2020/10/20 - 2020/10/22
95位(同エリア274件中)
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実結樹さん
この旅行記スケジュールを元に
会津2泊3日の旅の2日目です。
「東山温泉向瀧」を後にして、お座トロ展望列車とシャトルバス「猿游号」で大内宿にやって来ました。
ネギ1本を箸代わりにしてすする「三澤屋」の「高遠そば」でランチ。
今夜泊まる宿場内の蔵の民宿「本家扇屋」に荷物を預けたら、周辺の散策に出掛けます。
4年前の2月に「大内宿雪まつり」で訪れたことがあったのですが、寒いのなんのって、とても長居できる状態ではなかったので、ゆっくり見学はできませんでした。
今回は宿場内の数少ない民宿に1泊するので、朝夕の雰囲気も堪能でき、日帰りで通り過ぎてしまったのでは分からないゆっくりとした時間を過ごすことができました。
【旅行2日目 2020/10/21(水)快晴】全日程
09:00 会津東山温泉「向瀧」C.O.
09:38 会津若松駅から「お座トロ展望列車」
10:07 ネコ駅長の「芦ノ牧温泉駅」着
10:22 同駅発
10:42 「湯野上温泉駅」着
11:15 シャトルバス「猿游号」乗車
11:30 大内宿着
☆11:40 「三澤屋」で「高遠そば」のランチ
★12:30 大内宿散策
☆14:45 蔵の民宿「本家扇屋」泊
★がこの旅行記の範囲です
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
11:30 シャトルバス「猿游号」で大内宿のバス停着。
11:40 「三澤屋」です。
ラインから予約を入れてあったので殆ど待たずに席に案内されました。
ネギ1本を箸代わりにして手繰る「高遠そば」で軽めにランチです。三澤屋 グルメ・レストラン
-
12:30 今夜のお宿「蔵の民宿本家扇屋」に荷物を預けて宿場内の散策開始。
-
コインロッカーは村外れの有料駐車場にある観光協会にしか見当たりませんでした。
マイカーで来た人は車に荷物を置いておけばいいけれど、バスで来た人はバス停から少し離れているしちょっと不便かな?
ロッカー使用料はリーズナブルで100円です。
ここにトイレもあります。 -
平日ですがいいお天気で結構人出もありました。
先ずは向かいの山の中腹の「見晴台」に向けて歩を進めます。
一般車は進入禁止の未舗装道路です -
火の見櫓 兼 防災無線でしょうか。
こんな所で火災が起きたら大変なことになりますね。 -
紅葉は始まったばかりです
-
土産店
-
見晴台にも近い「叶屋(かのうや)本家」。
手作りのちりめん民芸品のお店です。 -
葱やかぼちゃ、赤べこのぬいぐるみ、
叶屋本家 お土産屋・直売所・特産品
-
沢庵用の干し大根までありました。
みんな綿詰めのちりめん細工です。 -
メインストリートの北端に「浅沼食堂」があります。
少し高い位置から町並みを正面に見渡しながら食事ができる造りになっています。
この左に、浅沼食堂 グルメ・レストラン
-
70段ほどの階段があります
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狭いし急なので雪まつりで来た時はこの階段は通行止めになっていたと思います
-
それよりもっと左側に「正法寺」に向かう階段があり、こちらからの方がなだらかで上りやすいですね
-
上り切ると先ず「子安観音堂」が見えてきます。
毎月7日と17日に御開帳されます。
古くから安産と子どもの成長を見守ってきてくれた観音様です。子安観音堂 寺・神社・教会
-
造花みたいにカラフル
-
「見晴台」です。
足元がぬかるんでいる所もありました。
少し高い所に上ったらよりいい景色かと思うと、木の枝が邪魔していい感じには見えません。
雪まつりの時は大混雑でした。 -
「大内宿」の代表的景観ですね。
-
見晴台の東側に「弁天様」の小さな祠が有って、その前にもう一つの石段があります。
こちらは100段ほどで下まで下れます。
元来たメインストリートを南側に戻ります。 -
宿場の中ほどに「大内宿町並み展示館」があります。
「問屋本陣」跡に復元されました。
雪まつりの時はこの前の広場がメイン会場になっていました。 -
お殿様専用の玄関(乗込み)です。
大内宿の本陣は、会津若松と日光を結ぶ下野街道の拠点のひとつとして江戸時代初期に建てられました。 -
「上段の間」
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囲炉裏が切られたお勝手
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一年中薪を燃やし茅葺屋根の保存にも一役かっています。
囲炉裏の上の板には煤がべっとりと付いていました。 -
風呂
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厠
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大内宿は戊辰戦争の戦場にもなったので本陣に関する記録や図面等は残っていません。
現在ある建物は同じ街道の「糸沢宿」「川島宿」の本陣を参考に昭和59年に復元されたものです。 -
そのほか、茅葺きに関する資料や昔の民具等の展示がされています
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「中二階」に上る階段は狭くて急勾配
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狭くて養蚕の道具が有るだけなので10秒で見終わります
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中二階からの前庭と町並みの眺め
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剥き出しの屋根の骨組み。
