ウェディングシャトーを見ながら「大宮璃宮 Caf'e ＆ Restaurant 四季庭」でランチしてきました

2021/04/12 - 2021/04/12

ステラタウン隣のお城のような「アートグレイス 大宮璃宮」の３階にあるCaf'e ＆ Restaurant です。
緑豊かな広びろとした庭園を眼下に眺めるスタイリッシュな雰囲気のお店。
スイーツにも力を入れていて、アフタヌーンティーや、水曜日限定でオーダーバイキング方式の「スイーツタイム」なども開催されています。
結婚式場なのでスタッフのホスピタリティも合格点。
一人客でも気兼ねなく伺えます。
３月と４月に１回ずつリーズナブルなランチを頂いて来ました。

エリア 大宮(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自転車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「四季庭」は大宮の少し北側に位置する宮原の

ショッピングモール「ステラタウン」隣の

お城のような結婚式場の一角に在ります

これは西側の入口

素敵なエントランスなのですがここからは出入り出来なくなったという掲示が出ていました。
折角の玄関なのに何故・・？

んでもって、広い敷地の東側に廻り込みました。
こちらが「アートグレイス ウェディングシャトー 大宮璃宮」正面入口です

アートグレイス ウェディングシャトー グルメ・レストラン

「四季庭」もこちらから入ります。

ちなみに下段の赤の欄に書かれている「リストランテ マンジャーレ オリエンタルテラス大宮」は同じく１階にあることになっていますが、２年ほど前から営業はしていないそうです。
電光看板なので簡単には直せないんでしょうね。
「現在休業中」とか小さいシールでも斜めに貼っておけばいいのにと余計な事を思ってしまった・・

隣には立体駐車場もあります｡
車でない場合は、ＪＲ宇都宮線「土呂駅」or ニューシャトルの「加茂宮駅」が一応最寄駅になり、両駅ともチョッとビミョーで徒歩だと10分強掛かります。
コロナ前は大宮駅からシャトルバスも出ていましたが現在休止中とのこと。

玄関です

重厚な入口扉脇にはドアマンが居て用件を訊かれました。
アルコール消毒と額での検温の後、

エレベーターまでスタッフの誘導があります

店はこの建物の３階

３階のエレベーターホール

そこから見下ろした吹き抜けの１階エントランスホール

11：50 待合席で少し待ちます

12：00　平日の開店時間です（土日は11：30）。
カフェ利用の場合は応接間のようなソファー席も使うんでしょうね。

レストランエリアの窓際から入口方面を見ます。
天井が高く陽の光が差し込む開放感のある空間です。

全面ガラス張りのテラスに面した明るい窓際席。
テーブル間隔も広く取られているように思います。

私は一番隅っこの席に案内されましたが一人なので落ち着きます

店内の飾り物もスタッフ手作りだそうです

頭上の豪華なシャンデリア。
夜はきっと雰囲気増しますね。

陽気のいい時季なら外での食事も可能かも・・

その向こうに見えるおとぎの国のウェディングシャトー。
結婚って、こんなお城に象徴されるような夢物語じゃあ・・　(u_u)　
マッ、いっかぁ。

最初のテーブルセッティングです。
カフェ＆レストランのランチなので真っ白なクロスを望むのは無理かな？
でも、除菌の為にはこの方がいいかも・・

本日のメニュー。
一番安い税サ込み2,600円のコースです。

こちらはロビーに貼られていたメニュー。
私の予約は公式ＨＰにはない｢一休」独自の「ラッキーDAYS」というリーズナブルなコースです。

カトラリーは据え置き式なんだと思っていたらお料理ごとに入れ替わりました。
クロスが無いのでこのような置き方だったんですね。

安価なコースなのにスペインの CAVA MASIA PARERA という乾杯スパークリングワインが付きます。
尤も、乾杯する人も居ないけれど　(-_-
でもこういう歯を当てると割れそうなグラスで仲間同士でガシャン乾杯するのを見ると私は気が気ではない・・
宮中晩餐会では天皇陛下は左右にグラスをかざして笑顔の目線だけで乾杯をしています。　
ガシャンの乾杯は居酒屋のビールのグラスの時だけだと思うんですけれどね。

