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北海道南部、日高振興局管内の町であるえりも(襟裳)を訪れました。と言っても、目的地はほぼ襟裳岬のみです。<br />★釧路から襟裳岬まで、海岸線の町(白糠、浦幌、豊頃、広尾)で見どころを探りながらのロングドライブとなりました。<br />★襟裳岬でゼニガタアザラシを見た後は、観光センターで名物ラーメンをいただきました。<br /><br />[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]<br />◎襟裳岬名物ラーメン

えりも_Erimo 風のまち!襟裳岬でアザラシ発見の後は、名物ラーメンを食す

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2021/08/12 - 2021/08/12

23位(同エリア128件中)

RAINDANCE

RAINDANCEさん

北海道南部、日高振興局管内の町であるえりも(襟裳)を訪れました。と言っても、目的地はほぼ襟裳岬のみです。
★釧路から襟裳岬まで、海岸線の町(白糠、浦幌、豊頃、広尾)で見どころを探りながらのロングドライブとなりました。
★襟裳岬でゼニガタアザラシを見た後は、観光センターで名物ラーメンをいただきました。

[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎襟裳岬名物ラーメン

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー ANAグループ
旅行の手配内容
個別手配
  • 厚岸(あっけし)から釧路方面へ。”昆布森”って、昆布がたくさん獲れそうな地名ですね。これはアイヌ語のコンプ・モイ(コンブの入江)から来ているそうです。

    厚岸(あっけし)から釧路方面へ。”昆布森”って、昆布がたくさん獲れそうな地名ですね。これはアイヌ語のコンプ・モイ(コンブの入江)から来ているそうです。

  • 乳牛の放牧。う~んまさに北海道。厚岸から襟裳岬まで約240kmの道のり…釧路からえりもは見どころが無いという説がある様ですが、実際に試してみたいと思います。

    乳牛の放牧。う~んまさに北海道。厚岸から襟裳岬まで約240kmの道のり…釧路からえりもは見どころが無いという説がある様ですが、実際に試してみたいと思います。

  • 釧路の街には寄らずに抜けて、海岸線をひたすら走ります。<br />以前の釧路の旅行記はこちらです。<br />https://4travel.jp/travelogue/11264848

    釧路の街には寄らずに抜けて、海岸線をひたすら走ります。
    以前の釧路の旅行記はこちらです。
    https://4travel.jp/travelogue/11264848

