４つの観光列車で食と絶景を愉しむ　おもてなしが素晴らしい！乗って楽しい　③一万三千尺物語号　

2021/12/19 - 2021/12/19

観光列車旅の２日目となりました。
昨日の『花嫁のれん号』の満足度が高かったよ。
それを超えてこられるのかしら。


いやいやいや。何を心配していたのか！
素晴らしかったわ『一万三千尺物語号』


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クラブツーリズム　テーマのある旅
=４つの観光列車で食と絶景を愉しむ＝
金沢・富山観光列車旅２日間

12/19（日）
11：00富山・観光列車「一万三千尺物語」号＝＝＝13：07富山
立山連峰と富山湾を望む絶景のレストラン列車
車内で富山湾鮨の昼食をご用意

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝　今回の旅行記はここまで　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

富山・観光バス＝＝＝高岡

14：25高岡・観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール（べるもんた）」号＝＝＝14：59氷見

氷見・観光バス＝＝＝晴雨海岸（展望テラスより立山連峰と日本海の絶景を望む）＝＝＝17：00頃金沢

18：10金沢・はくたか５７４号＝＝＝20：50大宮

エリア 高岡(富山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

今の電光掲示板ってこんなにキレイなんだね。

ヘッドマークが表示されているよ。

駅に貼られた『一万三千尺物語号』のポスター

立山連峰の眼福は望めそうにないな。
富山湾の口福には期待しよう。

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物

こちらは違うタイプのポスター

何種類あるんだろうか。

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物

ホームに行くとすでに入線していました。
まずは鉄っちゃんとパチリ☆

こちらの車両はＪＲ西日本から譲渡された４１３系電車を改造して
います。

車体は立山連峰と富山湾をシルエットで表現したカラーリングです。

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物

車両全体で標高３０００ｍの立山連峰の美しい稜線、
深海１０００ｍの富山湾を表現しています。

朝日によって色づく立山と富山湾はオレンジ色のグラデーションで
表してます。

高低差が生み出す富山の自然の恵みと雄大さを乗る人たちに
存分に感じて欲しい、という願いが込められているそうです。

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物

車内の調理場では料理人の方が仕込み中。

改めて、正面からもパチリ☆

あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 乗り物

『一万三千尺』とはメートル法で約４０００ｍになります。
この数字は立山連峰と富山湾の高低差を表しているんだって。
凝ったネーミングだね。

まだ乗らない（笑）
車両の入り口敷かれたマットにもしっかりロゴマークあります。

ライチョウ車掌がお出迎え。

座席はこちら。
アクリル板の仕切りがなかったので面会ごっこはできないね。

ちょっと御三方。
そんなにガッカリすることないじゃん・・・

荷物を置いたら車内を見に行こう。

こちらのテザイン監修は「一万三千尺物語」のために作られた
ユニットが企画段階から、コンテンツ・デザイン・設計等に
関わっているそうです。

プレートを持って記念撮影できます。

あいの里とやま鉄道の社員の方と一緒に。
一万三千尺カラーのマスクがオシャレですね！

運行ガイドさんと一緒にパチリ☆

走行中、富山の風土や歴史や文化などの小話を交えたり、
時にはモノマネをしたりしながら、
風景や観光案内までアナウンスしてくれました。

おしゃべりが上手で、盛り上げ上手だなと思ったら芸人さんみたい。

運行ガイドさんは４人いてどなたになるのかはわからないそう。
それなら彼で良かった！と思うくらいすごく楽しかったです。

「すべて違うポーズをしてみました」って言ってたな。
ホントに違うわ（笑）

覗き見した調理場では、料理人の方が忙しくしています。

天井、床、テーブルなどに富山県産の「ひみ里山杉」を使用しています。

「一万三千尺物語」は３両編成
１号車と３号車が客席
豪華さよりも”木“と調和した落ち着いた空間になっていて
食事をするのに適した機能的な造りです。

