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2泊3日の紅葉をめぐる京都旅行も、いよいよ最終日を迎えました。<br /><br />旅行記も今までになく1回の旅行に対して長丁場になってしまいましたが、いよいよラストスパート(笑)<br />これまで読んでくださった皆様、ありがとうございますm(__)m<br />あともう少しですよ!<br /><br />最終日は、祇園方面へと向かいます。<br />今日も元気よく参りましょう~

2020秋 関西・京都 紅葉めぐりの旅〈第8幕〉【3日目:建仁寺編】

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2020/11/21 - 2020/11/23

436位(同エリア6659件中)

Fidelio

Fidelioさん

この旅行記スケジュールを元に

2泊3日の紅葉をめぐる京都旅行も、いよいよ最終日を迎えました。

旅行記も今までになく1回の旅行に対して長丁場になってしまいましたが、いよいよラストスパート(笑)
これまで読んでくださった皆様、ありがとうございますm(__)m
あともう少しですよ!

最終日は、祇園方面へと向かいます。
今日も元気よく参りましょう~

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
交通
3.0
同行者
家族旅行
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
JTB

PR

  • ※第7幕の旅行記はこちらから↓<br />https://4travel.jp/travelogue/11676704<br /><br />おはようございます。<br />午前7時、3日目・最終日の朝です。これから朝食です。<br />食うぞー!!

    ※第7幕の旅行記はこちらから↓
    https://4travel.jp/travelogue/11676704

    おはようございます。
    午前7時、3日目・最終日の朝です。これから朝食です。
    食うぞー!!

    オリエンタルホテル京都 六条 宿・ホテル

  • 本日もバイキングメニューで、昨日はご飯にしたのでパンにしました。<br />最近流行のバルミューダのトースターが設置してあり、それを使ってパンを温めてみましたが、確かに一般的なトースターよりも美味いかもしれない…<br />なんだか気持ち的にリッチな味感じがします。<br /><br />昨日食べなかった湯豆腐もいただいてみました。おいすぃ~<br />まあパンに湯豆腐なんてシュールな組み合わせですが、こんなのができるのも朝食バイキングの醍醐味ですよ。

    本日もバイキングメニューで、昨日はご飯にしたのでパンにしました。
    最近流行のバルミューダのトースターが設置してあり、それを使ってパンを温めてみましたが、確かに一般的なトースターよりも美味いかもしれない…
    なんだか気持ち的にリッチな味感じがします。

    昨日食べなかった湯豆腐もいただいてみました。おいすぃ~
    まあパンに湯豆腐なんてシュールな組み合わせですが、こんなのができるのも朝食バイキングの醍醐味ですよ。

  • 朝食を食べた後はホテルをチェックアウトし、バスで京都駅まで。大きな荷物は駅構内のロッカーに預け、観光に繰り出します。<br /><br />本日は祇園方面へ。やはり清水寺方面のバスはドル箱路線で、利用客の数も多いです。

    朝食を食べた後はホテルをチェックアウトし、バスで京都駅まで。大きな荷物は駅構内のロッカーに預け、観光に繰り出します。

    本日は祇園方面へ。やはり清水寺方面のバスはドル箱路線で、利用客の数も多いです。

    京都駅

  • 鴨川を渡りまーす。

    鴨川を渡りまーす。

  • 京都駅を出たバスはほぼ満員だったものの、東山安井(清水寺の最寄り)でどどどっと人が降りてガランとしました。<br /><br />祇園停留所で降り、付近を散策します。

    京都駅を出たバスはほぼ満員だったものの、東山安井(清水寺の最寄り)でどどどっと人が降りてガランとしました。

    祇園停留所で降り、付近を散策します。

  • 祇園界隈を流れている川を、白川といいます。<br />閑静な路地の中を川が流れる光景は、京都らしい風情のある景色として人気のスポットとなっています。

    祇園界隈を流れている川を、白川といいます。
    閑静な路地の中を川が流れる光景は、京都らしい風情のある景色として人気のスポットとなっています。

  • 石畳の祇園新橋。<br />分かれ道の正面に祇園辰巳神社があり、左手の川沿いが白川筋、右手は祇園通りとなります。<br /><br />古い料亭やお茶屋が立ち並び、静かで落ち着いた京都の雰囲気を味わえます。