  • &quot;かにのデパート&quot;。このワード、昭和の匂いを感じます。

    "かにのデパート"。このワード、昭和の匂いを感じます。

  • 根室と厚岸で花咲ガニを食べたので、蟹はもういいカニ…

    根室と厚岸で花咲ガニを食べたので、蟹はもういいカニ…

  • 白糠町に入りました。”恋問(こいとい)”という地名です。

    白糠町に入りました。”恋問(こいとい)”という地名です。

  • ちょうど「道の駅 白糠恋問」がありましたので寄ってみましょう。奥に展望台のようなものがありますね。

    ちょうど「道の駅 白糠恋問」がありましたので寄ってみましょう。奥に展望台のようなものがありますね。

  • 「ユーラス白糠ソーラーパーク」と書いてある展望台に上ってみると…西側に太陽光発電所の大きなソーラーパネル群が見渡せます。

    「ユーラス白糠ソーラーパーク」と書いてある展望台に上ってみると…西側に太陽光発電所の大きなソーラーパネル群が見渡せます。

  • 東側にはバイオマス発電所。

    東側にはバイオマス発電所。

  • 南側は海。

    南側は海。

  • …で、真下のこちらが道の駅です。

    …で、真下のこちらが道の駅です。

  • 恋問だけに”恋が叶うポスト”。

    恋問だけに”恋が叶うポスト”。

  • ゆるキャラ”コイタくん”と”メイカちゃん”が描かれたポストです。

    ゆるキャラ”コイタくん”と”メイカちゃん”が描かれたポストです。

  • こちらは顔出しパネル。

    こちらは顔出しパネル。

  • 生簀があります。海の幸。

    生簀があります。海の幸。

  • 乳製品。陸の幸。色々買いたいところですが我慢…持ちきれませんので…。

    乳製品。陸の幸。色々買いたいところですが我慢…持ちきれませんので…。

  • 白糠町はシシャモが遡上する川を2つも持っているという、北海道でも有数のシシャモの産地なのだそうです。

    白糠町はシシャモが遡上する川を2つも持っているという、北海道でも有数のシシャモの産地なのだそうです。

  • 国道38号線に沿って浦幌(うらほろ)町に入りました。浦幌町の直別(ちょくべつ)という地区は、かつて「酪農とドライブインの町」を謳っていましたが…今は廃墟が並びます。

    国道38号線に沿って浦幌(うらほろ)町に入りました。浦幌町の直別(ちょくべつ)という地区は、かつて「酪農とドライブインの町」を謳っていましたが…今は廃墟が並びます。

  • 高度成長期に北海道旅行がブームになり、バブル期にかけてミツバチ族が飛び交っていた時代には、帯広・襟裳・釧路などの中継点としてここに数軒のドライブインやライダーハウスが賑わっていたらしい。

    高度成長期に北海道旅行がブームになり、バブル期にかけてミツバチ族が飛び交っていた時代には、帯広・襟裳・釧路などの中継点としてここに数軒のドライブインやライダーハウスが賑わっていたらしい。

  • 近年までただ一軒、頑張っていたというこちらの「ミッキーハウスドライブイン」も、ついに閉業してしまった様です。

    近年までただ一軒、頑張っていたというこちらの「ミッキーハウスドライブイン」も、ついに閉業してしまった様です。

  • ちょうどその廃墟群で国道を外れ、海沿いの道道1038号線(直別共栄線)へ入ります。

    ちょうどその廃墟群で国道を外れ、海沿いの道道1038号線(直別共栄線)へ入ります。

  • 道道に入って間もなく「オタフンベチャシ跡」を発見。”チャシ“はアイヌ期の砦を意味します。アイヌ語で、オタは砂、フンベは鯨。

    道道に入って間もなく「オタフンベチャシ跡」を発見。”チャシ“はアイヌ期の砦を意味します。アイヌ語で、オタは砂、フンベは鯨。

  • チャシ跡は道東に多く残っており、あちこちにありますよ。こういう高台で海や山を見張ってたらしい。砂浜に打ちあがる鯨でも見張っていたのだろうか。

    チャシ跡は道東に多く残っており、あちこちにありますよ。こういう高台で海や山を見張ってたらしい。砂浜に打ちあがる鯨でも見張っていたのだろうか。

  • さらに道道を進み「昆布刈石展望台」に到着。道道からは砂利道に入って少し上ります。

    さらに道道を進み「昆布刈石展望台」に到着。道道からは砂利道に入って少し上ります。

  • ほぼ路肩ですが展望台。

    ほぼ路肩ですが展望台。

  • かつて、アイヌの人々は、この海域で採った昆布を和人と取り引きしていたらしい。

    かつて、アイヌの人々は、この海域で採った昆布を和人と取り引きしていたらしい。

  • 海岸線が見渡せる展望台です。画像は無いですが後ろには日高山脈。

    海岸線が見渡せる展望台です。画像は無いですが後ろには日高山脈。

  • 道道から国道336号(黄金道路)に乗り継いでさらに進み、豊頃(とよころ)町に入りました。

    道道から国道336号(黄金道路)に乗り継いでさらに進み、豊頃(とよころ)町に入りました。

  • 長節湖に近い道沿いで偶然出会ったのがこちら…タンチョウです。

    長節湖に近い道沿いで偶然出会ったのがこちら…タンチョウです。

  • 堆肥の集積場で餌を漁っているようで、シチュエーション的にはイマイチではありますが(とにかくこの辺り堆肥の強烈な臭い)、夏に野生のタンチョウに出会えたのはラッキー。

