長崎旅行記２０２０年春（１０）島原鉄道廃線跡巡り（深江駅～瀬野深江駅）編

2020/03/25 - 2020/03/29

２０２０年の春休み、長崎へ行ってきました。
旅の目的は、
①移築される前の長崎駅を訪ねる。
②長崎半島や西彼杵半島をバスで回る。
③島原鉄道の廃線跡を訪ねる。
でした。
１年振りの九州旅行でしたが、前回同様、今回も雨のために予定を大幅に変更せざるを得ませんでした。
その１０は、島原鉄道廃線跡巡り（深江駅～瀬野深江駅）編です。

その１　出発と寝台特急「サンライズ瀬戸」と長崎入り編https://4travel.jp/travelogue/11700804
その２　路面電車乗車編https://4travel.jp/travelogue/11700890
その３　野母商船乗船とどしゃ降りの伊王島編https://4travel.jp/travelogue/11701002
その４　惜別の長崎駅と長崎本線旧線乗車編https://4travel.jp/travelogue/11702584
その５　雨の諫早散策編https://4travel.jp/travelogue/11705460
その６　島原鉄道乗車と島原鉄道廃線跡巡り（加津佐駅～口之津駅）編https://4travel.jp/travelogue/11707018
その７　島原鉄道廃線跡巡り（口之津駅～原城駅）編https://4travel.jp/travelogue/11707332
その８　島原鉄道廃線跡巡り（浦田観音駅～龍石駅）編https://4travel.jp/travelogue/11707729
その９　島原鉄道廃線跡巡り（蒲河駅～布津新田駅）編https://4travel.jp/travelogue/11707956

エリア 南島原市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

島原東洋パークサイドホテル。
３月２９日、旅行５日目です。
雨にたたられたこの旅行も、いよいよ最終日となりました。
しかし、雨はすっかり上がり、この日は晴天予報！

島原東洋パークサイドホテル。
当初の予定では、この日は、島原鉄道の海に近い駅を巡った後、島原の街を散策し、帰路に就くことにしていました。
しかし、昨日、訪ねられなかった島原鉄道の廃線跡を巡る予定に変更しました。
という訳で、早朝６時１５分から活動に入ります。

島原市弁天町。
この日も「島原半島周遊パス」を使います。
まず、バスに乗り、深江駅跡に向かうのですが、天気がよいので、島原鉄道の車庫に寄ってから、にすることにしました。

島原市弁天町。
島原鉄道の線路に沿って、車庫に向かいます。
１８０号踏切から霊丘公園体育館駅を望んでいます。

島原市弁天町。
霊丘公園には、Ｃ１２形の機関車が保存されていました。

島原市霊南。
有明海方面に太陽が見えました。

島原市霊南。
島原鉄道の橋梁がありました。

島原市津町。
反対側は有明海です。
太陽が少しずつ高くなってきます。
潮は引いていました。

島原市津町。
この橋梁の陸地側は、船溜まりとなっていました。

島原市津町。
車庫が見えてきました。
１８３号踏切から撮っています。

島原市津町。
眉山に朝陽が当たって、きれいです。
頂上には雲がありますが、周りは青空です。

島原市津町。
車庫に着きました。

島原市津町。
これは、洗車機です。

島原市津町。
ホームには、「マモル号」が駐まっています。
６時３６分、島原船津始発、諫早行の列車です。
列車や駅舎に朝陽が当たり、赤みを帯びています。

島原市津町。
車庫の敷地内に神社がありました。
敷地内は立入禁止なので、近づけませんでしたが、宗像神社というようです。
鳥居の両脇には、車輪が置かれていました。

島原市津町。
眉山を背景に「マモル号」をもう１枚。

島原市津町。
この車両は、整備施設の上に駐まっています。

島原市津町。
こちらは、「地元ゆるキャラ大集号」です。
南島原市、島原市、島原半島、雲仙市、諫早市のゆるキャラが描かれています。

島原市津町。
車庫にはいろいろな車両があるので、見ていて飽きません。

島原市湊新地町。
バスの時刻まで１５分ほどとなったので、バス停に向かいます。

島原市湊新地町。
１８４号踏切を渡ります。
奥に見えるのは、車庫です。

島原市湊新地町。
上の写真の反対側、奥が島原方面です。
この踏切の両側は、民家の中を走っている感じでした。

島原市津町。
バス停に着いたのですが、まだ１０分近くあったので、島原船津駅を訪ねることにしました。
駅前の通りです。
旅館や理容院などがありました。

島原市津町。
駅に着く直前、「マモル号」が諫早に向けて出発していきました。

島原船津駅。
駅に着きました。
駅舎は、２０１５年に建て替えられたものだそうです。
２００８年に島原鉄道に乗った時には、ここでは降りなかったので、古い駅舎は見たことありません。

