廃墟へ突撃！　針尾無線塔 「 ニイタカヤマノボレ1208」　

2021/02/28 - 2021/02/28

長崎県民のドライブコースのひとつ「西海橋」
春先は渦潮がみえるお勧めの場所でもあります～☆

おまけの風景のひとつくらいにしか思っていなかったこの煙突！
工場なのか？　なんだろう？　この謎を解きに行ってみました。

佐世保と言えばの「佐世保バーガー」と「西海橋」も楽しみ、「長崎探検ドライブ旅」となりました。

エリア 佐世保(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0

デジイチ！　ニコンの相棒を連れて･･･大好物の廃墟巡りです

長崎市内から佐世保市へ向かう途中で、「長崎オランダ村」を通り･･･
オランダ村をご存じかしら？

ハウステンボスの前身が長崎オランダ村なんですよ～！
ハウステンボスのルーツともいえる場所です

しかーし、現在は町役場の役目を果たしているようです
これが役所だなんって素敵ですよね

曇り予報がハズレ、春を感じる小春日和となりました

２月末！　桜が開花していましたよん

河津桜が満開で、美味しい空気をお腹いっぱい吸って･･
早くマスク生活からおさらばしたいなあ～

同僚が「ヒロシのソロキャンプ」のyoutubeをみて癒されてるんだとか

妄想だけでは飽き足らず？　動画に触発され？　とうとうテントまで買っちゃいまして

「テントを張る練習に付き合ってくれないか？」というご要望に応えし　ドライブ兼廃墟巡りをすることにw

コールマンのポップアップテントをひとりで張る練習を傍で見守り

ソロキャンプだなんって、よくそんな発想ができるもんだな～と呆れるやら感心するやら･･･

ワタクシはお誘いを受ける前に、「テントで寝るのは無理だから、寝るなら車かな～」と

牽制しときましたので誘われることはないでしょう

新築のお家が建ったので　ヾ(o´▽`o)ﾉ))　おじゃましまーす

外は暑いけれど、テントの中は風が通って気持ちいい～☆

ランチは「佐世保バーガーらりるれろ」でテイクアウトしたバーガーを頂きました

店先には並んでおらずラッキーと思っていたら、みなさん予約して時間になったら取りにいらしてるじゃありませんか

そんなーーーーーー！！！
予約なしで伺ったので１時間待ちだったけど、待ちましたよおおおおおお～

ｵｫｵｫp(驚’Д’*)qp(*’Д’愕)qｵｫｵｫｵ

らりるれろ 西海橋店 グルメ・レストラン

バンスがふんわりで美味しく、パテも肉肉しく、甘いマヨネーズがたっぷりでペロリ

まんぞく！まんぞく！　人気があるのも頷けます♪

よし！　テント撤収！　　ひとりで畳めるかな？

西海橋からのパチリ♪

西海橋は長崎県民のドライブコースのひとつ
何度となく渡っていたこの橋からコンクリート製の三本の塔が見えてたなんってね～

風景のひとつくらいにしか思っていなかったのか？
工場の煙突？とか？　　ここに廃墟があったなんって

「旧佐世保無線電信所（針尾送信所）」は国重要文化財（建造物）に指定されています

針尾送信所に入ってすぐにあるのが油庫

ガソリン・軽油・灯油類の保管庫として利用された油庫の脇は竹林になっており、木漏れ日が素敵で思わずパチリ

駐車場に隣接するようにそびえ立つのが１号無線塔！
見上げると首が痛い～（笑）

大正11年（1922年）５月に３本の無線塔の中で１番最初に完成しました

･･･と言うことは、太平洋戦争でも壊れなかったということだ

大正11年（1922年）５月に３本の無線塔の中で１番最初に完成しました

･･･と言うことは、太平洋戦争でも壊れなかったということだ

案内板を読むと「塔の表面は100年を経ても型枠の跡が鮮明に見え･･･」と書いてあるので

ジッとみると、あらホント　基盤型にしっかりと跡がみえますよ

ここが１号塔の入口ですが閉鎖されていました

針尾無線塔は太平洋戦争の勃発の口火を切った真珠湾攻撃の暗号文

