2022/08/20 - 2022/08/20
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2022年8月お盆明けの週末に、山形県鶴岡市・酒田市へ二泊三日の一人旅に行ってきました。
行動制限がない3年ぶりの夏!といいながら、今までにないペースで急増する新型コロナウィルス・オミクロン株の国内感染者数を伝えるニュースが逸る気持ちを挫かせます。
こういう時は温泉の力を借り、旅先の非日常に触れることで、身体と心の健康増進と免疫力アップをすることが必要ですね。
今回の旅は首都圏から地上のアクセス面でやや不便なところにある山形県庄内地方を目的地にしました。
旅の1日目は上越新幹線とJR在来線特急を乗り継いで、最初に『クラゲの水族館』で有名な鶴岡市立加茂水族館を訪問し、その日の夜は近くの湯野浜温泉の民宿に泊まりました。
2日目は山岳信仰と修験道の聖地、羽黒山・出羽三山神社を訪れ、その後鶴岡市街に戻って鶴ヶ岡城址周辺を散策、夜は鶴岡市内にある湯田川温泉の老舗旅館に宿泊しました。
最終日の3日目は酒田市に移動して北前船の寄港地の面影の残る酒田の街並みを楽しみ、最後に庄内空港から一人旅初の航空機に搭乗して帰宅しました。
本編は3日目最終日前半の酒田市山居倉庫と本間家旧本邸の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この前編は『2022年8月夏の週末二泊一人旅~山形県鶴岡・酒田⑤:湯田川温泉九兵衛旅館さん~』です。
https://4travel.jp/travelogue/11775938
8月20日(土)湯田川温泉バス停9時31分発の鶴岡駅前経由エスモールバスターミナル行きの庄内交通バスに乗車し、9時55分過ぎに鶴岡駅に到着しました。
ここから、10時17分発の特急いなほ1号、秋田行きに乗車して、本日の旅の目的地の酒田を目指しました。鶴岡駅 駅
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特急車内では進行方向に向かって右側の自由席に座り、内陸側の羽越本線沿線を車窓から眺めていました。
段々と雲行きが怪しくなる旅の3日目の空。
本当なら手前の山の向こうに出羽三山の最高峰の月山が見える筈なのですが…JR羽越本線 乗り物
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18分後の10時35分に、酒田駅に到着しました。
酒田駅 駅
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到着した時は、本格的に雨が降り出していました( ; ; )
酒田市内の路線バスは、庄内交通が先月2022年7月末に鶴岡行きと庄内空港行きのバスを除いて撤退していて、現在は地域コミュニティバスだけの運行です。
コミュニティバスは運行本数が少ない上に、大回りの巡回運行のため、次の目的地の到着がかなり遅くなりそうでした。酒田駅 駅
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イチオシ
酒田駅前からタクシーに乗車し、最初の目的地の山居(さんきょ)倉庫に行きました。
乗車運賃は950円でした。
最初に一番のビュースポットのけやきの並木道を歩きました。山居倉庫 名所・史跡
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山居倉庫は1893(明治26)年から1895(明治25)年にかけて、現在の酒田市山居町に酒田米穀取引所の付属倉庫として創建された12棟の倉庫です。
創建後は庄内米の集積と品質管理、全国流通の拠点として、重要な役割を担っていました。
その後1棟取り壊され、1916(大正5)年に1棟増築されて、現在に至っています。
昨年2021年3月には、国の史跡に指定されました。山居倉庫 名所・史跡
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日除け、雨除けの目的で、倉庫が創建された当時に植えられたけやきの並木道は、山居倉庫の裏通りです。
とても風情ある景観であることから、吉永小百合出演のJR東日本の『大人の休日倶楽部』のCMのロケ地に採用されました。山居倉庫 名所・史跡
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けやき並木の途中にある『三居稲荷神社』です。
1893年に倉庫の建設が始まった時に、倉庫の守護神としてここに祀られたそうです。
神社の名前が『山居』ではなく『三居』なのは、この地に従来から祀られていた稲荷神に、別の稲荷神社の御神体2柱を合祀したからだとか…山居倉庫 名所・史跡
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倉庫の2階部分の窓
山居倉庫 名所・史跡
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イチオシ
倉庫と倉庫の間の空間
山居倉庫 名所・史跡
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傘をさしながらの撮影はやりにくいですが、この佇まいはやはり絵になりますね。
山居倉庫 名所・史跡
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山居倉庫のそばを流れる新井田(にいだ)川です。
