2022/04/30 - 2022/05/08
298位(同エリア434件中)
RiEさん
旅行3日目、前編。
2泊した会津若松を出発してレンタカーで山形県へ向かう途中、最初に喜多方に立ち寄った。
蔵の町:喜多方には約4100棟の蔵が現存しており、蔵を活かしたまちづくりが行われているので、現在も人が実際に生活する場としてとても身近な存在であり用途も多岐にわたり、倉庫という本来の機能だけではなく店舗・住居・作業場・蔵貯蔵庫・屋敷の塀などに利用されており、建築様式や材料も様々なものが用いられていて興味深い。
そんな喜多方の町並みを散策しながら、1790年創業の老舗酒造店“大和川酒蔵北方風土館”を見学したり、大正時代に最高級の材料と技術を集めて造られた豪華な“旧甲斐家蔵住宅”の一部を鑑賞した。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10:30に喜多方市にある1790年創業の酒造“大和川酒蔵北方風土館“に到着。
酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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屋根の奥に見える煙突は、酒を仕込む際に使われていたもの。
酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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建物内に入ると見学ルートが設けられていて自由に出来るようになっていた。
交差する梁が印象的な天井には新酒が出来たことを知らせる杉玉が吊るされており、その奥に江戸蔵への入口が見える。酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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小槌を掲げた大黒様がインパクトある。
酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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【江戸蔵】
江戸時代に建てられた1番古い土蔵で天井には長い梁があり、喜多方の厳しい気候にも耐えられる構造を持つ。酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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1990年に新工場:飯豊蔵に移転する前まで酒造りの作業場として使われていたけど、現在は昔の酒造りに使用したさまざまな道具を展示しており、酒米を蒸した釜場・酒造りの道具・販売時に詰められた瓶などが並ぶ。
酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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壁には当時の写真・酒造りの手順・大和川酒造の歩みが飾られていて、酒造りについて深く知ることが出来た。
酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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量り売りを行う際に使用した受け台には大きな徳利が並んでいて、漏斗を使って注いだときに漏れた酒を台に集めておき、無駄にならぬよう料理酒などに使ったのだそう。
酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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【大正蔵】
大正時代に建てられた蔵で、もともとは出来上がった酒を貯蔵するタンクが壁一面に並んでいけど、現在は大和川酒造が取り扱うラインナップの空瓶が並べられており、フォトジェニックな雰囲気だった。酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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【昭和蔵】
1929年に建てられた蔵で、現在は様々なイベントに使われるファーメントホールとして利用されているけど、蔵の壁は音の反響が良いので演奏会にも重宝されている。酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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以前は大正蔵の下屋だった場所で、瓶詰作業場として活用していたスペースは、現在利き酒コーナー兼売店になっている。
10種類以上の弥右衛門酒を無料で試飲できるけど、今日は移動距離長めで夫がドライバーだから残念がっていた。酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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大和川酒造の仕込み水として使用している飯豊伏流水も試飲出来る。
酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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四方それぞれの方向に入口があるけど、門構えが立派なのでココが本来の入口かも(昭和蔵近くの大きな駐車場の逆側)。
酒造の歴史が分かりやすく展示してある:大和川酒蔵北方風土館 by RiEさん大和川ミュージアム四方(旧:大和川酒蔵北方風土館) 美術館・博物館
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昭和蔵近くの大きな駐車場に車を置いたまま、喜多方の町並み散策開始。
昔ながらの八百屋かな…と思ったら“嶋新荒物店”の看板があり、後で調べたところ明治末期の店蔵だそう。 -
野菜の先にはあおくび大根の箱と共に、蝶ネクタイをした牛がベンチを占領していた。
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“金田洋品店”は1912年に建てられたもので、店蔵では最古のレンガ蔵らしく、角地に建っていることもあり目を惹く。
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幕末に現在の場所に移り住んだ甲斐家:初代は酒造業を営み、3代目が明治時代にどぶろく用の麹造りで繁盛させつつ製糸工場を興して財を成した。
“旧甲斐家蔵住宅”は、味噌・醤油醸造を成功させた甲斐家:4代目が7年を歳月をかけて1923年に座敷蔵・母屋・庭園を完成させた、大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅。大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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全体費用は40年以上前の試算で約5億円相当とされており、外壁を豪華に黒漆喰で塗りこめていることから烏城(うじょう)という別名を持っているけど、喜多方では黒漆喰の建物は珍しいそう。