ノンアルコールでも対応してもらえます。

笑って「山盛りに注いで」とお願いしたら 気持ち 多めに入れてくれました　(^^;
デートでもなくおひとり様で来ているオバハンは遠慮が無くてヤーですねえ。

おしぼりはアルコールフリーの使い捨て布製で披露宴でも出されるものだそうです。
持ち帰って台布巾にしましたがね（セコッ！）

前菜は本日のグリーンサラダ。
地元・埼玉県産を中心に、その時季に旬となる食材を盛り込んでいます。
人参と食べられるお花：エディブルフラワーのサラダにはレモンドレッシング。
酸味が程よく、野菜の美味しさが引き立ちます。
前菜ながらこのコースの中で、正直一番感動した一皿になりました。
この店は「さいたま市産ヨーロッパ野菜が食べられるお店」でもあります。

店名の焼印の入った米粉の天然酵母パンは最終的な焼き上げはお店でするそうです。
あたたかくしっとりモチモチしていてオリーブオイルとの相性もいい。

美味しかったので、サラダの段階で早々に食べ終わってしまったのですが、メイン料理の前になってやっと「追加のパンはいかがですか？」と訊かれたんですよね・・
お皿から消えたら催促しなくてもすかさずサーブしてほしいなと思いました。

オニオンスープ。
コクはありますが、私にはもう少し塩分控え目の方がよかったかな・・
このお店はパイ包みのスープも看板メニューなので今度はそれが入ったコースにしてみよう。

メインは、５つのメニューから選択です。追加料金のない、
★スペイン産栗豚 新じゃが芋のエクラゼ
　セルバチコのグリーンソースにしました。
お皿は HIROKO KOSHINO。
チョッと私の趣味と違うけれど～

このほか、追加料金なしだと、
★鰆と筍のポワレ 菜の花のソース ケッパーのアクセント

追加料金ありの場合は、
☆オマール海老とマッシュルームのグラチネ
　テルミドール風（＋800円＋サ￥15％）
☆自家製ビーフシチュー
　季節の温野菜（＋500円＋サ￥15％）
☆ビーフステーキ トリュフソース（＋800円＋サ￥15％）

リーズナブルが本領のランチコースでは基本料金内でどの程度のお料理の提供をして頂けるのかが見極め処だと思っています。　

「栗豚」とはスペインのガリシア州政府公認の栗を食べて育てた豚肉で、フォンドヴォーのソースがかかっています。

見えませんがお肉の下に敷かれたのは「新じゃが芋のエクラゼ」とオニオンソテー。
「エクラゼ」とは粒を残してポテトの食感を楽しむ調理方法。
マッシュポテトとも少し違うそうです。

付け合せの葉っぱは｢セルバチコ」といい、ルッコラとよく似ているゴマ風味のハーブ。

手前にグリーンマスタードソースが添えられています。

お料理の説明は丁寧です。

こちらは２日前に行った上尾の「キセキ食堂」で食べた低温熟成豚肩ロース肉のステーキ。
付け合せや盛り付け、ソースとかに捻りはなく、
シンプルに塩胡椒だけで味付けされていますが、却って肉本来の旨味が引き立ちます。
また、こんなに厚みがあるのに超やわらかな食感。
まだ記憶に新しいこの味覚と比べると、美味しさはこちらに軍配が挙がるかな～という感じです。

デザートと紅茶。
お砂糖は（使いませんが）残念ながらスティックでしたね。
安価なランチだから仕方ないか・・

でも、お皿は1863年から続くフランスのベルナルドのリモージュ磁器。
こういうシンプルなの好きです。

コーヒーも選べますが最近、ケーキには紅茶が合うなと目覚めました。
でも、茶葉の銘柄などは全く分からん・・

ウエディングケーキも手掛けるパティシエが作るケーキは、
ハスカップのムースの上にベリー系のソース。
トッピングはブラックベリー・チョコスティック・エディブルフラワー。
下にはカシスのソースが敷かれています。