島原船津駅。
せっかく来たので、急いで撮影しました。
古い貨車と車掌車です。

島原船津駅。
別の塗装の車両です。

島原船津駅。
ホームと駅舎です。

島原船津駅。
駅舎内です。
車庫があるためか、有人のようです。

島原船津駅。
５年ほどしか経っていないので、まだきれいです。

島原船津駅。
駅前には、懐かしい郵便ポストが置かれていました。

島原船津駅。
駅前には、先ほどの旅館や理容院の他、電気店やタクシー会社、医院などもありました。

湊広馬場バス停。
バス停にやって来ました。
ここから６時４５分のバスに乗ります。

島原市広馬場町。
バス停は国道２５１号線にありますが、この周辺には銀行やホテルなどがあり、開けている感じがしました。

湊広馬場バス停。
６時４５分、バスがやって来ました。
柳原というバス停まで乗ります。

加津佐海水浴場前行島鉄バス車内。
日曜日のためか、バスには誰も乗っていませんでした。
このバスの降車ボタンも古いものでした。

柳原バス停。
７時４分、柳原に着きました。
正規運賃は、３８０円でした。

柳原バス停。
バス停からはきれいに平成新山が見えました。

南島原市深江町。
バス停から畑の中を歩いています。
雨上がりで空気も澄んでいて、清々しい気分になります。
深江駅跡の最寄のバス停は、柳原ではないのですが、深江駅跡に向かう前に、深江川に架かる橋梁を訪ねたかったので、柳原で降りたという訳なのです。