入館料は250円。
9:00~16:30まで開館しています。
駐車場の観光協会以外だと公共のトイレはここだけです。 -
火の見櫓の向かいに大きな鳥居があります。
「高倉神社」の一の鳥居です。 -
真っ直ぐな参道が西に延びています。
誰も行く人がいませんが、時間に余裕があるので行ってみることにしました。
真正面の山に神社はあるのかな? 何だか遥かに遠いな~ と、思ったのですが、よく見ると右前方の森陰に鳥居が見えます。 -
400mほど歩いて右に折れ「二の鳥居」をくぐります
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数分歩くと注連縄が掛かっている清らかな流れが現れました。
手水舎の代わりなんでしょうね。
コロナの前はこの筒に柄杓がささっていたそうです。 -
その先の鬱蒼とした木立の中に村社「高倉神社」の本殿が見えてきました
-
御祭神は高倉宮以仁親王と愛馬の連銭葦毛。
以仁親王は三条宮とも呼ばれ、後白河法皇の第三皇子。
治承4年(1180年)4月、平家追討の「以仁王の令旨」を全国の源氏に発しましたが、翌年平氏に討たれました。
一説には、生きのびてこの村に落ちて来たという伝説も残っています。 -
社の傍らには「高倉の大スギ」が聳えています。
標柱には樹高 56m、樹齢 800年と書かれてありました。 -
宿場街に戻る道の両側には蕎麦畑が広がっていました。
もうすぐ新蕎麦の季節ですね。 -
宿場街の「一の鳥居」まで戻って来ました
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右に折れて村外れの駐車場の方に行ってみます
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「おっ! いったい誰が坐るんだ?」
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14:30 駐車料金は1回500円。
この敷地に観光協会もあります。大内宿観光協会 名所・史跡
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14:45 今夜のお宿「蔵の民宿 本家扇屋」にチェックインです。
宿場町なのに現在宿泊が出来るのはここと「伊勢屋」さんの2軒だけのようです。
蔵の民宿 本家扇屋 宿・ホテル
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15:00 蔵の部屋の窓から通りを見ます。
今日一日とてもいい天気を演出してくれたお日様も山の向こうに沈んでいきます。 -
囲炉裏端の夕飯が会津の郷土料理てんこ盛りで流石の私も食べ切れませんでした。
GoTo割引は利かないんですけれど、8畳二間を一人で使って1万円未満。
女将さんのあたたかいおもてなしにリピも有るなと思えるお勧めのお宿です。
(※ お宿の詳細は⑨の旅行記で・・) -
食後、女将さんが「星が綺麗だから外に行ってみたら」と勧めてくれました。
でも、わたし目が悪くて大きな星しか見えなかったのが残念。
宿場全体が真っ暗で、各家の統一された玄関灯の灯りだけなんですよね。
だから私のコンデジと腕では折角の ”そこに泊まらなければ見られない静寂の宿場町の夜の風情” も目で見ただけで写真には撮れませんでした (u_u) -
旅行3日目 2020/10/22(木)晴れ
05:30 早朝の宿場の景色です。
薄明かりがあればこんな感じ。 -
05:40 見晴台に上ってみます。
”見て!人っ子一人居ない” と言いたかったのですが、新聞だか牛乳だかの配達の軽トラがゆっくりゆっくり通りをこちらに進んで来るんですよね。
一般車侵入禁止でも特別に許されている車なんだと思います。 -
まあ、この景色はここに泊まってこその賜モノです。
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蔵の二階からの早朝の景色。
このアングルからの景色はドローンでもなければ見られませんね。 -
08:00 朝御飯です。食後、
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09:55 のシャトルバスに乗るまで最後の駄目押し散歩です。
コスモスが綺麗。 -
やっと色付き始めたっていう感じですね
-
宿場には紅葉の木ってあまりありません。
庭木をバンバン植えるっていう街づくりではないですしね・・ -
「眠った流し」
八月七日早朝、健康で一生懸命働けるようにと「眠ったは、流いよ 豆の葉はつっかかれ」と三回唱えて、水で豆の葉をぬらし目をこすって豆の葉を流してやる。
大内の年中行事 だそうです・・ -
今、スマホに調べさせたら花名は「サンビリーバブル」だと、のたまったのですがそれで合っているのかな?
アンビリーバボーでない事だけは確かだ。 -
09:55 「湯野上温泉駅」行きのシャトルバスに乗ったのは私一人でした。
宿の数も少ないし、ここに泊まる人って居ないってことでしょうかね? -
最終日の今日は「塔のへつり」に行ってから帰宅します。
2021年は明日2/13(土)と2/14(日)が「大内宿雪まつり」の予定でした。
でも、コロナで中止。
丁度4年前に「湯野上温泉」の「民宿すずき屋」に宿を取って大内宿雪まつりには来たのですが、体を暖められる待避所が無くてずっと寒い外での見学だったんですよね。
その時つくづく、宿場内に宿泊して、寒かったら宿に戻れるという態勢で臨まないと駄目だなと思いました。
私が行った10月下旬で「本家扇屋」は雪まつりの日の予約は既に埋まっていましたが、「中止ならその旨をお客さんに連絡しなければ」と女将さんが言っていました。
昔のように気軽に旅に出られる当たり前の日常に一日も早く戻れるよう願うのみです (u_u)
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