「ニイタカヤマノボレ1208」をここでも中継したと伝えられています

あれ？　ジブリの森の世界があるぞ～☆　　行ってみよー！

─=≡Σ((( V๑◉∀◉)つ

針尾送信所電信室がジブリの森を連想させるような廃墟感プンプン！　　向こうに見えるのが2号無線塔

建物全体を蔦が覆っていますが、枯れて枝だけになっているのが残念なり
紅葉したらどんな感じになるんでしょうかね～

うひょ～～～
廃墟好きには高揚感アップしますねえ～

針尾送信所 名所・史跡

こちらから針尾送信所電信室の見学ができます

ヘルメットを被って　暁に出撃！
（ガイドツアーがあるのですが、コロナでこの時は自由見学のみ）

無機質な建物内　　もう使われていな階段や小部屋がありまして

何気に私たちだけか？と思っていたらチラホラ見学の方がいらっしゃいました

置き去りにされた機械？　

ここだけが時が止まっているような

なんか怖いような･･･　息吹を感じます

バイクツーリングの途中で寄り道したであろうライダーさんたちも一緒に撮影会

西海橋のおまけで寄り道なのかしら？

最後に3号無線塔へ　　電波塔の高さはいずれも136M
3本の配置は約300M間隔の正三角形となっている

100年以上も昔にもこうやって計算されて作られていたって凄いことだな
そして現存してるんだもんなあ～

塔の中が見学できるのは3号無線塔のみ
上を見上げると頑丈なコンクリートで作られてるのがわかります

昔は天辺まで電線を張り巡らせてあったのでしょうね

下には電線を巻く機械が錆びだらけで無造作に置いてありました

3号無線塔の裏に回っていると眺めが素晴らしいスポットで
(*･ω･)ﾉ ﾙﾝﾙﾝ♪

それに「新西海橋」もみえるし最高！

日本三大急潮のひとつに数えられる針尾瀬戸の急流

弁天島の周りも潮の流れが大きく蛇行する箇所にあり、常に急流に洗われています

西海橋と言えば花見の頃にダイナミックなうず潮が見れるんですよ～

西海橋の上から渦潮をみたいな～☆と思って、ちょっと寄り道しましょ

西海橋の渦潮は春が見ごろというので、少し早いかな？と思いましたが久しぶりにこの辺りまできたのでね

上を通っているのが車が通行する「新西海橋」
下にあるプロムナードを歩いて渡れます

車が通る脇を歩くものだとばかり思っていたので、安全に配慮した造りになっていたなんって　驚き！

新西海橋から見る「針尾無線塔」
3つの塔がみれるのは離れた場所からになりますね

そして「弁天島」　　無人島に白い灯台がありますよ

海の蒼と空の青！　　素晴らしい眺めで、大満喫の針尾瀬戸

弁天島灯台！　　よくみると鳥居があるので、なにか祭ってあるのかな？

大潮になると沈む？　

赤い橋の「旧西海橋
ワタクシの年代で西海橋と言えば、この赤い橋が西海橋というイメージ

ここから海を覗き込むとダイナミックな渦潮がグルグル回っているのが見えれるのです

それが危ないので、プロムナードを作ったということでしょうか？

長崎県立西海橋公園 公園・植物園

新西海橋の中央付近はピロティのような広場があって、下がみえる仕掛けがあったり

カレンダー表示で潮の干潮差を掲示したポスターがあったり、一昔前の西海橋のイメージから比べると雲泥の差

佐世保観光局も頑張っています～☆

渦があちこち渦巻いてるのがわかりますかね？　　日本三大急潮流にも数えられる「針尾瀬戸」

①鳴門海峡　　②来島海峡　　③関門海峡　　②来島海峡に代えて「針尾瀬戸」を加える説があるとか

長崎県民にとって西海橋は「ダイナミックな渦潮の競演」がみえる春の名所のひとつです

3月29日から干潮差が300くらいなので、ドライブのお供にいかがでしょうか？

その頃は桜とコラボした渦潮が見れるかもしれませんね～

お写真で伝えられないのが残念ですが小さな渦があちこちに見え楽しかったですよ～☆

次はどこに廃墟があるのかしら？
廃墟検索も楽しいです