2022年8月夏の週末二泊一人旅～山形県鶴岡・酒田①：鶴岡市立加茂水族館～

2022/08/18 - 2022/08/18

2022年8月お盆明けの週末に、山形県鶴岡市・酒田市へ二泊三日の一人旅に行ってきました。


行動制限がない3年ぶりの夏！といいながら、今までにないペースで急増する新型コロナウィルス・オミクロン株の国内感染者数を伝えるニュースが逸る気持ちを挫かせます。

こういう時は温泉の力を借り、旅先の非日常に触れることで、身体と心の健康増進と免疫力アップをすることが必要ですね。

今回の旅は首都圏から地上のアクセス面でやや不便なところにある山形県庄内地方を目的地にしました。


旅の1日目は上越新幹線とJR在来線特急を乗り継いで、最初に『クラゲの水族館』で有名な鶴岡市立加茂水族館を訪問し、その日の夜は近くの湯野浜温泉の民宿に泊まりました。


2日目は山岳信仰と修験道の聖地、羽黒山・出羽三山神社を訪れ、その後鶴岡市街に戻って鶴ヶ岡城址周辺を散策、夜は鶴岡市内にある湯田川温泉の老舗旅館に宿泊しました。

最終日の3日目は酒田市に移動して北前船の寄港地の面影の残る酒田の街並みを楽しみ、最後に庄内空港から一人旅初の航空機に搭乗して帰宅しました。



本編は1日目の現地への移動と加茂水族館の旅行記です。

エリア 鶴岡(山形)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の1日目の8月18日（木）は、東京駅8時24分発の新潟行き上越新幹線『とき307号』に乗車しました。

お盆明けの平日ということもあり、自由席の車内は2列席側のみ埋まり、3列席側は空席が目立っていました。

乗車した車両は北陸新幹線でお馴染みのE7系電車です。

JR東日本はE2系や昨年2021年に全廃された2階建新幹線E4系に代わり、E7系を北陸・上越新幹線で運用するようです。

東京駅 駅

8月18日朝の関東地方の天気はあいにくの雨で、出発後の車窓から激しく降る雨を見ていましたが…

上越新幹線 乗り物

日本海側の新潟県は晴れていました。

進行方向左手に弥彦山が見えました。

上越新幹線 乗り物

終点の新潟駅には、定刻通り10時27分に到着しました。

ここで、10時56分発の在来線特急『いなほ3号』酒田行きに乗り換えました。

いなほ3号は通常は4両編成なのですが、乗車当時は7両編成での運行でした。

新潟駅 駅

旅の1日目は現地で昼食を摂る時間がないため、新潟駅で買った新発田三新軒さんの駅弁『えび千両ちらし』税込1,500円を、特急車内で頂きました。

この駅弁は東京駅構内の駅弁屋『祭』でも販売されていますが、やはり現地でご当地駅弁として買い求める方がいいですね。

すし飯の上に小肌・海老・烏賊・鰻の蒲焼きを載せて、その上に関東風の甘めの薄焼き卵4枚をかぶせて、海老のそぼろをちらした豪華なちらし寿司です。

新発田三新軒 グルメ・レストラン

進行方向向かって左側の座席に座り、駅弁を食べながら新潟・山形県境の景勝地『笹川流れ』を車窓から撮影しました。

笹川流れ 自然・景勝地

12時47分頃に目的地の鶴岡駅に到着しました。

鶴岡駅 駅

旅の1日目の最初の目的地の加茂水族館に行くため、鶴岡駅前13時03分発の湯野浜温泉行き庄内交通バスに乗車しました。

路線バス (庄内交通) 乗り物

バスに乗車する前に、JR鶴岡駅のみどりの窓口で『きらきら日本海パス』大人2,610円を買い求めました。

この切符で2日間、新潟県坂町駅から秋田県羽後本荘駅までのJR線普通列車と、秋田県の由利高原鉄道線、新潟交通観光バスと庄内交通バスを自由に乗車することができます。

路線バス (庄内交通) 乗り物

13時45分頃に加茂水族館バス停に着きました。

路線バス (庄内交通) 乗り物

バス停のそばに、鶴岡市立加茂水族館があります。

水族館の創設は1930（昭和5）年と古く、途中何度か存続の危機を迎えながら、現在ではクラゲの研究と飼育・展示では国内第一級の水族館として、山形県庄内地方を代表する観光地となっています。

