2022/09/30 07:29:38
- Re: 震災遺構
- 旅猫さん
おはようございます。
コメント頂きありがとうございます。
震災や災害の現場を目の当たりにすると、やり場のない感情や不安に包まれる感じがします。
昨今いろんな場所で天候による災害が起き、最早それが日常と化している状況で、どこに居ても避けられないのかも知れません。
少しでも自分なりの対処法を持っていなければ!と思います。
-
- ひま爺さん 2022/09/25 08:39:29
- ノープラン旅
- おはようございます
ほぼノープランで音楽を聴きながら車を走らせる・・・時にはこういう旅も
いいもんでしょうね。ひま爺ももう少し若かったらそんな旅してみたい。
群青さんが数年前ここを訪れた旅行記よく覚えてますよ。
ユースホステルの捻じ曲がった姿から震災の恐ろしさがまじまじと伝わって
きますね。あれからもう11年、早いですね。
"災難は忘れた頃にやってくる"・・今後何が起こるのか・・
それでもひま爺は能天気に生活してますけどね。
「わかこちゃんラーメン」、岩海苔いっぱいで美味しそうですね。
こちらは朝・夕寒くなってきました、もう1ヶ月少々で初雪です。
ひま爺
- 群青さん からの返信 2022/09/25 12:21:18
- Re: ノープラン旅
- ひま爺さん
こんにちは。
コメント頂きありがとうございます。
今年の9月はどういうわけか週末になると台風やら大雨の影響に晒されて、なかなか気持ちの良い秋の休日を満喫できないことが多いですね。
この3連休も、静岡などで大雨による甚大な被害の報道を目にして、言葉も出てきません。
日本という国そのものが絶えず自然の驚異に晒されながら、長い年月をかけてこの国土で共存してきたことを、いついかなる時も忘れてはならないのだ!
との教訓を、自然が示しているようにも感じます。
高田松原周辺は11年経って少しづつ落ち着きを取り戻した感があります。
また東日本大震災津波伝承館の施設は非常に見るべきものも多いです。
この地域で生まれ育った方々が数多く運営に携わっていることもあり、熱意がストレートに伝わって来るので、こちらも新鮮に見入ったり傾聴してしまいます。
一方で、土地を10m以上嵩上げして生まれた現在の陸前高田の中心地と、海沿いの高田松原付近との中間の土地は、未だ明確な利用法が定まっていないらしく・・・
住宅も建てられず、かといって別の有効利用がされているわけでもなく、ただただ空き地が広がっている状態です。
そういう点からすると、陸前高田の街づくりは道半ばとも言えるのですが・・・
まだまだこれからいろんな変化をこの街は遂げていくであろう予感と希望を感じられました。
また何年か後にこの地を訪れたら、きっとまた驚きをたくさん感じるんじゃないかな?
来週末は、いよいよ友人と函館を旅してきます。
1泊2日、実質函館滞在24時間の弾丸ツアー(笑)ですが、函館旅行が初めての友人の希望に即した形で、僕も4年ぶりの函館旅行を満喫したいと思っています。
まずはその前に、今回のひとり旅の残りの部分をきちんと旅行記として仕上げねば!(汗)
群青
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