2020年9月　イタリア旅行5　トスカーナのビーチでのんびり過ごす5日間その2。Marina di Castagneto Carducci

2020/09/06 - 2020/09/10

2020年の夏休みは、イタリア、トスカーナで過ごすことにしました。自宅から車で行けるビーチリゾートで、街歩きもできて、ご飯がおいしいところ。特にシーフード。夏はやっぱり海のあるところに行かなきゃ。
ラストミニッツで、海辺でタラソテラピー施設があるホテルと少し山側に入ったところにあるホテルを見つけました。山側にあるホテルは海辺のホテルとあまり離れていないようです。ここと歴史の町フィレンツェを組み合わせてスケジュールを組みました。目的地、トスカーナまで行きは二泊とゆっくりでかけます。
3日かけてビーチのあるマリーナ・ディ・カスタニェート・カルドゥッチに到着しました。5日間のんびりする予定です。
この旅行記はほぼ何もしていない日々のその2です。相変わらず、何もしていません。

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

9月9日（水）

夜寝ている間はクーラーを止めているのですが、暑くて4時にクーラーをつけました。今日は暑くなるのかもしれません。
8時からのヨガに行ったら参加者はわたし一人でした。波の音を聞きながらのヨガは贅沢です。

この日の卵焼き。なんだかてきとうっぽい。

朝食を食べて部屋に帰ってきたらすでに10時半になっていました。
このスローペース。休暇なので別にいいんですけど。

11時過ぎにビーチに来ました。

今日もいい天気です。
トスカーナ、最高。

こうやってビーチで過ごすのもあと2日です。

時々、海で泳いだり、本を読んだり。

3時半までビーチにいました。4時にタラソの予約があります。

中庭にある木。南の植物です。

高さはないのですが、枝の広がり方とかなかなか気に入りました。

ビーチに行く途中の砂地に生えている植物。

こうして見ると、けっこうきれいです。
ただの雑草なんでしょうけど。

花のアップ。

ユリの仲間なのかな。
なんか雑草にしておくにはもったいない。

でも、もう花自体は終わりころのようです。

その種。
持って帰ってくればよかったと今思います。
家で植えてみればよかったかな。

砂地にはこういう花も咲いてました。

この地区にもツーリストインフォメーションがあるので、7時ころ出かけます。
一度行ってちょっと話を聞いてきたけど、ワイナリーのこととか聞いてみたかったので。

この時間はまだあまり人が歩いていません。
もっと遅くなった時間の方が人がいます。

ツーリストインフォメーションの建物のそばにある町の説明版。

イタリア語なので、写真を撮っただけ。
後で見るとカスタニェート・カルドゥッチ、ボルゲーリ、マリーナ・ディ・カスタニェート・カルドゥッチ、ドノラティコ（地区の名前）の説明がありました。
地名だけでも見ておけばよかった。

乗っていませんが、こういう観光用の乗り物も走っています。

ここが　Ufficio Informazioni Turistiche。ツーリストインフォメーション。
前に来た時、係の人が7時半まで開いていると言っていたのに、しっかり閉まっています。7時20分くらいなのに。

仕方がない、ホテルをチェックアウトする日にでも来るかな。

レストランの予約は8時なので、ぶらぶらして時間をつぶしながら向かいます。

不動産屋さんがありました。
プール付きの広い敷地の家、140万ユーロです。

旅行先に不動産屋さんがあるとついつい見てしまう。

ぶらぶらしながらレストランに来ましたが、30分くらい早く着いてしまいました。
わたしは、前菜に　Insalata di Mare　を注文しました。
前の日のFantasia di Mare　とあんまり変わりませんが、カジキのカルパッチョとか入ってないっていう感じかな。

夫はMistoを注文。お酒のおつまみというかんじです。

私はCarbonara di Mare　海の幸のカルボナーラを注文しました。

カルボナーラって海の幸でも作るんですね。初めて食べました。
麺がとてもおいしかった。リングイネだったかな。

もうかなり食べてしまってますが、夫はtagliata di Tonno　を注文。

最初、タリアテッレと勘違いしてパスタが来るのかと思っていました。
マンマシェフにこれって注文したもの？って聞きました。
マグロのステーキでした。
マグロは、パスタにしないですよね。考えてみれば。

これはこれでとてもおいしいけど、だったら付け合わせを頼むんだったと夫。
そうだね。これから注文する？
いやいい。遅くなるから。
パスタを少しあげました。

帰ろうとしたら、マンマシェフがそこに座りなさいというので、なんだろうと思ったら出てきたもの。
食後酒でした。

あとはホテルに帰ってネットをして寝ました。

9月10日（木）

8時のヨガのコースに行きました。
最初一人でしたが、イタリア語を話す女性が来ました。ヨガの先生、ちょっとほっとしてたみたいです。やはり毎日一人の参加者だとコースの存続問題が発生するかも。