4月の再訪です。

ひと月経つと一気に若葉が芽吹いて景色も変わりました。

ロビー

11：50　今日は少し早めに席に案内して貰えました。
今回もやはり窓際席でしたが、今度は左の角の席です。

お城の見え方もこちらの席の方がいいですね。
ここはこのレストランでの特等席だと思います。

本日のメニュー

ドリンクメニュー

今回も、 CAVA MASIA PARERA というスペインのスパークリングワインが付きます

前回はパンの追加サービスがイマイチだったので今回は初めから２個持って来て貰いました

前菜は、
アスパラガスと春野菜のサラダ仕立て　蕗の薹のオランデーズソース。

「オランデーズソース」はオランダのソースを模したフランス料理のソース。
バターとレモン果汁と卵黄を混ぜて、塩と少量の胡椒で風味付けしたもの・・というのは今調べて分かりました。

アスパラガスの上に新玉葱のドレッシングで和えた
スモークベーコン　芽キャベツ　ラディッキオ（イタリアの紫キャベツ）　カステルフランコ（イタリアのレタス）　黄色のビーツ　エディブルフラワー

鶏モモ肉と春蕪のパイ包みスープ　新生姜のアクセント
このお店の名物的スープです。

チーズたっぷりの蓋を崩すと、蕪や人参がこっくりと煮込まれたクリームスープが顔を出します。
パイ皮はカップの縁にへばり付いているので手を使わないとスープの中に全投入できないんですがどうしたらいいんでしょうねえ？
まあ、素敵な彼が目の前に居る訳じゃあないし、手を使って完食しましたよ　(^^;

メインは今回も追加料金のない
鰆と筍のポワレ　菜の花のソース　ケッパーのアクセント。

前回は、お肉にしたので今回はお魚です。
両方頂いてみてお肉の方が満足感はあるかな？

先ず、抹茶のソースかと思うほどの濃い緑色のソースがインパクト大。
菜の花のピューレにケッパーオイルを利かせ、貝の出汁で味を調えたそうです。
筍と菜の花のソテーが添えられています。
鰆の皮と筍にちょっと火が入り過ぎたような感じもします。

私、お魚料理って小細工するより ”塩焼きが一番美味しい” っていつも思ってしまうんですよね。

デザートはアフタヌーンティー風３段スタンドに盛り込まれたプチケーキと
アシェットデセール（皿盛りのデザート）。
ランチのデザートでなかなかこういう形式で出して貰えるお店って無いですよね。
でも、このお店はデザートバイキングも行っているくらいで、スイーツには力が入っているんだとか・・
これを食べずしてお店は語れないと思い、今回このコースを頂きました。

「不思議の国のアリス」がテーマになっているスイーツです。
まず「Ｔhe Flower Clock」と題された花時計を模したプレートで、不思議の国へ御招待。
チョコでできた時計の針が乗っているのは、ホワイトチョコが土台のグリオットライチムース。
周りを板チョコのトランプマークとエディブルフラワーが飾ります。
お皿はよく見るとちゃんと時計の文字盤になっているんですよ。

一人なので折角の三段ティースタンドもイマイチ見栄えしませんね・・

でも「おひとり様でアフタヌーンティーを愉しむ “はぴSOLO” での来店も歓迎します」とわざわざ公式ＨＰに書いてあるくらいですから、私にとっては有り難い配慮です。

このコロナ禍の昨今、おひとり様ってもっともっと大事にされてもいいと思うんですよね。
飲食店で飛沫感染源にはまずならないんですから・・
スイーツを摘まみながら、同席の親しい仲間との楽しい会話の最中、マスクなんていちいち着け外しってやってられますか？
現実的には絶対に無理だと思います。