    石畳の祇園新橋。
    分かれ道の正面に祇園辰巳神社があり、左手の川沿いが白川筋、右手は祇園通りとなります。

    古い料亭やお茶屋が立ち並び、静かで落ち着いた京都の雰囲気を味わえます。

    祇園新橋伝統的建造物群保存地区 名所・史跡

  • まあご覧の通りの和の風情に溢れている景色なので、結婚式の前撮りをしているカップルがかなり多かったですね。<br /><br />パッと見て、ざっくり100阿僧祇組くらいいたんじゃないかと。

    まあご覧の通りの和の風情に溢れている景色なので、結婚式の前撮りをしているカップルがかなり多かったですね。

    パッと見て、ざっくり100阿僧祇組くらいいたんじゃないかと。

  • 大和大路通りに架かるこの大和橋はとても歴史が古く、江戸幕府によって掛けられたものです。<br />現在の橋は明治45年に造られ、その後平成15年に改修されたとのことです。<br /><br />このまま祇園を通り抜け、建仁寺へと向かいます。

    大和大路通りに架かるこの大和橋はとても歴史が古く、江戸幕府によって掛けられたものです。
    現在の橋は明治45年に造られ、その後平成15年に改修されたとのことです。

    このまま祇園を通り抜け、建仁寺へと向かいます。

  • 着きました、花見小路通りを通り建仁寺の門前へ。<br /><br />門のサイドにも前の石塔にも「建仁寺」と書いてあるのでここが建仁寺であることは明らかです。

    着きました、花見小路通りを通り建仁寺の門前へ。

    門のサイドにも前の石塔にも「建仁寺」と書いてあるのでここが建仁寺であることは明らかです。

    建仁寺 寺・神社・教会

  • ー 臨済宗大本山建仁寺 ー<br /><br />日本に臨済宗を伝えた僧侶である栄西が、鎌倉幕府2代将軍源頼家の援助を受けて建仁2年(1202年)に建立したお寺です。京都の禅宗のお寺では最も古いとされています。また、江戸時代の画家である俵屋宗達が描いた「風神雷神図屏風」があることでとても有名です。<br />我が家も臨済宗。宗派は違うけどフレンド!<br /><br />拝観時間は10時から。少し前に着いたので、本坊の入口の前で待ちます。

    ー 臨済宗大本山建仁寺 ー

    日本に臨済宗を伝えた僧侶である栄西が、鎌倉幕府2代将軍源頼家の援助を受けて建仁2年(1202年)に建立したお寺です。京都の禅宗のお寺では最も古いとされています。また、江戸時代の画家である俵屋宗達が描いた「風神雷神図屏風」があることでとても有名です。
    我が家も臨済宗。宗派は違うけどフレンド!

    拝観時間は10時から。少し前に着いたので、本坊の入口の前で待ちます。

  • 建物の中に入ってすぐのところにあるこれが、かの有名な俵屋宗達の「風神雷神図屏風」です。…といっても、これはレプリカですけどね。<br /><br />太鼓をドンドコ叩いて雷を起こすのが左側の雷神、持っている大きな白い袋から雨風を降らすのが右側の風神です。<br />夏とか秋とかに台風が来たり雷がなったりするのはこいつらのせい…?

    建物の中に入ってすぐのところにあるこれが、かの有名な俵屋宗達の「風神雷神図屏風」です。…といっても、これはレプリカですけどね。

    太鼓をドンドコ叩いて雷を起こすのが左側の雷神、持っている大きな白い袋から雨風を降らすのが右側の風神です。
    夏とか秋とかに台風が来たり雷がなったりするのはこいつらのせい…?

