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2022年8月お盆明けの週末に、山形県鶴岡市・酒田市へ二泊三日の一人旅に行ってきました。
<br /><br />行動制限がない3年ぶりの夏!といいながら、今までにないペースで急増する新型コロナウィルス・オミクロン株の国内感染者数を伝えるニュースが逸る気持ちを挫かせます。<br /><br />こういう時は温泉の力を借り、旅先の非日常に触れることで、身体と心の健康増進と免疫力アップをすることが必要ですね。<br /><br />今回の旅は首都圏から地上のアクセス面でやや不便なところにある山形県庄内地方を目的地にしました。<br /><br />
旅の1日目は上越新幹線とJR在来線特急を乗り継いで、最初に『クラゲの水族館』で有名な鶴岡市立加茂水族館を訪問し、その日の夜は近くの湯野浜温泉の民宿に泊まりました。<br /><br />
2日目は山岳信仰と修験道の聖地、羽黒山・出羽三山神社を訪れ、その後鶴岡市街に戻って鶴ヶ岡城址周辺を散策、夜は鶴岡市内にある湯田川温泉の老舗旅館に宿泊しました。<br /><br />最終日の3日目は酒田市に移動して北前船の寄港地の面影の残る酒田の街並みを楽しみ、最後に庄内空港から一人旅初の航空機に搭乗して帰宅しました。



<br /><br />本編は2日目前半の鶴岡市羽黒山・出羽三山神社の旅行記です。

2022年8月夏の週末二泊一人旅~山形県鶴岡・酒田③:羽黒山・出羽三山神社~

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2022/08/19 - 2022/08/19

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2022年8月お盆明けの週末に、山形県鶴岡市・酒田市へ二泊三日の一人旅に行ってきました。


行動制限がない3年ぶりの夏!といいながら、今までにないペースで急増する新型コロナウィルス・オミクロン株の国内感染者数を伝えるニュースが逸る気持ちを挫かせます。

こういう時は温泉の力を借り、旅先の非日常に触れることで、身体と心の健康増進と免疫力アップをすることが必要ですね。

今回の旅は首都圏から地上のアクセス面でやや不便なところにある山形県庄内地方を目的地にしました。


旅の1日目は上越新幹線とJR在来線特急を乗り継いで、最初に『クラゲの水族館』で有名な鶴岡市立加茂水族館を訪問し、その日の夜は近くの湯野浜温泉の民宿に泊まりました。


2日目は山岳信仰と修験道の聖地、羽黒山・出羽三山神社を訪れ、その後鶴岡市街に戻って鶴ヶ岡城址周辺を散策、夜は鶴岡市内にある湯田川温泉の老舗旅館に宿泊しました。

最終日の3日目は酒田市に移動して北前船の寄港地の面影の残る酒田の街並みを楽しみ、最後に庄内空港から一人旅初の航空機に搭乗して帰宅しました。





本編は2日目前半の鶴岡市羽黒山・出羽三山神社の旅行記です。

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
グルメ
4.0
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • この前編は『2022年8月夏の週末二泊一人旅~山形県鶴岡・酒田②:湯野浜温泉~』です。<br />https://4travel.jp/travelogue/11770037<br /><br />旅の2日目の8月19日(金)は、湯野浜温泉口バス停を朝8時21分発の鶴岡駅前経由エスモールバスターミナル行き庄内交通バスに乗車して、9時頃に鶴岡駅に到着しました。<br /><br />前日は乗り換えの時間の都合で写真を撮っていなかった鶴岡駅前を撮影しました。<br /><br />駅舎の前に稲藁を担いだ農民像を載せたモニュメント『大地』がありますが、定時に民謡が流れる仕組みになっています。

    この前編は『2022年8月夏の週末二泊一人旅~山形県鶴岡・酒田②:湯野浜温泉~』です。
    https://4travel.jp/travelogue/11770037

    旅の2日目の8月19日(金)は、湯野浜温泉口バス停を朝8時21分発の鶴岡駅前経由エスモールバスターミナル行き庄内交通バスに乗車して、9時頃に鶴岡駅に到着しました。

    前日は乗り換えの時間の都合で写真を撮っていなかった鶴岡駅前を撮影しました。

    駅舎の前に稲藁を担いだ農民像を載せたモニュメント『大地』がありますが、定時に民謡が流れる仕組みになっています。

    鶴岡駅

  • 9時43分鶴岡駅前発の羽黒随神門行き庄内交通バスに乗車しました。<br /><br />バスは市街地を抜けて田園地帯の中を走り、終点近くで趣きのある宿坊街を通って、10時20分頃に終点の随神門バス停に到着しました。