山居倉庫 名所・史跡
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けやきの並木道を歩いた後で、次に庄内米歴史資料館を見学しました。
12棟並ぶ倉庫の内、新井田川に近い1号棟を資料館として開放しています。
入館料は大人300円、中高生200円、小学生150円です。庄内米歴史資料館 美術館・博物館
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資料館の内部は撮影可能です。
倉庫の屋根裏も見ることができますので、ご興味のある方は是非見学してみてください。
入口近くにある、倉庫内に米俵を運び込んで積み上げる作業を再現したコーナーです。庄内米歴史資料館 美術館・博物館
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1895年当時の山居倉庫のジオラマです。
現存しない棟続きの途中の1棟もあります。庄内米歴史資料館 美術館・博物館
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こちらは庄内米に関する展示がメインの資料館です。
初めての方にもわかりやすく、生産の過程から資料を展示しています。庄内米歴史資料館 美術館・博物館
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農家の納屋を再現したコーナーです。
庄内米歴史資料館 美術館・博物館
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農家の居間を再現したスペースもありました。
山形と言えば今から39年前の1983年に放映され、伝説的な高視聴率を出した、NHK朝の連続テレビ小説『おしん』を思い出しますね。
おしんの少女時代の舞台は実家のある内陸の農村の他に、子守り奉公先としてここ酒田も登場していました。庄内米歴史資料館 美術館・博物館
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イチオシ
5俵の米俵を背負う女性のマネキンがあります。
米俵は1俵=4斗=60kgとしたら総重量300kg!?
本当かな?と思いましたが、実在したそうです。
今の企業が従業員にこんなことをやらせたら、訴えられますけどね。
身体に負担をかけないコツがあるのかもしれませんが、仕事とはいえ相当重かっただろうと思います。
昔の東北の女性は辛抱強かったんだな…
『おしん』に通じるものを感じました。庄内米歴史資料館 美術館・博物館
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千石船の模型と米俵です。
江戸時代は庄内地方で穫れた米をこの船に載せて、遠く『天下の台所』大坂や『将軍様のお膝元』江戸に運んでいたのですね。庄内米歴史資料館 美術館・博物館
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庄内米歴史資料館を出て、山居倉庫の表通りを歩きました。
倉庫の入口に大きな庇が取り付けられ、積荷の積み下ろし作業を雨や雪から守る配慮がされています。山居倉庫 名所・史跡
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イチオシ
表通りからの倉庫群の眺めです。
倉庫は1棟ずつ建っていますが、表通り側は廊下の様な屋根付き通路で繋がっていて、屋外に出ることなく倉庫間の移動ができます。
この倉庫群の内9棟は、庄内米の保管庫として現在に至るまで使用されているそうですが、今年2022年度末で保管庫のとしての役割を終えるそうです。山居倉庫 名所・史跡
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事務棟と倉庫を結ぶ屋根付き通路です。
山居倉庫 名所・史跡
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表通りを挟んで倉庫の反対側に建つ事務棟の敷地に立つ松の木です。
山居倉庫 名所・史跡
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最後に、駐車場に近い11号棟と12号棟を改装した商業施設『酒田夢の倶楽(くら)』に立ち寄りました。
酒田夢の倶楽 お土産屋・直売所・特産品
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館内にある『芳香亭』さんで、昼食を頂くことにしました。
芳香亭 グルメ・レストラン
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店内は倉庫の内部構造を生かしつつ、リフォームされて内装は綺麗です。
当日の店内は、雨天のためかお客は少なかったです。芳香亭 グルメ・レストラン
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芳香亭さんで『天むぎきり』税込1,925円を注文しました。
天ぷらは揚げたて、麦切りはつるつるとした喉越しで、美味しく頂きました。
今回の旅で立ち寄った他の飲食店のメニューにも『麦切り』が載っていて、最初は何だろうと思っていましたが、関東で夏によく食べられている冷や麦のことなのですね。
今回初めて知りました(by元々素麺しか馴染みがなかった元関西人)芳香亭 グルメ・レストラン