    堆肥の集積場で餌を漁っているようで、シチュエーション的にはイマイチではありますが(とにかくこの辺り堆肥の強烈な臭い)、夏に野生のタンチョウに出会えたのはラッキー。

  • 頭が赤い…成鳥です。

    頭が赤い…成鳥です。

  • 全部で三羽…まだ頭が茶色い若い個体が一羽います。つがいとその子どもと思われます。子どもには脚に識別番号の輪っかが付いてました。

    全部で三羽…まだ頭が茶色い若い個体が一羽います。つがいとその子どもと思われます。子どもには脚に識別番号の輪っかが付いてました。

  • 夏のタンチョウは湿原で子育てをするので滅多に見ることは出来ない…と聞いていたので見つけた時はビックリしました。

    夏のタンチョウは湿原で子育てをするので滅多に見ることは出来ない…と聞いていたので見つけた時はビックリしました。

  • 広尾町に入って「フンベの滝」に立ち寄り。路側帯にパーキングエリアがあります。

    広尾町に入って「フンベの滝」に立ち寄り。路側帯にパーキングエリアがあります。

  • こちらが「フンベの滝」。砂礫層からの湧水。

    こちらが「フンベの滝」。砂礫層からの湧水。

  • ”フンベ”とはアイヌ語で鯨。この辺りは鯨が打ち上げられることがあったのでそう呼ばれるようになったとか。

    ”フンベ”とはアイヌ語で鯨。この辺りは鯨が打ち上げられることがあったのでそう呼ばれるようになったとか。

  • 傍には不動尊像と海難供養碑が建っていました。

    傍には不動尊像と海難供養碑が建っていました。

  • そしていよいよ、えりも町に入ります。

    そしていよいよ、えりも町に入ります。

  • 改めて…国道336号線のえりも町から広尾町を結ぶ約33kmが「黄金道路」と呼ばれるルートです。ここは昭和57年に完成した望洋台。

    改めて…国道336号線のえりも町から広尾町を結ぶ約33kmが「黄金道路」と呼ばれるルートです。ここは昭和57年に完成した望洋台。

  • このルートは江戸時代から計画されてましたが、崖を削る難工事で完成は昭和9年(1934年)、日高と十勝を結ぶ「日勝海岸道路」のはずだったのが、“黄金を敷き詰められるほど莫大な費用が掛かった”ので「黄金道路」になったらしい。

    このルートは江戸時代から計画されてましたが、崖を削る難工事で完成は昭和9年(1934年)、日高と十勝を結ぶ「日勝海岸道路」のはずだったのが、“黄金を敷き詰められるほど莫大な費用が掛かった”ので「黄金道路」になったらしい。