南島原市深江町。
山の上の雲の形が特徴的です。

南島原市深江町。
水路の近くにいた２匹の猫を捕りました。

南島原市深江町。
深江川に着き、橋梁を見つけました。
深江橋から撮っています。

南島原市深江町。
深江橋から、平成新山を背景にもう１枚。

南島原市深江町。
口之津側の袂に近づきました。

南島原市深江町。
その先には、すすきで覆われた、廃線跡の築堤が続いています。

南島原市深江町。
マピオンの地図では、橋を越えていけるような道が載っていたのですが、ありませんでした。
左が口之津方面、右が島原方面です。

南島原市深江町。
しかたなく、引き返して深江橋を渡り、川の対岸に移動しました。

南島原市深江町。
島原側の袂です。
ガードレールで塞がれています。

南島原市深江町。
ガードレールの上から撮りました。
結構大きいのですが、途中に橋台はありませんでした。

南島原市深江町。
上の写真の反対側です。
築堤が続いています。
こちら側もガードレールで覆われていました。

南島原市深江町。
橋梁の反対側に回りました。

南島原市深江町。
上流にある天理橋から撮りました。

南島原市深江町。
橋梁を撮り終え、深江駅跡に向かいます。
県道１３３号線の、踏切があったと思われる場所に出くわしました。
右に深江川があります。

南島原市深江町。
上の写真の、踏切があった思われる場所から、口之津方面を望みます。
奥の方に、わずかに橋梁が見えています。

南島原市深江町。
上の写真の反対側です。
この先に深江駅跡があります。
廃線跡を歩けそうです。

南島原市深江町。
線路の一部が残っていました。
やはりここには踏切があったようです。

南島原市深江町。
住宅街の方へ向かうようなので、廃線跡を歩くのは止めました。
しばらくすると、また踏切があったと思われる場所を見つけました。

南島原市深江町。
上の写真の、踏切があったと思われる場所から、口之津方面を望みます。

南島原市深江町。
上の写真の反対側です。
柵が設置されていました。
この辺りも住宅街の中を列車が走っていたことが分かります。

南島原市深江町。
またまた踏切があったと思われる場所を見つけました。

南島原市深江町。
上の写真の、踏切があったと思われる場所から、口之津方面を望みます。

南島原市深江町。
上の写真の反対側、そこには深江駅跡がありました。
２面２線の駅でした。

深江駅跡。
まず、下りのホームに上がりました。
奥が口之津方面です。

深江駅跡。
口之津側のホームの端から望む駅の全景です。

深江駅跡。
下りのホームを、島原側に進みます。
待合所です。

深江駅跡。
待合所の掲示板は悲惨な状態でした・・・

深江駅跡。
上りのホームの待合所です。
壁面が朽ち果てている箇所があります。

深江駅跡。
下りのホームを島原側の端まで移動しました。

深江駅跡。
島原側のホームの端から望む駅の全景です。

深江駅跡。
ホームから路盤に降りました。
上下ともホームの島原側の端は、階段状になっていました。

深江駅跡。
上の写真の反対側です。
はじめ、ここに構内踏切があったのかな、と思いました。

深江駅跡。
上りのホームに上がりました。
奥が島原方面です。

深江駅跡。
島原側のホームの端から望む駅の全景です。

深江駅跡。
上りのホームを口之津側に進みます。
待合所です。

深江駅跡。
掲示板には、説明書きのみ、なぜか残されていました。

深江駅跡。
上りのホームの口之津側の端までやって来ました。

深江駅跡。
島原側のホームの端から望む駅の全景です。

深江駅跡。
上りの乗り場表示です。
移動中、撮り忘れていました。

深江駅跡。
構内踏切があった場所です。
ホームの中央部にありました。

深江駅跡。
駅舎です。

深江駅跡。
構内踏切があった場所です。

深江駅跡。
構内踏切があった場所を通り、下りのホームに戻ってきました。

深江駅跡。
下りの乗り場表示です。
忘れずに撮影します。

深江駅跡。
駅舎の駅務室です。

深江駅跡。
駅務室の中を撮れました。
雑貨品がありましたが、今も使っているとは思えません。

深江駅跡。
ホームへの出入口です。
左が駅務室、右はトイレだそうです。

深江駅跡。
出札窓口です。

深江駅跡。
ホームへの通路には、まだ「お知らせ」が掲示されていました。

深江駅跡。
駅前です。
ここも住宅街の中にありました。

深江駅跡。
駅舎です。

深江駅跡。
駅舎の駅名標です。

深江駅跡。
駅前には、広い場所がありました。
その昔、貨物営業をしていた名残でしょうか。

南島原市深江町。
駅前の通りです。
酒屋がありました。

南島原市深江町。
深江駅の島原側の、踏切があったと思われる場所にやって来ました。

南島原市深江町。
上の写真の、踏切があったと思われる場所から、深江駅跡を望みます。

南島原市深江町。
上の写真の反対側、島原方面を望みます。

南島原市深江町。
先ほどの通り、こちらからも駅に入れます。

南島原市深江町。
深江駅跡の次は、バスに乗り、瀬野深江駅跡に向かいます。
国道２５１号線にやって来ました。
深江駅跡は、正面奥にあります。

南島原市深江町。
この辺りは、深江町の中心地のようで、病院や銀行、ガソリンスタンドなどがありました。

南島原市深江町。
しかし、バス停がなかなか見つからず、右に行ったり、左に行ったりしてしまいました。

南島原市深江町。
５分くらいかかり、ようやくバス停を見つけました。
バスの時間が迫り、少し焦りました・・・

深江船津バス停。
７時４５分、バスがやって来ました。

瀬野バス停。
７時５０分、瀬野深江駅跡の最寄のバス停、瀬野に着きました。
正規運賃は、１５０円でした。

南島原市深江町。
バス停から、この細い道を進んだところに駅があるはずです。

南島原市深江町。
２分ほどで廃線跡に出くわしました。

瀬野深江駅跡。
ここが瀬野深江駅跡でした。

瀬野深江駅跡。
上の写真の反対側、奥が島原方面です。

瀬野深江駅跡。
駅は畑に囲まれていました。
なので、トラクターが近くを走りました。
列車と一緒に撮りたい景色です。

瀬野深江駅跡。
ホームへの出入口です。
ホームへは長い通路を通ります。

瀬野深江駅跡。
ホームに上がりました。
奥が島原方面です。
ミラーは支柱のみでした。

瀬野深江駅跡。
島原側のホームの端から望む駅の全景です。

瀬野深江駅跡。
ホームの上を口之津側に進みます。
待合所です。

瀬野深江駅跡。
掲示物は一切ありませんでした。

瀬野深江駅跡。
乗り場表示がありました。
薄くなっていますが、下りと読み取れます。

瀬野深江駅跡。
上りの乗り場表示です。
こちらは普通に読み取れました。

瀬野深江駅跡。
「ワンマン」のみの表示がありました。

瀬野深江駅跡。
数字も残されていましたが、車両の数を意味しているのでしょうか。

瀬野深江駅跡。
口之津側のホームの端にやって来ました。

瀬野深江駅跡。
口之津側のホームの端から望む駅の全景です。

瀬野深江駅跡。
ホームの端にも数字がありました。

瀬野深江駅跡。
路盤に降りました。
島原方面を望んでいます。

瀬野深江駅跡。
上の写真の反対側です。

島原鉄道の廃線跡。
口之津方面に廃線跡を進み、踏切があったと思われ場所まで行ってみました。
奥が口之津方面です。

瀬野深江駅跡。
上の写真の反対側、奥が深江瀬野駅跡です。

瀬野深江駅跡。
駅に戻り、路盤から待合所を撮りました。

瀬野深江駅跡。
奥が島原方面です。

瀬野深江駅跡。
上の写真の反対側です。

瀬野深江駅跡。
再びホームに上がり、有明海方面を望んでいます。
この駅からも有明海が見えたのですね。

瀬野深江駅跡。
島原側のホームの端にも数字がありました。

瀬野深江駅跡。
ホームまでの通路です。

南島原市深江町。
そろそろ次に向かいますが、その前にもう１枚。

南島原市深江町。
右が瀬野深江駅、奥が国道２５１号線方面です。
バス停からこの道を歩いてきました。
同じ道を戻ります。

南島原市深江町。
ホームの裏側には、民家の庭がありました。

南島原市深江町。
少し離れたところから、平成新山を背景にもう１枚。
さあ、ここからは島原港駅まで歩き、途中にある、安徳、秩父ヶ浦の駅跡に訪ねます。

その１１に続きます。