2021/08/10 - 2021/08/11
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RAINDANCEさん
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北海道東部、根室振興局の市である根室を訪れました。北海道本島、そして日本本土の最東端として知られる納沙布岬を擁する港町で、オホーツク海と太平洋の両方に面する自然豊かで海の幸がナイスなエリアです。
★あいにくの天気の中、納沙布岬・春国岱・車石などの根室十景巡り。
★市街では、名物レストランや老舗宿で根室のご当地グルメを堪能。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎エスカロップ
◎花咲ガニ、鉄砲汁
◎サンマ
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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雨天の中、弟子屈(てしかが)町から中標津(なかしべつ)町、別海(べつかい)町を通って根室へ向かいます。
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道路上のサインには”嵐”の注意報。天気は悪くなる一方です。
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根室市に入り、風蓮湖のほとりに建つ「道の駅 スワン44ねむろ」に立ち寄り。ここのレストラン”バードパル”で根室名物の「エスカロップ」を食べる予定でしたが、なんとまさかの休館日でした。
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風蓮湖と根室湾を分ける砂州である「春国岱(しゅんくにたい)」、ラムサール条約登録湿地です。風連湖、春国岱はそれぞれ根室十景のひとつ。
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車が入れるところまで来ましたが、この雨なので散策はちょっと厳しい…
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「温根沼(おんねとう)大橋」を渡って根室市街へ。温根沼も根室十景のひとつ。
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根室市街に入り向かったのがこちら、洋食レストラン・喫茶「どりあん」。
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さきほど食べ損ねた「エスカロップ」を食べるために訪れました。お洒落な店内。
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こちらが「エスカロップ」。バターライスの上にトンカツが乗りデミグラスソースがかかっています。その名の由来はフランス語のエスカロープ(薄切り肉)ということらしい。バターライスなのでこれは”白エスカ”…かな?
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根室市の洋食店である”モンブラン”のシェフが、漁師向けに手早くとれるカロリーの高い料理として考案したのが人気となり名物料理となったそうです。
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ライスがケチャップライスになっているのが”赤エスカ”、バターライスになっているのが”白エスカ”なんですって。赤が最初にできたが現在は白が主流ということらしい。今ではこのお店がエスカの代表格の様ですので、結果的にココにして良かった。
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さて、ランチを終えたところで納沙布(のさっぷ)岬へ向かいます。
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ここにそびえたつのが「千島の砦オーロラタワー」。
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2020年3月から休館しているそうです。すでに廃墟化が進行。
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「望郷の岬公園」。
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「四島(しま)のかけ橋」の向こうには「祈りの火」。
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「希望の道」。
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こういう”最果ての地”にはモニュメントが多いのが常。奥には「希望の鐘」。
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寛政元年(1789年)、国後島とメナシ(現在の標津町付近)のアイヌの人々が、当時その地域を管理していた和人らにこき使われ、たまらず蜂起し和人71人を殺害してしまったそうです。その和人71人の墓碑がなぜか明治になって納沙布岬で見つかったのがこの碑だそうです。なお、蜂起したアイヌの人々37人は松前藩によって処刑されたそうです。(クナシリ・メナシの戦い)
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「納沙布岬」。根室十景のひとつです。
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「納沙布岬灯台」。この辺りが最東端です。
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「流氷TELEPHONE BOX」。
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色んなモニュメントを一通り見た後は「根室市北方領土資料館」へ。
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トドが出迎え…でけぇ~。
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海産物の宝庫。
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色丹神社の鳥居は、シロナガスクジラの骨。
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根室まで来たからには北方領土問題に触れない訳には行きません。
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戦前の北方四島…住民だった日本人の暮らしぶりを写真で紹介。
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とある一家の団らんと想い出の品々。
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戦前の昭和11年(1936年)に国後島で撮影された映画「生命の冠」、缶詰工場の経営の苦難を題材にした作品の様です。この中のドキュメント映像が当時の現地の様子を遺す貴重なものなのでしょう。
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終戦直後の昭和21年(1946年)の北方領土の写真。日本人とロシア人が混住していた”空白の時代”。
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北海道同様に北方四島の先住民はアイヌの人々だったわけですが、鎌倉時代に北条義時(2022年現在、大河ドラマの主人公)が陸奥・出羽を治めていた安藤氏に命じ、流刑地であった蝦夷を管理させた頃から和人が増え始めたそうな。そして15世紀頃には増えた和人とアイヌの人々との対立が始まりました。
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そうこうしながらも北方四島は、大戦後のロシアによる不法占拠(日本側主張)が続いています。
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納沙布岬の手前に広がる「ミズナラの風衝林」。ミズナラも含め北方原生花園は根室十景のひとつ。
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成長過程で強風や氷や雪などの猛威に曝され、独特の形状に曲がっていったもので、こういった群生は貴重なことから根室市指定の文化財となっています。
