たまにはベタな御船印めぐりvol.1　「そともめぐり（蘇洞門）・ハートランドフェリー（奥尻島）・東海汽船（東京湾）」

2021/06/26 - 2021/06/26

「御船印めぐりプロジェクト」
一般社団法人日本旅客船協会の公認プロジェクト。旅行需要における旅客船・観光船業界の利用促進、発着地の経済活性化を目的とした船の集印企画です。舟運業界と地元地域の振興を目的とし2021年4月よりスタート。いわゆる「御朱印」の船舶版で、該当する航路に乗船するとプリント版、スタンプ版、手書きなどの印を発行し港や船内などで販売します。当初は46社でスタートしましたが2021年9月5日現在で59社となっており、今後もどんどん追加されていくのだそうです。
【公式サイト】
https://gosen-in.jp/
私も2021年4月から「御船印集めの旅」を開始。ここではそのvol.1をご紹介します。
youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCNr4mIN6HdURGFu03WUrSpA

★「御船印集めの旅」シリーズ

そともめぐり（福井県蘇洞門）・ハートランドフェリー（奥尻島）・東海汽船（東京湾）
https://4travel.jp/travelogue/11700814
富士急マリンリゾート（初島）・富士五湖汽船（河口湖）・富士汽船（山中湖）
https://4travel.jp/travelogue/11700891
佐渡汽船（佐渡島）
https://4travel.jp/travelogue/11702282
名門大洋フェリー（大阪～新門司）・マリンパル呼子（七ツ釜）・九州郵船（博多～壱岐）
https://4travel.jp/travelogue/11703027
三和フェリー（天草）・熊本フェリー（島原～熊本）・フェリーさんふらわあ（別府～大阪）
https://4travel.jp/travelogue/11703648
石崎汽船＆瀬戸内海汽船（広島～呉）・瀬戸内クルージング（尾道駅前～尾道新浜）
https://4travel.jp/travelogue/11705100
金風呂丸フェリー（笠岡～白石島）・国際両備フェリー（高松～小豆島）・瀬戸内観光汽船（小豆島～日生）
https://4travel.jp/travelogue/11705682
隠岐汽船（松江～隠岐）・隠岐観光（国賀海岸）・山陰観光開発（西郷湾）・海士（中ノ島海中展望船）
https://4travel.jp/travelogue/11706295
志摩マリンレジャー（英虞湾遊覧船）・伊勢湾フェリー（鳥羽～伊良湖）
https://4travel.jp/travelogue/11707178
東京水辺ライン（隅田川クルーズ）・シーライン東京（シンフォニークルーズ）
https://4travel.jp/travelogue/11708211
小笠原海運（東京～父島）
https://4travel.jp/travelogue/11708584
伊豆諸島開発（父島～母島）
https://4travel.jp/travelogue/11709683
粟島汽船（岩船～粟島）・奥只見湖遊覧船（奥只見湖）
https://4travel.jp/travelogue/11709810
南海フェリー（徳島～和歌山）・前島フェリー（牛窓～前島）
https://4travel.jp/travelogue/11711766
マルエーフェリー＆マリックスライン（那覇～本部）
https://4travel.jp/travelogue/11713390
阪九フェリー（新門司～神戸）・名鉄海上観光船（師崎～日間賀島）
https://4travel.jp/travelogue/11714770

エリア 奥尻島(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 レンタカー JRローカル 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

2021年4月より企画がスタートした御船印めぐり。まず1社目は福井県小浜市の「そともめぐり」（第二十七番社）にやってきました。

いきなりマイナーな場所から始めてますが、当時御船印帳を販売している船会社が少なく、自宅から最も近いのがここだったからという理由です。

詳細は別稿をご参照していただくとして、
★2021年「小浜」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11697174

乗船前に御船印帳と御船印は無事購入できました。

そともめぐりによると、この日私が初めての購入者だったとのことで、

「どこでこの企画を知ったのか」とか「これから全国を回るのか」など様々なことをヒアリングされましたが、コロナ禍で観光客の少ない時期ゆえ事業者としても気になるところだろうとは思います。