上段
うさぎのグリオットケーキ　
たまごのヴェリーヌ（パンナコッタ　パッションフルーツ）

中段
小瓶型マカロン（レモンガナッシュ）
ガーデンシュークリーム（抹茶クリーム）

下段
イースターのハートムースケーキ
　　（ピスタチオのムース　苺のリーフ）
ステンドグラスクッキークロックバニー

昔、一度だけフルコースのアフタヌーンティーを頂いた事があるのですが、
スコーン、ジャム、サンドイッチなどお腹に溜まるメニューもあって、今日もそれを期待していたのですがそれは無かったですね。

そういうのが付くちゃんとしたアフタヌーンティーはドリンク付きで3,700円になるらしい。
今回はランチコースのデザートが三段ティースタンドに盛られているというだけでした。

でも、私、左党なので正直甘いものってそんなに沢山は食べられないんです。
その場で頂くしかないもの以外は自主的にお持ち帰りにして後で少しずつゆっくり頂きました。

ドリンクは前回は温かい紅茶にしたので、今回はアイスティーにしました。
ストローは最初からささっていましたが紙製です。
アイスの方が香りは高いように思います。

このコース料金は税サ込み3,950円。
一休から一人客でも予約できますが、その場合は4,600円です。
公式ＨＰからだと650円お安くなりますが、設定が２人～でＰＣからは予約できません。
でも、電話で問い合わせたらおひとり様でもＯＫだったので、一応は聞いてみるもんだなと思いました。

食後、テラスに出てみます

いいお天気

３階からの眺めです。
３月の時と違い緑が目に鮮やかです。
ここでガーデンウェディングも可能とか。

レストランの窓ガラスにお城が映り込みます

別室の貸し切り個室もベランダから見えました

トイレもスタイリッシュ。
ここにも天井にはシャンデリア。

手拭きは繰り返して使える小タオルが沢山備えられています

ステラタウンの街も一気に花や緑があふれてきました

この旅行記へのコメント （2）

• salsaladyさん 2021/04/30 10:17:30

  大宮の”四季亭”～スィート！

  ☆あら!素敵なシャトー!矢っ張り結婚式場ですね。しかし昨今は閑古鳥？
  
  ☆リストランテがお洒落だから､そちらを売りにすればランチで￥3，000以下？安い。
  
  ☆アフタヌーンティーだけでもそれくらいしますもの（新橋では！）～
  
  ☆やたら詰め合わせるなんちゃってafternoon teaよりも上品で美味しそうです。
  
  ☆熊谷に母がいた頃は毎週大宮経由だったけど。｡｡今はもう～ね。
  
  ☆埼玉アリーナへ行くことが有れば大宮で途中下車したいなあ～

  実結樹さん からの返信 2021/04/30 16:29:18

  Re: 大宮の”四季亭”～スィート！

  salsalady　様
  
  はじめまして、実結樹と申します。
  この度は私の拙い旅行記をお読みいただき、コメントまでお寄せ下さり､ありがとうございました。
  
  何せ！ 埼玉の大宮は田舎ですからネェ・・
  都内よりは随分とリーズナブルにランチできるのは土地柄です。
  
  【やたら詰め合わせる ｢なんちゃってafternoon tea｣ よりも上品で美味しそう】なんて言って頂いて、涙チョチョ切れてしまいそうです　(^^
  
  いつも寂しく？一人旅なので、三段ティースタンドも殺風景で、
  これでは旅行記の表紙写真にはできないな～と内心思っていたのですが、salsalady様のように御理解くださる方に励まされて大変嬉しく思います。
  
  結婚式場は御明察のとおり閑古鳥みたいです。
  ゼクシーをめくりながら、ウェディングシャトーでバージンロードの先で待っている王子様と愛を誓い合う・・
  そんな夢でも見ていない限り「結婚」なんていう「現実」には飛び込んでは行けないのが人生だと、介護保険証を手にした今、我が来し方を振り返っている実結樹です。
  
  まあ、色々あっても旅行やグルメ、これからも楽しみましょうね！
  このたびはありがとうございました