２号車が販売カウンターや配膳スペースとなっていました。

滑川市イメージアップキャラクター　　
キラリンも乗っているよ。

ホタルイカをモチーフにした女のコですって。

「ちょっ、ちょっと。。キツイです。」

キラリン、困っているじゃん。

別の車両にはピッカがいたよ。

こちらも滑川市のイメージアップキャラクター。
ホタルイカモチーフで漁師見習いの男の子です。

観光列車にはご当地の名産紹介コーナーが大体あるよね。

帽子でも笠でも。
あればかぶりますよ、そりゃ。

越中福岡の菅笠は重要無形民俗文化財にもなっているんだって。

車両を仕切っているのれんにも一万三千尺のロゴマーク

テーブルに敷かれた紙のランチョンマットにも
立山連峰が描かれています。

線だけで表現。シンプルだけど素晴らしい。

ウェルカムドリンクです。

手前は「柚子のスパークリング（お酒）」
奥は「りんごジュース」になります。
(*^-^)ノ▼☆▽ヾ(^-^*)カンパーイ！

初めに提供されたのは茶碗蒸し

器もしっかり陶器だし、しっかり温かくて美味しい。

この時の車窓はこんな感じ。
空も海もどよーーーーん。朝は吹雪いていたもんね。

木の重箱が登場。シンプルな木目の重箱

期待値が高まってくるね。

パカッ！
わーーーーーーー！！！！

もうこれくらいの驚きが詰まっていたよ。

１段目は小皿が３つ
小鉢／おすすめお造り／揚げ物（白海老）

２段目は「一万三千尺物語」オリジナルの富山湾鮨（８貫）です。

桜鱒／烏賊／甘海老／白海老／昆布〆（真鱈）／紅ズワイガニ／
いなだ／梅貝

なんで富山のお鮨ってキラキラしているんだろうか。

富山湾の旬の地魚が握りたてのお鮨でいただけるって
それだけでも豪華で贅沢。

お鮨だけでなく１段目の小皿もとっても美味しかった！！！！

本来は日本酒だろうね。でもやっぱりビールがいいな。
車内販売で宇奈月ビールを注文。
グラスの形って大切なんだな。気分が違うよね。

なにこれ。何を撮ったのかもわからない。
でもこういうのが３枚続いていたから何かを撮りたかったはず。。。

『一万三千尺物語号』のポスターにも登場している観覧車。
全然、映えていない！

青い橋と黒部川

遊びに行っているみなかみ（群馬）のアウトドア会社さん。
黒部にもベースがあって黒部川でもラフティングをやってまーす。
わたしらは黒部川はまだ下ったことありません。

なんとなーく山並みが見えてきたかしら。
立山連峰になるのかな。

泊駅で折り返しとなります。
停車時間があるので外に出られますよ。

ヒスイが入った石（重量：１５０kg！）が待合室に置かれています。
泊駅の１つお隣の越中宮崎駅はヒスイ海岸の最寄り駅になっています。

地元の友達が夫婦でこのヒスイ探しにハマっているらしく、
ときどき車でヒスイ海岸まで行っているらしい。
川越から富山へだよ。何その熱意。

泊駅 駅

おや。遠くから赤い車体がやってきましたね。

北陸新幹線が金沢まで開業したのに伴い、
北陸本線は第三セクターに移管されました。

富山県内は「あいの風とやま鉄道」
新潟県内は「えちごトキめき鉄道」
石川県内は「ＩＲいしかわ鉄道」になりました。

そしてこの泊駅には新潟の「えちごトキめき鉄道」の列車も走る
接続駅となります。
なので「あいのトキめき鉄道」って愛称が付いています。

週末には『えちごトキめきリゾート雪月花』が走っています。
まさにその『雪月花』が入線してきたのです！！

『一万三千尺物語号』と『えちごトキめきリゾート雪月花』がご挨拶。

泊駅 駅

その間に鉄っちゃん、入り込む（笑）

跨線橋から２つの車両をパチリ☆

「えちごトキめきリゾート雪月花」は新潟県上越地方を走る
リゾート列車です。
運行ルートは北陸新幹線上越妙高駅から糸魚川駅間で海と山の
景色を堪能できるんだって。

この日は冬期特別運行でカニ料理を味わえる「カニコース」で運行中

ホームの鏡ごしに「雪月花」さんと３ショットパチリ☆

「雪月花」はネット予約がメインのようなので
こちらは個人でも取れるかも。

いつか乗りに行くねー！！

そのまま席へは戻らず２号車を見てみよう。
グラデーションが美しいのれん。

富山の特産品紹介です。
「入善ジャンボ西瓜」　
１２０年以上の歴史がある入善の西瓜。
大型で楕円形の実をつける品種を導入したのが始まりだそうです。

黒部川扇状地は水はけが良く、室町時代から西瓜栽培をしていたと
いう記録も残っているんだって。

サイズは長さ４０センチ、直径は約３０センチ
重量の平均が１５ｋｇから１８ｋｇ
重いものだと２５ｋｇにもなるって！！

おーい！それはやり過ぎでしょ！！
落として割れたらどうするの！？



安心してください。演技ですよ。
大きさは実物大だろうけど重さは軽い。

みんな呆れているじゃん。
あとむの隣の王様は
”ニューゼン・ジャンボ～ル・ライス・チューリップヒ・　
ディープシーウォーター・アワビーヌ・スイカリアン・キング・三世“
ってお名前。

