キャンピングカー借りて秋の北海道を廻ってみたぞ！

2021/09/18 - 2021/09/19

接触を控えることを推奨する世の中。
旅行をする上で移動時、宿泊時の接触を無くすことができれば、大きなリスク対策に。

じゃあ、キャンピングカーに決まり！
ということでキャンピングカーをレンタルし、二世帯(大人4名、子供2名)で行ってきました、道東の旅！
子供は当然大はしゃぎ。
はじめての試み、どんな旅になるのでしょうか？

じゃあ、

ゴー！

エリア 屈斜路(北海道)

これが今回の相棒、
ハイエースベースのセレンゲティ。
燃料はガソリン。
駆動方式 4WD
定員 乗車 7名
就寝 6名
サイズ 全長 4,990mm
全幅 2,100mm
全高 2,840mm
ベッドサイズ バンクベッド 1,900mm×1,900mm
ソファベッド 1,760mm×950mm
2段ベッド 1,920mm×630mm
となってます！
今回は二世帯で大人4人、子供2人この中で生活するのです。
DOCAMPERさんというレンタカー屋さんにお世話になりました。
札幌を朝8:00に借り受けて出発します。

はじめてのキャンピングカーに大人も子どもも大はしゃぎ！早速中を探検します。
走行時リビングは向かい合わせのベンチシート+横向き1です。

車両後方の2段ベットは大人が足を伸ばせる広さ。

こんな感じ。幅は狭いですが、特に気になりませんでした。

二段ベット上段。

リビングから運転席。普通のハイエースです。

これは運転席上の就寝スペース。
引き出して使います。ここが1番広いです。

シンク。20リットルの水タンクが内蔵されています。

冷蔵庫。小さいですが冷凍庫もあります。
アイスは溶けましたが。

上部にたくさんの収納ボックス。

ここは車によってはトイレなんだと思いますが、この車両には便器はついていません。

中はカラ。着替えに使いました。
念のため携帯トイレも用意しましたが、使わずに済みました。
そんなこんなでまずは帯広まで一気に走ります。

札幌から高速で二時間半。
帯広でお昼ごはんです。
じんぎすかん北海道さんへ。

じんぎすかん北海道 グルメ・レストラン

いつもの北海道柄のジンギスカン鍋。
マトン、ラム塩、タレ、キングラム、キングマトンとライスと、ここで運転手交代のためビールを！

うまーい！最高！
そして帯広で晩ごはんの食材とおやつとお酒をしこたま買って出発します！

あいにくの雨のため、どこにも寄らず3時間ほど一気に走り、摩周温泉まで。
子供たちはアナログゲームなどして盛り上がっているので、「まだー?」とか「あとどのくらい?」など聞いてこないので大変気楽です。
ホテル摩周さんで日帰り入浴です。

摩周温泉　ホテル摩周 宿・ホテル

おお、クラシカル。

小さなお風呂ですが、泉質はとてもいい。
温度もちょうど。疲れが吹っ飛びました。

本日の宿泊場所はここ、道の駅摩周温泉です。
24時間使えるトイレと足湯がある、車中泊組に大変人気の高い道の駅なんです。

道の駅 摩周温泉 道の駅

今回はタイムズのB（予約制駐車場）というタイムズ24が提供するサービスを使って、1サイト事前に予約しておきました。
満車の心配がない上、電源も使えます。

ゴチャゴチャした写真ですみません。
晩ごはんは鍋にしました。
カット済みの野菜と鶏肉、薄切り豚肉と肉団子、冷凍水餃子を市販の鍋スープで味付けしました。
シメはラーメン。
手がかからず美味かった。

食べたら寝る準備です。
まずはベンチシートをソファに変形！

はしゃぐ子どもたちがじゃまでなかなか作業が進みません。

2階を引き出しハシゴをセット。
準備の後は皆でひとしきりアナログゲームなどで盛り上がりました。
明日は朝めちゃくちゃ早いので、早めに寝ます。
おやすみなさーい。

おはようございまーす！
朝4時に皆を叩き起こしベットをたたみ、無理矢理シートベルトを閉めさせて走ること30分。
やってきたのは津別峠展望台です。

津別峠展望施設 名所・史跡

ここ津別峠は、屈斜路湖の雲海が見られるスポットとして近年有名になっています。
朝5時にはすでに満車となり、臨時駐車場にかろうじて停めることができました。
さて、すごい霧だが、雲海見られるかな？