  • 建仁寺にもですね、他のお寺に負けないくらいの素晴らしいお庭がたくさん見れますよ。<br /><br />ここは〇△□乃庭(まるさんかくしかくのにわ)と言いまして、禅宗の四代思想である地・水・火・風を〇=水、△=火、□=地で表現したものです。<br />〇は中央の木、△は庭の隅の形状、□は手前の井戸になります。<br /><br />・・・あれ、風どこいった(笑)?<br />僕なりの解釈ですが、風は庭に吹くリアルな自然の風なんですかね。<br /><br />(↑我ながら上手いこと言った。褒めて。「おぉー!」って言って。)<br />

    建仁寺にもですね、他のお寺に負けないくらいの素晴らしいお庭がたくさん見れますよ。

    ここは〇△□乃庭(まるさんかくしかくのにわ)と言いまして、禅宗の四代思想である地・水・火・風を〇=水、△=火、□=地で表現したものです。
    〇は中央の木、△は庭の隅の形状、□は手前の井戸になります。

    ・・・あれ、風どこいった(笑)?
    僕なりの解釈ですが、風は庭に吹くリアルな自然の風なんですかね。

    (↑我ながら上手いこと言った。褒めて。「おぉー!」って言って。)

  • ここにも赤い紅葉が見られます。

    ここにも赤い紅葉が見られます。

  • うねるような形を模した石庭。真ん中の岩は島を表しているのでしょう。

    うねるような形を模した石庭。真ん中の岩は島を表しているのでしょう。

  • 方丈の前にある庭を大雄宛(だいゆうえん)といい、力強くうねるラインと色違いの石を使った縞模様が特徴的です。

    方丈の前にある庭を大雄宛(だいゆうえん)といい、力強くうねるラインと色違いの石を使った縞模様が特徴的です。

  • こちらの板の間の正面にあるのが十一面観音菩薩像で、徳川2代将軍・秀忠の娘の東福門院から寄進されたものです。<br /><br />この仏像ですが、2009年に盗難に遭い、その後犯人は逮捕され仏像が戻ってきたという事件がありました。<br />犯人もよくこんな人目に付くだだっ広い場所から盗めたもんだなぁ…

    こちらの板の間の正面にあるのが十一面観音菩薩像で、徳川2代将軍・秀忠の娘の東福門院から寄進されたものです。

    この仏像ですが、2009年に盗難に遭い、その後犯人は逮捕され仏像が戻ってきたという事件がありました。
    犯人もよくこんな人目に付くだだっ広い場所から盗めたもんだなぁ…

  • 方丈障壁画雲竜図。<br /><br />安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した海北友松の作品です。<br />現物は京都国立博物館にあり、こちらにあるのはその複製品とのこと。<br /><br />お次は法堂へ向かいましょう。

    方丈障壁画雲竜図。

    安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した海北友松の作品です。
    現物は京都国立博物館にあり、こちらにあるのはその複製品とのこと。

    お次は法堂へ向かいましょう。

  • 法堂の頭上にあるのが双龍図。<br />2002年に、建仁寺創建800年を記念して2年の歳月を要して描かれた、日本画家・小泉淳作氏の作品です。<br />意外に新しいんですよね…。どうみても数百年の貫禄はあるんですが(笑)<br /><br />日光東照宮で見た鳴き龍を彷彿とさせます。

    法堂の頭上にあるのが双龍図。
    2002年に、建仁寺創建800年を記念して2年の歳月を要して描かれた、日本画家・小泉淳作氏の作品です。
    意外に新しいんですよね…。どうみても数百年の貫禄はあるんですが(笑)

    日光東照宮で見た鳴き龍を彷彿とさせます。

  • 安置されている仏様。<br /><br />今のこのコロナ一色の世の中が一刻も早く終わりますよう、苦しんでいる人がいなくなりますよう、みなさんもこの写真を本物の仏像だと思って一緒に精一杯拝み倒しましょう。<br /><br />いきますよ?せーのっ…!!<br />

    安置されている仏様。

    今のこのコロナ一色の世の中が一刻も早く終わりますよう、苦しんでいる人がいなくなりますよう、みなさんもこの写真を本物の仏像だと思って一緒に精一杯拝み倒しましょう。

    いきますよ?せーのっ…!!

