2020/10/20 - 2020/10/22
51位(同エリア126件中)
実結樹さん
この旅行記スケジュールを元に
前編の「部屋&温泉編」に続き、後編では朝夕のお料理と、館内施設についての記録です。
夕飯・朝食共に部屋付きの担当仲居さんが一品ずつ持って来てくれるお部屋出しです。
会津を代表する郷土の食文化を大切に守り、全て手作りで素材本来の自然の味を活かした調理をしているとのこと。
向瀧は平成8年に「文化財登録制度第一号物件」として、全国の旅館に先駆けて真っ先に「登録有形文化財」となっています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
早目にチェックインして、館内の温泉も、大浴場さるの湯・きつね湯・貸切家族風呂3か所と全て制覇しました
会津東山温泉 向瀧 宿・ホテル
-
17:50 お部屋に戻ってお待ちかねの夕食です
-
最初の一揃い。
公式HP予約特典で、宿特製の日本酒「美酒佳肴」のグラスがサービスになっています。 -
食前酒
会津若松産 葡萄のしずく -
先付
盆地長葱の鰹掛け -
前菜
生木耳の白和え
紅鱒の美酒佳肴焼き
茹で落花生
塩蒸し南瓜
紅くるりの甘酢漬け
ブロッコリーのオリーブ和え
「紅くるり」とは皮も中実も赤い大根のことで
初めてお目にかかりました。 -
伝承の一品
会津藩直伝! 江戸時代からの鯉の甘煮
凄い量です、大きさを比べてみて下さい。 -
「中庭の池で泳いでいた鯉は甘煮用ですか?」と番頭さんに訊いたら、
言下に「違います」と笑って返答してくれました -
「鯉の甘煮」は何せ量が多くて、しかも味がかなり濃いのでこれだけでご飯が何膳も食べられそうです。
他のおかずも有ったし、一箸だけ手を付けて後はテイクアウトにして貰いました。
夕食の時に下げられたままだったのですが、お会計の際、真空包装にしてお土産として渡されました。
常温でも数日間は大丈夫だとのこと。
本当に背骨やウロコやヒレまでちゃんと完食できるように柔らかく煮込まれていましたが、やっぱり会津のお料理でかなり濃い目の味付なので少しずつ頂きました。 -
強肴
会津の郷土料理 にしんのさんしょう漬け -
焼物
薫る秋 会津地鶏の朴葉味噌焼き
-
向付
秋山河 鯉の月見
彩りも綺麗で鯉の嫌いな人でもいけそうな品の良さ -
お凌ぎ
会津大川 鮎めし -
進肴
福島酵母牛の姫ステーキ -
煮物
会津伝統の汁 こづゆ
貝柱でだしを取った具沢山で薄味の美味しい汁
冠婚葬祭には欠かせない郷土食 -
揚物
会津長茄子とコシヒカリ
揚物っていう感じしないけれどね・・ -
お櫃で出て来た夕食のご飯は会津のコシヒカリ。
-
汁は小松菜と油揚げの味噌汁。
香の物は昆布の手作り佃煮、大根ときゅうりの三五八漬け。
ご飯がこれだけでもいいほどメチャ美味しい! -
デザート
会津りんごのジュレ掛け -
夕食のおしながき
-
部屋にあった向瀧紹介のパンフレットの見本。
直ぐに読めてしまったし、HPでも同様の内容は読み込めるのですが、帳場で800円で販売されていました。
私、80円の間違いかと思ったのですが・・ -
他の部屋でもお酒でも遣りながらそれぞれに食事を楽しんでいるんでしょうね・・
-
夕食が終わると番頭さんが布団を敷きに来てくれました
-
【宿泊2日目 2020/10/21(水)快晴】
旅に出たら勿体なくて寝坊はしていられない貧乏性な私・・
5:30くらいの中庭からの写真です。
未だ日の出前の時間なので明かりも残っています。 -
もう少し時間が経つとこんな感じ
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皆さん未だお休み中みたいですね
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6:00 宿の近くの階段を上がって少し上から撮ってみました。
靄がかかっているのは晴れる予兆かな? -
バス停近くの湯川の滝です。
「向瀧」の向かっている滝はこの滝ではありません。
でも、夜も川音がゴーゴー聞こえました。 -
玄関脇の「剣士のこみち 会津いにしえ夢街道」の表示
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宿と「湯川」の間の道です
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遠くから見ます。
この角部屋が私の泊まった部屋ですが窓は中庭に向いた向こう側です。 -
一旦部屋に戻り大浴場の「さるの湯」でざっと朝風呂
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朝の広縁の応接セット
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用意されているお茶が美味しいので珍しく数杯頂きました。
昨夜あんなに食べたのに早くご飯来ないかな~ -
7:30 一番早い時間で朝食開始です。
門田産有機いんげんの鰹掛け
茄子の揚げ浸し
松前漬け
椎茸の佃煮
お漬けもの
向瀧特製味付海苔
かぼちゃプリン -
紅鱒と野菜のせいろ蒸し
-
向瀧の温泉玉子 玉三郎。
白身を少し剥がして絶妙な半熟加減の黄身にお出まし願いました。 -
契約農家直送 会津のまんま コシヒカリ。
同じ会津のコシヒカリですが昨夜とは品種が違うそうです。
こちらも美味しい!
