
2020/10/20 - 2020/10/22
356位(同エリア1201件中)
実結樹さん
この旅行記スケジュールを元に
2泊3日の会津の旅初日です。
「東山温泉向瀧」チェックイン前に、赤瓦の「鶴ヶ城」に行き、「料理旅館田事」でランチの後、まちなか周遊バスで「会津武家屋敷」へ廻り込みました。
城下からはちょっと離れていますが東山温泉の近くなので宿泊のついでに立ち寄るには丁度いい位置関係かもしれません。
【初日2020/10/20(火)全日程】快晴
06:46 大宮駅発「やまびこ」201号
07:56 郡山駅着
09:40 会津若松駅着
10:10 まちなか周遊バス
10:30 鶴ヶ城入口バス停着
鶴ヶ城
西郷頼母邸跡
11:11 北出丸大通りバス停発
11:20 七日町中央バス停着
☆11:30 「料理旅館田事」で「めっぱ飯」
★12:25 七日町中央バス停発
★12:54 会津武家屋敷前バス停着
★ 会津武家屋敷
★14:23 会津武家屋敷前バス停発
★14:27 東山温泉駅バス停着
14:45 「会津東山温泉向瀧」泊
★がこの旅行記の範囲です
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「会津若松城」を見学してから
鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡
-
「料理旅館 田事」で会津の郷土料理:めっぱ飯でランチしました。
12:25 七日町中央バス停からまちなか周遊バスに乗り、料理旅館 田事 グルメ・レストラン
-
12:54 「会津武家屋敷前」バス停着
-
今夜はここから直ぐの「会津東山温泉 向瀧」に泊まります。
今回の旅はそこに泊まることが一番の目的です。こういう場合は、
15:00 のチェックイン時間と同時くらいには宿入りしたいので、
14:23 のバスには乗りたいと思います。なので、
ここでは約1時間半の見学時間が取れるということになります。 -
4年前にも乗り放題の「まちなか周遊バス」で飯盛山から回り込み、この階段下までは来ているのですが、もう夕方だったし、850円もする有料(もちろん!)だったので中には入らず引き返しました。
金沢の武家屋敷街は無料で散策できたのでそのイメージでいたんですよね。
でも、こちらは街中に現存するオリジナルの武家屋敷ではなく、復原されたテーマパークのようなものなので有料なのも当然です。 -
この看板の後の建物の中にコインロッカーもありましたが、最初気付かなかったんですね・・
券売所でロッカーの場所を訊いたらその場所を教えてくれる訳ではなく、確か無料で預かって貰ったように記憶しています??
たかが3ヵ月前のことなのに記憶がもう定かではなくなっています。
旅行記はすぐ書かないと駄目ですね (-"-) -
階段を上がった先の右手に券売所があります。
850円の入場料ですが、まちなか周遊バスのフリー乗車券を見せると団体料金になって750円で入れます。
2人以上なら1,000円を超えるので地域共通クーポンも使えますね。
冠木門を潜って、突き当りを順路に従って左に進みます。 -
長く白いなまこ壁の向こうに
-
家老邸の堂々たる「表門」が現れます
会津武家屋敷 美術館・博物館
-
こちらは同年翌月、11/16に行った白石城下の中級武士の屋敷の門構えです。
JR大人の休日倶楽部のCMで吉永小百合さんがこの橋を渡るシーンが使われていました。
門は「沢端川」に架かる橋の向こうに建っていて、これはこれで風情もあるのですが、 -
中の建物もこの1軒だけで、先に会津の家老屋敷を見た後だったので、
「エッ! これだけなの?」と拍子抜けしてしまいました。
尤も、こちらの入場料は200円だったので会津の850円とは違って当然かもしれません・・
同じ「武家屋敷」といっても大藩会津の家老:西郷家1700石取りと、
仙台藩に仕えた石高18,000の片倉家の家中の中級武士とでは雲泥の違いですね。 -
「表門」から続く「表玄関」です。
お殿様をはじめとする上級武士だけが出入りできる特別な玄関です。 -
西郷家は会津藩松平家の譜代の家臣で代々家老を務めた家柄です。
江戸時代中期の和様建築の粋を集めた壮大な屋敷は、敷地面積2400坪、建築面積280坪に及び、38の部屋、328枚の畳が使われています。
何人の使用人でお掃除をしたのか?要らぬ心配がよぎります。 -
表玄関の式台を向こう側から見たところです。
手を付いてお客様を迎えている女性は奥様でしょうか、女中さんでしょうか?