    9時43分鶴岡駅前発の羽黒随神門行き庄内交通バスに乗車しました。

    バスは市街地を抜けて田園地帯の中を走り、終点近くで趣きのある宿坊街を通って、10時20分頃に終点の随神門バス停に到着しました。

    路線バス (庄内交通) 乗り物

  • 随神門バス停の近くに羽黒山の参道の入口を示す鳥居が建っています。<br /><br />ここから先は広義の『出羽三山神社』の境内となりますが、本編旅行記では羽黒山頂上付近を出羽三山神社、参道を羽黒山としています。<br /><br />現在は神社ですが、江戸時代以前は『羽黒山寂光寺』として、神仏習合の山岳信仰と修験道の大本山でした。

    随神門バス停の近くに羽黒山の参道の入口を示す鳥居が建っています。

    ここから先は広義の『出羽三山神社』の境内となりますが、本編旅行記では羽黒山頂上付近を出羽三山神社、参道を羽黒山としています。

    現在は神社ですが、江戸時代以前は『羽黒山寂光寺』として、神仏習合の山岳信仰と修験道の大本山でした。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 右手に須佐之男命を祀る『天地金(てんちこん)神社』を見て…

    右手に須佐之男命を祀る『天地金(てんちこん)神社』を見て…

    羽黒山 自然・景勝地

  • 正面の随神門から標高414mの羽黒山頂にある出羽三山神社を目指しました。<br /><br />随神門は江戸中期1695(元禄8)年に現在の秋田県由利本荘市付近を治めていた出羽矢島藩主が寄進して建てたもので、明治初期の神仏分離令で出羽三山神社に変わる前は仁王門と呼ばれていました。

    正面の随神門から標高414mの羽黒山頂にある出羽三山神社を目指しました。

    随神門は江戸中期1695(元禄8)年に現在の秋田県由利本荘市付近を治めていた出羽矢島藩主が寄進して建てたもので、明治初期の神仏分離令で出羽三山神社に変わる前は仁王門と呼ばれていました。

    羽黒山 随神門 名所・史跡

  • 随神門から羽黒山頂まで2,446段の石段が続きます。<br /><br />樹齢350~500年以上は経つ杉木立の中を、最初は沢に向かって参道を下っていきました。

    随神門から羽黒山頂まで2,446段の石段が続きます。

    樹齢350~500年以上は経つ杉木立の中を、最初は沢に向かって参道を下っていきました。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 暫く歩くと参道の両脇に、小さなお社が建ち並んでいる場所があります。

    暫く歩くと参道の両脇に、小さなお社が建ち並んでいる場所があります。

    羽黒山 自然・景勝地

  • お社の一つ、安産や豊作、豊漁にご利益のある『豊玉姫神社』です。<br /><br />山頂に至る参道の途中に、この様な摂末社があちこちに点在しています。

    お社の一つ、安産や豊作、豊漁にご利益のある『豊玉姫神社』です。

    山頂に至る参道の途中に、この様な摂末社があちこちに点在しています。

    羽黒山 自然・景勝地

  • また暫く歩いて京田(きょうでん)川に架かる朱の欄干の橋にやって来ました。

    また暫く歩いて京田(きょうでん)川に架かる朱の欄干の橋にやって来ました。

    祓川 (京田川) 自然・景勝地

  • 橋の上から見た京田川の清流です。

    橋の上から見た京田川の清流です。

    祓川 (京田川) 自然・景勝地

  • 橋を渡ると左手に、イザナギノミコト・イザナミノミコト・アマテラススメラノオオミカミ・他4神をお祀りする『下居社(おりいしゃ)』が建っています。

    橋を渡ると左手に、イザナギノミコト・イザナミノミコト・アマテラススメラノオオミカミ・他4神をお祀りする『下居社(おりいしゃ)』が建っています。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 下居社の向かいに参道と京田川を挟んで『須賀の滝』があります。<br /><br />京田川に架かる石橋を渡って近くまで寄ってみることにしました。

    イチオシ

    下居社の向かいに参道と京田川を挟んで『須賀の滝』があります。

    京田川に架かる石橋を渡って近くまで寄ってみることにしました。

    須賀滝 自然・景勝地

  • 須賀の滝の前には『祓川神社』が建っています。<br /><br />滝を御神体に見立てているようですが、お社の左側に小さな不動明王像も祀られています。<br /><br />ひっそりと続く神仏習合…<br /><br />旅の2日目の天気は晴れて日中気温が高かったのですが、この周辺は涼しく感じました。