  • 双龍図の解説板。

    双龍図の解説板。

  • 本坊の方へと戻ります。

    本坊の方へと戻ります。

  • こちらが実物の風神雷神図屏風です。<br />ガラスケースで保護されています。<br /><br />制作されてから何百年も経っているわけですが、色あせることなく輝かしいオーラを放っています。

    こちらが実物の風神雷神図屏風です。
    ガラスケースで保護されています。

    制作されてから何百年も経っているわけですが、色あせることなく輝かしいオーラを放っています。

  • そしてこちらなんですが、書道家・金澤翔子さんの作品の『風神雷神』の書になります。<br />風神雷神がそのまま文字になったかのようなとても力強い筆遣いですね。<br /><br />驚くべきことに、この書を描いた頃は金澤さんは一度も本物の風神雷神図屏風を見たことがなかったそうなんです。<br />それなのにこの文字の配置や雰囲気といい、本物と瓜二つですよね。<br /><br />凄まじい集中力とインスピレーションです…

    そしてこちらなんですが、書道家・金澤翔子さんの作品の『風神雷神』の書になります。
    風神雷神がそのまま文字になったかのようなとても力強い筆遣いですね。

    驚くべきことに、この書を描いた頃は金澤さんは一度も本物の風神雷神図屏風を見たことがなかったそうなんです。
    それなのにこの文字の配置や雰囲気といい、本物と瓜二つですよね。

    凄まじい集中力とインスピレーションです…

  • せっかくなんで、売店にある風神雷神おみくじを引いてみましょう。<br /><br />結果は・・・?<br />

    せっかくなんで、売店にある風神雷神おみくじを引いてみましょう。

    結果は・・・?

  • ん?大大吉??<br />大吉の上?そんなのあんの(笑)<br /><br />「もうあなたのすべての努力が報われちゃいます、全部の運気はパーフェクト!」<br />的なことが書いてありましたよ。<br />ホンマかぁぁぁ( ゚Д゚)???<br /><br /><br />内心は「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」と思いながら、建仁寺を後にします。

    ん?大大吉??
    大吉の上?そんなのあんの(笑)

    「もうあなたのすべての努力が報われちゃいます、全部の運気はパーフェクト!」
    的なことが書いてありましたよ。
    ホンマかぁぁぁ( ゚Д゚)???


    内心は「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」と思いながら、建仁寺を後にします。

  • お次は、秋の特別拝観をしている建仁寺の塔頭である正伝永源院を見学したいと思います。

    お次は、秋の特別拝観をしている建仁寺の塔頭である正伝永源院を見学したいと思います。

  • 元々は、鎌倉時代に創建された正伝院と永源庵という2つのお寺があり、明治に入って廃寺となっていた永源庵に近くにあった正伝院がこの地に移ってきて、「正伝永源院」と名を改め今日に至っています。<br /><br />なんか近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブの合併みたい。

    元々は、鎌倉時代に創建された正伝院と永源庵という2つのお寺があり、明治に入って廃寺となっていた永源庵に近くにあった正伝院がこの地に移ってきて、「正伝永源院」と名を改め今日に至っています。

    なんか近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブの合併みたい。

    正伝永源院 寺・神社・教会

  • 奥にある茶室は正伝院にあった「如庵」といい、平成にあって復元されたものですが、国宝三茶室の一つと数えられています。<br /><br />そんなにすごいんかい( ゚Д゚)

    奥にある茶室は正伝院にあった「如庵」といい、平成にあって復元されたものですが、国宝三茶室の一つと数えられています。

    そんなにすごいんかい( ゚Д゚)

  • わずかに開いた襖の隙間から庭の木を眺める…

    わずかに開いた襖の隙間から庭の木を眺める…

  • 赤い絨毯の上に座りながら正面の額縁庭園を眺めて、ゆったりと京都の秋を感じることができます。

    赤い絨毯の上に座りながら正面の額縁庭園を眺めて、ゆったりと京都の秋を感じることができます。

  • お寺を後にし、花見小路を通り抜けて円山公園方面へ向かいます。<br /><br />この後の模様は、また次の旅行記で。<br />長かった京都編の旅行記も次回がいよいよ最終回(笑)!<br />最後までご覧いただければ嬉しい限りです。<br /><br />それではノシ<br /><br />〈第8幕〉【3日目:建仁寺編】 了<br />⇒最終回・〈第9幕〉【円山公園編】へ続く※近日公開予定!<br />

    お寺を後にし、花見小路を通り抜けて円山公園方面へ向かいます。

    この後の模様は、また次の旅行記で。
    長かった京都編の旅行記も次回がいよいよ最終回(笑)!
    最後までご覧いただければ嬉しい限りです。

    それではノシ

    〈第8幕〉【3日目:建仁寺編】 了
    ⇒最終回・〈第9幕〉【円山公園編】へ続く※近日公開予定!

    花見小路 名所・史跡

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