私たちは屋敷内に上がることはできません。
冬の間は内部に立ち入ることもできるそうですが、 -
表玄関右脇のこの小さな門を抜けて、
-
「御成の間」の庭先に廻ります
-
衝立で見えないのですが、奥に座っているのが会津藩主・松平容保。
手前に裃姿の西郷頼母が控えています。
この衝立、どうにかしてくれ! -
「御成の間」の前庭の池
-
横から見るとお殿様をお女中がおもてなししています。
太刀持ちの小姓も見えます。
しかし、主の頼母はここからも見えない・・ -
御成の間専用の厠の扉が開けられていました。
木箱に砂が入っていて、都度引き出して健康状態を観察した後、砂ごと廃棄します。
こんなの使いたくありません。
現代のウォシュレットの有難さを再認識させられますね。 -
「使者の間」
玄関式台の脇にあり、お城からの使者が家老と会った部屋です。
具足が飾られていました。 -
北側の一角は家族の生活の場です
-
「奥一の間」からの庭の景色
-
奥の間の一つ「奥一の間」は家長の寝室。
三女:田鶴子、四女:常磐子(とわこ)がここで遊んでいて、頼母の妻:千重子に「お父上の部屋で遊んではいけません」と叱られているという場面です。
この子たち、戊辰戦争の時、新政府軍乱入に際し皆自刃してしまう悲しい運命なんですよね。
毎日、結婚式や七五三みたいに豪華に着飾っていても、そんな時代や家柄に生まれないで良かったとつくづく思います。 -
仏間に続く「次の間」が「自刃の間」になっています。
-
家族が使った檜造りの風呂場です。
防火のために家で火が使えるのは台所だけに限られていたので、沸かした湯を木桶でここまで運んだそうです。
会津の冬ならお湯はすぐに冷めてしまいそう (-"-)
何日に一度入浴できたのでしょうか?
シャンプーは?
スイッチ一つで適温のお湯が使い放題の現代の暮らしってお殿様以上の快適さですよね。 -
西側の一角は使用人たちの部屋や台所エリアです。
ここは「女中部屋」。
藩士の子女が行儀見習いのため相部屋で住み込みで生活した部屋です。
打掛は奥方様のものでしょうね。 -
「女中頭の部屋」
奥の2畳間は女中頭付きの女中の部屋。
使用人のそのまた使用人が住み込みで居るほどの家格なんですね。 -
西に向いた「奥玄関」は日常の家族の出入口
-
「台所」の奥が「茶の間」
-
手前の「土間」はお土産コーナーになっていました
-
外から見た台所の一角。
屋外に井戸があります。 -
「中の口玄関」は家臣の出入口。
家長の家老はどの玄関から出入りしたのでしょうか・・ -
中の口玄関を入って直ぐの「番所」
-
北西角の「会津歴史資料館」は本来は家財道具や武器を保管していた蔵です。
この時は「サムライの世界」という展示が行われていましたが内部の撮影はNGでした。
本来の順路としては、
北側に並ぶ家族の居住スペース(奥一の間→妻の化粧の間→子供部屋)の後、
西側に連なる女中部屋や台所などの前に巡るようになっています。 -
資料館の隣の「藩米精米所」
白河藩で使用されていた水車を移築・復原した精米所です。
現在も直径4mの水車が実際に稼働しています。
ビニールが垂れ下がっていたのがちょっと興醒めですが・・
1日で16俵の米を精米することができた東北一の精米所です。 -
「片長屋」は「表門」に片側が接しているのでそう呼ばれています。
ここでは「第二資料館」として、西郷家一族の自刃の場が再現されていました。
メインスポットでもあるのですが、死装束の人形の写真は撮る気が起こりませんでした (u_u) -
同じ片長屋の中の「家臣の居宅」なんかは撮ってあるんですよね・・