2社目はいきなり北海道です。

「ハートランドフェリー」（第三十四番社）の奥尻航路に乗船します。

ハートランドフェリーは北海道で利尻・礼文と奥尻への路線を運航している船会社です。

利尻・礼文は2020年10月に訪れたばかりなので、
★2020年「利尻島・礼文島」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11675230

今回は23年ぶりに奥尻島を訪れてみます。
★1998「奥尻島」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/10577133

船は奥尻を起点の江差を日帰りで往復します。繁忙期には2往復されますが、閑散期の今は1往復のみです。

ハートランドフェリー奥尻航路の御船印を船内売店で購入。第3セクター鉄道の「鉄印」の場合は駅での発売ですが、御船印は港または船内売店と会社ごとに詳細が決められています。

定刻に江差を出航、

江差から奥尻の所要時間は2時間10分です。

船内はWi-Fiの使用が可能で、沖に出ても途切れることがなく出港から入港まで使い続けることが可能でした。

そうこうしているうちに奥尻島が見えてきました。

天気はいまいちですが、揺れもなく快適は船旅でした。

前回来た時はレンタカーで島を1周したので、

今回は港近辺でお茶を濁すことにします。

港からすぐの「トラベルハウス想い出」にチェックインします。

実は別の宿をWeb予約していたのですが、日程を間違っていて急遽江差港で予約した宿です。

1泊2食7,600円。洋室だと少し高いそうです。

ベランダからは港が一望でき、気持ちが良いです。

夕食までに間があるので、町営バスで出かけてみます。

フェリーターミナルから南北へ走る路線があり、

南の青苗方面のバスに乗車します。

うにまる公園で下車します。運賃は120円でした。

「うにまる」とはキタムラサキウニをモチーフとした奥尻のゆるキャラで、

そのモニュメントですが、夜には120本のトゲが光るのだそうです。

空が暗くなって雨が降ってきました。

迂闊にも傘を忘れてきたので、急いで宿に戻ります。

鍋釣岩から、

港へ、

そして宿のお風呂で温まり、

夕食となりました。

海の幸が並び大変美味しかったです。

翌朝になりました。

朝食をいただいてから、

港へ、

早朝の船で、

奥尻を離れます。

雨の中江差に入港すると「ハートランドフェリー」の旅は終了です。

うってかわって東京竹芝客船ターミナルにやってきました。

3社目は「東海汽船」（第29番社）に乗船します。

コロナ禍で東京～大島・利島・新島・式根島・神津島間の大型フェリーは、6月は週4便しか運航されていません。

その神津島行き夜行フェリーに「東京から横浜」だけ乗船してみることにします。2等運賃は1,480円。

窓口で御船印も購入。東海汽船では乗船客のみならず来港しただけでも販売してくれるそうですが、やはり乗船してナンボなので、

短区間ではありますが、船旅を楽しむことにします。

横浜まででも座席は指定されており、

指定番号の座席の上には個人用ロッカーも設置されていました。

それでは船内を歩いてみましょう。

こちらが1等の区画、

そしてこちらが2等船室が並んでいます。

レストランはこの時間は、

クローズのようです。

空いていれば東京湾の夜景を見ながら食事を楽しむこともできます。

伊豆七島も昔訪れたことがありますが、ずいぶんご無沙汰となっており、

機会があればまた行ってみたいです。
★1992年「三宅島」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/10578332
★1993年「八丈島」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/10629061
★1995年「式根島＆新島」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/10593092
★1996年「神津島」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/10578368

自動販売機に、

シャワーもありますが、

こちらは有料でした。

いつのまにか船は竹芝を出航し、

レインボーブリッジをくぐります。

なんかいいですねぇ。

川崎の工場群は遠すぎてはっきり見えませんでしたが、

横浜ベイブリッジを過ぎると、

横浜の街並みが見えてきました。

まもなく横浜大桟橋に接岸です。

1時間半の楽しいクルーズでした。

これにて御船印めぐりのvol.1は完了、

vol.2に続きます。