入善町のマスコットキャラクターだけどフルネーム、長いね。
”ジャンボール三世“と呼ばれることが多いよ。

あいくーの隣のコは”ミラたん“
蜃気楼が有名な魚津市のイメージキャラクター
”ミラたん“のミラは蜃気楼＝ミラージュから。

今日の運行ガイドさんが写真パネルになっている！

よしもとの《住みます芸人》で富山に移住したんだって。
で、よしもとは退社しても富山が気に入ってそのまま住んでいる
そうです。

雪の帽子をかぶったような『一万三千尺物語号』
この日は大雪で運休になったそう。

車窓を眺めていると「アッ！虹！！」という声が同時にあちこちから。

虹がキレイに見えるのって角度が重要だよね。
なんとかギリギリ撮れた。

食後のデザート
コーヒーは富山県の有名企業であるＹＫＫがブラジルに農園を作り、
そちらで採れたコーヒーになります。

このコーヒーと和菓子
わたしらが席に戻ってから提供してくれました。
テーブルごとに担当してくれる方がいてこちらの行動をよく見ています。

席に着いたタイミングで持ってきていいかを聞いてくれます。
わたしらの席を担当したのは韓国のかた。
名札が読めず「お名前は何て読むんですか」から会話スタート。
日本に来たのが２０１１年。最初は仙台にいて震災にあったそう。

このお仕事は楽しいって。これからも頑張って欲しいわ。

つぎは魚津駅で１５分の停車
駅前の道。まっすぐだね。

魚津駅 駅

魚津駅前の郵便ポストに何か乗っているよ。

魚津駅 駅

ユネスコ無形文化遺産「たてもん祭り」
３００年以上前から続く魚津が誇るお祭りになります。

こちらは「たてもん」と呼ばれる山車で高さ約１６ｍある大柱に
９０余りの堤灯が三角形につるし下げられています。

魚津駅 駅

同じツアーの方に「観光案内所に行ってみたほうがいいよ」と言われて
向かってみました。

魚津駅前観光案内所 名所・史跡

観光列車が停まるとここに立ち寄るのがお決まりみたいね。
観光案内所の方からこちらのケースをもらいました。
切り離すとクリアファイルになるの。なかなか便利。

魚津市のマンホールは市章と市の花・かのこ百合のデザイン

駅前近くには飲用可の湧水もありました。

駅にちょこんと置かれている埋没林の樹根。
貴重なもののはずなのにこんな置き方でいいのか。

魚津埋没林は特別天然記念物にしてされていて
博物館へはここ魚津駅が最寄り駅になっています。

魚津駅 駅

富山駅から一緒に乗っている「あいの風とやま鉄道」の社員の方の
息子さんが魚津駅の駅長さんだそうです。

この日、『一万三千尺物語号』に一般で乗車されていた老夫婦の方がいて
その旦那さんも元・魚津駅の駅長だったとか。
さらに同じツアーの方で旧国鉄時代に働いていた方もいて
なんか話が盛り上がっていました。
そういう偶然もあるのね。

ホームからキラリンをパチリ☆

ふむふむ。外からはこうやって見えているのか。
車体との色も合っていてかわいいな。

行きよりも少し空が明るくなってきたので観覧車の赤色もキレイに
見えてきた。

高さが６６ｍあって北陸最大とも日本海側最大級とも言われている
【ミラージュランド】の観覧車です。

その手前にみえるのが【魚津水族館】
日本最古の水族館で創立されてから１００年以上経っています。

アテンダントさんが回ってきまして
「乗車記念にお好きなポストカードを２枚プレゼントします！」と。
全部で６種類だったかな。。。そこから２人で４枚選ぶ！！
左から時計回りに
雨晴海岸／白エビ／みくりが池／ホタルイカの身投げ