    須賀の滝の前には『祓川神社』が建っています。

    滝を御神体に見立てているようですが、お社の左側に小さな不動明王像も祀られています。

    ひっそりと続く神仏習合…

    旅の2日目の天気は晴れて日中気温が高かったのですが、この周辺は涼しく感じました。

    須賀滝 自然・景勝地

  • 参道に戻りさらに山頂方面に向かって歩いて、羽黒山を代表する観光スポットの五重塔に行きました。

    イチオシ

    参道に戻りさらに山頂方面に向かって歩いて、羽黒山を代表する観光スポットの五重塔に行きました。

    羽黒山五重塔 寺・神社・教会

  • 五重塔は約600年前の室町初期・南北朝時代に再建された羽黒山境内で唯一の国宝です。<br /><br />本編旅行記の冒頭に五重塔を下から見上げた写真を使いましたが、長い歳月の間に風雪に耐えてきたことで風格と趣きがあります。<br /><br />かつての羽黒山が神社と寺院の一体であったことを、現代に伝える証人というべき建物です。

    五重塔は約600年前の室町初期・南北朝時代に再建された羽黒山境内で唯一の国宝です。

    本編旅行記の冒頭に五重塔を下から見上げた写真を使いましたが、長い歳月の間に風雪に耐えてきたことで風格と趣きがあります。

    かつての羽黒山が神社と寺院の一体であったことを、現代に伝える証人というべき建物です。

    羽黒山五重塔 寺・神社・教会

  • 五重塔から先は参道第一の難所『一の坂』の上り坂です。<br /><br />途中に菅原道真を祀る天満神社と、『保食神(うけもちのかみ)』を祀る保食神社の合祀社があります。

    五重塔から先は参道第一の難所『一の坂』の上り坂です。

    途中に菅原道真を祀る天満神社と、『保食神(うけもちのかみ)』を祀る保食神社の合祀社があります。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 緩やかな傾斜の一の坂の石段です。

    緩やかな傾斜の一の坂の石段です。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 一の坂を上り切ったところに立つ『女夫杉(めおとすぎ)』です。<br /><br />羽黒山境内には他にも推定樹齢1,000年以上の国指定天然記念物『爺杉(じじすぎ)』がありますが、今回そちらには行きませんでした。

    一の坂を上り切ったところに立つ『女夫杉(めおとすぎ)』です。

    羽黒山境内には他にも推定樹齢1,000年以上の国指定天然記念物『爺杉(じじすぎ)』がありますが、今回そちらには行きませんでした。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 一の坂が終わると、すぐに第二の難所『二の坂』が始まります。

    一の坂が終わると、すぐに第二の難所『二の坂』が始まります。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 二の坂の後半は傾斜が急です。<br /><br />息が上がってきました。

    二の坂の後半は傾斜が急です。

    息が上がってきました。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 二の坂を上り切ると山頂に向かって参道左側に、おあつらえ向きに『二の坂茶屋』さんがあります。<br /><br />ここでちょっと休憩することにしました。

    二の坂を上り切ると山頂に向かって参道左側に、おあつらえ向きに『二の坂茶屋』さんがあります。

    ここでちょっと休憩することにしました。

    二の坂茶屋 グルメ・レストラン

  • 二の坂茶屋さんであんこ餅2個抹茶付きセット税込650円を注文して、窓際のカウンター席で頂きました。<br /><br />搗きたての柔らかいお餅と程よい甘さのあんこが、登山の疲れを癒やしてくれました。<br /><br />餅は他にもきなこや納豆もあり、3種類頂ける『三色餅』もあります。

    二の坂茶屋さんであんこ餅2個抹茶付きセット税込650円を注文して、窓際のカウンター席で頂きました。

    搗きたての柔らかいお餅と程よい甘さのあんこが、登山の疲れを癒やしてくれました。

    餅は他にもきなこや納豆もあり、3種類頂ける『三色餅』もあります。

    二の坂茶屋 グルメ・レストラン

  • 晴れた日は二の坂茶屋さんから下界の庄内平野を見渡せます。<br /><br />当日晴れていて良かったです。<br /><br />開け放たれた窓や戸から、心地のいい爽やかな涼しい風が室内に入って身体の汗が引いていきました。<br /><br />前日宿泊した湯野浜温泉の民宿の女将さんが、出発の当日「今日は湿度が低くて、羽黒山の上は気持ちいいですよ」と、仰っていたのを思い出しました。