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館内の土産物コーナーです。
酒田夢の倶楽 お土産屋・直売所・特産品
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山居倉庫の観光が終わった時は一時雨が止んでいましたので、次の目的地まで歩いて行くことにしました。
新井田川に架かる山居橋の上から、倉庫を撮影しました。山居倉庫 名所・史跡
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山居倉庫から13分程歩いて、次の目的地の『本間家旧本邸』に到着しました。
本間家旧本邸 名所・史跡
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正門に当たる長屋門から邸内に入りました。
本間家は佐渡国(現在の新潟県佐渡市)からこの地に移住して江戸中期から商業活動を始め、北前船交易や金融業などで莫大な富を築き、幕末は東北地方を代表する豪商・日本最大の大地主となりました。
酒田を治める庄内藩酒井家は本間家の財力に注目して、当主を士分に取り立てて、藩の財政再建を担当させたり、直接多額の借金をしていました。
明治になってからも、酒田米穀取引所の開設や山居倉庫の建設に尽力するなど、酒田の街の有力者として存在感を示しました。本間家旧本邸 名所・史跡
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本間家旧本邸は江戸後期の1768(明和5)年に、本間家当主が庄内藩の依頼を受けて、幕府の視察団の宿舎として建てたものです。
使用後に庄内藩主から下賜されて、当主は自宅として利用しました。
当初は2,000石の旗本格の武家屋敷として建てられたものですが、その後当主の本業の都合や好みに合わせて改築され、現在は全国的に珍しい武家造りと商家建築が融合した建物となっています。
建物は山形県の文化財に指定されています。本間家旧本邸 名所・史跡
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主屋に面した庭に直接入れる門の外から見た、庭の様子です。
本間家旧本邸 名所・史跡
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玄関で係の方に入館料を払って主屋の中に入りました。
入館料は大人800円、中高生300円、小学生200円です。
館内は撮影禁止です。本間家旧本邸 名所・史跡
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本間家旧本邸に到着した頃から、雨がまた本格的に降り出しました。
邸内から見た東門にあたる薬医門です。本間家旧本邸 名所・史跡
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長い歳月を経て重厚感と風格が感じられる広い主屋の内部を見学し、丁度開催されていた『戊辰史料展』の展示資料を拝見しました。
明治維新の旧幕府側の『奥羽越列藩同盟』軍と薩長率いる新政府軍が戦った戊辰戦争では、庄内藩は列藩同盟軍の最精鋭部隊として活躍し、新政府軍に恐れられていました。
それが出来たのは、庄内藩が本間家を介して長崎の外国人商人から当時最新鋭の銃器を調達できたからなのです。
館内を見学している間、外は雨足が強くなっていました。
見学を終えて暫くの間、縁側に座って雨に濡れる趣きのある庭園を眺めていました(庭園は撮影可能です)本間家旧本邸 名所・史跡
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雨が小降りになったところで、本間家旧本邸を出て道路を挟んで向かいにある本間家旧本邸別館『お店(おたな)』に行きました。
旧本邸入館者は無料で入れます。本間家旧本邸 名所・史跡
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『お店』は江戸期から戦後の農地解放までの間、本間家の商取引や農地管理業務を行なっていた本店店舗です。
館内は当時のままの帳場と、実際に使われた算盤(そろばん)や秤り、照明具や看板などの道具類が展示されています。
旧本邸と違いこちらは館内を撮影できるのですが、その時そのことを知らなかったので写真はありません。
ところで巨万の富を築いた本間家ですが、単なる金儲けだけに走った訳ではありません。
江戸時代は庄内藩の支援や飢饉に対する食糧備蓄対策の献言、明治以降は防風林の整備や地域ぐるみの灌漑事業を行うなど、『商いの信用』を重んじて社会貢献を果たしていることが『江戸から続く豪商』たる所以なのかもしれません。本間家旧本邸 名所・史跡
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雨が一旦止みましたので、歩いて次の目的地に向かいました。
本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。
この続きは『2022年8月夏の週末二泊一人旅~山形県鶴岡・酒田⑦:酒田街歩き~』となります。
https://4travel.jp/travelogue/11777967本間家旧本邸 名所・史跡
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