右上はウエルカムドリンクのときについてきたコースター
水滴がつく前に回収（笑）

ＪＲ富山貨物駅を通過します。

コンテナが積まれているな。

その先にはあいの風とやま鉄道のイベント列車『とやま絵巻』の
車両が停まっていました。
手前の青い車両は４１３系でいいのかな。

運転席の後ろに張り付く鉄っちゃん。
まもなく富山駅に到着してしまいます。

安全運転、ありがとうございました。

あーーーーさみしい。
富山駅に到着してしまいました。もう降りるしかないじゃん。
この日（２０２１年１２月１９日）が『一万三千尺物語号』の
２０２１年度最後の運行でした。

列車から降りてお見送りしてくれましたよ。
皆さん、良いお年を！！

富山駅からは観光バスに乗って少し移動します。

『一万三千尺物語号』記念乗車証

４つの観光列車
③『一万三千尺物語号』乗車《完》

この旅行記へのコメント （5）

• picotabiさん 2022/09/03 11:44:26

  ミラージュランド!

  fujickeyさん　こんにちは。
  実は先週末から富山に行ってて。
  ミラージュランドの観覧車、中居精也せんせーの番組に出てて、行きたい!!!と
  マークしてたのですが、結局寄らずになってしまいました。
  
  2回目の訪問だったのだけど、街の家の作りが雪国仕様じゃなかったんで
  あまり雪はそれほどでもないのかなーと思ってたけど、そんなことないんだねやっぱり。
  
  列車は旧国鉄の車体をリノベしてるんだねー　めっちゃ素敵!!
  中もすごい豪華。特にお弁当の中のお寿司はおいしそすぎだよー
  お昼前。どうしてくれよう。。笑

• picotabiさん 2022/09/03 11:44:25

  ミラージュランド!

  fujickeyさん　こんにちは。
  実は先週末から富山に行ってて。
  ミラージュランドの観覧車、中居精也せんせーの番組に出てて、行きたい!!!と
  マークしてたのですが、結局寄らずになってしまいました。
  
  2回目の訪問だったのだけど、街の家の作りが雪国仕様じゃなかったんで
  あまり雪はそれほどでもないのかなーと思ってたけど、そんなことないんだねやっぱり。
  
  列車は旧国鉄の車体をリノベしてるんだねー　めっちゃ素敵!!
  中もすごい豪華。特にお弁当の中のお寿司はおいしそすぎだよー
  お昼前。どうしてくれよう。。笑

  fujickeyさん からの返信 2022/09/03 19:49:36

  鉄道写真家の！

  picotabiさん、コメントありがとうございます！
  一万三千尺物語号の食事、車内で握ってくれているし
  お弁当とか車内って思えないくらいでした。
  味ももちろんです。
  お昼前にごめんなさーいm(_ _)m
  
  ミラージュランドの観覧車、ではなくて中井精也さんに食いついたわ。
  知っての通り、夫が鉄っちゃんなので鉄道番組は観ることがあるの。
  それで中井精也さんの番組も観たことあるー！
  もう見た目からステキなキャラだよね。
  大汗かきながらベストショットの場所をさがしていたり
  なんたかすごく親しみやすそうだし(笑)
  
  fujickey

• ムロろ～んさん 2022/08/25 23:29:27

  へぇ～(・～・)

  こんばんは、ムロろ～んです。
  『一万三千尺物語号』に乗車された旅行記を拝見しました。
  
  って、料理を食べて、車窓を眺めて、泊で向こうから来た列車と会って…。
  途中駅で降りながら楽しむ旅もまた良さそうです。
  うん、旦那さん、この日も絶好調！というのが鮮明に分かります(´艸｀*)。
  というか、お笑い芸人さんとひょうきんレベルとリアクションで対決しちゃダメよ(´艸｀*)。
  
  担当クルーがコーヒーを持って来るタイミングを察するなんてさすがです(^_-)-☆。
  日本が好きな韓国の方、私も読んでて嬉しいなぁって思っちゃいました。
  
  ムロろ～ん(-人-)

  fujickeyさん からの返信 2022/08/26 16:44:56

  プロの仕事

  ムロさん、いつもコメントありがとうございます。
  
  ムロさんは乗務員さん側のこともわかりますからね。
  一辺倒な接客ではなく１組ずつしっかり対応されていたのが
  スゴイなと思ったのです。
  しかも韓国の方だったのがさらに嬉しかったというか、
  伝わりますか？この感じ。
  
  観光列車に乗っている間って魔法がかかったみたいな時間なんですよね。
  特別仕様の車両に乗って、食事も特別。
  
  その時間を徹底的に楽しませてくれるガイドさんや
  乗務員さんと触れ合いたくて
  また、観光列車に乗りたくなるのかもしれません。
  
  
  fujickey