    晴れた日は二の坂茶屋さんから下界の庄内平野を見渡せます。

    当日晴れていて良かったです。

    開け放たれた窓や戸から、心地のいい爽やかな涼しい風が室内に入って身体の汗が引いていきました。

    前日宿泊した湯野浜温泉の民宿の女将さんが、出発の当日「今日は湿度が低くて、羽黒山の上は気持ちいいですよ」と、仰っていたのを思い出しました。

    二の坂茶屋 グルメ・レストラン

  • 二の坂茶屋さんで休憩してから、登山再開です。

    二の坂茶屋さんで休憩してから、登山再開です。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 羽黒山頂の手前に最後の難所『三の坂』が待ち構えています。<br /><br />三の坂の手前にある『埴山姫(はにやまひめ)神社』です。

    羽黒山頂の手前に最後の難所『三の坂』が待ち構えています。

    三の坂の手前にある『埴山姫(はにやまひめ)神社』です。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 力を振り絞って三の坂の急坂を上っていきました。

    イチオシ

    力を振り絞って三の坂の急坂を上っていきました。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 三の坂の途中にある八幡神社です。

    三の坂の途中にある八幡神社です。

    羽黒山 自然・景勝地

  • まだまだ続く参道の石段…

    まだまだ続く参道の石段…

    羽黒山 自然・景勝地

  • 暫くして参道左手にかつての宿坊にあたる参籠所『齋(いつき)館』が見えました。<br /><br />山頂も間近です。

    暫くして参道左手にかつての宿坊にあたる参籠所『齋(いつき)館』が見えました。

    山頂も間近です。

    羽黒山 自然・景勝地

  • 朱い鳥居が見えました。<br /><br />羽黒山頂上の出羽三山神社に到着です。

    朱い鳥居が見えました。

    羽黒山頂上の出羽三山神社に到着です。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 鳥居の近くに建つ厳島神社です。

    鳥居の近くに建つ厳島神社です。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 社殿正面の柱の龍の彫刻が見事です。

    イチオシ

    社殿正面の柱の龍の彫刻が見事です。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 厳島神社の隣に出羽三山の修験道の開祖とされる、崇峻天皇の息子『蜂子皇子』を祀る蜂子神社があります。

    厳島神社の隣に出羽三山の修験道の開祖とされる、崇峻天皇の息子『蜂子皇子』を祀る蜂子神社があります。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 参道の奥に出羽三山神社の中心的建物である『三神合祭殿』が建っています。

    参道の奥に出羽三山神社の中心的建物である『三神合祭殿』が建っています。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 羽黒山頂にある『鏡池』の畔に建つ社殿の前で、厳かな気持ちでお参りさせていただきました。<br /><br />三神合祭殿は月山・湯殿山・羽黒山の出羽三山の神々を合祀されています。<br /><br />羽黒山よりもはるかに標高が高く、山頂に行くのに登山装備が必要な月山や湯殿山に登らなくても、ここで一度にお参りすることができます。<br /><br />また、羽黒山は山麓と山頂の間を有料道路で結んでいます。<br /><br />他の山が冬季入山禁止となっていても、こちらは通年参詣が可能です。

    羽黒山頂にある『鏡池』の畔に建つ社殿の前で、厳かな気持ちでお参りさせていただきました。

    三神合祭殿は月山・湯殿山・羽黒山の出羽三山の神々を合祀されています。

    羽黒山よりもはるかに標高が高く、山頂に行くのに登山装備が必要な月山や湯殿山に登らなくても、ここで一度にお参りすることができます。

    また、羽黒山は山麓と山頂の間を有料道路で結んでいます。

    他の山が冬季入山禁止となっていても、こちらは通年参詣が可能です。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 三神合祭殿は江戸後期の1818(文政元)年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。<br /><br />写真右側に足場が少し写っていますが、訪問当日社殿の一部が工事中でした。

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    三神合祭殿は江戸後期の1818(文政元)年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。

    写真右側に足場が少し写っていますが、訪問当日社殿の一部が工事中でした。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 三神合祭殿の近くには鐘楼があります。<br /><br />江戸初期の1618(元和4)年に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。<br /><br />これもかつての神仏習合時代を今に伝える建物です。

    三神合祭殿の近くには鐘楼があります。

    江戸初期の1618(元和4)年に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。

    これもかつての神仏習合時代を今に伝える建物です。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 出羽三山神社の境内には、羽黒山の参道と同様に摂末社が点在しています。<br /><br />こちらは徳川家康を祀る東照社です。