  • 漁港。

    漁港。

  • 昆布を採る人々。

    昆布を採る人々。

  • 日高の山並み。

    日高の山並み。

  • もう少しで襟裳岬。”えりも“の名はアイヌ語のエンルム(岬の意)が由来だそうです。

    もう少しで襟裳岬。”えりも“の名はアイヌ語のエンルム(岬の意)が由来だそうです。

  • 襟裳岬駐車場に着きました!奥に見えるのは「襟裳岬観光センター」、後ほど寄ります。

    襟裳岬駐車場に着きました!奥に見えるのは「襟裳岬観光センター」、後ほど寄ります。

  • さっそく岬へ行ってみましょう。

    さっそく岬へ行ってみましょう。

  • 風が強いことで知られる襟裳岬ですが、この日は弱かったです。

    風が強いことで知られる襟裳岬ですが、この日は弱かったです。

  • 岬の突端はこのようになってます。

    岬の突端はこのようになってます。

  • その突端方面へ行ってみましょう。

    その突端方面へ行ってみましょう。

  • 遊歩道で行ける突端はここまで。

    遊歩道で行ける突端はここまで。

  • そしてここからよーく目を凝らすと…

    そしてここからよーく目を凝らすと…

  • …岩場の上にアザラシが…

    …岩場の上にアザラシが…

  • …こちらにも…望遠なので撮れましたが、肉眼ではちょっと厳しいかも。

    …こちらにも…望遠なので撮れましたが、肉眼ではちょっと厳しいかも。

  • 生息しているのはゼニガタアザラシです。

    生息しているのはゼニガタアザラシです。

  • 岬の突端でアザラシが見れたところで、岬の施設を見ていきましょう。

    岬の突端でアザラシが見れたところで、岬の施設を見ていきましょう。

  • 「襟裳岬灯台」。中に入れるのかと思って扉を開けたら、灯台の管理人が仕事中でした。失礼しました。

    「襟裳岬灯台」。中に入れるのかと思って扉を開けたら、灯台の管理人が仕事中でした。失礼しました。

  • 「風の館」。風速10m/s以上の風の吹く日が年間260日以上もある、日本屈指の強風地帯…『風のまち』を謳う襟裳岬ならではの施設。

    「風の館」。風速10m/s以上の風の吹く日が年間260日以上もある、日本屈指の強風地帯…『風のまち』を謳う襟裳岬ならではの施設。

  • 風速25m/sが体感できるえりも風体験コーナーがあります。また、館内から望遠鏡でゼニガタアザラシを観察することもできますが、望遠カメラで見れたのでパス。

    風速25m/sが体感できるえりも風体験コーナーがあります。また、館内から望遠鏡でゼニガタアザラシを観察することもできますが、望遠カメラで見れたのでパス。

  • 小腹が空いたので、駐車場に戻り「襟裳岬観光センター」へ。

    小腹が空いたので、駐車場に戻り「襟裳岬観光センター」へ。

  • お土産はもちろん、生簀がある食堂も。

    お土産はもちろん、生簀がある食堂も。

  • 毛蟹!

    毛蟹!

  • タラバガニ!

    タラバガニ!

  • ここで軽くランチといきましょう。

    ここで軽くランチといきましょう。

  • 「襟裳岬名物ラーメン」の味噌にしてみました。(醤油と塩もあり)

    「襟裳岬名物ラーメン」の味噌にしてみました。(醤油と塩もあり)

  • カニ、アワビ、タコなど海の幸たっぷり、あっさり目のスープで重すぎずちょうど良かった。

    カニ、アワビ、タコなど海の幸たっぷり、あっさり目のスープで重すぎずちょうど良かった。

  • アイヌ人が昆布を採って暮らしていた襟裳岬周辺は、江戸時代から和人が移住し始め森林伐採でハゲ山になってしまいましたが、戦後になって緑化され緑の景観を取り戻したそうです。

    アイヌ人が昆布を採って暮らしていた襟裳岬周辺は、江戸時代から和人が移住し始め森林伐採でハゲ山になってしまいましたが、戦後になって緑化され緑の景観を取り戻したそうです。

  • えりもの町なかにある「えりも灯台公園」。明治24年(1891年)に建てられた灯台が遺されています。

    えりもの町なかにある「えりも灯台公園」。明治24年(1891年)に建てられた灯台が遺されています。

  • 『♪えり~もの春ぅは~何も~無い~春ですぅ~』と歌われた襟裳岬ですが、何もないことはなくきちんと見どころ、味わいどころがありました。そんな”えりも”をあとにし、次の目的地である浦河へ向かいます。

    『♪えり~もの春ぅは~何も~無い~春ですぅ~』と歌われた襟裳岬ですが、何もないことはなくきちんと見どころ、味わいどころがありました。そんな”えりも”をあとにし、次の目的地である浦河へ向かいます。

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