朝食を食べてからビーチに来ました。きょうはビーチ最後の日なのに天気がよくないです。
ホテルのビーチ敷地内の散歩。ソファーがある席もありました。

ビーチには、いたるところにこの茶色い丸いものが落ちています。
ヨガの先生に身振りも使って聞きました。

これは何ですか？植物？
アルゲ（だったか）と言い、海を指してロタンデ(だったかな？）と手をまわしながら言います。
ひょっとしてマリモ？海藻が回って丸くなるの？

阿寒湖にあったら特別天然記念物ですけど、ここでは踏まれっぱなしです。
触った感じが体を洗うへちまに似ています。海藻のにおいはしません。
一度かかとをこすってみました。なんとなくいいかんじ。
一つ記念に持って帰りました。

Posidoniaという名前の海草（海藻ではなく海草）が球形になったものらしいです。藻じゃないので、天然記念物にはなれないか。

ビーチのレストラン席です。
天気もぱっとしないので人がいません。

ビーチに入るところに、消毒薬。

不思議な光景です。必要のない日が早く来ますように。

だんだん天気が良くなってきました。
でも、今日はスパでマッサージの予約をしたので、部屋に引き揚げます。
セラピストは英語を話すイタリア人でした。
日本から来たのと聞かれ、いえ、ドイツからです。
日本人は確か検疫なしでイタリアに入国できるのよね。（よく知ってるなあ）
もっと日本人に来てほしいわ。
（でも、日本に帰ってから2週間の隔離があるからちょっと無理かも）
いろいろ日本のことを知っているイタリア人でした。
マッサージは、アジア系のリラックスして寝てしまうタイプとは違うマッサージでした。50分で80ユーロです。
夫のセラピストは英語を全然話さない人で、会話は全くなかったそうです。

今日は一日あんまりぱっとしない天気だったのに、最後に晴れました。
7時にビーチに来ました。
ビーチで過ごす最後の日にプレゼントの夕日。

本当に来てよかった。海に沈む太陽が見れるなんて。

19時36分。日の入り。

余韻を味わってから晩御飯に出かけます。
今日もDa Reno。ここから徒歩3分。

ホテルの部屋から見えるレストラン。Da Reno。
きょうはもう混んでいるようです。

わたしは、Insalata di Mareを注文しました。

きょうのは、えびが多めのような気がします。

夫は、すっかり気に入った Carpaccio di spada。
カジキのカルパッチョ。

わたしは手書きの今日のおすすめに載っていたパエリアを注文しました。

今日はレストランが混んでいるのとパエリアみたいな時間がかかるものを注文したので、ちょっと時間がかかっています。
作りたてのパエリア、すごくおいしかった。具がいっぱい入ってます。

夫のスパゲティ。

夫は早く食べたくて待ちくたびれてました。

今日は、ここで食べる最後の日だったので、マンマシェフと記念に写真を撮りました。マンマシェフ、今日はシェフ帽をかぶっていなかったのですが、写真用に帽子をかぶってくれました。
写真を撮るときは距離を取るのをすっかり忘れてました。
いや、この場合、距離を取って写真を撮るのって変だなあ。
おいしい料理どうもごちそうさまでした。

マリーナ・ディ・カスタニェート・カルドゥッチでの旅行記はこれで終わりです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

皆様くれぐれもお体にはお気をつけて。
また自由に旅行ができる日がすぐに来ますように。

この旅行記へのコメント （2）

• gratiaさん 2020/11/30 21:52:34

  わぁ～！

  最後の夕陽、素敵です(о´∀`о)！！
  なんだか、すごく夕陽が見たくなりましたぁ～！
  海辺のユリみたいな花も、いいですねぇ☆
  
  後...なんかマリモみたいなの、すごい気になりますね！
  なんだか、前に何にかのテレビでヨーロッパのどこかの国では海綿がよく採れるとかってやってたけど、それとも違うみたいですしね。
  面白いものが見れましたね！
  
  あ〰️ホントに海外、行きたい！！
  

  nekochanさん からの返信 2020/12/02 05:54:31

  Re: わぁ～！

  gratia さん　こんにちは。
  
  メッセージありがとうございます。
  
  まりもみたいの、ほんとにごろごろしてるんですよ。
  ほんと体をこするのにいいかんじ。ちょっと小さめだけど。
  うちの夫に、これ、拾って帰って自然のたわしとして売るっていうのはどうだろうって言ってみましたが、何言ってるの（現実的）で終わりました。
  何回かでばらばらになるかもしれないので、まず実験しないとだめかもしれません。現地で特産品として売ってないってことはだめかな。
  
  海綿はどこだったか、超昔に行ったところで買いました。キプロスかな。
  あれも生物らしいですよね。
  海って奥が深いなあ。