    出羽三山神社の境内には、羽黒山の参道と同様に摂末社が点在しています。

    こちらは徳川家康を祀る東照社です。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 東照社の近くには横一直線にお社が並んだ場所があります。<br /><br />こちらはその中の一つ、稲荷神社です。

    東照社の近くには横一直線にお社が並んだ場所があります。

    こちらはその中の一つ、稲荷神社です。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 三神合祭殿でお参りを済ませて、昼食を摂りに飲食店が集まっている羽黒山頂駐車場に向かいました。<br /><br />写真は駐車場に行く途中にある『天宥社』です。<br /><br />お社の名前は、江戸初期に羽黒山寂光寺を改革しようとして失敗し、寺から追放された僧に由来するそうです。

    三神合祭殿でお参りを済ませて、昼食を摂りに飲食店が集まっている羽黒山頂駐車場に向かいました。

    写真は駐車場に行く途中にある『天宥社』です。

    お社の名前は、江戸初期に羽黒山寂光寺を改革しようとして失敗し、寺から追放された僧に由来するそうです。

    出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

  • 天宥社の近くに『出羽三山歴史博物館』があります。<br /><br />館内には神仏習合時代の修験道・山岳信仰に関する品々が展示されています。<br /><br />訪問当日、特別展『平癒と再生 感謝と祈りを』が開催されていました。<br /><br />時間に余裕があれば、入ってみたかったのですが…

    天宥社の近くに『出羽三山歴史博物館』があります。

    館内には神仏習合時代の修験道・山岳信仰に関する品々が展示されています。

    訪問当日、特別展『平癒と再生 感謝と祈りを』が開催されていました。

    時間に余裕があれば、入ってみたかったのですが…

    出羽三山歴史博物館 美術館・博物館

  • 山頂駐車場に到着すると、近くに土産物兼飲食店が3軒入店している建物を見つけました。<br /><br />その中から写真向かって一番右側にある『ごへい茶屋』さんに来店しました。

    山頂駐車場に到着すると、近くに土産物兼飲食店が3軒入店している建物を見つけました。

    その中から写真向かって一番右側にある『ごへい茶屋』さんに来店しました。

  • ごへい茶屋さんの店内(土産物コーナー)の様子です。

    ごへい茶屋さんの店内(土産物コーナー)の様子です。

  • 『べんけい飯と飲み物セット』税込1,000円を注文して頂きました。<br /><br />べんけい飯は山形県庄内地方の郷土料理で、おにぎりに味噌を塗って青菜漬(山形名産の漬物『おみ漬け』に使われる高菜のようなもの)にくるみ、炭火で炙った素朴な料理です。<br /><br />おにぎり2個と小鉢3品、味噌汁にデザートの青肉メロンも付いて、ウーロン茶を飲みながら美味しく頂きました。

    『べんけい飯と飲み物セット』税込1,000円を注文して頂きました。

    べんけい飯は山形県庄内地方の郷土料理で、おにぎりに味噌を塗って青菜漬(山形名産の漬物『おみ漬け』に使われる高菜のようなもの)にくるみ、炭火で炙った素朴な料理です。

    おにぎり2個と小鉢3品、味噌汁にデザートの青肉メロンも付いて、ウーロン茶を飲みながら美味しく頂きました。

  • 山頂駐車場にある羽黒山頂バス停から、13時発の鶴岡駅前経由エスモールバスターミナル行きの庄内交通バスに乗車して、鶴岡市街に戻りました。<br /><br />ちょっとした登山のような観光でしたが、山岳信仰の聖地の空気を全身で感じた旅でした。<br /><br />本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。<br /><br />この続きは『2022年8月夏の週末二泊一人旅~山形県鶴岡・酒田④:鶴ヶ岡城址周辺~』となります。<br />https://4travel.jp/travelogue/11775437

    山頂駐車場にある羽黒山頂バス停から、13時発の鶴岡駅前経由エスモールバスターミナル行きの庄内交通バスに乗車して、鶴岡市街に戻りました。

    ちょっとした登山のような観光でしたが、山岳信仰の聖地の空気を全身で感じた旅でした。

    本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。

    この続きは『2022年8月夏の週末二泊一人旅~山形県鶴岡・酒田④:鶴ヶ岡城址周辺~』となります。
    https://4travel.jp/travelogue/11775437

    路線バス (庄内交通) 乗り物

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