わー、雲海は出てますがものすごい霧！

日の出も霧のなか。

粘っていたら、霧の切れ間にチラチラと雲海が！

おおー、雲海、初めて見ました。
なかなか感動的な眺めです。
子どもは車内のテレビでアンパンマンを見ています。

峠の頂上を降りると、昨日とは打って変わってのいい天気！
屈斜路湖を臨みます。

30分ほど走り、屈斜路湖の湖畔に車を停めます。

屈斜路湖 自然・景勝地

子どもたちが楽しみにしていた、砂湯で砂遊び。湖畔の砂浜を掘ると温泉が湧き出てくるわくわくスポットです。

屈斜路湖 砂湯 名所・史跡

わー！？
いきなり寝転がるなんて！

砂を掘ってつくった浴槽は既に土木工事の域です。
砂まみれ、ベチャベチャの服を着替えさせ次の目的地へ出発します。

そして一行は硫黄山へ。

硫黄山 自然・景勝地

こんなところでもクマ注意。

真っ黄色の硫黄から勢いよく吐き出す煙。
オナラオナラとうるさい子どもたち。

ここ硫黄山の名物、温泉蒸したまご。
なぜかうまい。
いつもうまいのです。

硫黄山 レストハウス グルメ・レストラン

次に訪れたのは、神の子池。
初めて来ました。

神の子池 自然・景勝地

おお、なかなか神秘的。
美瑛の青の池とはまた違った青さです。
摩周湖からの伏流水が湧き出ています。

その摩周湖を裏側から眺めるスポット、裏摩周展望台。

裏摩周展望台 名所・史跡

噂に違わず、霧でなにもみえませんでした。
さすが！
さて、ここからは19時の車両返却に間に合わせる為、コンビニでせわしなく昼食をすましつつ、急ピッチで帰路を行きます。
が、子どもたちがそろそろ退屈してきたので、

最後に立ち寄ったのは、幕別町明野ヶ丘公園に作られた「ピ・ラリ」という施設。
当然子どもたちは大はしゃぎ。

明野ヶ丘公園「ピラ リ」 公園・植物園

ピ・ラリはアイヌ語で「偉大なる崖」という意味で、開基100年事業の一つとして建設されました。
しかしなかなか凄いデザインです。
まるでバルセロナのグエル公園のよう。行ったことないですが。

塔の頂上からは幕別のまちを一望できます。
ひとしきり遊んで今回の旅はお終い。
子供たちはぐっすり眠っている間にもう札幌です。

ガソリンを満タンにして19時に無事返却できました。
今回の走行距離は約1000キロです。
子どもたちは楽しかったようで、また乗りたい！と言ってくれていて、とても疲れましたがやった甲斐がありました。

北海道をレンタカーでめぐる計画がある方のために金額データを。
この車両で1泊2日約4万円でした。
ガソリン代は約2万円、高速料金1万2千円(緊急事態宣言中の為割引なし)といった感じです。
公共交通機関やレンタカー+ホテル泊、とあまり金額は変わらないかもしれませんが、一つの旅のスタイルとして選択肢に加えてみると面白いですよ。
ではでは。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2021/09/23 13:43:49

  え～っ、6人も寝れるんだー。

  こんにちは、jamk46さん
  
  キャンピングカーは、子供ちゃん大喜びよねっ。
  その興奮が旅行記からヒシヒシと伝わってきます。
  ホテルも、感染対策はかなりしっかりされていると思うけれど、
  やっぱり、他人に合わないのが1番の対策だもんね…
  
  本場のジンギスカンはやっぱり最高よね♪
  ところで、このキャンピングカーの大きさで、
  え～っ、6人も眠れるんだ～。
  凄いなぁ。
  北海道とかにはぴったりだね。
  楽しそう♪
  
  たらよろ

  jamk46さん からの返信 2021/09/25 16:35:10

  Re: え～っ、6人も寝れるんだー。

  たらよろさん。こんにちは。
  メッセージありがとうございます。
  北海道は、見どころはそれなりに多いですが、それ同士の距離がえらい遠く、30分以上トイレもコンビニもないこともザラで、特に道東に顕著です。その移動に伴う時間と退屈さを和らげるのに、子どもらが遊んでるうちに着いてしまうキャンピングカーは最高でした！
  寝るのは、6人というより5.5人に近いかも。もう少し子が大きくなるとぎゅうぎゅうになりそうです！
  機会があれば、是非！