2020/10/28 - 2020/10/28
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宇都宮に宿泊した。何十年ぶりに日光を訪れることにした。10月末で本格的な紅葉の季節が始まっていた。
東照宮は小中学校の修学旅行生などが多く訪れていて密になっていたが、それ以外のスポットはさほど混んではいなかった。
(2020.11.18作成開始)
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令和2年10月末。平日の午前。これから日帰りで日光へ観光に出かける。
宇都宮駅の日光線のプラットフォーム。えんじ(赤紫?)色の太い柱が目立っている。宇都宮駅 駅
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宿泊したホテルの最寄り駅はJR宇都宮。今日の日光への往復で乗車するJRの宇都宮~日光の乗車券は、駅近くのチケットショップで片道につき40円安くなっているものを購入しておいた。
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ちなみにこのショップの自販機では宇都宮駅近くにある地元で有名な餃子の店で使える「餃子食べ歩き券」もお得に購入できる。
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08時40分発の日光行き電車が入線する。
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普通の車両よりも豪華な内装である。
これから観光するぞという気分が盛り上がる。 -
日光駅に到着した。駅名表示板が宇都宮駅のプラットフォームと統一したデザインになっている。
日光駅 駅
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天皇陛下(大正天皇や昭和天皇?)もかつてこの駅を利用されたようだ。
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駅舎正面の扉の材質は高級家具に使われているチークだろうか。
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駅舎の外から。風格がある。
駅舎の中にある観光案内所で情報収集。華厳の滝へ行くバスの便は多いようだ。(このときは安易に華厳の滝へ行くことも想定していた。)
とりあえずぶらぶら歩いて東照宮へ向かうことにする。 -
緩い上り坂の道をしばらく進むと山小屋風の東武日光駅の駅舎前に差しかかる。
東武日光駅 駅
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駅舎の壁には大河ドラマ「麒麟がくる」にも出演している門脇麦さんの大きなポスターが掲示されている。
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駅前の広場の一角に路面電車風の車両が展示されている。やや違和感を覚える。
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詳しい解説板があった。
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広場に接し日光街道が真っ直ぐ延びている。東照宮と反対側には道の両側に立派な杉並木がある。
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日光街道の途中にある天台宗の古刹。
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朝ドラ「エール」のヒロイン三姉妹の末娘が営む餃子屋を見つけた(←嘘)。
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風格のある店構えである。江戸時代創業の老舗だろうか。
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たぶん明智平のロープウェーで使われていたゴンドラであろう。今は電話ボックスに再利用されている。
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日本三大橋の「神橋」が見えてきた。
※他の二つは山梨県の猿橋、山口県の錦帯橋である。神橋 名所・史跡
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真横から眺める。奥に見える木々の葉が色づいている。
前の写真の柵の奥へ入るための料金は大人300円である。 -
神橋はこの写真の手前が東照宮側であるが柵が設けられていて対岸に渡ることは出来ない。
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神橋のすぐ先にある杉の大木。
「太郎杉」と呼ばれているようだ。太郎杉 自然・景勝地
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Google Mapの口コミによれば、かつて国道の拡幅計画で伐採されそうになったことがあるとのこと。
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東照宮方面へ行くには何通りかの経路があるようだ。周囲の人の流れを参考に階段を上がる。
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日光山輪王寺の境内に入る。
日光山を開いた勝道上人の銅像が出迎えてくれる。日光山輪王寺 寺・神社・教会
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この一帯が世界遺産に指定されている。
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一段高い場所に建つ三仏堂が見える。輪王寺の中心部である。
この写真の手前に拝観券の売り場がある。日光山輪王寺 寺・神社・教会
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ここまでで一番の色鮮やかな紅葉に目を奪われる。
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三仏堂。内部は撮影禁止である。寺のスタッフが案内と解説をしてくれる。
中央に鎮座する千手観音像、阿弥陀如来像、馬頭観音像を拝む。
案内と解説のスタッフが御札やらお守りやらのセールストークをやたらと繰り返す。日光山輪王寺 寺・神社・教会
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つい最近仏様たちの長期間の修復作業が終わったところだ。