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さて、根室市街の北側、この日の宿である「照月旅館」に着きました。
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根室港に近い場所にある老舗旅館です。
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到着から出発までスタッフの対応もかいがいしく、この宿は設備よりも、料理と昔ながらの旅館の雰囲気と応対を求める方にはお勧めです。
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バストイレは別、建物や構造はまさに昭和で現在なら旅館というより民宿レベルですが、設備の不備などはなくキレイに保たれています。
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客室の備品。
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冷蔵庫もあり。
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共同の洗面所。
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共同のトイレは温水洗浄便座付です。
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お着き菓子はなぜかフルーツグミ。
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さっそく風呂へ。
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風呂は小さくて汗を流すだけ。入浴剤がちょっと濃すぎでした。
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さて、お目当ての夕食です。まずは冷たいビール。
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ご覧のような豪華な献立。せっかく根室に行くのだから花咲ガニを食べたいと思い、この宿とプランを選びました。
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北海シマエビ、数の子、エビと内子、カジカ(スズキ目の魚)…など。
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氷頭(ひず=鮭の鼻先の軟骨)のなます、銀鱈の焼物。
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お造りはボタンエビ、ホッキガイ、ホタテ…そして、茹で花咲ガニ!
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「花咲ガニ」は、夏~秋が旬の道東でしか獲れない”幻のカニ”です。
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照月旅館のオリジナルメニュー、ウニの茶わん蒸し。
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日本酒は、根室の地酒「北の勝」をチョイス。
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花咲ガニのカニミソ。が、こう言っちゃあなんですが、冬の毛ガニには及びません。ですがそれは判ってましたし、この季節に幻のカニを食べることに意味があるのです。充分美味いですよ。
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お米は最後までとっておいて、最後に味噌汁と共に。
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デザート。いや~”花咲ガニ付会席膳”、満喫しました。
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一晩休んで翌朝…まだ雨。
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朝食です。根室と言えばサンマです。
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そして、「鉄砲汁」。根室の郷土料理で花咲ガニが入った味噌汁。美味い!
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食後のカフェは嬉しい。根室の幸を存分に味わえる旅館でした。
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旅館をチェックアウト後、根室市街の近辺を巡ります。まずは根室港近くの高台に建つ「金刀比羅(ことひら、こんぴら)神社」。
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江戸時代の文化3年(1806年)、廻船商人だった高田屋嘉兵衛が海上安全などを祈願して創建した神社で、明治14年に現在地に遷座したとのこと。
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神社の前には見晴らし台。
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根室港を見渡せます。遠くに見えるのは弁天島。
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続いて、市街の東端に広がる「明治公園」へ。北海道で2 番目に古い、明治8年(1875年)の国営牧場の跡地を利用した公園です。牧場は、国営の後は北海道練乳(のちの明治乳業)が所有したので明治公園ということらしい。
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その芝生広場に、明治乳業が昭和7年と11年(1932年/1936年)に建てた3基のレンガ造りのサイロが並んでます。これも根室十景のひとつ。
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第1サイロは高さ15m、直径6mと国内最大級。3基とも国の登録有形文化財と近代化産業遺産に認定されています。
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根室市街をあとにして南へ。花咲岬にやってきました。
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駐車場のトイレ。この形には意味があります。
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花咲灯台へ向かいます。
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灯台の脇から海岸の岩場へ。
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ここに姿を現すのが「車石」。放射状節理構造の玄武岩で、車輪のような形からそう名付けられた奇岩です。駐車場のトイレはまさにこの形。
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明治末期の北海道を舞台にしたアニメ「ゴールデンカムイ」では、土方歳三が”人斬り用一郎”を追ってここに来るシーンが描かれていました。いや、このアニメ面白いです。
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柱状節理の岩場に打ちつける荒波。
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ここにある灯台と車石は根室十景のひとつです。
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車石の観光を最後に、根室を後にします。
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前日に根室に来た際には激しい雨の中で春国岱を見ましたが、去る時にはいくらか天気は回復していました。
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…とはいっても引き続き雨は降ったり止んだり…。本土最東端の地の果てで、大海原と北方の島々を青い空のもとで眺めることは叶いませんでしたが、美味いご当地グルメはしっかり味わえましたので良しとしましょう。次の目的地である霧多布・厚岸方面へ向かいます。
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