水族館を訪れるのは、25年以上前の大阪・海遊館以来久しぶりです。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

水族館は日本海に面していて、近くの岬には荒崎灯台があります。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

早速館内に入ることにしましょう。

入館料は高校生以上の大人1,000円、小中学生500円です。

お盆明けの平日木曜日であるにも関わらず、観光客は多かったです。

移動制限のない夏を実感しました。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

加茂水族館の館内から見た日本海です。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

加茂水族館はクラゲの展示で有名ですが、他にも庄内地方の内陸部の河川や湖沼、沿岸部の海の生物を展示しています。

展示の前半はクラゲ以外の生物で、最初は渓流域の魚（サクラマス、イワナ）です。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

中下流域の魚（アユ）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

近海域の魚（タイ、ブリ、ハタ、スズキなど）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

近海域の魚（エイ）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

川と海の間を降海・遡上する魚（サケの稚魚）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

北方系の魚（ミズタコ）

ガラスの壁に張り付いて水槽内を歩く姿に、不気味さと野生動物としての力強さを感じます。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

北方系の魚（シマゾイ、アカメバル）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

海底に咲く花（イソギンチャク）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

鱈場の魚（マダラ）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

アカウミガメとクロダイ

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

後半は加茂水族館の目玉、様々なクラゲを展示する『クラネタリウム』コーナーです。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

タコクラゲ

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

プンクタータ（ナンヨウタコクラゲ）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

ルサーナジェリー

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

ルテウムジェリー

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

オワンクラゲ（発光展示）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

アンドンクラゲ（お盆の頃に海水浴場に現れて、毒針で海水浴客を刺す厄介者）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

オキクラゲ

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

シンカイウリクラゲ

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

ブルージェリー（クラゲを食べるクラゲ）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

ベニクラゲ

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

アマガサクラゲ

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

シロクラゲ

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パルモ

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パシフィックシーネットル

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

ヤナギクラゲ

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

ブラックシーネットル

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

ラビアータ

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キタミズクラゲ

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

ビゼンクラゲ（中華料理前菜でお馴染みの食用クラゲ）

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

水族館で一番人気のコーナー『クラゲドリームシアター』です。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

大きな水槽の中に、無数のクラゲ達が泳いでいます。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

青いライトに照らされて、幻想的な雰囲気です。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

加茂水族館も水族館共通の人気者、海洋哺乳類の飼育をされています。

プールの中を元気に泳ぐカリフォルニアアシカの美海（ミミ）ちゃんです。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

プールの中の島の上でのんびりとくつろぐ、2頭のカリフォルニアアシカです。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

ショーステージのプールの中で遊ぶゴマフアザラシたちです。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

見学を終えてからお休み処『波の華』へ行きました。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

クラゲアイスラズベリー味、300円を頂きました。

先程見た食用可能なビゼンクラゲを細かく刻んだものが、ジェラートの中に練り込まれています。

生臭さは全くなくプチプチ、コリコリとした食感が特徴的です。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

水族館の受付付近にある売店『海月灯り』です。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

たくさんの水族館公式認定のグッズが、お土産物として売られています。

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館

水族館を出てから本日の宿泊先に向かう次のバスに乗るまでの間、近くの海岸から日本海を眺めました。

水族館に到着した時よりも、曇り空になっていました。

本編旅行記を最後までご覧いただき、ありがとうございます。

この続きは『2022年8月夏の週末二泊一人旅～山形県鶴岡・酒田②：湯野浜温泉～』となります。
https://4travel.jp/travelogue/11770037

鶴岡市立加茂水族館 動物園・水族館