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三仏堂のすぐ傍らに立つ相輪塔。
子どものときサンダーバード3号の模型を親に買ってもらった。それに形が少し似ている。日光山輪王寺 寺・神社・教会
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輪王寺を後にして東照宮へ向かう。さすがに人が多い。
日光東照宮 寺・神社・教会
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重要文化財五重塔。1818年再建。
数十年前に私が初めてここへ来たとき目にしているはずだが、記憶が全く無い。 -
有名な三猿のレリーフ。言わずと知れた「見ざる、言わざる、聞かざる」。
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有名な三猿が何の建物にあるのか即答できる人は多くはないだろう。私もそうであった。
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重要文化財「神厩」。
この建物の前をうろうろしていると小学生の修学旅行生らしき団体が入れ代わり立ち代わりやってきて見学をしていた。
さほど時間をかけていないようである。小学生の脳裏にはレリーフだけは残っても、何の建物であったか全く印象が残らないに違いないであろう。
かつての私と同じように。 -
東照宮の中心、陽明門が見えてきた。
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陽明門の階段の下に灯籠が並んている。
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鉄製の二基は伊達政宗公の寄贈によるもの。
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近づいてよく見ると「藤原朝臣政宗」の銘が読み取れる。
小学生たちの団体や一般の観光客はほとんどここを素通りしている。もったいないなぁ。 -
いよいよ陽明門を見学する。手前右手は工事中である。
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ガイドさんの説明を小学生たちが熱心に聴いている。
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専門的な知識がないので陽明門の建築や彫刻に関することは分からない。
門の中の天井に描かれた龍が印象的である。 -
近くにいた団体のガイドさんの説明によると故意に逆さに建てられた柱とのこと。
http://www.mct.gr.jp/world_h/toushogu/youmeimon_hashira.shtml によると
逆柱【さかさばしら】
陽明門の12本の柱は、「グリ紋」と呼ばれる渦巻き文様が彫られていますが、内側の右から2本目だけが他の柱と逆に下向きになっていて、「魔除けの逆柱」と呼ばれています。 -
唐門。
https://tabi-mag.jp/tg0218/ によると
陽明門をくぐると、いよいよ御本社(拝殿・石の間・本殿)ですが、その入口に建つのが国宝の唐門(からもん)。間口3m、奥行き2mと陽明門に比べると小さく感じられますが、東照宮でもっとも重要な御本社の正門です。御本社と同じ寛永13年(1636年)の築で、屋根の吹き替え以外は往時のまま。 -
あまりにも有名な眠り猫。
この案内板の設置の仕方はいかがなものか。 -
唐門の奥の本社には入らず順路は右へ。
眠り猫は坂下門の梁にある。 -
坂下門をくぐり抜けて長い石段を上がって行く。
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奥社宝塔。徳川家康公の墓所とされている。
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日光東照宮全体が家康公の霊廟(霊を祀る社)である。
しかしこの宝塔に遺体が安置されているわけではないようだ。
最初に遺体が埋葬された静岡県の久能山にそのまま埋葬されているようだ。下記URLを参照。
https://shizuoka-hamamatsu-izu.com/shizuoka/shizuoka-city/tosho-daigongen/
ちゃんと調べていないけど豊臣秀吉の遺体は、徳川政権によって墓が暴かれて遺体が毀損されたようなことを聞いた覚えがある。
同じような例はヨーロッパ諸国でもざらにあるし。 -
最後に鳴龍を見学した。建物内は残念ながら撮影禁止である。
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東照宮を後にしてニ荒山神社へ向かう。楼門が立派だ。
日光二荒山神社 寺・神社・教会
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本殿。
奥の有料ゾーンには入らなかった。 -
境内に立つ杉の大木。
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最後に大猷院(この旅行記の表紙と同じ写真)を訪れた。徳川家光公の霊廟である。
最初に訪れた日光山輪王寺の一部となっており、拝観には輪王寺で購入した共通券が充てられる。日光山輪王寺 寺・神社・教会
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境内の紅葉が美しい。
一番奥にある家光公の墓所は非公開だった。
東照宮と比べて見学者が少なく、落ち着いて紅葉を鑑賞できた。 -
帰路は大猷院の入口付近に停まっていた路線バスに乗った。
神橋のたもとで天海僧正像をバスの中から撮影した。
本当は最初に着いたときに寄るつもりであったが、うっかり通り過ぎてしまった。
この高僧は大河ドラマにもたびたび登場する。徳川家康の側近として江戸幕府初期の朝廷政策・宗教政策に深く関与した人物である。
日光東照宮とも縁が深い。天海大僧正の像 名所・史跡
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時間に少し余裕があったので東武日光駅前でバスを降りた。一軒の店の前に人が集まっていた。
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皆「あげゆばまんじゅう」を買って食べているようだ。
私も一つ買い求める。熱々で美味しい。衣に塩がかかっていて良いアクセントになっている。 -
宇都宮駅に戻った。この日も市内で宿泊した。
夕食に入ったJR宇都宮駅前の餃子の店はイマイチであった。
詳しく知りたい方は口コミを参照していただければ幸いである。
この日の日帰りでの日光観光の印象は悪くなかった。日光の社寺の良さは小学生には理解が難しいかもしれない。
【了】
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