独身で持ち家がない下級家臣が警備を兼ねて住んでいた部屋です。
また、ガレージも兼ねていて籠なんかも保管されていました。 -
他にも沢山の部屋が有って全部は撮るのも大変なくらいでした。
13:35 本当にざっと駆け足で見流して来たといった程度でここまでで40分。
台所前の南西角の通用口を出ます。
「あいづっこ宣言」として、耳馴染みのある、
「ならぬことは ならぬものです」が目に入りました。 -
「西郷邸」は鶴ヶ城のすぐ北側「追手町」にありました。
元々はこの石碑の地にあった豪邸を再現したのが「会津武家屋敷」のメイン展示物となっています。 -
さあて、未だ未だありますよ。
「これからの順路」です。 -
順路に沿って、旧「中畑陣屋」に向かいます
-
陣屋の見取り図。
1837年に建てられ東北に残った最後の代官所です。 -
徳川幕府直参5000石の旗本、松平軍次郎の代官所として中畑村など七ヶ村を支配していました。
現在の矢吹町から移築・復元した建物は県の重要文化財に指定されています。 -
「奥座敷」
-
お庭の紅葉も少しだけ始まっていました。
この後、「嶺南庵麟閣」という茶室や「鑑真大和上像」なども順路にあったのですが見落としました・・ -
「会津くらしの歴史館」
建物は天保年間に建てられた蚕養農家を福島市より移築したものです。 -
館内では、古代から江戸時代までの会津の人々の暮らしや生活の様子が展示されています
-
「会津天満宮」です。
西郷頼母は学問にも造詣が深く、菅原道真を尊敬し、自邸内に菅原神社を祀っていました。
昭和50年に会津武家屋敷が復元された折にここに遷宮されたそうです。 -
だから「撫で牛」なんですね
-
こちらは「撫で蛙」。
でもお、西郷自身は「一路平安無事」には帰れなかったんですよね・・ -
出口の有る建物です。
1階はカフェと「郷工房・古今」というお土産屋さん。
2階は「九曜亭」という食事処。
ここを通らないと外に出られません。会津武家屋敷九曜亭 グルメ・レストラン
-
駐車場にはコロナ禍の中でも、大型観光バスも停まっていました。
-
直ぐ近くに大地主の豪邸を移築した「鶴井筒」があります。
会津料理 鶴井筒 グルメ・レストラン
-
1階は会津の郷土料理が食べられる食事処で、
-
2階と3階が「ネパール博物館」になっています。
ネパール、インド、チベットの貴重なコレクションが展示されているそうです。 -
食事をすれば博物館も無料で見られます。
今日のランチをここで食べることも検討したのですが、ウ~ン・・
写真を見るとどうもピン!とこなかったのですよねえ。
時間があればおやつ的なモノを少し頂いてネパール博物館を覗こうと思ったのですが、今夜の旅館のご馳走にも備えなければならないしパスしました。
でも、こういう古民家の雰囲気っていいですね。 -
14:23 「会津武家屋敷前」バス停発。
このバス停が何だかよく分からないつくりなんです。
よ~く、確認しないと乗り損なってしまいそうです。 -
14:27 たった4分で「東山温泉駅」バス停着 。
今夜のお宿はすぐそこに見えます。 -
14:45 「会津東山温泉 向瀧」に早めに到着です。
観光がメインで寝る為だけに泊まるビジホとは違います。
この宿に泊まること自体が一番の目的の旅なので、観光はいわばおまけです。
この時間に到着するために早朝から分刻みで忙しい一日でした (^^;会津東山温泉 向瀧 宿・ホテル
2名1室合計 46,200円~
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