ちなみに蔵座敷・店蔵・醤油蔵が国の登録有形文化財(建造物)になっている。大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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【店蔵】
店蔵で受付をすれば公開されている範囲を土間から見学でき、一旦外に出て庭園も無料で見学できる。
店蔵中央にある洋風の螺旋階段はケヤキの大木を削って造られた吊階段で、これほど素晴らしい技術は今でも大変珍しく、当時の職人の優れた腕前がよく分かる。
柱も無ければ釘も使用していない高度な職人技に、現在の家が一軒建つぐらいの手間賃を払ったとの噂も。大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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非公開の主屋はガラス扉越しに見えるようになっており、状態の良い古い建物に入ると頻繁に出会う当時のガラス(ガラスの先が揺れるように見えるので私はうるうるガラスと呼んでいるけど)の先には、欅のツヤツヤした美しい長い廊下があり、端から端までの1枚板を使用していて贅沢な造りになっている。
大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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パンフレットによるとピンク色の部分も公開予定らしく、改修工事が行われているので全公開になったら是非再訪したい。
大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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店蔵の右手奥には「烏城西洋室」と呼ばれる当時の応接室があり、東日本大震災前は喫茶室として使用されていた。
造りや内装には当時のままに大正モダンの調度品が用いられており、現在は土間から覗けるようになっている。大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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蔵座敷と山庭を観るため一旦外へ出ると、格子窓の内側の雨戸は亀甲模様になっていた。
大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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店蔵すぐ隣の入口から中に入る。
大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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入ってすぐ左手側に主屋が迫っていて、道路から見るよりも黒漆喰の壁を近くで見えるので、仕上げの美しさや重厚さに驚かされた。
店蔵同様に建物内に入れないため庭園越しに見学する。大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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ガラス戸が大きく開けられた縁側に近づくと、驚くほど大きな蔵の扉が姿を現す。
巨大な蔵の扉を開閉できる幅が必要なので、広縁は大きかった。大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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正面は、店蔵から見えた烏城西洋室と呼ばれる当時の応接室。
大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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右手側に視線を送ると、幅の広い広縁が奥まで続いていた。
大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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主屋は庭園からうるうるガラス越しに覗ける。
大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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【煉瓦煙突】
旧甲斐家蔵住宅の裏にある醤油蔵の煉瓦煙突(写真左上)も喜多方市の近代化産業遺産に指定されている。
庭園の飛び石を辿って、正面に見える蔵座敷へ。大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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蔵座敷は21畳の上段の間と18畳の次の間を南北に連ね、畳廊下を含め51畳の造りになっており、こちらも庭園から鑑賞できるようになっている。
ちなみにこちらは北の部屋。大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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隣接した部屋は南の部屋。
どちらも金雲の壁襖が眩しく輝いていた。大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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目の前に広がるのは池泉回遊式庭園で、蔵住宅と同様に大正時代に作庭された。
東京の渋沢栄一邸庭園などを手掛けた名庭師:松本亀吉が造ったとされ、サツキ・コウヤマキ・北山杉などが植えられていて、朱色のつつじが華を添えていた。大正時代の最高級材料と技術の粋を集めた豪華な蔵住宅:旧甲斐家蔵住宅 by RiEさん旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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駐車場に戻る途中、大きな出窓に可愛い猫がいてジッとこちらを見つめているのに気付く。
【窓から外を眺めるのが好きで、猫のお気に入りの場所だから窓を叩かないで】と案内があり、真ん丸な眼がとても可愛かった。
この後は山形県へ移動して米沢を観光しながら、HOTELのある高畠を目指す。
続きは05へ。
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