木製のお櫃からの米離れがよくて一粒残らずよそえます。 -
なめこの味噌汁 田舎味噌仕立て
冷めないように卓上焜炉で温められています。
ゆうに2杯分は有りましたが完食。 -
朝食のおしながき
そんなに豪華ではないけれど滋味深い朝ごはんでした。
いつもながら元取れ主義で完食 (-_-;) -
食後、混まないうちにお会計です。
{(標準プラン+シングル利用料金)×消費税+入湯税}×0.65=
{(21,000円+5,000円)×1.1+150円}×0.65 ≒ 18,688円
▲GoTo割引 ▲10,062円
地域クーポン 4,000円分
帳場の前で売られていた「美酒佳肴けーき」や「酒粕石鹸」。
地域共通クーポンも使えます。 -
希望すれば食後、番頭さんが館内を案内してくれます
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「登録有形文化財」のプレート。
№は、第07-0001~0004号で、
玄関棟・はなれの棟・宿泊2棟の計四つの建物が日本で最初に登録されています。
最初の07の意味は不明。分類番号かな? -
昭和9年(1934年)の山沿いの棟の建前の時の写真
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玄関棟二階の大広間は120畳。
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床の間
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1992年には各国通産大臣による「四極通商サミット」の晩餐会がここで開催されています
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檜舞台はまさに檜の舞台
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床の間に向かって左、襖の上の「東北第一楼」は松方正義の書。
これは読めるし意味も分かる。 -
右側の障子の上にある「太和随地生春」は犬養毅の筆になるもの。
意味はよく分からんが、”自然のままにおおらかに生きよう” と言っているように私には思える・・ -
天井は今では再現不可能と言われている会津桐の柾目一枚板の格天井 。
一区切りの大きさは畳1畳?ほどあるとか・・ -
ちなみに、玄関の天井も大広間のよりも小さいけれど格天井になっています
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庭から見た宮内庁指定の特別貴賓室「はなれ」の間です。
広縁に人影が見えたのでこれ以上近付いては申し訳ないのでこの程度に留めました。
宿泊者が居ない場合はお部屋を見せて貰うこともできるそうです。 -
余人は謝絶の貴賓室ですものね・・
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東京の大工の手になる「会議室」は唯一洋風な造りになっています。
かつてはダンスホールとして利用されたり、卓球やビリヤードが行われたこともあるそうです。
今は物置のような感じ -
帳場の脇のレトロ電話
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山に沿うように建っている宿泊棟の複雑な部屋部屋を結ぶ階段。
それにしても大工さんって凄いね!
設計してたら頭がゴチャゴチャになりそう。 -
9:00 チェックアウト。
まちなか周遊バスの朝早い便がコロナの影響で運休なので、
9:38 会津若松駅発に乗車予約してある「お座トロ展望列車」に乗るためにケチな私が珍しくタクシーで駅に向かいました。
料金は二千円ちょっとで、貰った地域共通クーポン4枚の内2枚が消えてしまいました。
今日はこれから大内宿に向かいます。お座トロ展望列車 乗り物
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