2020年9月　イタリア旅行15　ラファエロがこんなにいっぱい♪パラティーナ美術館　フィレンツェ　Firenze

2020/09/15 - 2020/09/18

2020年の夏休みは、予定変更でイタリア、トスカーナに行くことにしました。まず最初にビーチ、そして次に山にある小さな村で過ごしました。
9月15日にフィレンツェに移動してこの日は市内を観光しました。古都フィレンツェは美術館がいっぱい、町自体が美術館です。そして今年はコロナのせいで（ﾟﾛﾟ）空いているという情報を耳にしました。
フィレンツェは三泊。フィレンツェでは買い物もしたいです。さて、準備なしでどこまで花の都フィレンツェを楽しめるか。17日は実質最終日。やはり美術館巡りをすることにして、ダビデ像のあるアカデミア美術館とラファエロの作品がいっぱいあるパラティーナ美術館に行くことにしました。
この旅行記は、ピッティ宮殿の中のパラティーナ美術館を訪ねたものです。
前回の旅行記からずいぶん間が空いてしまいました(＾＾；)

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

9月17日（木）

午前中ダビデ像のあるアカデミア美術館をじっくり見て一度ホテルに戻りました。
夫は寝てしまっています。
3時にホテルを出ました。（遅い！）
Palazzo Pitty ピッティ宮殿に向かいます。
ささっとベッキオ橋を渡ります。

フィレンツェの町の模型です。

これは確かピッティ宮殿のそばにあったもの。

逆光のピッティ宮殿。
入り口はどこでしょう。

この写真の右手のほうにチケット売り場があります。

ピッティ宮殿の前庭。

この庭に展示してあるのは、Liu Ruowangという中国人の彫刻家のWolves comingという作品で、100体の狼の像だそうです。2020年11月2日までの展示だったようです。

フィレンツェの銀行家、Luca Pitti　ルカ・ピッティが建てたこのピッティ宮殿を1550年にCosimo I de' Medici　メディチ家のコジモ一世が買い取りました。
改修工事をBartolomeo Ammanati　バルトロメオ・アンマナーティが担当しました。

あのウフィツィにある軍神マルスやサンタ・トリニータ橋を作ったアンマナーティさんここにも登場します。

ピッティ宮殿の中から写したBoboli Garden ボーボリ庭園。

後でゆっくり見よう。
(見られませんでした。入場料が必要です。）

Fra Lippo Lippi
Tondo Bartolini (Madonna col Bambino con la nascita della Vergine e l'incontro di Gioacchino e Anna)

フラリッポ・リッピ
聖母子と聖アンナの生涯
17室

ちょっと写真が暗いです。
それぞれの部屋には名前がついています。

Rafaello
Madonna dell'impannata

ラファエロ
布張り窓の聖母子
22室

部屋には名前がついていて、28室は La Sala di Saturno　サトゥルヌスの間という名前です。
この部屋にはラファエロの作品がたくさんあります。

Rafaello
Madonna del Granduca

ラファエロ
大公の聖母
28室

もう一枚。
大公の聖母。

かなり怪しい人。大公の聖母と記念写真。
リュックサックで絵を傷つけることが絶対にないように体の前に背負って絵を見ていました。

大公の聖母の横にあるのが、ラファエロの自画像です。

サトゥルヌスの間はこんな風です。
すごい絵がこんなにいっぱい一つの部屋にあっていいのでしょうか。

そして人がいないし。

Rafaello
Madonna della Seggiola

ラファエロ
小椅子の聖母

美しい絵です。
入り口近くにありました。

この大公の聖母もそうですが、これ！という絵は、少し斜めに飛び出しているように壁にかけてあるようです。

案内のパンフレットをもらわなかったのか最初からないのかわからないのですが、どの絵がどこにあるのかあまりよくわからず、地球の歩き方の中の記事が役に立ちました。
ホテルのライブラリーから地球の歩き方を借りていってよかった。
この部屋をささっと見て行ってしまう人もいました。あーあ。知らなかったのかなぁ。もったいない。

Rafaello
La Velata

ラファエロ
ヴェールの女
29室

本当にきれいな絵です。
肌の色や服の豪華な感じが写真に出ていないのが残念です。

疲れたので一休み。

ここからもドゥオーモが見えます。

同じ宮殿内の衣装博物館は駆け足で見ました。
ボーボリ庭園に行こうとしたらチケットは？と係の人に聞かれ、買ってなかったので入るのをやめました。
時間も遅くなってきたし。
やはり午後3時過ぎからこの宮殿を見ようとするのは遅すぎでした。
今考えるとかなりもったいないことをしました。

宮殿の前のジェラート屋さんでアイスを食べました。
疲れたので座ったらちょっと高めの4.5ユーロ。

橋を渡ってホテルに戻ります。
わたしは途中デパートに寄ってみましたが、セールの時期ではないし高いので何も買いませんでした。
今回のイタリア旅行もあまり買い物はしませんでした。

夕食は中央市場の二階のフードコートに来ました。
お昼頃に来たときに、お寿司コーナーの日本人の方に本店、Ie Ieをお勧めされましたが、フードコートに来ました。
お寿司のコーナーの名前はIl Sushi。

この写真はお昼のときの写真です。

お店の方に、あれ？こっちに来たんですねって言われました。
はい。（夫がお店を探すのが面倒というもので。）

シーフードサラダ。
魚がたくさん載っています。

このお寿司を夫とわたしそれぞれ注文しました。
後はお味噌汁を二つ。

全部で46ユーロです。

飲み物は他のお店から、ビール（夫）ワイン（わたし）を買いました。
それぞれ5ユーロ。

部屋に戻って荷物のパッキングをしました。

9月18日（金）

6時半に起きてシャワーを浴びて朝食です。
わたしたちはどうやら朝食会場に一番早く来たようです。

今日もいっぱい食べます。
ゆで卵を注文したら一人分が卵2個。確か少し塩味がついていました。

9時前にチェックアウトです。

フィレンツェ中央駅周りで通行止めがあって焦りましたが、無事に高速道路、アウトストラーダに入りました。
今日の目的地は、スイスのルツェルンです。

ここでイタリア編は終わりです。ここまで旅行記を読んでいただきありがとうございました。